auの「アップグレードプログラムNX」徹底解説。旧アップグレードプログラムDXとの違いは?

2019年11月8日割引,auアップグレードプログラムNX

auの端末購入サポートプログラム「アップグレードプログラムNX」徹底解説
新規受付が終了したプログラムです

アップグレードプログラムNXは2020年2月20日で新規受付が終了しました。
後に続く代わりの新しいプログラムは2020年2月21日受付開始の「かえトクプログラム」です。

↓ここからは2020年2月20日で新規受付を終了したアップグレードプログラムNXの内容です。


2019年11月1日からauで「アップグレードプログラムNX」が受付開始になりました。これは2019年10月に受付していた「アップグレードプログラムDX」が国などから内容を問題視されていたこともあり、違う方法での割引として、新たに「アップグレードプログラムNX」を打ち出してきた形です。

「アップグレードプログラムNX」開始に伴い、アップグレードプログラムDXは2019年10月31日で新規受付が終了となっています。

今回はこの「アップグレードプログラムNX」について徹底解説していきたいと思います。アップグレードプログラムNXの特典内容・適用条件をはじめ、2019年10月の1ヵ月間で終了した「アップグレードプログラムDX」をはじめ各種プログラムとの違い、メリット・デメリットや一番有効活用できる機種変更のタイミングなど、できるだけ詳しくご紹介します。

アップグレードプログラムNXとは

店頭でauスマートフォン(4GLTE)を購入後、25カ月目にアップグレードプログラムNXを利用した場合の支払いイメージ
出典:au

auのアップグレードプログラムNXとは、36回割賦(36回の分轄払い)で機種を購入した場合で、購入した翌月以降にauに端末を返却すると分轄払いが残っている端末代(最大12か月分)の支払いが免除されるという端末購入サポートプログラムです。

先生

2019年10月のアップグレードプログラムDXは48回の分割払いに対して効く割引でしたが、今回のアップグレードプログラムNXからは36回の分割払いに変わっています。

※auの分割払いの支払回数は現在24回、36回、48回の3種類がありますが、アップグレードプログラムNXの適用は36回払いの場合のみです。

対象機種を購入してから25ヶ月目までに端末返却すると24回分の支払いで済む形になります。

少しイメージしづらいので期間別に必要な支払い回数をまとめるとこのような感じになります。

返却月ごとの必要な支払い回数表

購入してから
返却した経過月数
必要な
端末支払い回数
免除される
端末支払い回数
1ヵ月目~25ヶ月目24回12回
(実質33.3%引き)
26ヶ月目25回11回
(実質30.6%引き)
27ヶ月目26回10回
(実質27.8%引き)
28ヶ月目27回9回
(実質25%引き)
29ヶ月目28回8回
(実質22.2%引き)
30ヶ月目29回7回
(実質19.4%引き)
31ヶ月目30回6回
(実質16.7%引き)
32ヶ月目31回5回
(実質13.9%引き)
33ヶ月目32回4回
(実質11.1%引き)
34ヶ月目33回3回
(実質8.3%引き)
35ヶ月目34回2回
(実質5.6%引き)
36ヶ月目35回1回
(実質2.8%引き)
37ヶ月目以降36回なし

※端末代の支払いは購入した月は発生せず、購入翌月からカウントされます。
(ドコモ、ソフトバンクと同じカウント方法です)

先生

26ヶ月目以降の返却の場合は免除される端末代金が減っていき、
37ヶ月目以降は免除されなくなります。

プログラム料金

今回のauのアップグレードプログラムNXのプログラム利用料金は0円で料金がかかりません。

プログラム適用条件

アップグレードプログラムNXの適用条件の大枠としては以下の3点を満たした場合に適用されます。

  • 対象のスマホ36回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや24回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
  • スマホをauに返却する
    ※次の機種に機種変更する条件は付いていない
    ※返却の受付開始は2020年夏以降に受付開始予定

    ※返却はau取扱店(一部店舗除く)で、au Online Shopではできません。
    ※機種変更と同時に特典適用する場合は、機種変更した月の翌月末までに返却(&au側の検品完了まで)させる必要があります。
  • au ID会員であること
    ※au IDはau利用者以外も会員になれます。

ただし、アップグレードプログラムNXを利用するにあたりいくつか注意しておいたほうが良いことがあります。

対象となるスマホ機種が限定されている

アップグレードプログラムNXが利用できる対象のスマホ機種は全機種ではなく、比較的高価格帯のスマホ機種に限定されていて、安価のスマホの場合は、プログラム対象外になっている場合がある点には注意しましょう。

アップグレードプログラムNXが利用できる対象機種(iPhone)
※税込。2019年11月7日時点。

対象機種名端末価格25ヶ月目までの返却時
支払い総額
iPhone 11(64GB)
2019年9月20日発売
90,720円
※2,520円×36回
60,480円
※30,240円免除
iPhone 11(128GB)
2019年9月20日発売
96,480円
※2,680円×36回
64,320円
※32,160円免除
iPhone 11(256GB)
2019年9月20日発売
109,440円
※3,040円×36回
72,960円
※36,480円免除
iPhone 11 Pro(64GB)
2019年9月20日発売
127,440円
※3,540円×36回
84,960円
※42,480円免除
iPhone 11 Pro(256GB)
2019年9月20日発売
144,720円
※4,020円×36回
96,480円
※48,240円免除
iPhone 11 Pro(512GB)
2019年9月20日発売
170,640円
※4,740円×36回
113,760円
※56,880円免除
iPhone 11 ProMAX(64GB)
2019年9月20日発売
140,400円
※3,900円×36回
93,600円
※46,800円免除
iPhone 11 ProMAX(256GB)
2019年9月20日発売
159,120円
※4,420円×36回
106,080円
※53,040円免除
iPhone 11 ProMAX(512GB)
2019年9月20日発売
185,040円
※5,140円×36回
123,360円
※61,680円免除
iPhone XS(64GB)
2018年9月21日発売
124,560円
※3,460円×36回
83,040円
※41,520円免除
iPhone XS(256GB)
2018年9月21日発売
143,280円
※3,980円×36回
95,520円
※47,760円免除
iPhone XS(512GB)
2018年9月21日発売
168,480円
※4,680円×36回
112,320円
※56,160円免除
iPhone XS Max(64GB)
2018年9月21日発売
137,520円
※3,820円×36回
91,680円
※45,840円免除
iPhone XS Max(256GB)
2018年9月21日発売
156,240円
※4,340円×36回
104,160円
※52,080円免除
iPhone XS Max(512GB)
※2018年9月21日発売
181,440円
※5,040円×36回
120,960円
※60,480円免除
iPhone XR(64GB)
※2018年10月26日発売
77,040円
※2,140円×36回
51,360円
※25,680円免除
iPhone XR(128GB)
※2018年10月26日発売
100,080円
※2,780円×36回
66,720円
※33,360円免除
iPhone XR(256GB)
※2018年10月26日発売
112,320円
※3,120円×36回
74,880円
※37,440円免除

アップグレードプログラムNXが利用できる対象機種(Android)
※税込。2019年11月7日時点。

対象機種名端末価格25ヶ月目までの返却時
支払い総額
Galaxy note10+ SCV45
2019年10月18日発売
118,800円
※3,300円×36回
79,200円
※39,600円免除
Xperia 5 SOV41
2019年10月25日発売
90,720円
※2,520円×36回
60,480円
※30,240円免除
Xperia 8 SOV42
2019年10月25日発売
59,040円
※1,640円×36回
39,360円
※19,680円免除
Galaxy S10+ SCV42
2019年5月23日発売
101,520円
※2,820円×36回
67,680円
※33,840円免除
Galaxy S10 SCV41
2019年5月23日発売
90,720円
※2,520円×36回
60,480円
※30,240円免除
Xperia 1 SOV40
2019年6月14日発売
104,400円
※2,900円×36回
69,600円
※34,800円免除
AQUOS R3 SHV44
2019年5月25日発売
90,720円
※2,520円×36回
60,480円
※30,240円免除
TORQUE G04 KYV46
2019年8月30日発売
81,360円
※2,260円×36回
54,240円
※27,120円免除

故障端末は最大22,000円の費用が別途かかる

返却の際、auの査定が行われますが、故障端末として認定された場合、最大22,000円(不課税)の追加費用が別途かかります

先生

破損している端末は評価額が下がると考えると良いです。

ただし、以下の保証に入っている場合は費用が減額されます。

Android向け
「故障紛失サポート」
加入者
2,200円
(不課税)
iOS向け
「故障紛失サポート with AppleCare & iCloudストレージ」
加入者
※画面割れの場合
3,740円
(不課税)
 iOS向け
「故障紛失サポート with AppleCare & iCloudストレージ」
加入者
※画面割れ以外の場合
12,980円
(不課税)

※au公式ページの「アップグレードプログラムNX利用規約」のPDFファイル内に上記のiOS系のサポート加入の場合、地震・噴火・津波・洪水等の天災または戦争、暴動若しくはテロによって発生した故障は減額対象から除く記述があります。

先生

保証サービスに加入していれば、費用は減額されますが、保証サービス自体が有料で月額料金もそこそこかかっているので、どこまで壊さずスマホを利用し続けられるかが安く済ませる重要なポイントであったりします。

故障端末になる条件

  • 電源が入らない
  • 端末本体や液晶に破損や割れがある
  • 充電ができない
  • 水ぬれシールに水ぬれ反応がある
    (メーカー指定箇所)

回収できない条件

以下の3つのケースに該当する場合には、auは回収できなくなるため、アップグレードプログラムNXの特典利用ができなくなります。

  • 暗証番号ロック解除とオールリセットされていない
  • 製造番号(IMEI番号)が確認できない
  • 改造などメーカーの保証外となるような場合
先生

端末回収するにあたりかならず初期化することを忘れないようにしましょう。
(初期化しないと個人情報なども残った端末を送ることになるので、「必ず初期化!」を徹底しましょう。)

※初期化する前に、パソコンなどにバックアップデータを残しておくと安心です。

IMEIの確認方法

IMEI(製造番号)はスマホ端末の「設定」から確認することができます。

Android機種のIMEI確認方法
※異なる場合もあります

「設定」 > 「システム」 > 「端末情報」> IMEIの項目

iPhone機種のIMEI確認方法
※異なる場合もあります

「設定」>「一般」>「情報」> IMEIの項目

au以外を使っている人もプログラム利用可能

auのアップグレードプログラムNXは、特典の適用にau回線利用の有無については問わないといった特徴があります。au ID会員であることが条件にありますが、このau ID会員はau利用者以外の人でも利用できるため、auを使っていない人でもプログラムを利用することが一応可能なようです。

au回線以外の携帯会社利用者はプラス3,000円の追加料金で利用できる

他の携帯会社の回線を利用している人も利用できる点だけを見れば魅力的ですが、auで販売している端末についてはauのSIMロックがかかっています

ドコモ・ソフトバンク系の回線を利用している人の場合、SIMロックを解除しないと購入したスマホを利用することができない(SIMロック解除も購入してから101日以降でないとできない)という罠があったのですが、国からこの点を指摘されたこともあり、2019年10月1日よりSIMロック解除の条件が緩和しています。

以下の2つの条件を満たした場合にはauで端末を購入してから100日以内でもauショップでSIMロックを即日解除することができるようになりました。

  • auの回線契約がないこと
  • 購入した端末の割賦代金の2ヶ月分の金額を預り金として支払った場合

※上記の条件を満たしていない人は購入してから101日以降でSIMロック解除が可能
※アップグレードプログラムNXでは特典利用できない一括払いで端末を購入した場合もau購入サポートなどの最低利用期間が設けられている割引等を利用していない場合であれば、100日以内のSIMロック解除も一応可能ではあります。

au契約者以外の場合のSIMロック解除手続きは、auショップ(店舗)でのみ手続きが可能で、SIMロック解除の手数料が3,000円(税抜)必要になります。

先生

MVNOを利用している人についてはMVNOでは端末代が割引になりづらいですが、auのアップグレードプログラムNXを使い、auから継続的に端末を購入することで安く端末を購入できるといったこともできるようになりメリットが出てきます。

アップグレードプログラムNX利用で次回の機種購入のベストタイミング

auのアップグレードプログラムNXに加入し、最大の免除額になるベストの次回機種購入のタイミングは25ヶ月目で次の機種をau取扱店で買い替える場合です。

26ヶ月目以降でもアップグレードプログラムNXの特典は利用できますが、毎月の端末代の支払いが継続する影響で、支払い免除対象となる端末代の残額が毎月減っていくため、アップグレードプログラムNXを利用するメリットが減っていく結果につながります。

つまり、アップグレードプログラムNXに最も向いている人は2年に1回必ず次の機種に買い替える人と言えます。

25ヶ月目前でも特典利用は可能

auのアップグレードプログラムNXは、加入後から24ヶ月目の期間でも、24回分の端末代とプログラム料を支払う(たとえば13ヶ月目に次の機種を購入する場合は、残り12ヶ月分の端末代とプログラム料を支払う)ことでアップグレードプログラムNXの特典が使えるようになります。

毎年最新のスマホに必ず機種変更したい人もauアップグレードプログラムNXを利用することをお勧めします。

先生

24ヶ月目になる前でも特典利用はできますが、24ヶ月分の端末代金の支払いはすることになるため、25ヶ月目に特典利用するのと比べてしまうとコストパフォーマンスは落ちてはしまいます。

「アップグレードプログラムDX」との違い

2019年11月から受付が始まったアップグレードプログラムNXと2019年10月で受付が終了したアップグレードプログラムDXは名称は似ていますが、内容にはかなりの違いがあります。

アップグレードプログラムNXとアップグレードプログラムDXの違い比較表

 アップグレードプログラムNX
※2019年11月1日新規受付開始
アップグレードプログラムDX
※2019年10月31日で新規受付終了
支払回数36回48回
端末返却による
最大免除支払回数
12回24回
プログラム
利用料
0円390円×24回
次のau機種購入
が必要か
不要
※返却で適用
必要
※回線契約は問わない
ドコモ・ソフトバンクの
類似プログラム
スマホおかえしプログラム
(ドコモ)
トクするサポート
(ソフトバンク)
先生

アップグレードプログラムDXは、ソフトバンクのトクするサポート(旧「半額サポート+」)に対抗したものでしたが、今回のアップグレードプログラムNXについては、ドコモのスマホおかえしプログラムに合わせた感じプログラムになっています。

●(参考)各社のプログラムの違い

 au
(アップグレードプログラムNX)
ドコモ
(スマホおかえしプログラム)
ソフトバンク
(トクするサポート)
支払回数36回36回48回
端末返却による
最大免除支払回数
12回12回24回
プログラム
利用料
0円0円390円×24回
次の機種購入
が必要か
不要
※返却で適用 
不要
※返却で適用
必要
※回線契約は問わない
特典対象機種高価格帯のスマホ機種が中心高価格帯のスマホ機種が中心現行の取扱機種
※ケータイやタブレット端末もOK
故障端末で返却した場合の
追加費用
最大22,000円(不課税)最大22,000円(税込)
最大20,000円(不課税)

メリット

auのアップグレードプログラムNXを利用するメリットは2年などの比較的短い周期で機種変更することで端末代金の実質的な負担を3分の2まで抑えることができる点です。

一番メリットを受けられる人
  • 25ヶ月目で新しいスマホに次の機種を購入する人
  • 端末を壊さず利用できる人
メリットのある人
  • 加入直後~24ヶ月目に次の機種を購入する人
    (ただし、24ヶ月分の端末代は支払う必要がある)
  • 26ヶ月目~36ヶ月目で機種変更
    比較的早い段階で次の機種を購入する人にメリットがあり、月が経過する(免除額が減額する)とともにメリットが少なくなっていきます。)

デメリット

auのアップグレードプログラムNXのデメリットは最初の端末購入時で直接的な割引にはならない点が一つあります。後日、auでで次の機種購入で初めて割引の恩恵を受けることができますが、もし、端末を破損させたり、査定基準を満たさなくなってしまうと、一番免除額が多くなる25ヶ月目での特典適用でも免除額が非常に少なくなってしまうリスクもあります。

先生

このリスクはドコモのおかえしプログラムやソフトバンクのトクするサポートも同じです。

au利用者のその他注意点

最後に現在auを契約している人の場合、いくつか割引サービスがあったりしますが、併用できない割引などがあるので、ご紹介します。

下取りプログラムと特典併用できない

auのアップグレードプログラムは機種変更時にauに端末が回収されてしまうということは、同様にauに回収させることで利用できる「下取りプログラム」との併用が当然できなくなります。

アップグレードプログラムNXは36回分割払いで購入し、auにスマホを返却することで、最大12ヶ月分の残割賦代免除
(つまり26ヶ月以上保有した状態だと免除額が毎月減額されていく)

下取りプログラム機種変更時に規定の査定額をポイントで還元
(個人契約はau WALLETポイント、法人契約はauポイント で還元)

という違いがあるため、36ヶ月の完済間近になった段階では、アップグレードプログラムNXではなく、下取りプログラムの方がお得になる可能性もあるため、このようなケースの場合にはそれぞれの金額を比較し、お得になる方のキャンペーンを利用するようにしてください。

端末代を完済してしまった方(au利用者のみ)は…

既に端末代の36回割賦払いが既に完了してしまった場合で、au利用者の場合はアップグレードプログラムNXは使えませんが、引き続き利用できる下取りプログラムを利用しましょう。

※他のキャリアを利用している方は、中古買取店での買い取りなどを検討しましょう。

かつては「毎月割」などもあったが

端末代の値引きにあたるキャンペーンとしては、auには「毎月割」がありましたが、現在は利用できない割引です。

先生

昔の古いプランで利用できた毎月割なども2019年9月30日で新規受付が終了してしまいました。。。

「毎月割」自体は端末の下取りをしないので「下取りプログラム」との併用ができましたが、回収が必要な「アップグレードプログラムNX」は「下取りプログラム」との併用はできないため、かつての毎月割と同じくらいの割引適用にはなりません。

分離プランの義務化が影響

今回の2019年10月1日から施行した改正電気通信事業法と関係している内容で、携帯スマホの通信料と端末代を完全分離した「分離プランの義務化」対応の影響を大きく受けています。義務化対応すると、2年契約期間縛りを付けた通信料と端末代をセットにした割引ができなくなり、さらに端末代金の割引については最大2万円まで(2万円を切る機種は0円以下にならない範囲の割引)といった制限が加えられています。

かつての毎月割や2019年9月30日で新規受付を終了した各種端末代割引サービスについては、回線と端末を期間縛りのセットにした割引で法改正後はNGとなったため、2019年10月以降も割引適用できるためのアップグレードプログラムDX(現在新規受付終了)やアップグレードプログラムNXを投入した流れになっています。

アップグレードプログラムNX、スマホおかえしプログラム、トクするサポートは返却する機種やタイミングによっては2万円以上支払い免除になる場合がありますが、実質端末レンタルみたいなプログラムのためか2万円ルールには抵触しないようです。

3大キャリアの分離プラン例

auauデータMAXプラン Netflixパック
auデータMAXプランPro
auフラットプラン25 NetflixパックN
auフラットプラン20N
auフラットプラン7プラスN
新auピタットプランN
ソフトバンクウルトラギガモンスター+(プラス)
 ※2019年9月13日からプラン内容刷新

ミニモンスター
 ※2019年9月13日からプラン内容刷新

スマホデビュープラン
 ※2019年9月13日からプラン内容刷新
・ウルトラギガモンスター+ forデータ
 ※2019年9月13日開始
・ミニモンスター forデータ
 ※2019年9月13日開始
など
ドコモギガホ
ギガライト

端末代金の分割払いはかつては2年縛りの兼ね合いもあり24回払いが主流でしたが、現在のドコモ、au、ソフトバンクで36回払いや48回払いが台頭してきたのは、総務省の介入で分離プランの義務化の話が出てきた影響で、セットでの割り引きができなくなる結果、月々支払う端末代の料金が高額になり、購入控えが激しくなると考えた各キャリアでは対抗策として、支払い回数を36回や48回に増やし毎月の端末代支払いが高額にならないようにしたという背景があります。

先生

36回払いや48回払いになったのはセットで端末代割引をできなくした分離プランの影響・・・

↓アップグレードプログラムNXについての詳細は
au公式:アップグレードプログラムNX

auを利用したくなった人はこちら

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社Linklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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