近年、SNSや韓国コスメなどで話題になり人気の美容液ですが、正しい使い方ができているのか気になりますよね。
この記事では、美容液を使うタイミングや、朝と夜のスキンケアの手順、どのくらいの量をどのように付けるかなど、美容液の使い方を詳しく解説しています。
さらに、男(メンズ)美容液の使い方や、美容液と導入美容液、美容オイルの違いなど気になる疑問にもお答えしていきます!
Contents
美容液の使い方&違い・種類
美容液の使い方は?
美容液は、部分ごとに気になるお肌の悩みや肌トラブルを予防するために、化粧水や乳液など普段のスキンケアのプラスアイテムとして使用します。
また美容液は、美白やシワ、たるみの予防、ニキビや毛穴などそれぞれの肌悩みから、より集中的に保護したい箇所に使用します。
美容液の違い
美容液は、目的や効果によってそれぞれ配合されている成分が違います。そのため、自分の肌悩みの目的に合った美容液を選ぶ必要があります。
目的 | 成分 |
美白美容液 |
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ニキビ美容液 |
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毛穴美容液 |
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保湿美容液 |
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エイジングケア美容液 |
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美白美容液はメラニンの生成を抑え、紫外線などからシミやそばかすを防ぎ、すこやかな美白肌に保ちます。
ニキビ、毛穴美容液は角栓や皮脂汚れによるニキビや毛穴の詰まりを予防してくれる成分が含まれています。
また、保湿美容液は肌に潤いが増し、ハリや弾力を与えて乾燥などによる肌荒れを防ぎます。
美容液の種類
- エッセンス
- セラム
- アンプル
- ブースター
エッセンスやセラム美容液は、美容液の量が多く化粧水の後や乳液の後に栄養素を補うために使う美容液になります。
他にも、アンプル美容液は他の美容液と比べて美容成分の濃度が高く、ブースター美容液は潤いを肌に浸透させやすくしてくれます。
美容液を使うタイミングは?スキンケアの手順
美容液を使うタイミングは?
主な美容液 | 使うタイミング |
エッセンス | 化粧水の後 |
セラム | 化粧水の後/乳液後 |
アンプル | 化粧水の後 |
ブースター | 洗顔後/乳液前など |
美容液を使うタイミングは、美容液の種類や効果によって異なるので一概には言えません。
例えばエッセンス美容液は化粧水の後にプラスアイテムとして、セラム美容液は化粧水の後に適量を塗りその後に乳液やクリームをして栄養を閉じ込めます。
アンプル美容液のテクスチャーはとろみが強いものが多く、化粧水の後に付けると潤いや水分がキープされ、すこやかで整った肌を目指せます。
スキンケアの手順は?
夜のスキンケア
夜のスキンケアは1日頑張ったお肌に栄養を補給し、充分に休ませてあげるための大切な時間です。美容液だけでなくスキンケア全体の手順を確認しておきましょう。
- クレンジング、洗顔
- ブースター(導入美容液)、化粧水
- 美容液・パック
- 乳液、クリーム
1.クレンジング、洗顔
夜に行うべき基本的な最初のスキンケアは、クレンジングと洗顔です。疲れている日でもクレンジングと洗顔はしておくといいでしょう。
クレジングバームなどの洗顔不要のタイプの場合はW洗顔の必要はありませんが、メイクをしていない日などは洗顔料で汚れをしっかり落とすようにしましょう。
2.ブースター(導入美容液)、化粧水
洗顔後は化粧水が基本ですが、導入美容液を使う場合はこの洗顔後のタイミングで使うとより肌をすこやかに保てます。
化粧水はなるべく顔の水分が蒸発しないうちに手やコットンに広げ、優しく包み込むように1分ほど時間をかけてゆっくりなと馴染ませます。
3.美容液、パック
化粧水を充分に塗った後は、可能であれば2〜3分ほどの時間を置いてから美容液を使います。
美容液を使うタイミングは化粧水の後が一般的です。
また成分によっては”毎日パックをするとニキビができやすくなる”などの肌トラブルが発生する人もいるので、美容液とパックは様子を見ながら使用するようにしましょう。
4.乳液、クリーム
美容液のあとは肌の水分が蒸発しない程度で2〜3分ほど時間を置いてから、乳液を塗ります。
冬場などで乾燥が気になる人や肌に潤いが足りない場合は、乳液の後に保湿クリームを塗ることもおすすめです。
朝のスキンケア
朝のスキンケアは肌の皮脂汚れを落とし、化粧品や紫外線など肌への刺激対策のためのメイク前にする大切な工程です。
- 洗顔、化粧水
- 美容液
- 乳液、日焼け止め
1.洗顔、化粧水
まず朝起きたら顔を洗う人がほとんどだと思いますが、皮脂汚れを落とすためには洗顔料を使いましょう。
メイクをする前は保湿がより重要になるため、洗顔後は化粧水をたっぷりと使ってお肌を柔らかくします。
2.美容液
朝に使う美容液はテクスチャーがサラッとしたエッセンスタイプなどが、メイクが馴染みやすくおすすめです。
また、朝の美容液はシミ予防やUVカットに特化したものを使うと日中の紫外線などダメージからお肌を守ることができます。
3. 乳液、日焼け止め
美容液の後は夜と同じく乳液を使いますが、その後に紫外線対策のために日焼け止めを塗ることがポイントです。
日中パウダーなどが浮いてしまう人は、乳液や日焼け止めの後に薬用クリームやローションで保湿をするとお肌が整います。
美容液の付け方・適量と注意点は?
美容液はまず、化粧水を1分ほどかけてしっかり馴染ませた後、手のひらに適量(2〜3cmほど)をとります。それを手の体温で温めてからお顔全体に広げると肌に馴染みやすいと言われています。
その後は気になる部分(乾燥・肌の悩み)を重点的に塗ります。
肌の調子が悪い時や肌荒れがひどい時は、様子を見ながら自分の肌に合うものを使用するようにしましょう。
美容液と導入美容液・美容オイルの違い
導入美容液とは?
導入美容液はブースター美容液とも呼ばれ、化粧水の前などに導入することで余分な角質を取り除いたり、毛穴の開きを防いでくれます。
ターンオーバーの乱れや肌のゴワつきが気になる際に導入美容液を使うことで、キメが整ったつるんとしたお肌に生まれ変わるでしょう。
美容オイルとは?
美容オイルとはホホバオイルやアルガンオイルなどの植物由来のオイルのことで、角質肌を柔らかくして水分を浸透させやすくします。
また、スキンケアの仕上げやマッサージオイルとしてなど、お肌の水分を閉じ込めてくれる保湿アイテムとしても人気です。
男(メンズ)美容液の使い方
男でも美容液は必要?
最近では男性でもメイクをしたりスキンケアに力を入れている人が多いですが、男性のスキンケアの中で美容液は必要なのか気になりますよね。
要するに男性は女性よりも肌が乾燥しやすく、さらにシェービングや紫外線など肌への強い刺激でお肌のトラブルに繋がりやすいです。
そのため男性は美容液を使用することで、肌を充分に潤い皮脂や角質のケアをすることが大切だということがわかります。
男(メンズ)美容液の使い方
- 化粧水の後に適量を付ける
- 自分の肌に合ったものを使う
- 毎日継続して使えるものを選ぶ
1.化粧水の後に適量つける
男性のスキンケアの順番も女性とさほど変わりなく、【洗顔→シェービング→化粧水→美容液→乳液→保湿クリーム】が理想的です。
また、スキンケアの際に肌をゴシゴシと強く擦ったり叩いて馴染ませてしまうと、肌が赤くなったり良くない刺激を与えてしまうので注意しましょう。
2.自分の肌に合ったものを使う
美容液にはそれぞれ肌悩みによって使うべき種類があり、保湿・シミ・美白・ニキビ・アンチエイジングなど目的ごとに別の成分が配合されています。
また、美容液によってテクスチャーが異なるので、自分の好みのタイプや肌に合った使いやすいものを選ぶことをおすすめします。
3.毎日継続して使えるものを選ぶ
男(メンズ)美容液は、女性と同じように毎日継続して使うことが好ましいです。そのため価格や匂いなど自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
美容液を試しに使ってみたい場合は、お試しサイズやプチプラのもので1,000円〜3,000円ほどのお得な美容液もあるので、ニーズに合った選び方をしてくださいね。
美容液の使い方でよくある質問
まとめ
美容液は一般的に、化粧水の後に適量をつけることで、化粧水や乳液など保湿成分を浸透させたり、乾燥や角質などのダメージを予防・保護してくれるアイテムです。
また、プラスで使うことでより美容効果が発揮されるブースター(導入美容液)や美容オイルと美容液の何が違うか、男(メンズ)美容液についての疑問にもお答えしました。
ぜひこの記事を参考に、自分に合った美容液の使い方でお肌の調子をコントロールして、綺麗で健康的な肌を目指しましょう。