MVNOの各データ帯の料金を徹底比較!最安はコレ!

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MVNOの各データ帯の料金を徹底比較!最安はコレ!

大手キャリアの半額以下で使えることから、大人気のMVNOや格安SIM。

しかし、100社以上もMVNO事業者が存在することや、サブブランド・キャリア格安プランの登場で「結局どれが安いの?」と疑問に思う人も多いはず。

そこで当記事ではMVNOを中心に、サブブランドやキャリア格安プランを含めて料金を比較しました!

せっかくMVNOを使うなら、少しでも安いサービスを契約したいですよね。そんな人のために、各データ帯の最安プランもご紹介していますよ!

先生

利用データごとに比較しているので、あなたにぴったりな最安MVNOが見つかります!

MVNOと格安SIM、サブブランド・キャリア格安プランの違い

最安のMVNO・サブブランド・キャリア格安プランの比較結果を紹介する前に、そもそも「MVNOとは何?」という点を整理しておきましょう。

料金が安いことはとても重要ですが、実態を知らずに金額だけで契約することは後悔につながります。

スマホの通信サービスは回線種別によってある程度の品質が契約前にわかりますので、それぞれの違いを理解しておくと失敗が少ないですよ!

先生

初心者の人にもわかりやすく、簡潔に解説します!

格安SIMはMVNO・サブブランド・キャリア格安プランの総称

今や格安SIMの定義はあいまいですが、一般的には「MVNO/サブブランド/キャリア格安プラン」の総称として使われることが多いです。

以前はMVNO=格安SIMと認識されていました。しかし、今では大手キャリアも格安プランを投入し、MNOでありながら格安料金を実現する楽天モバイルも格安SIMとして扱われます。

つまり、格安SIMとは「ドコモ・au・ソフトバンク以外の通信サービスを指す」と理解しておくと良いでしょう。

先生

呼び方にこだわる必要はありません。ただし、回線種別によって品質が異なることは覚えておくと良いでしょう。

MVNOは大手キャリアから通信回線を借りて提供している

MVNOは格安SIMの一種で、大手キャリアから通信回線を借りています。

自前の基地局をや実店舗を持たないことで大きくコストを削減し、結果的に安い料金プランでサービスが提供できるのです。

一方で、借りている回線には限度があるので通信品質がやや落ちます。特に、通信が集中する時間帯(昼間12時-13時や夜18時-20時ごろ)には著しく遅くなるケースがあります。

したがって、低容量で安く使いたい場合やWiFi環境メインで使うならMVNOがおすすめですよ。

先生

少しの速度低下でイライラする人や、WiFiなしでガンガン使いたい人にはやや不向きです。

サブブランド・キャリア格安プランは大手キャリアが直接提供するサービス

ドコモ・au・ソフトバンクが直接提供する格安SIMは「サブブランド」「キャリア格安プラン」と呼ばれています。

  • サブブランド:UQモバイル(au)/ワイモバイル(ソフトバンク)
  • キャリア格安プラン:ahamo(ドコモ)/povo2.0(au)/LINEMO(ソフトバンク)

これらのサービスは回線を借りて提供するMVNOに対し、高品質なキャリア回線を直接使えることが大きな魅力。

店舗サポートを廃止してWeb専用プランにしたり、テレビCMなどの広告宣伝費を抑えることで高品質ながら低価格を実現しています。

とはいえ、純粋な月額料金はMVNOの方が安いです。「大手キャリアは高すぎるけど、速度も大事」という人はUQモバイルやahamo、povo2.0がおすすめです!

先生

速度と料金のバランスに優れ、高コスパなことが魅力です!

第4のキャリア「楽天モバイル」

楽天モバイルは格安SIMとして扱われますが、ドコモ・au・ソフトバンクと同じく自前の基地局を用意している通信会社(MNO)です。

MNOなのに安すぎる料金で提供していることから、通信業界では独特な立ち位置と言えるでしょう。

通信品質は高く、料金もMVNO並みの安さで非常に高い人気を誇ります。一方で、新しいサービスなので通信エリアが狭い点が難点です。

エリア内であればMVNO並みの安さで通信品質にも優れるので、コスパ重視の人には特におすすめできますよ。

ここまでのまとめ
  • MVNOとにかく安いが、時間帯によって通信速度が遅くなる場合がある
  • サブブランドMVNOより通信品質が高いが、料金もやや高め
  • キャリア格安プランWeb専用プランにすることで低価格を実現。通信品質は最高クラス
  • 楽天モバイルエリア内なら品質・料金ともにハイレベル

MVNOの料金をデータ容量別に比較!

次に、MVNO・格安SIM・キャリア格安プランの料金をデータ容量ごとに比較します。データ容量別に比較する理由は、MVNO各社でそれぞれ得意分野が異なるからです。

たとえば「1GBプランは安いけど10GBプランは高い」というケースも多くあるので、人によって選ぶべきMVNOが全く異なります。

あなたが実際に使うデータ量で安いサービスを見つけることが大事なので、今回紹介する料金比較を参考に最安サービスを選んでくださいね!

先生

「おすすめMVNO」という紹介だけで決めず、しっかりとデータ容量ごとに料金を比較しましょう。

データ量1GB以下のMVNOを比較!最安はpovo2.0

まずは、データ量1GB以下のサービスを比較しました。

サービス名回線種別料金
povo2.0au直回線基本料金0円
HISモバイルドコモMVNO100MB 290円
※1GBのプランで月100MB未満のデータ利用に抑えられた場合
OCNモバイルONEドコモMVNO500MB 550円
LinksMateドコモMVNO100MB 517円
イオンモバイルドコモ・au
MVNO
500MB 803円
mineoドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
1GB 1,298円

比較の結果、最安は基本料金無料のpovo2.0です。povo2.0はデータトッピング制で事前にデータを購入する方式ですが、データトッピングをしなくても128Kbpsで通信ができます。

128KbpsでもLINEやメールの送受信はできるので、とにかく維持費を抑えたい人にぴったり。

「スマホはWi-Fi環境での使用がメインで、外出先では電話やLINEのメッセージしか使わない」という場合はpovo2.0がおすすめです!

先生

povo2.0はデータが必要になった時だけ都度購入できるので、最安で運用しつつ便利に使えます!(ただし180日以内に有料トッピングまたは660円以上の通話料/SMS送信料をしないと自動で利用停止や解除になる場合がある点は注意)

データ量3GB以下のMVNOを比較!最安はHISモバイル

次に、月間データ量2~3GBのサービスを比較しました。

サービス名回線種別料金
HISモバイルドコモMVNO3GB 770円
nuroモバイルドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
3GB 792円
IIJmioドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
2GB 850円
LinksMateドコモMVNO3GB 902円
povo2.0au直回線3GB 990円
※30日間
LINEMOソフトバンク直回線3GB 990円
UQモバイルauサブブランド3GB 990円
自宅セット割適用時
ワイモバイルソフトバンクサブブランド3GB 990円
おうち光セット(A)適用時
家族割適用時は2回線目以降

最安値はHISモバイルで、3GB 770円と非常に安い月額料金で使えます。

とはいえ、3GBプランは各社それほど大きく料金が変わりません。自由にデータトッピングができるpovo2.0やキャンペーンがお得なUQモバイルやワイモバイルなど、料金以外のメリットが大きいサービスも魅力です。

とにかく最安で使うならHISモバイルですが、通信速度重視ならpovo2.0、キャンペーン重視ならUQモバイル/ワイモバイルがおすすめです!

先生

3GBは各社が力を入れているプランで選択肢が多いです。

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データ量8~10GBのMVNOを比較!最安はnuroモバイル

次に、データ量が8~10GBのサービスを比較しました。

サービス名回線種別料金
nuroモバイルドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
10GB 1,485円
IIJmioドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
8GB 1,500円
OCNモバイルONEドコモMVNO10GB 1,760円
イオンモバイルドコモ・au
MVNO
8GB 1,628円
9GB 1,738円
10GB 1,848円
Links MateドコモMVNO8GB 1,606円
9GB 1,705円
10GB 1,870円
mineoドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
10GB 1,958円

nuroモバイルは10GB 1,485円と他社より頭ひとつ抜けた料金で提供されています。

また、IIJmioもデータ容量8GBではあるものの月額料金1,500円と安いです。IIJmioはMVNOでは速度の評価が高く、料金と品質を兼ね備えた高コスパMVNOと言えるでしょう。

データ量が8GBで問題なければIIJmio、10GB必要で安く使いたいならnuroモバイルがおすすめです!

先生

IIJmioは機種特価キャンペーンがお得なことでも有名です。

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「かけ放題プラン」提供開始

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データ量15GBのMVNOを比較!最安はIIJmio

15GBプランを提供するMVNOは少ないですが、その中でもIIJmioは安い料金で使えます。

サービス名回線種別料金
IIJmioドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
15GB 1,800円
UQモバイルauサブブランド15GB 2,090円
※自宅セット割適用時
ワイモバイルソフトバンクサブブランド15GB 2,090円
※おうち光セット(A)適用時
※家族割適用時は2回線目以降

セット割を適用したUQモバイルやワイモバイルより安く使えるため、料金重視ならIIJmioがおすすめですよ。

15GBプランを提供する事業者は少ないですが、「10GBだと不安だけど20GBも使わない」という人もいますよね。

20GBプランは2,000円を超える価格帯が主流なので、15GBで通信がおさまる人はIIJmioを使いましょう!

先生

IIJmioは速度の評判も良く、MVNOとしては料金と品質のバランスに優れます。

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サブ回線としての利用にもおすすめ!
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データ量20~25GBのMVNOを比較!最安はイオンモバイル

次に、通信会社が最も力を入れるデータ帯の20GB~25GBで比較をしました。

サービス名回線種別料金
イオンモバイルドコモ・au
MVNO
20GB 1,958円
LIBMOドコモMVNO20GB 1,991円
IIJmioドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
20GB 2,000円
nuroモバイルドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
20GB 2,090円
楽天モバイル楽天回線20GB 2,178円
mineoドコモ・au・ソフトバンク
MVNO
20GB 2,178円
povo2.0au直回線20GB 2,700円
※30日間
UQモバイルauサブブランド25GB 2,970円
※自宅セット割適用時
ワイモバイルソフトバンクサブブランド25GB 2,970円
※おうち光セット(A)適用時
※家族割適用時は2回線目以降

20GB最安値はイオンモバイルですが、20GBクラスのサービスは多くの選択肢があるので慎重に検討しましょう。

スマホ単独で大容量データのやりとり(動画視聴やゲームなど)をすることが前提なので、料金だけでなく品質も大事ですよね。

そこで、おすすめしたいのは楽天モバイルです。20GBなら2,178円と最安値クラスにも関わらず、自前の回線があるMNOなので速度品質が安定しています。

生活圏が楽天エリア内ならば、20GBで最もコスパに優れた楽天モバイルをぜひ利用しましょう!

先生

0円プランが廃止された楽天モバイルですが、月間20GB程度使うなら今でも最もおすすめできます!

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楽天モバイル公式サイト

データ量30GB以上のMVNOを比較!最安はLIBMOだが楽天モバイルがおすすめ

最後に、データ量30GB以上の大容量サービスを比較しました。

サービス名回線種別料金
LIBMOドコモMVNO30GB 2,728円
donedoneドコモMVNO
(最大3Mbps)
50GB 2,728円
楽天モバイル楽天回線無制限 3,278円
ahamoドコモ直回線100GB 4,950円
povo2.0au直回線60GB 6,490円
※90日間

30GB以上のプランを提供するサービスはそもそも少ないですが、おすすめは楽天モバイルです。

価格だけ見ればLIBMOが最も安いですが、「20GBだと足りないけど30GBなら足りる」という人は少ないのではないでしょうか?

ガンガンデータを使う人だと、30GBの契約でも月によってはデータ量が不足するケースもありますよね。

楽天モバイルはLIBMOより500円料金が高いものの、無制限でデータが使えるので残量や速度制限を気にせず使えます。また、MVNOではないので安定した速度で通信できることも大きな魅力です。

自宅にWiFiがない人や外でたくさんデータを使う人はぜひ楽天モバイルを利用しましょう!

先生

せっかく大容量プランを選ぶなら、データ残量を気にせず使える楽天モバイルがおすすめです!

まとめ|回線ごとの特徴を理解し、最適なMVNOを選ぼう

当記事ではMVNO・サブブランド・キャリア格安プランの料金を比較するとともに、最安サービスをご紹介しました。

結論、スマホの契約は回線ごとの特徴を理解しつつ最安クラスのサービスを選ぶことが重要です。

低容量ならそもそも通信機会が少ないので料金を重視して選び、大容量プランなら通信品質も考慮すると良いでしょう。

当記事の比較を参考に、あなたにぴったりな格安SIMを見つけてくださいね。

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Posted by Tact