iPhone11Pro価格比較(2020年5月版)。SIMフリー版、キャリア版の現状の端末価格は?

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iPhone11Pro
新しい記事を公開しました

この記事より新しいiPhone11Proの価格比較記事を公開しました。

iPhone11Pro価格比較

iPhone11Proは2019年9月20日に、iPhone11、iPhone11ProMaxとともに発売した機種です。iPhone11Proは前年発売のiPhoneXSの後継機としての立ち位置で新型iPhoneで3機種の中では価格は中間ですが、サイズが一番小さいサイズになっています。

2019年10月施行の法改正の影響で、各キャリア(携帯会社)の料金プランやキャンペーンが色々変わっていますが、端末代金は昔よりは高額になっていく傾向にあります。そうなるとSIMフリーとMVNOとの組み合わせも検討してみたくなってくるのではないでしょうか?

今回は、iPhone11Proの端末価格のみに焦点を当てた形でSIMフリー版と3大キャリアとの2020年5月時点の価格比較行ってみました。購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。(参考とした中古販売店)

機種の主な特徴

iPhone11Pro
出典:Apple

色々なサイトでiPhone11Proが紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。

容量は3タイプ。カラーは4種類

iPhone11Pro64GB・256GB・512GB3タイプがあり、端末のカラーはスペースグレイ・シルバー・ミッドナイトグリーン・ゴールド4種類用意されています。

先生

iPhoneXSではカラーは3種類でしたが、iPhone11Proでは新たにミッドナイトグリーンが加わっています。

ディスプレイのサイズ5.8インチでiPhoneXSの後継機の立ち位置にある影響かiPhone11ProとiPhoneXSは同じディスプレイサイズですが、ディスプレイはSuper Retina XDRでiPhoneXSのSuper Retina HDディスプレイよりも画質が良くなっています。このほかにもiPhone11ProとiPhoneXSでは、いくつかの点で違いがあります。

その他の特徴

iPhone11Proは、昨年モデルのiPhoneXSと比べると以下の点が違っています。

iPhoneXSとの違い(主なもの)
  • チップA13 Bionicチップで一世代後の最新型のチップを搭載しています
    (iPhoneXSはA12 Bionicチップ)
    ※A13 Bionicチップは当時のAndroidの高性能機に搭載の最新型チップのSnapdragon855よりもデータ処理速度が速いとされているチップです。
  • 耐水性:最大水深4メートルで最大30分間耐えられるIP68等級
    (iPhoneXSは同じIP68等級だが2メートル浅い状態で耐えられる)
  • カメラトリプルカメラ搭載
    (iPhoneXSはデュアルカメラ。 ※トリプルカメラ搭載はiPhone11ProとiPhone11ProMaxで、iPhone11についてはデュアルカメラ)
  • バッテリーの持ち:最大ビデオ再生時間が最大18時間(iPhoneXSより4時間長い)、オーディオ再生は最大65時間(iPhoneXSより5時間長い)
  • ディスプレイ:Super Retina XDRディスプレイでiPhoneXS(Super Retina HD)より高画質
先生

大きな違いとしては、チップの性能、ディスプレイ画質とカメラがデュアルかトリプルかといった違いがiPhone11ProとiPhoneXSではありますがそれ以外については、あまり大きな違いはありません。

価格比較

端末価格(64GB/256GB/512GB)

iPhone11Proの端末価格は以下の通りになっています。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの販売価格は割引を適用していない定価の価格です。参考値で中古販売の価格も載せています。

※価格調査日:2020年5月11日

64GBモデル価格

iPhone11Proの64GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。

メーカー・キャリア販売価格(税込)Appleとの価格差
Apple(SIMフリー)117,480円
ドコモ126,720円+9,240円
ソフトバンク127,200円+9,720円
au127,440円+9,960円
【参考】
中古(SIMフリー)
92,800円~
※別途送料が約640円~が必要
 

256GBモデル価格

iPhone11Proの256GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。

メーカー・キャリア販売価格(税込)Appleとの価格差
Apple(SIMフリー)135,080円
ドコモ142,560円+7,480円
au144,720円+9,640円
ソフトバンク145,920円+10,840円
【参考】
中古(SIMフリー)
127,800円~
※別途送料が約640円~が必要
 

512GBモデル価格

iPhone11Proの512GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。

メーカー・キャリア販売価格(税込)Appleとの価格差
Apple(SIMフリー)159,280円
ドコモ166,320円+7,040円
au170,640円+11,360円
ソフトバンク172,320円+13,040円
【参考】
中古(SIMフリー)
142,800円~
※別途送料が約640円~が必要
 

価格考察

iPhone11Proの価格は3大キャリアの割引価格やキャンペーンを活用しない形だとAppleのSIMフリー版のiPhone11Proが最も安く、3大キャリアではドコモ、au、ソフトバンクの順に安くなっています(64GBモデルのみauとソフトバンクの順が逆ですが・・・)。一括支払以外の割賦での支払い方法について、Appleでの購入の場合も24回分割払いで金利0%といった形で携帯キャリアみたいな分割での購入もできます。

年々iPhoneは新機種になればなるほど価格が上がっていくのが通常でしたが、今回のiPhone11Proは発売発表と同時に値引きしたiPhoneXSの値引き前の価格に近い状態をキープ(ほかのiPhone11やiPhone11ProMaxも似た傾向)した感じになっています。

先生

ただ、日本国内に関して、2019年10月の法改正で端末代金の割引額に上限が設けられたりするので、2019年10月以降は、定価があまり変わらなくても、以前よりは端末代金の実質負担額は高くなる傾向にはなりそうです。

3大キャリアと比べ遅くなりがちな通信回線の速度を気にしない方携帯ショップでのサポートやフォローは特に必要としない方であれば、端末購入はAppleで通信回線は格安SIMとの複合技での購入・契約でも十分候補にできると思います。

中古端末について

中古端末は、まだ発売からそれほど期間も経ってないこともあり、販売価格も定価から若干安くなっている水準といった状況です。

定価では、AppleのSIMフリー価格には勝てませんが、各携帯会社の端末購入サポートを利用することで端末代金を抑えることは可能です。ここからは各携帯会社で機種代を安くする方法をご紹介します。

ドコモで機種代を安くする方法

自分はドコモがいい

ドコモには、かつては月々サポートdocomo with端末購入サポートといった端末代金の負担を軽減する割引サービスがありました。ただ、2019年6月から始まった分離プラン「ギガホ」「ギガライト」のプラン登場に伴い、これらの割引サービスは使えなくなりました。

現在は、「スマホおかえしプログラム」という割引サービスを利用します。

スマホおかえしプログラムの利用

36回割賦で機種を購入し、後日、ドコモに機種を返却することで返却翌月以降の端末支払い残金が免除(最大12ヶ月分)されます。

つまりドコモでiPhone11Proを購入してから25ヶ月目に端末を返却した場合、36回中24回分の支払いのみで済む形になります。
※ドコモを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。

後から登場するソフトバンクの割引サービスと比べると免除金額が最大で3分の1と少ない点で劣っているものの、端末の返却が条件で次の機種を購入する必要が無い点については優れている特徴があります。
(ソフトバンクは最大で半額免除(プログラム料が別途9,360円分かかっているので実質的には最大半額にならない)。適用には次の機種をキャリアから購入することが必要)

ただし、ドコモで購入したiPhone11Proを25ヶ月目以降に返却(機種変更)せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていき、3年継続してしまうと定価で端末代を購入するのと変わらない状態になってしまいます。

また、スマホおかえしプログラムを使い残割賦の支払い免除を受けるためには購入したiPhone11Proをドコモに返却することになり、端末は回収されてしまうため、ドコモで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金
※2020年5月11日時点。スマホおかえしプログラムの特典を受けた場合

 実質的な機種代(税込)
64GB84,480円
256GB95,040円
512GB110,880円

スマホおかえしプログラムの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象のスマホ36回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定(iPhone11Proは対象)されていて、一括払いは割引対象に含まれなくなる点は注意が必要
  • スマホをドコモに返却する
    ※次の機種に機種変更する条件は付いていない
  • 返却時のドコモの査定で故障端末と判定された場合には最大で20,000円(税抜)追加費用が必要
    ※ケータイ補償サービスまたは補償サービス for iPhone & iPadに加入していれば2,000円(税抜)に追加費用が下がります
スマホおかえしプログラムに関する記事を見たい方はこちら

3G回線から4G回線に変更する場合のみ利用可能な「はじめてスマホ購入サポート」

他社の3G回線やドコモの3G回線(FOMA)からドコモの4G回線(Xi)に変更する場合は、「はじめてスマホ購入サポート」による端末代割引を受けることが可能です。

古いガラケーを利用していた人がドコモの最新スマホに乗り換えるといったケース(数年以内に各社の3G回線サービスが終了するので、今後はこのケースが発生しそう)であれば、このパターンに当てはまります。

この「はじめてスマホ購入サポート」による割引も対象機種が一部の機種で、割引額も対象機種により異なりますが、2020年5月時点、iPhone11Proの場合は以下の割引またはポイント還元を受けることができます。

iPhone11Proのはじめてスマホ購入サポートの特典内容
※2020年4月22日時点(オンラインショップは4月18日時点)

ドコモオンラインショップの場合20,000ポイントを還元
店頭で購入の場合本体価格から22,000円割引
ドコモオンラインショップで購入した場合のポイント還元になるものについて

個人契約の場合はdポイント(期間・用途指定)、法人契約の場合にはドコモポイントで割引金額相当を還元する形で、直接端末代金からの割引は行いません。
※ポイント還元時にdポイントクラブもしくはドコモビジネスクラブ会員である必要があります。

「はじめてスマホ購入サポート」と「スマホおかえしプログラム」を合わせて利用すると以下のような感じになります。

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金
※税込。2020年4月22日時点(オンラインショップは2020年4月18日時点)
※はじめてスマホ購入サポートを利用し、スマホおかえしプログラムの特典を受けた場合

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
64GBモデル
(定価:126,720円)
64,480 相当
※126,720円を36分割し、24回分支払う形だが20,000円分のポイント還元を受ける
69,813
※本体代金から22,000円を引いた104,720円を36分割し、24回分支払う形
256GBモデル
(定価:142,560円)
75,040円 相当
※142,560円を36分割し、24回分支払う形だが20,000円分のポイント還元を受ける
80,373円
※本体代金から22,000円を引いた120,560円を36分割し、24回分支払う形
512GBモデル
(定価:166,320円)
90,880円 相当
※166,880円を36分割し、24回分支払う形だが20,000円分のポイント還元を受ける
96,213円
※本体代金から22,000円を引いた144,320円を36分割し、24回分支払う形
先生

端末代金の直接値引きとポイント還元とでは実質的な端末代金は微妙に違います。

↓はじめてスマホ購入サポートについて詳しい内容は
ドコモ公式:はじめてスマホ購入サポート
ドコモオンラインショップ内:はじめてスマホ購入サポート

他社からのMNP・新規契約・機種変更でも「端末購入割引」が利用可能

3G回線を利用していない人でもiPhone11Proについては、他社からのMNPでの乗り換え・新規契約・機種変更の場合でも、「端末購入割引」が利用できます。

この「端末購入割引」による割引も対象機種が一部の機種で、割引額も対象機種により異なりますが、2020年4月22日時点では、iPhone11Proの場合は契約形態により割引価格が異なり、以下の割引やポイント還元を受けることができます。

iPhone11Proの端末購入割引の特典内容
※2020年4月22日時点(オンラインショップは4月18日時点)

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
他社からのMNPの場合20,000ポイントを還元本体価格から22,000円値引き
新規契約の場合15,000ポイントを還元本体価格から16,500円値引き
機種変更の場合本体価格から11,000円の値引き 
ドコモオンラインショップで購入した場合でポイント還元になるものについて

個人契約の場合はdポイント(期間・用途指定)、法人契約の場合にはドコモポイントで割引金額相当を還元する形で、直接端末代金からの割引は行いません。
※ポイント還元時にdポイントクラブもしくはドコモビジネスクラブ会員である必要があります。

「端末購入割引」と「スマホおかえしプログラム」を合わせて利用すると以下のような感じになります。

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金(他社からのMNPの場合)
※税込。2020年4月22日時点(オンラインショップは2020年4月18日時点)
※端末購入割引を利用し、スマホおかえしプログラムの特典を受けた場合

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
64GBモデル
(定価:126,720円)
64,480 相当
※126,720円を36分割し、24回分支払う形だが20,000円分のポイント還元を受ける
69,813
※本体代金から22,000円を引いた104,720円を36分割し、24回分支払う形
256GBモデル
(定価:142,560円)
75,040円 相当
※142,560円を36分割し、24回分支払う形だが20,000円分のポイント還元を受ける
80,373円
※本体代金から22,000円を引いた120,560円を36分割し、24回分支払う形
512GBモデル
(定価:166,320円)
90,880円 相当
※166,320円を36分割し、24回分支払う形だが20,000円分のポイント還元を受ける
93,213円
※本体代金から22,000円を引いた144,320円を36分割し、24回分支払う形

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金(新規契約の場合)
※税込。2020年4月22日時点(オンラインショップは2020年4月18日時点)
※端末購入割引を利用し、スマホおかえしプログラムの特典を受けた場合

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
64GBモデル
(定価:126,720円)
69,480 相当
※126,720円を36分割し、24回分支払う形だが15,000円分のポイント還元を受ける
73,480
※本体代金から16,500円を引いた110,220円を36分割し、24回分支払う形
256GBモデル
(定価:142,560円)
80,040円 相当
※142,560円を36分割し、24回分支払う形だが15,000円分のポイント還元を受ける
84,040円
※本体代金から16,500円を引いた126,060円を36分割し、24回分支払う形
512GBモデル
(定価:166,320円)
95,880円 相当
※166,320円を36分割し、24回分支払う形だが15,000円分のポイント還元を受ける
99,880円
※本体代金から16,500円を引いた149,820円を36分割し、24回分支払う形

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金(機種変更の場合)
※税込。2020年4月22日時点(オンラインショップは2020年4月18日時点)
※端末購入割引を利用し、スマホおかえしプログラムの特典を受けた場合

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
64GBモデル
(定価:126,720円)
77,147
※本体代金から11,000円を引いた115,720円を36分割し、24回分支払う形
256GBモデル
(定価:142,560円)
87,707円
※本体代金から11,000円を引いた131,560円を36分割し、24回分支払う形
512GBモデル
(定価:166,320円)
103,547円
※本体代金から11,000円を引いた155,320円を36分割し、24回分支払う形
先生

端末代金の直接値引きとポイント還元とでは実質的な端末代金は微妙に違います。

端末購入割引を適用すると携帯ショップ独自のキャッシュバックはもらえない

「はじめてスマホ購入サポート」とは異なり、「端末購入割引」を適用した場合、携帯ショップ独自のキャッシュバックは多分もらえないと思います。これは2019年10月の法改正でキャッシュバックや端末代金割引が上限2万円ルールが設けられた影響で、端末購入割引で上限まで値引きが入ってしまうことになるため、ショップ側では別に特典が付けられない形になります。
※「はじめてスマホ購入サポート」は3G回線から4G・5Gへ乗り換える場合はこのルールの適用外です。

↓端末購入割引について詳しい内容は
ドコモ公式:端末購入割引
ドコモオンラインショップ内:端末購入割引

ドコモのiPhone11Proが欲しくなった人は
※ドコモの契約は事務手数料がかからないオンラインショップがオススメです

ドコモオンラインショップ

auで機種代を安くする方法

自分はauがいい

auは2020年2月21日から新しいプログラム「かえトクプログラム」が登場しました。元々あった「アップグレードプログラムNX」は2020年2月20日をもって新規受付を終了しています。

かえトクプログラムの利用

auのかえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムで、24回の分割払いで機種を購入する形になりますが、月々の支払う端末代金はドコモやソフトバンクとは異なっています。

かえトクプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から25ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では3つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。(自動車を購入する際の残クレに近い内容です。)

auのかえトクプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…

  • 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
    ※残価率は機種により異なり、一律ではありません。
  • 支払い回数は24回の分割払い
  • 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
    端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回
  • 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は3つの選択肢から選べる
    ※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する
    • 新しいauの端末に買い替え(使っていたスマホはauに返却)
      →残価分の代金支払いが免除
    • そのままスマホを使い続ける
      →残価を一括払いまたは24回払いに再分割し支払う
      ※再分割の場合でも支払い期間中に新しいauの端末に買い替え&使っていたスマホを返却すると残金の支払いを免除することも可能
    • 使っていたスマホをauに返却するのみで買い替えをしない
      →下取り時点の端末の下取り価格での買い取りに(残価での買取ではない点に注意)

25ヶ月目にとる3つの選択肢の内容で特典内容が変わりますが、一番端末代金を抑えやすいものとしては、auでiPhone11Proを購入してから25ヶ月目に購入したiPhone11Proを返却し、次のauの機種に買い替えた場合で、残価分の支払いが免除されます。
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。

auのiPhone11Proでかえトクプログラムを利用した場合の残価率はかなり高く40%を超え、最初の23回の分割払いの代金もかなり抑えることができます。
※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauにiPhone11Proを返却し、次のauの新しい端末を購入する必要があります。

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金(税込)
※2020年4月20日時点。かえトクプログラムの特典(auに端末返却&次のau端末購入の場合)を受けた場合

 特典適用による
最小の実質負担額
分割支払金
2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
(最終回支払い)
※特典適用で免除可能
64GBモデル
残価率:42.79%
定価:127,440円
72,910円3,170円/月54,530円
256GBモデル
残価率:43.18%
定価:144,720円
82,225円3,575円/月62,495円
512GBモデル
残価率:44.06%
定価:170,640円
95,450円4,150円/月75,190円
auに返却の際、故障端末の場合は別途費用が必要になります

返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります

また、上記の形になる「かえトクプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入したiPhone11Proをauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。

かえトクプログラムの加入条件は非常にシンプルです。

  • 対象のスマホ24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
先生

au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。

↓端末返却&次の機種購入以外のケースも含めたかえトクプログラムに関する記事を見たい方はこちら

auの3G回線利用者の機種変更については「3Gとりかえ割(スマホ)」による割引あり

現在auの3G回線を利用している人がiPhone11Proに機種変更した場合には「3Gとりかえ割(スマホ)」による端末代割引を受けることが可能です。

※auの3G回線系(auケータイ(3G)/auスマホ(3G)/auスマホ(VoLTE非対応機種))からプラン変更&機種変更で購入した場合

この割引の対象機種は一部の機種に限られ、割引額も対象機種により異なりますが、2020年2月時点、iPhone11Proの場合は22,000円の端末代割引を受けることができます。

iPhone11Proの実質的な機種代金
※2020年4月20日時点。3Gとりかえ割(スマホ)の特典のみ受けた場合

 実質的な機種代(税込)
64GBモデル105,440円
256GBモデル122,720円
512GBモデル148,640円

↓3Gとりかえ割(スマホ)について詳しい内容は
au公式:3Gとりかえ割(スマホ)

auオンラインショップ限定で「au Online Shop お得割」の割引がある

au Online Shop お得割 最大22,000円割引

auに新規契約、または他社からauにMNPで乗り換えをする人で、auオンラインショップでiPhone11Proを購入した場合には、「au Online Shop お得割」による割引を受けることが可能です。

「au Online Shop お得割」についても一部の機種が対象で、機種により割引額は違いますが、2020年4月20日時点ではiPhone11Proの場合、MNPの場合は22,000円の割引を、新規契約の場合は11,000円の割引を「au Online Shop お得割」で受けることができます

iPhone11Proの実質的な機種代金(税込)
※2020年4月20日時点。au Online Shop お得割の特典のみ受けた場合。auオンラインショップでの購入のみ対象。

 他社からのMNPの場合新規契約の場合
64GBモデル105,440円116,440円
256GBモデル122,720円133,720円
512GBモデル148,640円159,640円

↓au Online Shop お得割について詳しい内容は
au公式:au Online Shop お得割

auのiPhone11Proが欲しくなった人は

auオンラインショップ

ソフトバンクで機種代を安くする方法

自分はソフトバンクがいい

ソフトバンクは、かつて月月割や半額サポートの割引サービスが有名でしたが、現在はこの割引サービスが利用できません。2020年5月現在はトクするサポートを利用します。

2020年3月26日以前に発売の機種はトクするサポートになる

ソフトバンクの端末購入サポートにはもう一つ「トクするサポート+(プラス)」もありますが対象機種は2020年3月27日以降に発売した機種で、iPhone11Proの場合は2020年3月26日以前に発売の機種が対象の「トクするサポート」を利用する形になります。

機種の発売日によって利用できる端末購入サポートが変わります。

トクするサポートの利用

2019年9月13日から始まった割引で、こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日、ソフトバンクで次の機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25ヶ月目以降にソフトバンクで機種を購入し、旧機種をソフトバンクに返却すれば、以降の旧機種の残割賦代金の支払いがなくなります

つまり25ヶ月目に購入したiPhone11Proを返却し、次の機種をソフトバンクで購入した場合、iPhone11Proの端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25ヶ月目以降になっても返却&次の機種を購入せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。

そして、トクするサポートは月額390円(不課税)×24回分(つまり、合計9,360円分)のプログラム費用が必要になります。

※プログラム特典を利用しないで48回の支払いを完済した場合には、支払ったプログラム料をPayPayボーナス(個人契約の場合)、Tポイント(法人契約の場合)で還元されます。

また、トクするサポートの特典を利用するにあたり、購入したiPhone11Proは返却により回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。

トクするサポートはソフトバンク回線契約の有無は問わない

トクするサポートはソフトバンクでの機種購入が条件になっていて、ソフトバンク回線利用については関知しません。

※ソフトバンクの回線契約は必要ないものの、ソフトバンクで購入する端末にはソフトバンクのSIMロックがかかっているため、ドコモやau系の回線を利用している人やワイモバイルを利用している人の場合には、SIMロックをソフトバンクショップでSIMロックを解除してから利用する形になります。(SIMロックの解除には、クレジットカード払いで機種を購入していることとSIMロック解除の手数料3,000円が必要になります)

13カ月目~25ヶ月目に新機種をソフトバンクで購入した場合のiPhone11Proの実質的な機種代金
※2020年5月11日時点。

 実質的な機種代(税込)+プログラム料(不課税)
64GB63,600円+9,360円
72,960
256GB72,960円+9,360円
82,320
512GB86,160円+9,360円
95,520

トクするサポートの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象機種(iPhone11Proも対象)を割賦契約48回で購入と同時にトクするサポートに申し込み(途中からの加入はできません)
  • 25ヶ月目以降に次の機種をソフトバンクで購入
    ※12ヶ月以上利用した人でも24回分の端末代金、プログラム料を支払うことで特典利用が可能
  • 次回の機種購入時、旧機種の回収
    (故障していたりすると20,000円(不課税)別途追加費用が必要になります。あんしん保証パックなどに加入している場合は2,000円(不課税)に減額)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われて、IMEIが確認できること
トクするサポートに関する記事を見たい方はこちら

ソフトバンクオンラインショップ限定で「【オンライン限定】web割」の割引がある

オンライン限定web割 21,600円割引

ソフトバンクオンラインショップ限定ですが、他社からのMNPでの乗り換えメリハリプランに加入した場合でiPhone11Proを含む対象機種を購入した場合には、「【オンライン限定】web割」により端末代金から21,600円(税込)の割引を受けることができます。

「【オンライン限定】web割」と「トクするサポート」を合わせて利用すると以下のような感じになります。

割引適用時のiPhone11Proの実質的な機種代金
※2020年5月11日時点。税込。
※トクするサポート併用は25ヶ月目までに端末返却と次の機種を購入した場合

 【オンライン限定】web割
のみ適用の場合
【オンライン限定】web割

トクするサポート

を併用した場合
64GBモデル
(定価:127,200円)
105,60062,160
※本体代金から21,600円を引いた105,600円を48分割し、24回分支払う形でトクするサポートのプログラム料9,360円を加算。
256GBモデル
(定価:145,920円)
124,320円71,520円
※本体代金から21,600円を引いた124,320円を48分割し、24回分支払う形でトクするサポートのプログラム料9,360円を加算。
512GBモデル
(定価:172,320円)
150,720円84,720円
※本体代金から21,600円を引いた150,720円を48分割し、24回分支払う形でトクするサポートのプログラム料9,360円を加算。
先生

実は【オンライン限定】web割とトクするサポートを併用した場合で25ヶ月目に特典を利用した場合の【オンライン限定】web割の実質的な割引額は半減(10,800円分の割引効果)します。
これは直接的に端末代金を割引するもののトクするサポートの特典適用で支払いが免除される金額の中に【オンライン限定】web割の割引分も含まれてしまうためです。
この点は、別途キャッシュバックやポイント付与といった還元の割引効果と同じように勘違いしやすい要素だったりします。

↓【オンライン限定】web割について詳しい内容は
ソフトバンク公式:【オンライン限定】web割

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まとめ

iPhone11Pro自体の端末価格はAppleのSIMフリーが最も安いものの各携帯会社の割引を上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社Linklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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