iPhone8Plus価格比較(2020年4月版)。現在のキャリア版の端末価格は?
2017年9月22日に発売したiPhone8Plus。2019年9月20日に発売のiPhone11、iPhone11Pro、iPhone ProMaxは高額な商品だったりもするため、少し前に発売したiPhoneとしてiPhone8Plusも選択肢の一つに入っている人もいるのではないでしょうか?
2020年4月のトピックとしては、AppleのiPhone8PlusについてはiPhone SE(第2世代)の登場に伴い、Appleでの販売が終了してしまいました。
今回は、2020年4月現在のiPhone8Plusの3大キャリアの中で現在も取り扱いをしているソフトバンクの現状価格調査を行ってみました。購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。(参考とした中古販売店)
AppleのSIMフリー版、ドコモ、auでは現在販売が終了しています。ソフトバンクについても公式オンラインショップでは取り扱っていない状況になっており、中古端末以外はほぼ在庫が無い感じになっています。
新品のiPhone8Plus購入を考えていた人は、代わりになる最有力候補はiPhone11です。
機種の主な特徴
色々なサイトでiPhone8Plusが紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。
容量は3タイプ。カラーは3種類
iPhone8Plusは64GB・128GB・256GBの3タイプがあり、端末のカラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3種類用意されています。
AppleのSIMフリー版については128GBモデルのみ販売していましたが、iPhone SE(第2世代)の登場に伴い、販売が終了してしまいました。
ディスプレイのサイズは5.5インチで最新のiPhone11の6.1インチと比べるとベゼル(縁)があったりする影響で、液晶画面のサイズは0.6インチほど小さいサイズです(端末自体の大きさは逆にiPhone8Plusの方が高さ・幅で約2mm~8mm程度大きく、iPhone11ProMaxとほぼ同じサイズになっています)。チップが二つ前のバージョンのA11チップだったり最新のiPhone11と比べれば劣る点もあるものの、まだまだ高性能の現役の機種ではあります。
少なくとも世間で販売されている格安スマホやミドルクラスのスマホ機種と比較すれば、最新の機種でも性能は遥かにiPhone8Plusの方が良いです。
その他の特徴
iPhone8Plusは、最新のiPhone11と比べると以下の点が違っています。
iPhone11との違い(主なもの)
- ディスプレイサイズ:5.5インチ
(iPhone11のディスプレイサイズは6.1インチで0.6インチの差があります。ただし、端末自体の大きさはiPhone8Plusの方が大きい) - チップ:A11 Bionicチップで二世代前のチップを搭載しています
(iPhone11はA13 Bionicチップ) - 認証方法:Touch IDでの認証
(iPhone11はFace IDによる認証) - 耐水性:最大水深1メートルで最大30分間耐えられるIP67等級
(iPhone11はさらに1メートル深いIP68等級) - バッテリーの持ち:最大ビデオ再生時間が最大14時間(iPhone11より3時間短い)、オーディオ再生は最大60時間(iPhone11より5時間短い)
価格比較
iPhone8Plusの価格は以下の通りになっています。ソフトバンクの販売価格は割引を適用していない定価の価格です。参考値で中古販売の価格も載せています(発売してから2年以上経過しているので、中古端末の状態があまり良くない(傷や経年劣化などがある)といった査定で価格が安いものが出てきます)。
※価格調査日:2020年4月28日
64GBモデル価格
iPhone8Plusの64GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。
メーカー・キャリア | 販売価格(税込) |
---|---|
Apple(SIMフリー) | 販売終了 |
ソフトバンク | 86,880円 ※ソフトバンクオンラインショップでは取扱い無し |
ドコモ | 販売終了 |
au | 販売終了 |
【参考】中古端末 | 51,800円~ ※別途送料が550円~が必要 |
128GBモデル価格
iPhone8Plusの128GBモデルはキャリア版はなく、Appleでのみ取り扱いがありましたが、販売が終了したため新品で購入はできなくなっています。
メーカー・キャリア | 販売価格(税込) |
---|---|
Apple(SIMフリー) | 販売終了 |
ソフトバンク | 取扱なし |
au | 取扱なし |
ドコモ | 取扱なし |
【参考】中古端末 | 在庫なし |
256GBモデル価格
iPhone8Plusの256GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。
メーカー・キャリア | 販売価格(税込) |
---|---|
Apple(SIMフリー) | 販売終了 |
ソフトバンク | 105,600円 ※ソフトバンクオンラインショップでは取扱い無し |
ドコモ | 販売終了 |
au | 販売終了 |
【参考】中古端末 | 在庫なし |
価格考察
iPhone8Plusの価格は現在、AppleのSIMフリー版、ドコモ、auでは販売が終了し、ソフトバンクはiPhone11の価格とそれほど変わっていません。
ソフトバンクについてもオンラインショップでの取扱いは無い状況で、キャリアでiPhone8Plusの販売は実質終了しています。
中古端末やAppleのSIMフリー版を購入しないで、新品のキャリア版購入を考えていた人は、価格差がほぼ同じでより高性能なiPhone11の購入を検討しましょう。
中古端末は、定価と比べるとかなり安価で販売されていますが、発売してからそれなりの期間を経過したことで経年劣化を起こしたり、目立つ傷があったりなど、価格を落としている端末だったりもするため、バッテリーの寿命などの観点も入れて考えて購入するようにしましょう。
新品を購入する場合は、正直iPhone11を薦めますが、「iPhone8Plusの新品が欲しい!」という方のため、一応価格表の残っているソフトバンクでiPhone8Plusを購入する場合の機種代を安くする方法をご紹介します。
ソフトバンクで機種代を安くする方法
ソフトバンクは、かつて月月割や半額サポートの割引サービスが有名でしたが、現在はこの割引サービスが利用できません。2020年4月現在はトクするサポートを利用します。
ソフトバンクの端末購入サポートにはもう一つ「トクするサポート+(プラス)」もありますが対象機種は2020年3月27日以降に発売した機種で、iPhone8Plusの場合は2020年3月26日以前に発売の機種が対象の「トクするサポート」を利用する形になります。
機種の発売日によって利用できる端末購入サポートが変わります。
トクするサポートの利用
2019年9月13日から始まった割引で、こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日、ソフトバンクで次の機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25ヶ月目以降にソフトバンクで機種を購入し、旧機種をソフトバンクに返却すれば、以降の旧機種の残割賦代金の支払いがなくなります。
つまり25ヶ月目に購入したiPhone8Plusを返却し、次の機種をソフトバンクで購入した場合、iPhone8Plusの端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。
ただし、25ヶ月目以降になっても返却&次の機種を購入せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。
そして、トクするサポートは月額390円(不課税)×24回分(つまり、合計9,360円分)のプログラム費用が必要になります。
※プログラム特典を利用しないで48回の支払いを完済した場合には、支払ったプログラム料をPayPayボーナス(個人契約の場合)、Tポイント(法人契約の場合)で還元されます。
また、トクするサポートの特典を利用するにあたり、購入したiPhone8Plusは返却により回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。
トクするサポートはソフトバンクでの機種購入が条件になっていて、ソフトバンク回線利用については関知しません。
※ソフトバンクの回線契約は必要ないものの、ソフトバンクで購入する端末にはソフトバンクのSIMロックがかかっているため、ドコモやau系の回線を利用している人やワイモバイルを利用している人の場合には、SIMロックをソフトバンクショップでSIMロックを解除してから利用する形になります。(SIMロックの解除には、クレジットカード払いで機種を購入していることとSIMロック解除の手数料3,000円が必要になります)
●13カ月目~25ヶ月目に新機種をソフトバンクで購入した場合のiPhone8Plusの実質的な機種代金
実質的な機種代(税込)+プログラム料(不課税) | |
---|---|
64GB | 43,440円+9,360円 =52,800円 |
256GB | 52,800円+9,360円 = 62,160円 |
この割引を適用し、25ヶ月目の段階で特典利用すると、実質的な機種代金を抑えることは可能です。ただし、iPhone11の場合も同じくらいの価格感になってしまいますが・・・
トクするサポートの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。
- 対象機種(iPhone8Plusも対象)を割賦契約48回で購入と同時にトクするサポートに申し込み(途中からの加入はできません)
- 25ヶ月目以降に次の機種をソフトバンクで購入
※12ヶ月以上利用した人でも24回分の端末代金、プログラム料を支払うことで特典利用が可能 - 次回の機種購入時、旧機種の回収
(故障していたりすると20,000円(不課税)別途追加費用が必要になります。あんしん保証パックなどに加入している場合は2,000円(不課税)に減額) - 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われて、IMEIが確認できること
まとめ
iPhone8Plusのソフトバンクの現状の端末価格を調査してみました。定価自体はそれなりに高いものの携帯会社の割引を上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。
新品なら価格差と性能差を考慮すると最新機のiPhone11を正直お勧めするので、iPhone8Plusを検討している人は一度iPhone11の方も検討してみてください。
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- INEST株式会社とLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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