オール電化の電気代が高い原因と5つの節約方法|家族構成別の平均額
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最近行われている電気代の値上がりにより、月々に必要となる電気代が気になる方は少なくありません。

特にオール電化でかかる電気代は、ガスと併用した場合より料金が高くなるため注意が必要でしょう。しかし、オール電化での料金がどのくらいか分からない人は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、一人暮らし、二人暮らし、三人家族、四人家族と家族構成ごとに分けたオール電化の電気代について解説。合わせて、オール電化での節約方法やガス併用とした場合の料金を比較して紹介します。

手軽に実践できる節約法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

【一人暮らし〜四人家族まで】家族構成別オール電化の電気代

家族構成別オール電化の電気代

オール電化に興味があっても、電気代が大幅に増加するのではないかと、不安や疑問に思っている人が多いでしょう。当記事では、オール電化の電気代を家族構成別に紹介します

また、今回紹介する電気代は関西電力が調査した「オール電化住宅の世帯別⽉間平均光熱費」によるものなので、自分の契約している電気会社・プランの詳しい料金を計算してみてください。

出典:オール電化住宅の世帯別⽉間平均光熱費 – 関西電力

1人暮らしのオール電化電気代の目安

1人暮らしのオール電化電気代の目安

1人暮らしでオール電化にかかる電気代は、11,222円という調査結果が出ています。そのため、電気・ガスを併用した場合の料金と比較すると、少し割高と感じる人もいるかもしれません。

太陽光パネルを設置すれば、オール電化であっても電気代を抑えることができますよ。

2人暮らしのオール電化電気代の目安

2人暮らしのオール電化電気代の目安

2人暮らしでオール電化にかかる電気代は、14,049円となっています。

1人あたりの電気代が7,000円程になるため、1人暮らしの電気代と比べると4,000円程度安く、コストパフォーマンスが非常に良いことは特徴と言えるでしょう。

契約する電力会社によっては、電気代がお得になるプラン・メニューなどが用意されていることもあるので、要チェックですよ。

3人家族のオール電化電気代の目安

3人家族のオール電化電気代の目安

3人暮らしでオール電化にかかる電気代は、15,588です。

2人暮らしと比較すると、1,500円程しか差がなく、1人当たりの電気代が非常に安く抑えられることが分かります。

オール電化で1人あたりの電気代を抑えるためには、大人数で一緒に住むことがおすすめですね。

4人暮家族以上のオール電化電気代の目安

4人暮家族以上のオール電化電気代の目安

4人暮らし以上でオール電化にかかる電気代は、17,416円となっています。

4人暮らし以上の場合、1人あたりにかかる電気代は4,500円未満となるので、2人暮らし以上にコストパフォーマンスが高いことはメリットでしょう。

家族構成や一緒に生活をする人数を考えた上で、オール電化を検討するのもおすすめですよ。

【まとめ】家族構成別・オール電化の電気代

【まとめ】家族構成別・オール電化の電気代

ここまで紹介した、家族構成別のオール電化の電気代をまとめると以下の通りです。

1人暮らし2人暮らし3人暮らし4人暮らし以上
電気代11,222円14,049円15,588円17,416円

ガス併用と同様ですが、住んでいる人数が少ないほど、電気代が割高となってしまうので注意してください。

オール電化への切り替えを検討する場合は、一度電気代の見積りをしてみることがおすすめですね。

オール電化の電気代は電気+ガスの平均額と比べるといくら違う?

オール電化の電気代は電気+ガスの平均額と比べるといくら違う?

オール電化の電気代は、電気+ガスの料金と比べて、どれほどの違いがあるのでしょうか。

総務省統計局が2021年に行った調査「家計調査 家計収支編」では、世帯人数別で電気・ガス代の平均額が明らかにされています。

下記の表で、オール電化との差額を見てみましょう。

1人暮らし2人暮らし3人暮らし4人暮らし
電気代5,482円9,183円10,655円11,376円
ガス代3,001円4,330円4,930円4,882円
合計8,483円13,513円15,585円16,258円

オール電化の電気代

11,222円14,049円15,588円17,416円

電気+ガスの平均額は、オール電化よりもやや高い傾向です。人数が多いほど、オール電化のほうがお得になります。

ただしこれらの金額はあくまで平均額です。契約する会社やプランによって、金額には差が出ます。

たとえば、電気・ガスのセット契約ならオール電化よりも費用を抑えられたり、太陽光パネルがある家なら電気代がもっと安くなったりするでしょう。暮らしや使い方にあった選択をすることが大切です。

出典:2021年度家計調査 家計収支編ー総務省統計

オール電化の初期費用はどのくらいかかる?

オール電化の初期費用はどのくらいかかる?

オール電化の導入に、躊躇してしまう方も多いかと思います。オール電化をためらう理由の1つが、初期費用ではないでしょうか。

 オール電化の初期費用は、導入する機種や依頼する工事会社にもよりますが、60万円前後かかるのが相場です。

しかしその分、電気代・ガス代のランニングコストが減らせます。光熱費の削減ができれば、数年後にはオール電化の導入費用の元が取れる計算です。

一般的には5年〜8年で60万円前後の節約が叶うとされています。使い方や家族構成によっては、もっと早く実現する可能性もゼロではありません。

オール電化の初期費用は痛手ですが最終的にはお得になります。初期費用は「投資」と考えてみるのもひとつの手です。

オール電化の電気代を節約するおすすめの方法

オール電化の電気代を節約するおすすめの方法

オール電化では、ガス代は一切かかりませんが、その一方で電気代が多くかかってしまうことも事実です。

しかし、日々小まめに以下5つの節約方法を実践していれば、電気代を抑えることができます。

  1. 電力会社やプランを見直す
  2. 電気給湯器の温度と沸かす湯量に設定する
  3. 蓄熱暖房機の電源OFFは慎重に
  4. IHクッキングヒーターと相性の良い鍋を選ぶ
  5. 太陽光パネルの導入を検討する

1つずつ解説していくので、オール電化を利用している方・切り替えを検討している方は参考にしてみてください。

電力会社やプランを見直す

新電力会社の料金

2016年の「電力の小売全面自由化」により、電力会社は自分自身で自由に選べるようになったため、オール電化の切り替えと同時に電力会社・プランを見直すことも検討してみてください。

 電力の小売全面自由化後は、プラン・料金が変更されただけでなく、ユーザーを増やすためにキャンペーンを行っている電力会社が増えています。

また、電力会社を変更しなくても、オール電化向けのプランもあるので、プランを見直すことも節約に繋がるでしょう。

なお、オール電化では、夜間に電気給湯器や蓄熱暖房機を稼働させるため、夜間の電気代が安いプランに加入することがおすすめです。

インターネットから簡単に電気代の見積もりができる電力会社もありますよ。

電気給湯器の温度と沸かす湯量を適切に設定する

電気給湯器の温度と沸かす湯量を適切に設定する

オール電化を導入したお家で、電気代が大幅にかかってしまう部分の1つが、水をお湯にする電気給湯器です。

電気給湯器は、電気代が安い夜間に1日分のお湯を沸かし、温度を保ったまま貯めておくという仕組みのため、1度にたくさんのお湯を沸かしてしまったりすると、電気代が無駄になります。

 冷めてしまったお湯を温め直す電気給湯機の追い炊き機能は、夜間と比べて電気代が割高になることも注意したいポイントでしょう。

つまり、オール電化で電気代を抑えるためには、適切な温度設定湯量を把握することが重要です。

オール電化の追い炊きは時間がかかるので、必要な時にお湯が使えないデメリットもありますね。

蓄熱暖房機の電源OFFは慎重に

蓄熱暖房機の電源OFFは慎重に

オール電化を導入したお家の暖房器具といえば、電気代が安い夜間に貯めた熱で室内を温める蓄熱暖房機ですが、使い方によっては電気代を節約することができます。

節約といえば、こまめに電源を切ることが重要だと思う人も多いかもしれませんが、蓄熱暖房機の電源切る際には消費する電力が大きくなるため、電気代が高くなってしまうのです。

 短い時間の外出などであれば、電源を切らないことで、電気代の節約になります。

また、必要以上の熱を貯めた場合熱切れの際に追い炊きをした場合は、さらに電気代がかかることも注意したいポイントです。

そのため、適切な蓄熱量を把握することが電気代の節約へ繋がるでしょう。

オール電化にする際は、蓄熱量を確認できる蓄熱暖房機を選ぶことがおすすめですよ。

電気代が高くなる家電について知っておくことも、オール電化の電気代を節約する上で大切なポイントです。

電気代を圧迫する原因の多くは、エアコンとされています。夏や冬など外と部屋の中の温度差が大きいほど、電力を多く使う傾向です

 節約をする場合は、設定温度をなるべく外の気温と近づけるようにしましょう。

ほかにも、洗濯機・食洗機・冷蔵庫といった日常生活に欠かせない家電も、電気代が高くなりがち。これらもエアコン同様に、使い方に工夫を加えることで節約ができます。

家電製品は最近のものであればあるほど、消費電力が少ないのも見落としたくない点です。

オール電化の電気代を節約するのであれば電力のかからない家電の導入も、視野に入れてみてはいかがでしょうか。

IHクッキングヒーターと相性の良い鍋を選ぶ

IHクッキングヒーターと相性の良い鍋を選ぶ

お鍋やフライパンを選ぶ際に、IHクッキングヒーターに対応しているか確認する人は少なくないでしょう。

しかし、IHクッキングヒーターに対応していても、お鍋・フライパンの素材や形などによって、熱が伝わりづらくなることは注意したいポイントになります。

 鉄やステンレスのお鍋・フライパンは、IHクッキングヒーターの熱が伝わりやすいです。

そのため、無駄な電気代を減らすためにも、鉄やステンレス製のお鍋・フライパンへ買い替えることを検討してみてください。

圧力鍋や無水鍋を利用して、料理をすることも電気代の節約に繋がる場合がありますよ。

太陽光パネルの導入する

太陽光パネルの導入する

戸建てのお家であれば、オール電化への変更時に、太陽光パネルの導入すると電気代を大幅に節約できます。

 太陽光パネルは、屋根に設置したパネルで太陽光を集め、電気に変えるシステムです。

もちろん、初期費用は掛かりますが、一度設置してしまえば、お家で使うすべての電気をまかなえる場合もあります。

さらに、電気が余った場合は電力会社などに買い取ってもらうことも可能なので、収入源にできる可能性もあるでしょう。

太陽光パネルがあれば、停電時も安心して電気を使えますよ。

電気代が安い時間帯を活用する

電気代が安い時間帯を活用する

電力会社の多くが、夜の電気代を安く設定しています。プランや契約する内容によっては、夜だけでなく休日や季節ごとに電気代が変わるケースも少なくありません。

時間帯によって電気代が左右される理由は、夜は使用量が少なく電力が余ってしまうから。安い時間帯を設定して、需要を伸ばすのが目的とされています。

 なるべく電気代が安くなる時間帯にまとめて活用をして、電気代を節約しましょう。

たとえば夜のほうが電気代が安いのであれば、家事は夜か早朝にまとめて終わらせると良いでしょう。週末に安くなるプランであれば、週末にまとめておこなうのも手です。

 ただし夜の家事はご近所へ迷惑をかけてしまう場合があります。

掃除機や洗濯機など音や振動が響く家電を使う際は、注意をしましょう。

オール電化におすすめの新電力2選を徹底比較!

これまで、オール電化の電気代について見てきましたが、電気料金の高さがネックに思われた方は、是非こちらで紹介するオール電化に特におすすめできる電力会社を検討してみてください。

当記事に掲載している点数は、各新電力会社の公式情報や当サイトに寄せられた口コミの投稿や、独自アンケート調査の結果をもとに採点しています。ランキングを決定づける基準や得点は、「e-暮らし 新電力会社比較基準とランキング根拠について」をご覧ください。

CDエナジーダイレクト

CDエナジーダイレクト

おすすめポイント
  • オール電化専用プランで無駄なく利用できる
  • 中部電力と大阪ガスによって生まれた新電力
  • ライフステージ・ライフスタイルに合った料金プランを選べる
  • 利用料金に応じて自動的にカテエネポイントが貯まる

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスによって生まれた新電力です。料金プランが豊富にあり、ユーザーのライフステージ・ライフスタイルに合ったものを選べます。

 オール電化や蓄電池を利用している場合は「スマートでんき」プランがおすすめで、深夜の時間帯の電気代が大幅に下がります。

利用料金に応じて自動的にカテエネポイントが貯まり、電気料金の支払いや提携先のポイントへ交換可能です。支払額100円につき1ポイント貯まるため、実質1%割引になります。

他にも家族ポイント割があり、離れて暮らす2親等以内の家族が中部電力・大阪ガスと契約している場合、CDエナジーダイレクトのユーザーに毎月100ポイントもらえます。

オール電化で本当に電気代が安くなるのか、まずは気軽にシミュレーションしてみるのがおすすめですよ。
基本料金(税込)885.72円
※スマートでんき 30Aで契約時
電力量料金(税込)午前6時~翌日午前1時:35.96円/kWh
午前1時~午前6時:28.06円/kWh
解約金なし
対応エリア東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・栃木県・群馬県・茨城県・山梨県・静岡県の富士川以東
運営会社株式会社CDエナジーダイレクト

※再エネ賦課金を除く

出典:CDエナジーダイレクト公式サイト

東急でんき

東急でんき

おすすめポイント
  • 東急グループが提供している新電力
  • 使用量が多い家庭・少ない家庭問わず料金がお得になる
  • 東急線の通勤・通学定期券を利用している場合は、東急でんきの料金が割引になる

東急でんきは東急グループが提供している新電力です。東急でんきのでんきは、使用量が多い家庭・少ない家庭問わず料金がお得になります。

 オール電化向けのプランとして夜間の電気料金が安くなる「スマートナイトプラン」があります。

現在、東京電力のスマートライフプランを契約している場合、スマートナイトプランへ切り替えることで毎月約300円、年間で約3,600円安くなるためお得です。

他にも、東急線の通勤・通学定期券を利用している場合は、東急でんきの料金が割引になる特典もあります。

毎月の電気・ガス料金をTOKYU CARDで支払うと、料金の1%分のポイントが貯まる点も魅力です。
基本料金(税込)1,089.00円
※スマートナイトプラン 40Aで契約時
電力量料金(税込)午前6時~翌日午前1時:25.69円/kWh
午前1時~午前6時:17.67円/kWh
解約金なし
対応エリア東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県・静岡県の一部(富士川以東)
※離島を除く
運営会社株式会社 東急パワーサプライ

出典:東急でんき公式サイト

オール電化とガス併用はどっちがおすすめ?メリットデメリット

オール電化とガス併用はどっちがおすすめ?メリットデメリット

「そもそもオール電化とガスの併用はどちらが良いのか」と疑問を解消できず、オール電化への切り替えに踏み切れないという人も多いかもしれません。

そこでここからは、オール電化のメリット・デメリットガス併用のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

メリットデメリット
オール電化

・火を使わないため安全
・毎月の支払いの手間を省ける

・停電時が不便
・初期費用が高額

ガス併用・初期費用が不要
・停電時もお湯を使える
・火災のリスクがある
・基本料金がかかる

オール電化への切り替えに悩んでいる方は、これから解説する内容をぜひ検討材料にしてみてください。

オール電化のメリット・デメリット

メリット①:火を使わないため安全

オール電化のメリット

オール電化を利用するメリットの1つ目は、火を使わないため安心ということです。

 オール電化の場合、電気で料理を行うIHクッキングヒーターを利用するので、火災のリスクを減らすことができます。

また、二酸化炭素も発生しないため、部屋の空気を綺麗に保てることも嬉しいポイントでしょう。

IHクッキングヒーターは、ガスコンロと比べて掃除が楽なので、時間も節約できますよ。

メリット②:毎月の支払いの手間を省ける

オール電化のメリット

電気代・ガス代が別であると、それぞれの料金支払いが必要になるため、不便だと感じている人も少なくないでしょう。

 オール電化にすれば、ガスを使うことがなくなるので、ガス代の払う手間が省けます。

また、電力会社によっては、電気と水道をセットにできるプランを用意している場合があるため、電気・水道の料金支払いをまとめられる場合もあります。

現在は自由に電力会社を選択できるので、ぜひ比較や見積もりを行ってみてください。

デメリット①:停電時が不便

オール電化のメリット・デメリット

オール電化は、お家で使うエネルギーが全て電気なので、停電時は家電などが利用できないリスクがあります。

 ガス併用であれば利用できる、給湯器やコンロも使えなくなっていることは注意したいポイントでしょう。

停電は頻繁に起こるようなものではありませんが、災害時などを考えると不安を感じる人も多いと思います。

しかし、太陽光パネルと蓄電池さえ設置していれば、災害時でも問題なく電気が使うことができるので、オール電化を利用したいと考えている方はチェックしてみてください。

太陽光パネルや蓄電池は、初期費用がかかりますが、一度検討してみることがおすすめですね。

デメリット②:初期費用が高額

オール電化のメリット・デメリット

オール電化への切り替えを踏みとどまらせる理由の1つは、高額な初期費用だと考える人も少なくありません。

 オール電化と言っても、IHクッキングヒーターや蓄熱暖房機などの設置も必要となります。

そのため、全ての費用をトータルすると、初期費用は高くなると言えるでしょう。

さらに、太陽光パネル・蓄電池なども同時に設置する場合は、初期費用がさらに高額になるため、費用面での負担が大きくなることは気をつけたいポイントです。

費用は、分割払いを利用できる場合がほとんどなので、長期的に考えてみてくださいね。

ガス併用のメリット・デメリット

メリット①:初期費用が不要

ガス併用のメリット・デメリット

ガス併用の大きなメリットが、初期費用が不要ということです。

 戸建て・マンションなどに関わらず、日本の住居ではガス設備が最初から付いているため、ガスを利用するための初期費用は一切かかりません。

そのため、現状の光熱費・自宅の設備に満足している人であれば、ガス併用で全く問題ないでしょう。

自分のライフスタイルや価値観に合った設備やエネルギーを選ぶことも大切なことですよ。

メリット②:停電時でもお湯を使える

ガス併用のメリット・デメリット

停電時でもお湯が使えるということは、ガスを併用する非常に大きなメリットです。

 ガス併用の場合では、給湯器やコンロをガスで利用できるため、停電時も安心です。

そのため、災害などで停電しても、温かいお風呂に入れたりすることは、安心できると感じる人も多いでしょう。

使用するエネルギーを選択する際は、日常と災害時の両方を考えておくことが大切ですね。

デメリット①:火災のリスクがある

ガス併用のメリット・デメリット

ガス併用の場合、オール電化のIHクッキングヒーターと比べると、火災のリスクが大きくなることは注意したいポイントの1つでしょう。

 特に地震が起きた際には、火災が起きる危険性が大きくなってしまいます。

ただし、最近では大きい地震が起きた場合、自動的にガスの供給が停止されるように設定されていることも多いため、昔と比べると火災リスクが低くなっていることは安心です。

メリット・デメリットをきちんと比較した上で、オール電化またはガス併用のどちらか選択するようにしてくださいね。

デメリット②:基本料金がかかる

ガス併用のメリット・デメリット

ガスを併用する場合、電気・ガスの2つを契約することになるため、それぞれに基本料金がかかります。

 基本料金自体は高額ではありませんが、長期的に考えると、金額が大きくなっていきます。

そのため、基本料金を少しでも抑えたい場合は、電気・ガスをまとめると、通常よりお得に利用できるでしょう。

ただし、基本料金が無料の電力会社やガス会社も増えているので、基本料金の支払いをなくすことも可能です。

電気・ガスをまとめると支払いが1つになることも魅力のポイントですよ。

オール電化の料金に関するよくある質問

オール電化の平均の月額料金は?
もちろん時期にもよりますが、関西電力の調査によると1人暮らしで約10,000円強〜4人暮らしで約17,000円です。
オール電化の電気料金を節約する方法は?
効果が高いものとしては、電力会社やプランを見直すのがおすすめです。さまざまな企業が電力プランを提供し、情報が日々更新されています。電気料金が気になったタイミングに合わせて1番安いプランや電力会社をチェック、変更することをおすすめします。
オール電化でおすすめな電力会社は?
当サイトでは、CDエナジーダイレクトをおすすめしています。対応エリアは関東+一部地域と限られますが、10〜60Aと幅広い範囲で設定でき、地域の大手電力会社より電気料金は安くなる傾向にあります。
オール電化にした方が電気代は安くなるの?
必ずしも安くなるとは限りません。世帯人数が少ないほど、電気+ガスの料金と差が出にくいと言えます。太陽光ソーラーを取り付ければ電気代が抑えられるため、電気とガスの併用料金より安さを実感できるでしょう。
オール電化と電気+ガスの基本料金はどう違う?
オール電化の場合、基本料金は電気代のみに発生します。しかし電気+ガスの場合、それぞれに基本料金がかかります。
オール電化は何年使えば工事費の元が取れる?
オール電化には、工事費といった初期導入コストがかかります。契約する会社によって導入コストは違い、使用する電力も世帯によって異なります。そのため一概に何年で元が取れる、とは言い切れません。おおよそですが、「8〜10年で元が取れる」※1と考えておきましょう。
オール電化にしても値段が高いのだけど、なぜ?
理由の1つとして考えられるのが、昼間に電力を使いすぎている、という点です。オール電化のプランは、昼の電気代は安く、夜は高くなるという特徴があります。また、オール電化に変更する際、従来よりもアンペア数を上げて契約をする場合がほとんどです。そのため電気ガスの併用をしていた場合と合計額が違わない、というケースもあります。

まとめ

オール電化は、太陽光パネル・蓄電池があれば停電時でも問題なく電気を使えるので、災害時などでも安心です。

また、電気代がたくさんかかるように感じる人も多いかもしれませんが、節約方法を普段から実践していれば、電気代を抑えることもできるでしょう。

まだオール電化を利用していない方は、便利に使えるオール電化の利用を検討してみてくださいね。

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