格安プランahamo・povo・LINEMOの違いを徹底比較|1番お得なプランとは?

2022年6月7日ドコモ,料金プラン,au,ソフトバンクahamo(アハモ),LINEMO(ラインモ),povo

ahamo・povo・LINEMOの違い 1番お得なプランとは?

少し前に大手キャリアやMVNOなど携帯各社が次々と格安プランの提供を開始しましたが、どのキャリアがお得なのかわからずに、なかなか格安プランに乗り換えられないという人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、大手キャリアのahamo・povo・LINEMOの格安プランについて比較していきたいと思います。

各プランの特徴やおすすめの人についても紹介しているので、自分に合った格安プランを選ぶ時の参考にしてみてください。

ahamo・povo・LINEMOを一覧表で比較

まずはahamo・povo・LINEMOの基本的な情報を比較していきましょう。

キャリアドコモauソフトバンク
プラン名ahamopovoLINEMO
基本料金・20GB:2,970円/月
・100GB:4,950円/月
※100GBは2022年6月9日より開始の大盛りオプションも付けた場合
・0GB:0円
・1日使い放題:330円
・1GB(7日間):390円
・3GB(30日間):990円
・20GB(30日間):2,700円
・60GB(90日間):6,490円
・150GB(180日間):12,980円
・3GB:990円/月
・20GB:2,728円/月
ネットワーク4G/5G4G/5G4G/5G
制限時の通信速度最大1Mbps最大128kbps・3GBプラン:最大300kbps
・20GBプラン:最大1Mbps
データ追加1GB:+550円1GB:+550円1GB:+550円
国内通話料22円/30秒22円/30秒22円/30秒
国内通話5分無料無料+550円/月+550円/月
国内通話かけ放題+1,100円/月+1,650円/月+1,650円/月
キャリアメールなしなしなし
eSIM対応対応対応
キャリア決済対応対応対応
申し込み方法WEBサイトまたは
専用アプリ
WEBサイトWEBサイトまたは
LINE
サポート対応WEBサイトまたは
専用アプリ
WEBサイトWEBサイトまたは
LINE

大きな違いはやはり基本料金の項目。今までの大手キャリアでは複雑だったプランを、わかりやすく簡略化したのがahamoとLINEMO使い方によって最適なプランを選べるのがpovoとなっています。

その他の項目は各社似ている部分が多いので、基本情報だけではどれを選べばいいのかわかりにくいですよね。

自分に合った格安プランを選べるように、次の章で各プランの特徴とおすすめな人について紹介していきます。

ahamo・povo・LINEMOの特徴とおすすめな人

格安プランは各社似ている部分が多いのですが、それぞれに特徴があるのでどんな人に向いているのか確認していきましょう。

通話が多い人・大容量データ通信ならahamoがおすすめ

ahamo(アハモ)
出典:ahamo(https://ahamo.com/)

ahamoのみ、基本料金の中に国内の通話料は5分間無料が含まれています。さらに3社の中でもかけ放題プランが月々550円も安いので、通話することが多い人はahamoが断然お得です。

またahamoのプランはサービス開始時点では月20GBまで1つのプランのみでしたが。2022年6月9日開始の「大盛りオプション」を付けることで月100GBまで高速データ通信が可能になり、月20GB以上のデータ通信をしたい人にとっても魅力的なプランにパワーアップします。

月額料金データ容量
ahamo のみ2,970円月20GBまで
ahamo
+
大盛りオプション

※2022年6月9日開始
4,950円
(2,970円+1,980円)
月100GBまで
※大盛りオプションで+80GBされます

ドコモユーザーがahamoに乗り換える場合は、MNP扱いにならずプラン変更扱いになるので乗り換えも簡単。WEB上で簡単に切り替えることができるので、手続きが煩雑なイメージでahamoへの変更を躊躇していた人も安心して切り替えてみてください。

ahamoを利用したくなった人はこちら
ahamoは店頭では申込ができないオンライン限定プランです!

ahamo(アハモ)公式サイト

月々のデータ使用量の変動が大きい人はpovoがおすすめ

povo2.0基本料0円
出典:povo(https://povo.jp/)

povoは、トッピングといって必要なデータ量を細かく選ぶことができるのが特徴的。さらに通信速度は最大128Kbpsで問題がなければ、月々の基本料金は0円で使用することができます。

先生

データを利用しない場合は0円での運用が可能ですが、180日間以上有料トッピング等の購入や660円以上の通話料やSMS送信料の利用が無い場合には自動で利用停止や解除される場合があるため、待ち受け専用の電話回線として利用するといったような永続的な0円運用ができるわけではありません。

Wi-Fiの環境下でしか使わないという人は0円のプランでも問題ありませんが、そうでない場合は使いづらさを感じる速度なので、必要に応じたデータプランの契約がおすすめです。

自分に合ったトッピングがよくわからないという人は、povoの公式サイトで「料金相談」を受け付けているので、まずは最適なプランで今の携帯使用料金とどれくらい変わるのか比べてみてはいかがでしょうか。

povo2.0を利用したくなった人はこちら
povo2.0は基本料0円。店頭では申込ができないオンライン限定プランです。

povo(ポヴォ)公式サイト

LINEの使用量が多い人はLINEMOがおすすめ

選べる2つの料金プラン
出典:LINEMO(https://www.linemo.jp/plan/)

LINEMOでは、LINE上で使用したデータ量はカウントされないので、LINEをメインに使用している人におすすめです。(※LINEに関する通信でも一部データカウントされるものもあります。)

LINEをメインに使用している人は3GBプランでも十分事足りるので、月々の支払いを990円までおさえることができます。

さらに、LINEスタンプのサブスクに加入している人はLINEポイントが毎月240ポイント付与されるので、ベーシックコース(月額240円)を実質無料で使用することができます。

LINEスタンプをよく購入するという人は、LINEMOに乗り換えてサブスクに加入するとお得ですね。

先生

メインの通話でLINE通話を使っている人はデータ消費しないため、別途かけ放題のオプションを付ける必要もなく、長時間の国内通話も気軽にできるようになります。

LINEMO(ラインモ)を利用したくなった人はこちら
LINEMOは店頭では申込ができないオンライン限定プランです!

LINEMO(ラインモ)公式

ahamo・povo・LINEMO共通のメリット

各格安プランに乗り換えるかどうかを判断できるように、ahamo・povo・LINEMOに共通したメリットを確認していきましょう。

月々の基本料金がとにかく安く違約金がかからない

各格安プランの月々の基本料金は、大手キャリアのプランに比べてとにかく安いのが最大のポイントです。

キャリアドコモauソフトバンク
プラン名ahamopovoLINEMO
基本料金・20GB:2,970円/月
・100GB:4,950円/月
※100GBは2022年6月9日より開始のお大盛りオプションも付けた場合
・0GB:0円
・1日使い放題:330円
・1GB(7日間):390円
・3GB(30日間):990円
・20GB(30日間):2,700円
・60GB(90日間):6,490円
・150GB(180日間):12,980円
・3GB:990円/月
・20GB:2,728円/月

月々の支払いが1万円以上安くなるという人も多いかと思います。

さらに契約期間の縛り・解約時の違約金がかからないので、1ヵ月で別の格安プランに変更してもOK。各社解約月の日割り計算はありませんが、以前のように1万円近い解約金を支払う必要がないのでお得ですね。

先生

現在、ahamo、povo、LINEMOに限らず、一部のMVNOを除き、契約期間の縛りや解約金はかかりません。(以前はドコモ・au・ソフトバンクでも契約期間の縛りや解約金が発生するプランはありましたが、これらのプランについても現在は撤廃されています)

大手キャリアの回線だから通信速度が速い

ahamo・povo・LINEMOはドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアと同じ回線を使うことができるので、回線の品質が良く通信速度が高速なのが特徴

その他のMVNOは大手キャリアの回線の一部を借りているので、時間帯や場所によっては通信環境が不安定な場合もあります。

Wi-Fiがない環境で快適にスマホを使いたい方は、通信速度が速いahamo・povo・LINEMOがおすすめです。

回線の安定度は楽天モバイルに勝る強み

楽天モバイルの楽天最強プランはデータ無制限で月額3,278円、月3GB~20GBまでの利用なら月額2,178円、月3GBまでの利用なら月額1,078円というahamo、povo、LINEMOより価格が安い(月3GB以内は同水準)プランを提供しています。

楽天モバイルの弱点としては、現時点では、屋内などへの受信もしやすくなるプラチナバンド帯を楽天モバイル回線自身では持っていない(auローミング回線を利用する場合はプラチナバンドの利用が可能)ことが挙げられます。
ただし総務省より楽天モバイルへのプラチナバンドの割当が発表されており、2026年3月頃より楽天モバイル回線でのプラチナバンドのサービス提供開始が予定されており、いずれは解消していく流れになっています。

通信環境の安定性の面についてはドコモ・au・ソフトバンクの方が優位性があるので、通信面の品質も重視したい人はドコモ・au・ソフトバンクの方をお勧めします。

各種手数料がかからない

携帯番号を引き継いで他社や格安プランに乗り換える時は、MNP転出手数料として3,300円前後の費用が発生する携帯会社もありますが、ahamo・povo・LINEMOは無料です。

各社乗り換えにかかる手数料が全て無料で、解約手数料もかからないので、異なるキャリアの格安プランへの乗り換えが自由に選択しやすくなっています。

ahamo・povo・LINEMO共通のデメリット

格安プランに乗り換える前に、各社に共通するデメリットが許容範囲かどうかを確認しておきましょう。

キャリアメールが使えない

ahamo(ドコモ)・povo(au)・LINEMO(ソフトバンク)は大手キャリアの格安プランですが、キャリアメールを使用することができません

使用できないキャリアメール
  • ahamo(ドコモ):@docomo.ne.jp
  • povo(au):@ezweb.ne.jp / @au.com
  • LINEMO(ソフトバンク):@softbank.ne.jp

アドレスが変わるのが面倒という人にとっては、標準ではキャリアメールが使えないのはデメリットになりそうです。

ちなみにahamo・povo・LINEMOをはじめ、キャリアメールが使えないプランを利用している場合の対処方法としては「Gmail」「Yahoo!」「iCloud」などのフリーメールを使用することがおすすめです。

有料のメール持ち運びサービスを利用すればキャリアメールを引き続き使用可能に

現在、ドコモ・au・ソフトバンクを利用している人がahamo、povo、LINEMOに変更する場合、キャリアメールが使えなくなる問題がありましたが、最近始まったサービスのメール持ち運びサービス」を利用すれば、月額330円程度の料金がかかるものの引き続きキャリアメールを利用することも可能です。
※「メール持ち運びサービス」はahamo、povo、LINEMOに限らず、他の携帯会社に変更しても利用可能です。

申し込みやサポートがWEBやアプリのみ

対面や電話でのサポートを受け付けていないので、スマホの操作が苦手な人には最大のデメリットです。

スマホの使い方だけでなく、申し込みや解約もオンラインのみ。直接サポートが受けられないのは不安という人にはおすすめできません。

ドコモショップの有料サポートについて

ahamoについては店頭で有料のサポートを受けることが可能ですが、あくまで手続きのやり方を教えてもらえる形で、手続き操作自体は契約者自身が行う形で直接的なサポートは受けられません。
povo、LINEMOはこういった店頭サポートもなく完全にオンライン限定です。

まとめ

今回はahamo・povo・LINEMOについて解説しました。

キャリアメールが標準では使えない・直接サポートが受けられないというデメリットに問題がなければ、以下のおすすめな人を参考に格安プランを選んでみてください。

おすすめな人
  • ahamo:通話が多い人・20GBを超える大容量データ通信をしたい人
  • povo:月々のデータ使用量の変動が大きい人
  • LINEMO:LINEの使用量が多い人

この記事を参考に、自分に合った格安プランへ変更できることを祈っています。

ahamoを利用したくなった人はこちら
ahamoは店頭では申込ができないオンライン限定プランです!

ahamo(アハモ)公式サイト

povo2.0を利用したくなった人はこちら
povo2.0は基本料0円。店頭では申込ができないオンライン限定プランです。

povo(ポヴォ)公式サイト

LINEMO(ラインモ)を利用したくなった人はこちら
LINEMOは店頭では申込ができないオンライン限定プランです!

LINEMO(ラインモ)公式

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