【データ容量別】格安SIM最安値プランはこれだ!【2022年版】

格安スマホ/MVNO

【データ容量別】格安SIM最安値プランはこれだ

格安スマホ(格安SIM)の普及で月々のスマホ代が格段に節約できるようになりました。どうせ下げるならとことん安く済ませたいところですよね。各社の格安SIMのプランは一長一短あり料金だけでは良し悪しは判断できませんが、データ容量別で最安値を提供しているMVNOの事業者を発表します。ぜひ格安SIM選びの参考にしてみて下さい!

各データ容量別の最安プラン

SIMは大きく分けて、音声通話とデータ通信の両方ができる「音声通話付きSIM」と音声通話ができないもののSMSとデータ通信ができる「SMS機能付きSIM」とデータ通信のみできる「データ専用SIM」の3種類があります。

それぞれで同じデータ容量でも料金が異なるため、それぞれのSIMごとにデータ容量別の最安プランをご紹介します。

先生

ここでご紹介するSIMは定価の基本料金の内容でご紹介します。割引キャンペーンなどは加味していない価格です。

「音声通話付きSIM」の最安値はここ!

音声通話SIMとは通常の携帯と同じようにデータ通信だけでなく音声通話もできるSIMです。ほぼ普通の携帯と同様に利用できます。

現在キャリアの携帯を使用している方はMNPで今までと同じ電話番号を引き続き使用することができます。

下の表では音声通話SIMのプラン別最安の料金をご紹介します。

音声通話付きSIM最安値表(2022年版)

  月額基本料金
低速通信au(povo2.0)
※最大128kbps
0円
高速通信
500MB部門日本通信(合理的シンプル290プラン)290円
1GB部門日本通信(合理的シンプル290プラン)290円
2GB部門日本通信(合理的シンプル290プラン+データ1GB追加)510円
3GB部門日本通信(合理的シンプル290プラン+データ2GB追加)730円
4GB部門日本通信(合理的シンプル290プラン+データ3GB追加)950円
5GB部門NUROモバイル(VMプラン)990円
6GB部門OCNモバイルONE1,320円
7GB部門リンクスメイト1,463円
8GB部門NUROモバイル(VLプラン)1,485円
10GB部門NUROモバイル(VLプラン)1,485円
15GB部門IIJmio(ギガプラン)1,800円
20GB部門イオンモバイル(さいてきプラン MORIMORI)1,958円
30GB部門LIBMO(なっとくプラン)2,728円
データ無制限部門楽天モバイル(楽天アンリミット)3,278円

※記載の料金は通常料金です。期間限定のキャンペーンなどによって価格が異なる場合がありますのでご了承ください。
※au(povo2.0)の月額料金0円は永続できません。契約してから180日以内またはトッピングの有効期限が切れた日から180日以内に「有料トッピングの購入」または「期間内の従量課金の通話料・SMS送信料の合計額が660円以上」の課金が必要にはなります。

先生

楽天モバイルの楽天アンリミットVIは2022年6月末までは月1GBまで0円ですが、2022年7月から1,078円に値上げとなるため、この表には入れていません。

povo2.0はauのオンライン限定プラン。標準の状態では高速データ通信ができないものの月額基本料が0円で、高速データ通信が必要な時には必要な量をトッピングで購入していくスタイルです。

4GB以下と小容量の領域であれば日本通信の合理的シンプル290が安いです。5GB以上となるとMVNO各社がしのぎを削っている状況になっています。データ無制限のプランになると楽天モバイルの楽天アンリミットが最安でした。(楽天アンリミットは楽天回線とパートナー回線があり、パートナー回線を利用している場合は高速データ通信は月5GBまでという点は注意が必要です。)

「SMS機能付きSIM」の最安値はここ!

SMS機能付きSIMとは音声通話ができないもののSMSの送受信とデータ通信ができるSIMです。

下の表ではSMS機能付きSIMのプラン別最安の料金をご紹介します。

SMS機能付きSIM最安値表(2022年版)

  月額基本料金
高速通信
500MB部門リンクスメイト495円
1GB部門リンクスメイト517円
2GB部門リンクスメイト550円
3GB部門リンクスメイト682円
4GB部門リンクスメイト858円
5GB部門リンクスメイト
NUROモバイル(VMプラン)
990円
6GB部門リンクスメイト1,122円
7GB部門リンクスメイト1,243円
8GB部門リンクスメイト1,386円
10GB部門NUROモバイル(VLプラン)1,485円
15GB部門IIJmio(ギガプラン)1,780円
20GB部門IIJmio(ギガプラン)1,980円

※記載の料金は通常料金です。期間限定のキャンペーンなどによって価格が異なる場合がありますのでご了承ください。

先生

音声通話SIMよりは安く、データ専用SIMよりは高い価格帯です。
20GBを超えるSMS機能付きSIMのプランもありますが、価格帯が高いので、割愛しています。

SMS機能付きSIMは10GBを切る低容量についてはリンクスメイトやNUROモバイルが安く、10GBから20GBの中容量についてはIIJmioが安いといった結果でした。

「データ専用SIM」の最安値はここ!

データ専用SIMはメールやインターネットなどのデータ通信のみ可能なSIMです。通常の携帯のように音声通話ができません。インターネット回線を使用した電話(スカイプなど)は利用可能です。
音声通話SIMやSMS機能付きSIMに比べて安いのが特長です。
下の表ではデータ専用SIMのプラン別最安の料金をご紹介します。

データ専用SIM最安値表(2022年版)

  月額基本料金
高速通信
500MB部門リンクスメイト363円
1GB部門リンクスメイト385円
2GB部門リンクスメイト418円
3GB部門リンクスメイト550円
4GB部門IIJmio(ギガプラン(eSIM))660円
5GB部門NUROモバイル(VMプラン)825円
6GB部門リンクスメイト990円
7GB部門IIJmio(ギガプラン(eSIM))1,100円
8GB部門IIJmio(ギガプラン(eSIM))1,100円
10GB部門NUROモバイル(VLプラン)1,320円
15GB部門IIJmio(ギガプラン(eSIM))1,430円
20GB部門IIJmio(ギガプラン(eSIM))1,650円

※記載の料金は通常料金です。期間限定のキャンペーンなどによって価格が異なる場合がありますのでご了承ください。

先生

20GBを超えるSMS機能付きSIMのプランもありますが、価格帯が高いので、割愛しています。

データ専用SIMはSMS機能付きSIMと似たような傾向で10GBを切る低容量についてはリンクスメイトやNUROモバイルが安く、10GBから20GBの中容量についてはIIJmioが安いといった結果ですが、4GBなど低容量の領域でもIIJmioが安くなるといった結果になりました。

MVNOの通信品質は注意が必要

格安SIMを選ぶ際、値段も非常に重要な要素ではありますが、値段の安さだけに着目することは正直危険です。

値段も重要ですが、通信品質についても考慮した方が良いでしょう。

MVNOは、ドコモ・au・ソフトバンクといったMNOから回線の一部を借り受けてサービス提供をしています。あくまで回線の一部なので、少ない人数で利用している場合にはそれほど支障はありませんが、多くの人が利用する混雑時の通信速度はかなり低速になり安定しません。

先生

交通渋滞が起きているような状態をイメージしましょう…

メールやSNSなどデータ量が少なめのものであればそれほど支障はありませんが、動画視聴など高速データ通信が必要なものになると混雑時のデータ利用はかなり厳しい状況になります。

通信環境が安定するのは回線を提供する側のドコモ・au・ソフトバンク(オンライン限定プランのahamo・povo・LINEMOも含む)やサブブランドであるワイモバイル・UQモバイルやMVNOに回線提供はしていないものの楽天モバイル(プラチナバンド帯が無いので屋内などの回線の入りやすさの問題はある)で、回線の一部を借り受けているMVNO各社は混雑時の通信環境は安定しづらい点は注意しておきましょう。

先生

MVNOの得意分野は小容量のデータ利用(携帯各社の激戦区でもあります)

また、MVNOは全国にサポートをしてくれるような店舗を持っているところは少なく、家電量販店などでの申込・購入はできてもサポートはオンラインや電話といったところが多いので、サポート諸々を対人対応でしてほしい人にはあまり向いていない点にも注意しましょう。

まとめ

月額基本料金の価格の安さだけの視点で見た場合、音声通話SIMについてはMVNOの各社がしのぎを削っている状況で、SMS機能付きSIMやデータ専用SIMについてはリンクメイト、NUROモバイル、IIJmioが最安値を競い合っている感じの結果になっていました。

ただ、格安SIM選びは料金面だけでなく通信環境や店舗サポートなどの要素も考慮し、自分のスタイルに合ったプランを選んでお得で快適なスマホライフを楽しんでください。

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Posted by Kan