iPhone8価格比較(2019年12月版)。SIMフリー版、キャリア版の現状の端末価格は?
この記事より新しい2020年4月版の価格比較記事を公開しました。
2017年9月22日に発売したiPhone 8。2019年9月20日に発売のiPhone11、iPhone11Pro、iPhone ProMaxは高額な商品だったりもするため、iPhone 8もまだまだスマホ選びの選択肢に入っているのではないでしょうか?
今回は、2019年12月現在のiPhone 8のSIMフリー版と3大キャリアとの価格比較行ってみました。購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。(参考とした中古販売店)
ソフトバンクのiPhone8 64GBモデルが12月20日から値下げをしたので、値下げ後の価格に更新。
機種の主な特徴
色々なサイトでiPhone 8が紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。
容量は3タイプ。カラーは3種類
iPhone 8は64GB・128GB・256GBの3タイプがあり、端末のカラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールドの3種類用意されています。
AppleのiPhone11の発売発表と同時にAppleのSIMフリー版については256GBモデルの販売を終了し、代わりに128GBモデルの販売を開始しました。
ディスプレイのサイズは4.7インチで最新のiPhone11の6.1インチと比べるとベゼル(縁)があったり、液晶画面のサイズは1.4インチとかなり小さくなっています(端末自体の大きさは高さ・幅それぞれで約5mmの差がある程度です)。チップが二つ前のバージョンのA11チップだったり最新のiPhone11と比べれば劣る点もあるものの、まだまだ高性能の現役の機種ではあります。
少なくとも世間で販売されている格安スマホやミドルクラスのスマホ機種と比較すれば、最新の機種でも性能は遥かにiPhone8の方が良いです。
その他の特徴
iPhone 8は、最新のiPhone11と比べると以下の点が違っています。
iPhone11との違い(主なもの)
- ディスプレイサイズ:4.7インチ
(iPhone11は6.1インチで1.4インチの差があります) - チップ:A11 Bionicチップで二世代前のチップを搭載しています
(iPhone11はA13 Bionicチップ) - 認証方法:Touch IDでの認証
(iPhone11はFace IDによる認証) - 耐水性:最大水深1メートルで最大30分間耐えられるIP67等級
(iPhone11はさらに1メートル深いIP68等級) - カメラ:デュアルカメラではない
(iPhone11はデュアルカメラ搭載。※トリプルカメラはiPhone11ProとiPhone11ProMax) - バッテリーの持ち:最大ビデオ再生時間が最大13時間(iPhone11より4時間短い)、オーディオ再生も最大40時間(iPhone11より25時間短い)
価格比較
iPhone 8の価格は以下の通りになっています。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの販売価格は割引を適用していない定価の価格です。参考値で中古販売の価格も載せています(発売してから2年以上経過しているので、中古端末の状態があまり良くない(傷や経年劣化などがある)といった査定で価格が安いものが出てきます)。
※価格調査日:2019年12月23日
64GBモデル価格
iPhone8の64GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。
メーカー・キャリア | 販売価格(税込) | Appleとの価格差 |
---|---|---|
Apple(SIMフリー) | 58,080円 | – |
au | 58,320円 | +240円 |
ドコモ | 58,520円 | +440円 |
ソフトバンク | 63,360円 | +5,280円 |
【参考】中古端末 | 33,800円~ ※別途送料が約640円~が必要 |
128GBモデル価格
iPhone8の128GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。
AppleのiPhone11発売発表後、AppleのSIMフリー版でiPhone8の128GBモデルの販売を開始しました。
メーカー・キャリア | 販売価格(税込) | Appleとの価格差 |
---|---|---|
Apple(SIMフリー) | 63,580円 | – |
ソフトバンク | 取扱なし | – |
au | 取扱なし | – |
ドコモ | 取扱なし | – |
【参考】中古端末 | 在庫なし |
256GBモデル価格
iPhone8の256GBモデルの端末価格の定価は以下のとおりです。
AppleのiPhone11発表発表後、AppleのSIMフリー版でiPhone8の256GBモデルの販売が終了に。
メーカー・キャリア | 販売価格(税込) | ソフトバンクとの価格差 |
---|---|---|
Apple(SIMフリー) | 販売終了 | – |
ソフトバンク | 93,600円 | – |
au | 105,408円 | +11,808円 |
ドコモ | 取扱終了 | – |
【参考】中古端末 | 42,800円~ ※別途送料が約640円~が必要 |
価格考察
iPhone 8の価格は現在、キャリアによってかなりのばらつきがある状況で、3大キャリアのiPhone8とiPhone11の価格差は性能差の割にはあまり大きくありません。
ただし、2019年9月末まではiPhone8の機種については2019年10月の法改正で最大2万円までの割引という制約がかかる前で、最後の大幅値引きをしていたため、iPhone11と比べるとかなり安く端末を手に入れることができましたが、2019年10月以降については、端末代金の割引に制限が設けられてしまったことがあり、iPhone11を選択した方が最終的なコストパフォーマンスを考えると良いかもしれません。
特にiPhone8の256GBモデルについては中古端末は検討の余地はあるものの、新品の端末を購入する場合は、色々な面でiPhone11を選択した方が良いです。
一括支払以外の割賦での支払い方法について、Appleでの購入の場合も24回分割払いで金利0%といった形で携帯キャリアみたいな分割での購入もできます。
中古端末は、定価と比べるとかなり安価で販売されていますが、発売してからそれなりの期間を経過したことで経年劣化を起こしたり、目立つ傷があったりなど、価格を落としている端末だったりもするため、バッテリーの寿命などの観点も入れて考えて購入するようにしましょう。
新品を購入する場合は、正直iPhone11を薦めますが、「iPhone8の新品が欲しい!」という方のため、次からは各携帯会社で機種代を安くする方法をご紹介します。
ドコモで機種代を安くする方法
ドコモには、かつては月々サポートやdocomo withや端末購入サポートといった端末代金の負担を軽減する割引サービスがありましたが、2019年5月31日で新規申込受付が終了してしまいました。
「スマホおかえしプログラム」はあるがiPhone8は対象外
ドコモには2019年6月から始まった「スマホおかえしプログラム」というものがありますが、iPhone8については対象外の機種のため、この割引を受けることができません。
↓ドコモのiPhone8が欲しくなった人は
※ドコモの契約は事務手数料がかからないオンラインショップがオススメです
auで機種代を安くする方法
auは、2019年9月時点ではいくつかの選択肢がありましたが、2019年9月末でほとんどが新規受付申込が終わってしまい、2019年12月現在はアップグレードプログラムNXを利用します。
「アップグレードプログラムNX」はあるがiPhone8は対象外
ただし、「アップグレードプログラムNX」は、iPhone8については対象外の機種のため、この割引を受けることができません。
↓auのiPhone8が欲しくなった人は
ソフトバンクで機種代を安くする方法
ソフトバンクは、かつて月月割や半額サポートの割引サービスが有名でしたが、現在はこの割引サービスが利用できません。2019年12月現在はトクするサポートを利用します。
トクするサポートの利用
2019年9月13日から始まった割引で、こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日、ソフトバンクで次の機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25ヶ月目以降にソフトバンクで機種を購入し、旧機種をソフトバンクに返却すれば、以降の旧機種の残割賦代金の支払いがなくなります。
つまり25ヶ月目に購入したiPhone8を返却し、次の機種をソフトバンクで購入した場合、iPhone8の端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。
ただし、25ヶ月目以降になっても返却&次の機種を購入せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。
そして、トクするサポートは月額390円(不課税)×24回分(つまり、合計9,360円分)のプログラム費用が必要になります。
※プログラム特典を利用しないで48回の支払いを完済した場合には、支払ったプログラム料をPayPayボーナス(個人契約の場合)、Tポイント(法人契約の場合)で還元されます。
また、トクするサポートの特典を利用するにあたり、購入したiPhone8は返却により回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。
トクするサポートはソフトバンクでの機種購入が条件になっていて、ソフトバンク回線利用については関知しません。
※ソフトバンクの回線契約は必要ないものの、ソフトバンクで購入する端末にはソフトバンクのSIMロックがかかっているため、ドコモやau系の回線を利用している人やワイモバイルを利用している人の場合には、SIMロックをソフトバンクショップでSIMロックを解除してから利用する形になります。(SIMロックの解除には、クレジットカード払いで機種を購入していることとSIMロック解除の手数料3,000円が必要になります)
●13カ月目~25ヶ月目に新機種をソフトバンクで購入した場合のiPhone8の実質的な機種代金
実質的な機種代(税込)+プログラム料(不課税) | |
---|---|
64GB | 31,680円+9,360円 =41,040円 |
256GB | 46,800円+9,360円 = 56,160円 |
この割引を適用し、25ヶ月目の段階で特典利用すると、ドコモ、auの端末価格より安価で利用することが可能です。
トクするサポートの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。
- 対象機種(iPhone8も対象)を割賦契約48回で購入と同時にトクするサポートに申し込み(途中からの加入はできません)
- 25ヶ月目以降に次の機種をソフトバンクで購入
※12ヶ月以上利用した人でも24回分の端末代金、プログラム料を支払うことで特典利用が可能 - 次回の機種購入時、旧機種の回収
(故障していたりすると20,000円(不課税)別途追加費用が必要になります。あんしん保証パックなどに加入している場合は2,000円(不課税)に減額) - 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われて、IMEIが確認できること
↓ソフトバンクのiPhone8が欲しくなった人は
↓ソフトバンクにMNPするならこちらの携帯ショップもすすめ
まとめ
iPhone8のSIMフリー・ドコモ・au・ソフトバンクの端末価格を比較してみました。定価自体はそれなりに高いものの各携帯会社の割引を上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。
新品なら価格差と性能差を考慮すると最新機のiPhone11を正直お勧めしたい感じではあるので、iPhone8を検討している人は一度iPhone11の方も検討してみてください。
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- INEST株式会社とLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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