SIMフリー vs キャリア! iPhone 8 Plus価格比較(2018年11月)

2018年11月29日ドコモ,iPhone,au,ソフトバンクSIMフリー,iPhone8Plus

iPhone8Plus
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この記事より新しい2020年4月版の価格比較記事を公開しました。

iPhone8Plus価格比較(2020年4月時点)

2017年9月22日に発売したiPhone 8 Plus。発売から1年以上が経過していますが、今年発売のiPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XRは高額な商品だったりもするため、最新機種は無理でもiPhone 8 Plusなら手が届くのでは・・・とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、2018年11月現在のiPhone 8 PlusのSIMフリー版と3大キャリアとの価格比較行ってみました。購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。(参考とした中古販売店)

※iPhone 8 Plus以外の価格記事を見たい方はこちらの記事をどうぞ。
iPhone XR 価格比較
iPhone XS 価格比較
iPhone XS Max 価格比較
iPhone8 価格比較
iPhone7 価格比較

iPhone 8 Plus の主な特徴

iPhone8Plus
出典:Apple

色々なサイトでiPhone 8 Plusが紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。

容量は2タイプ。カラーは3種類

iPhone 8 Plus64GB・256GB2タイプがあり、端末のカラーはシルバー・スペースグレイ・ゴールド3種類用意されています。

ディスプレイのサイズ5.5インチで最新のiPhone XSの5.8インチと比べるとベゼル(縁)がある分、液晶画面のサイズは若干小さくなっています。(ただし、端末自体の大きさはベゼル分iPhone XSよりも大型になっています)チップが一つ前のバージョンのA11チップだったり幾つかの機能は最新のiPhone XSと比べれば劣る点もあるものの、まだまだ高性能の現役の機種だと言えます。

その他の特徴

iPhone 8 Plusは、最新のiPhone XSと比べると以下の点が違っています。

iPhone XSとの違い(主なもの)
  • ディスプレイサイズ5.5インチ(iPhone XSは5.8インチで若干小さいサイズです)
  • チップA11 Bionicチップで一世代前のチップを搭載しています(iPhone XSはA12 Bionicチップ)
  • 認証方法Touch IDでの認証(iPhone XSはFace IDによる認証)
  • 耐水性:最大水深1メートルで最大30分間耐えられるIP67等級(iPhone XSはさらに1メートル深いがiPhone XRと同等)
  • バッテリーの持ち:端末自体がiPhone XSより大型でバッテリーが多く入る分連続通話時間、インターネット利用時間が1時間多く持ちますが、端末の重量202g(iPhone XSは177g)と重い端末になっています。

iPhone 8 Plus 価格比較

端末価格(64GB/256GB)

iPhone 8 Plusの価格は以下の通りになっています。ドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの販売価格は割引を適用していない定価の価格です。参考値で中古販売の価格も載せています(発売してから1年以上経過しているので、中古端末の状態があまり良くない(傷や経年劣化などがある)といった査定で価格が安いものが出てきます)。

※価格調査日:2018年11月29日

iPhone 8 Plus(64GB)価格

メーカー・キャリア販売価格(税抜)Appleとの価格差
Apple(SIMフリー)78,800円
ソフトバンク90,889円+12,089円
ドコモ93,000円+14,200円
au95,556円+16,756円
【参考】
中古(SIMフリー)
69,259円~
※別途送料が600円~が必要
 

iPhone 8 Plus(256GB)価格

メーカー・キャリア販売価格(税抜)Appleとの価格差
Apple(SIMフリー)95,800円
ソフトバンク108,000円+12,200円
ドコモ販売終了
au112,667円+16,867円
【参考】
中古(SIMフリー)
70,185円~
※別途送料が600円~が必要
 

iPhone 8 Plusの価格考察

iPhone 8 Plusの価格現在発売中の最新機種iPhone XSの約7割程度の販売価格となっています。3大キャリアの割引価格やキャンペーンを活用しない形だとAppleのSIMフリーのiPhone 8 Plusが最も安く、3大キャリアではソフトバンク、ドコモ、auの順になっています。

一括支払以外の割賦での支払い方法について、Appleでの購入の場合も24回分割払いで金利0%といった形で携帯キャリアみたいな分割での購入もできます。

3大キャリアと比べ遅くなりがちな通信回線の速度を気にしない方携帯ショップでのサポートやフォローは特に必要としない方であれば、端末購入はAppleで通信回線は格安SIMとの複合技での購入・契約でも十分候補にできると思います。

中古端末は、現段階ではApple価格より20,000円近く安い価格設定がされていて、かなり割安感を感じますが、1年以上経過したことで経年劣化を起こし、価格を落としている端末もあるため、どの程度の状態まで我慢できるかの検討は必要です。

「でも、auにしたい!」auで機種代を安くする方法は?

それでも自分はauがいい!

auには、大きく4種類のいずれかのサービスを活用する形になります。iPhoneをどのくらいの頻度で機種変更したいかで適した割引サービスが変わってきます

アップグレードプログラムEX(a)の利用【13カ月目に新しいiPhoneに機種変更する人向け】

24回割賦で機種を購入し、後日の機種変更をする際に、旧機種の回収が必要になりますが、13カ月目以降に新しいiPhoneに機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり13カ月目に機種変更する場合、24回中12回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、13カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になるため、2年継続してしまうと定価で端末代を購入するのと変わらない状態になってしまいます。

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラムは利用できない点も考慮しておく必要があります。

13ヶ月目に新しいiPhoneに機種変更した場合のiPhone 8 Plusの実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
64GB47,778円
256GB56,333円

アップグレードプログラムEX(a)の適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象のiPhone(iPhone 8 Plusも対象)を割賦契約24回で購入と同時にアップグレードプログラム(a)に申し込み(途中からの加入はできません)
  • 「auピタットプラン」「auフラットプラン」に加入
  • 次回の機種変更時、旧機種の回収
    (故障していたりすると最大で20,000円追加費用が必要になるようです※故障系のサポートサービスに加入していればもう少し追加費用は下がります)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われている

詳しくはau公式:アップグレードプログラムEX/EX(a)

アップグレードプログラムEXの利用【25カ月目に新機種に機種変更する人向け】

こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日の機種変更をする際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降に機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目に機種変更する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、またアップグレードプログラムEXは月額390円のプログラム費用が必要になるため、4年継続してしまうとプログラム料分(390円×24カ月(現在は25カ月目以降はプログラム費用はかからない)=9,360円(不課税))損する結果になります。

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラムは利用できない点も考慮しておく必要があります。

※プログラムを使用しないで、次の機種に機種変更した場合は支払ったプログラム料分、WALLETポイント(法人契約の場合はauポイント)に充当される救済措置はあるようです。

25カ月目に新機種に機種変更した場合のiPhone 8 Plusの実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)+プログラム料(不課税)
64GB47,778円+9,360円
57,138円
256GB56,333円+9,360円
65,693円

アップグレードプログラムEXの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象機種(iPhone 8 Plusも対象)を割賦契約48回で購入と同時にアップグレードプログラムに申し込み(途中からの加入はできません)
  • 「auピタットプラン」「auフラットプラン」に加入
  • 次回の機種変更時、旧機種の回収
    (故障していたりすると20,000円別途追加費用が必要になるようです)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われている

詳しくはau公式:アップグレードプログラムEX/EX(a)

毎月割の利用【「auピタットプラン」「auフラットプラン」を使用しない人向け】

auの従来型の料金プラン(「データ定額2/3/5/8/10/13/20/30」または「LTEフラット」)で契約する人には、毎月割の割引サービスが適用できます。

このサービスを適用し2年間契約を継続した場合、最大68,111円分(MNPだった場合)または59,333円分(新規契約・機種変更だった場合)の割引が適用される(毎月の利用料から税込で3,065円(or 2,670円)×24回の割引)ため、実質的には以下の端末価格になる計算になります。

iPhone 8 Plusの実質的な機種代(税抜)

 MNPでの契約新規契約・機種変更での契約
64GB27,444円36,222円
256GB44,556円53,333円

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなる形になります。

毎月割の適用条件としては以下の条件を満たす必要があります。

  • iPhone購入と同時に「データ定額2/3/5/8/10/13/20/30」または「LTEフラット」に申し込む

※最近auが押している「auピタットプラン」「auフラットプラン」では選択できない割引サービスのため、注意が必要です。

毎月割の条件について詳しくはau公式:毎月割|料金・割引

iPhone MNP au購入サポートの利用【MNPでauにする人向け】

auにMNPでiPhone 8 Plusを購入する場合には、iPhone MNP au購入サポートの利用が可能です。
ドコモの「端末購入サポート」と似たようなサービスで、機種の購入代金の一部が割引になります。このサービスを適用すると45,000円(税抜)の端末代が割引されます。

ただし、毎月割より縛りの期間は短いですが、13カ月未満で解約した場合には最大35,000円(月が経過する毎に減額され、12カ月目は18,940円となり、13カ月以降の解除料は発生しません)の解除料が発生します。

45,000円の割引は、2019年3月19日までの内容です。3月20日以降は割引額が異なっています。

iPhone MNP au購入サポート適用時の実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
64GB50,556円
256GB67,667円

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなる形になります。

iPhone MNP au購入サポートの適用条件としては以下の条件を満たす必要があります。

  • MNPでの乗り換え
  • 対象のiPhone(iPhone 8 Plusも含む)を「iPhone MNP au購入サポート」でご購入と同時に「auピタットプラン」または「auフラットプラン」に加入
  • 「2年契約」「2年契約(自動更新なし)」「スマイルハート割引」いずれかにご加入

iPhone MNP au購入サポートの条件について詳しくはau公式:iPhone MNP au購入サポート

「でも、ドコモにしたい!」ドコモで機種代を安くする方法は?

それでも自分はドコモがいい!

「月々サポート」の利用(新規契約・機種変更の方)

ドコモには、月々サポートの割引サービスがあります。
このサービスを適用すると機種購入して2年間契約を継続した場合64GBモデルで最大63,600円分の割引が適用される(毎月の利用料から税込で2,862円×24回の割引)ため、実質的には以下の端末価格になる計算になります。

月々サポートを適用した場合のiPhone 8 Plusの実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
64GB29,400円
256GB販売終了

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなります。

iPhone 8 Plusの月々サポートの適用条件としては以下の4つを満たす必要があります。

  • 新規契約または機種変更の場合
  • 月々サポート対象機種のご購入(iPhone 8 Plusは対象機種)
  • ドコモ指定の「基本プラン」へのご加入
  • ドコモ指定の指定「パケットパック/シェアオプション/FOMAパケット定額データプラン」のいずれかのご加入

※簡単にいえば、いま展開しているドコモの一般的な定額プランに入るのが条件と解釈しておけば良いです。

月々サポート条件について詳しくはドコモ公式:月々サポート

「端末購入サポート」の利用(MNPの方)

MNPでiPhone 8 Plusに乗り換えの場合は、端末購入サポートの適用になります。
12カ月の継続契約を条件に機種の購入代金の一部を割引するサービスで、このサービスを適用すると72,600円の端末代が割引されます。こちらの方が縛りの期間は短いですが、12カ月未満で解約した場合には36,300円(税抜)の解除料が発生します。

ちなみに2018年11月27日から始まったiPhoneデビュー割についてはiPhone XRのみの適用なので、iPhone 8 Plusの場合は対象外です。また、端末購入サポートと月々サポートは併用できません。

端末購入サポートと月々サポートは併用できないため、機種変更以外のMNP、新規契約の方であれば、端末購入サポートを利用する方がお得になります。

端末購入サポートを適用した場合のiPhone 8 Plusの実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
64GB20,400円
256GB販売終了

iPhone 8 Plusの端末購入サポートの適用条件としては以下の3つを満たす必要があります。

  • MNPでの契約
  • 「カケホーダイプラン(スマホ/タブ)」「カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)」「シンプルプラン(スマホ)」「データプラン(スマホ/タブ)」の2年定期契約型(ハーティ割適用の場合は対象外)の契約
  • 「パケットパック」または「シェアオプション」の契約

端末購入サポートについて詳しくはドコモ公式:端末購入サポート

「でも、ソフトバンクにしたい!」ソフトバンクで機種代を安くする方法は?

それでも自分はソフトバンクがいい!

「半額サポート(半額サポート for iPhone)」の利用

ソフトバンクでは、auのアップグレードプログラムEXと似た感じの半額サポート(半額サポート for iPhone)というサービスがあります。

こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日の機種変更をする際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降に機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目に機種変更する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になります。

auのアップグレードプログラムEXと違う点もあります。追加の月額費用がかからない点と13カ月~24カ月の間に機種変更した場合でも24カ月分までの機種代金の差額を支払うことで機種変更ができる(1年買い替えオプション)特典が付いている点です。

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。

13カ月~25カ月目に新機種に機種変更した場合のiPhone 8 Plusの実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
64GB45,444円
256GB54,000円

半額サポート(半額サポート for iPhone)の適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象機種(iPhone 8 Plusも対象)を48回割賦契約で購入し、プログラムに申し込むこと
  • データ定額50GBプラス(ウルトラモンスター+)、ミニモンスター、データ定額(おてがるプラン専用)、データ定額ミニ 1GB/2GB、データ定額 5GB/20GB(U18) /20GB/30GB/50GB、データ定額パック・標準(8)/大容量(10)(15)(20)(30)
    ※家族データシェアの子回線を除く、パケットし放題フラット for 4G/4G LTEに加入
  • 次回の機種変更時、旧機種の回収・査定完了
    (auと同様に故障していたりすると20,000円別途追加費用が必要になるようです)

詳しくはソフトバンク公式:半額サポート

「月月割」の利用(スマ放題、ホワイトプランの方)

また、昔のプランである「スマ放題」「ホワイトプラン(データ定額1GBは除く)」でプランを契約している人で機種変更した場合は、月月割の適用が可能です。

このサービスを適用し2年間契約を継続した場合、最大55,111円分の割引が適用される(毎月の利用料から税込で2,480円×24回の割引)ため、実質的には以下の端末価格になる計算になります。

13カ月~25カ月目に新機種に機種変更した場合のiPhone 8 Plusの実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
64GB35,778円
256GB52,889円

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなる形になります。

月月割の条件について詳しくはソフトバンク公式:月月割|料金・割引

まとめ

iPhone 8 Plus自体の端末価格はAppleのSIMフリーが最も安いものの各携帯会社の割引を上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。

他の携帯会社にMNP(乗り換え)したくなった方はこちらの記事がおすすめです。

この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社Linklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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