iPhone7価格比較(2019年9月版)。iPhone11発表以降はAppleで販売終了に

2019年9月26日ドコモ,iPhone,au,ソフトバンク,ワイモバイル,UQモバイルiPhone7

iPhone7
新しい記事を公開しました

この記事より新しいiPhone7の価格比較記事を公開しました。

iPhone7価格比較

2019年9月の新型iPhone11、iPhone11Pro、iPhone ProMaxの発表がありました。発表と同時にAppleのSIMフリー版iPhone7の発売が終了してしまいました。商品だったりもするため、少し前に発売したiPhoneとしてiPhone7も選択肢の一つに入っているのではないでしょうか?

最近のiPhone7に関する話題としては、本家のAppleのSIMフリー版がiPhone11発売の発表のタイミングでiPhone7の販売を終了させてしまいました。

今回は、2019年9月現在のiPhone7のドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア、ワイモバイル、UQモバイルとの価格比較行ってみました。購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。(参考とした中古販売店)

機種の主な特徴

iPhone7
出典:Apple

色々なサイトでiPhone7が紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。

容量は2タイプ。カラーは4種類

iPhone732GB・128GB2タイプがあり、端末のカラーはブラック・シルバー・ゴールド・ローズゴールド4種類用意されています。

先生

かつては(PRODUCT)REDのカラーや256GBモデルもありましたが現在は販売終了しています。

ディスプレイのサイズ4.7インチで最新のiPhone11の6.1インチと比べると1.4インチ小さいサイズです(端末自体の大きさも高さで12.6mm、幅で8.6mm小さいサイズです。新型iPhoneの中で最も小型のiPhone11Proよりも小さいです)。端末の頭脳にあたるチップが三つ前のバージョンのA10チップだったり最新のiPhone11と比べると性能差はそれなりにありますが、まだまだ現役で利用できる端末であることは変わりません。

先生

A10 Fusionチップは三世代前ですが、新型iPhone11の発表と同時にあった2019年9月末から順次発売になる10.2インチの新型iPadに搭載されているチップがA10 Fusionチップであったり、まだまだ利用されるチップではあります。

その他の特徴

iPhone7は、最新のiPhone11と比べると以下の点が違っています。

iPhone11との違い(主なもの)
  • ディスプレイサイズ4.7インチ
    (iPhone11は6.1インチで1.4インチの差があります。新型で最も小型のiPhone11Proと比べても1.1インチの差があります。)
  • チップA10 Fusionチップで三世代前のチップを搭載しています
    (iPhone11はA13 Bionicチップ)
  • 認証方法Touch IDでの認証
    (iPhone11はFace IDによる認証)
  • 耐水性:最大水深1メートルで最大30分間耐えられるIP67等級
    (iPhone11はさらに1メートル深いIP68等級)
  • カメラデュアルカメラではない
    (iPhone11はデュアルカメラ搭載。※トリプルカメラはiPhone11ProとiPhone11ProMax)
  • バッテリーの持ち:最大ビデオ再生時間が最大13時間(iPhone11より4時間短い)、オーディオ再生は最大40時間(iPhone11より25時間短い)
  • 重量138gで小型な分軽量です。
    (iPhone11は194g)
  • 高速充電に対応していない
    (iPhone11は30分で最大50%充電の高速充電対応)

また、ワイモバイル、UQモバイルでiPhone6Sと検討している人もいると思いますので、iPhone6Sからの強化された点について簡単にまとめると以下の内容になります。

iPhone6Sとの違い(主なもの)
  • チップ強化A10 Fusionチップで一世代後のチップを搭載
    (iPhone 6SはA9チップ)
  • 耐水性が付いた:最大水深1メートルで最大30分間耐えられるIP67等級
    (iPhone 6Sは耐水なし)
  • フロントカメラ強化700万画素
    (6Sは500万画素)
  • バッテリーの持ちが違う:インターネット利用(7は最大12時間。6Sは最大10時間)・ビデオ再生(7は最大13時間。6Sは最大11時間)が2時間長く、オーディオ再生が10時間短くなった(7は最大40時間。6Sは最大50時間)

価格比較

端末価格(32GB/128GB)

iPhone7の価格は以下の通りになっています。各携帯会社の販売価格は割引を適用していない定価の価格です。

参考値で中古販売の価格も調べてみたところ、今回は32GBモデル、128GBモデルの在庫が無い状況でした。(過去発売していた256GBモデルは31,296円(税抜)~(※送料は別)で販売していました。ただ、発売してから3年以上経過しているので、中古端末の状態があまり良くない(傷や経年劣化などがある)といった査定で価格が安いと考えた方がよいでしょう。)

※価格調査日:2019年9月26日

32GBモデル価格

メーカー・キャリア販売価格(税抜)ドコモとの価格差
Apple(SIMフリー)販売終了
ドコモ39,600円
UQモバイル58,100円+18,500円
ソフトバンク60,000円+20,400円
au60,000円+20,400円
ワイモバイル67,700円+28,100円
【参考】
中古(SIMフリー)
在庫なし 

128GBモデル価格

メーカー・キャリア販売価格(税抜)ソフトバンクとの価格差
Apple(SIMフリー)販売終了
ソフトバンク60,000円
UQモバイル70,100円+10,100円
au70,667円+10,667円
ワイモバイル79,700円+19,700円
ドコモ販売終了
【参考】
中古(SIMフリー)
在庫なし 
先生

ソフトバンクの端末価格は32GBモデルも128GBモデルも同じ価格です。

価格考察

iPhone7の価格は最新機種のiPhone11よりは安いものの大幅に安いとまでは言わない程度の価格になっています。

中古端末について

中古端末は、現段階では在庫がなく最新の情報が分かりませんでしたが、2019年6月調査時点ではApple価格より30,000円近く安い価格設定がされていて、かなり割安感を感じますが、2年以上経過したことで経年劣化を起こし、価格を落としている端末もあるため、どの程度の状態まで我慢できるかの検討は必要です。
(特にバッテリー寿命が短くなっている可能性が高い点は注意が必要です。)

ただ、携帯会社の端末と言えば、割引サービスとの併用での実質的な販売価格は安くなりますので、各キャリア毎に割引サービスの内容と適用後の機種代金をご紹介していきます。

多くの割引サービスが2019年9月30日までで新規受付が終了に

ここでご紹介する割引サービスの多くは2019年10月施行の法改正の影響で、2019年9月末までで新規受付を終了してしまいます。2019年10月以降は利用できなくなるものもあるので、該当の割引サービス利用を考えている人は2019年9月中に利用しましょう。

ドコモで機種代を安くする方法

それでも自分はドコモがいい!

かつては、ドコモのiPhone7には「docomo with」の割引が適用できていましたが2019年5月31日で新規申し込み受付が終了してしまいました。

「スマホおかえしプログラム」はあるがiPhone7は対象外の機種

ドコモには2019年6月から始まった「スマホおかえしプログラムというものがありますが、iPhone7については対象外の機種のため、この割引を受けることができません。

先生

ただし、既にドコモのiPhone7については、ほかの携帯会社と異なり、既に端末代金が安く設定されています。(32GBモデルのみの取り扱いですが値下げしたソフトバンクよりも安い価格が付いています。)

ドコモのiPhone7が欲しくなった人は
※ドコモの契約は事務手数料がかからないオンラインショップがオススメです

auで機種代を安くする方法

それでも自分はauがいい!

auは、2019年9月時点ではいくつかの選択肢がありましたが、2019年9月末でほとんどが新規受付申込が終わってしまい、2019年10月以降は、アップグレードプログラムDXを利用する形になってきます。

アップグレードプログラムEX(a)の利用【13カ月目に新しいiPhoneに機種変更する人向け】

新規受付は2019年9月30日まで

アップグレードプログラムEX(a)の新規受付は2019年9月30日で終了します。

24回割賦で機種を購入し、後日の機種変更をする際に、旧機種の回収が必要になりますが、13カ月目以降に新しいiPhoneに機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり13カ月目に機種変更する場合、24回中12回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、13カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていき、2年継続してしまうと定価で端末代を購入するのと変わらない状態になってしまいます。

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラムは利用できない点も考慮しておく必要があります。

13ヶ月目に新しいiPhoneに機種変更した場合のiPhone7の実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
32GB30,000円
128GB35,333円

アップグレードプログラムEX(a)の適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象のiPhone(iPhone7も対象)を割賦契約24回で購入と同時にアップグレードプログラム(a)に申し込み(途中からの加入はできません)
  • 「auピタットプラン系」「auフラットプラン系」のプランに加入
    ※2019年6月から始まった新プラン「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」なども対象
  • 次回の機種変更時、旧機種の回収
    (故障していたりすると最大で20,000円追加費用が必要になるようです ※故障系のサポートサービスに加入していればもう少し追加費用は下がります)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われている

詳しくはau公式:アップグレードプログラムEX/EX(a)

アップグレードプログラムEXの利用【25カ月目に新機種に機種変更する人向け】

新規受付は2019年9月30日まで

アップグレードプログラムEXの新規受付は2019年9月30日で終了します。

こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日の機種変更をする際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降に機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目に機種変更する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていき、またアップグレードプログラムEXは月額390円のプログラム費用が必要になるため、4年継続してしまうとプログラム料分(390円×24カ月(現在は25カ月目以降はプログラム費用はかからない)=9,360円(不課税))損する結果になります。

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラムは利用できない点も考慮しておく必要があります。

※プログラムを使用しないで、次の機種に機種変更した場合は支払ったプログラム料分、WALLETポイント(法人契約の場合はauポイント)に充当される救済措置はあるようです。

25カ月目に新機種に機種変更した場合のiPhone7の実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)+プログラム料(不課税)
32GB30,000円+9,360円
39,360円
128GB35,333円+9,360円
44,693円

アップグレードプログラムEXの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象機種(iPhone7も対象)を割賦契約48回で購入と同時にアップグレードプログラムに申し込み(途中からの加入はできません)
  • 「auピタットプラン系」「auフラットプラン系」のプランに加入
    ※2019年6月から始まった新プラン「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」なども対象
  • 次回の機種変更時、旧機種の回収
    (故障していたりすると20,000円別途追加費用が必要になるようです)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われている

詳しくはau公式:アップグレードプログラムEX/EX(a)

毎月割の利用【「auピタットプラン」「auフラットプラン」などを使用しない人向け】

新規受付は2019年9月30日まで

毎月割の新規受付は2019年9月30日で終了します。

auの従来型の料金プラン(「データ定額2/3/5/8/10/13/20/30」または「LTEフラット」)で契約する人には、毎月割の割引サービスが適用できます。

このサービスを適用し2年間契約を継続した場合、最大68,111円分(MNPだった場合)または59,333円分(新規契約・機種変更だった場合)の割引が適用される(毎月の利用料から税込で3,065円(or 2,670円)×24回の割引)ため、実質的には以下の端末価格になる計算になります。

実質的な機種代(税抜)

 MNPでの契約新規契約・機種変更での契約
32GB10,000円15,000円
128GB20,667円25,666円

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなる形になります。

毎月割の適用条件としては以下の条件を満たす必要があります。

  • iPhone購入と同時に「データ定額2/3/5/8/10/13/20/30」または「LTEフラット」に申し込む
    ※これらのプランは2019年8月31日で新規受付が終了しています。
先生

毎月割は最近auが推している「auピタットプラン系」や「auフラットプラン系」のプランでは選択できない割引サービスのため、注意が必要です。

毎月割の条件について詳しくはau公式:毎月割|料金・割引

「初スマホ割」を適用できればさらに端末代が安くなる

新規受付は2019年9月30日まで

「初スマホ割」の新規受付は実質的に2019年9月30日で終了します。
※対象となる利用プランの新規申込受付が2019年9月30日で終了のため…

初スマホ割

かなり対象が絞られますが以下の条件を満たす場合、初スマホ割も適用できます。

  • 他社ケータイ(ガラケー)からMNPでの乗り換え、16カ月以上利用したauケータイ(ガラケー)からの機種変更25歳以下の新規契約/MNPのいずれか
  • 対象の機種(iPhone7を含む)を購入
  • 新auピタットプラン」か「auピタットプラン(s)」を選択(ただし、両プラン共に新規申込受付は2019年9月30日で終了)
    ※「auピタットプラン(2019年6月30日で新規受付終了)」か「auフラットプラン5(2019年5月31日で新規受付終了)」もかつては対象だった。
  • 2年契約・2年契約(自動更新なし)・スマイルハート割引のいずれかに加入

ドコモの「端末購入サポート」と似たようなサービスで、機種の購入代金の一部が割引になります。このサービスを適用すると32GBであれば35,000円(税抜)、128GBであれば30,000円(税抜)の端末代が割引されます。

ただし、毎月割より縛りの期間は短いですが、13カ月未満で解約した場合には利用月に応じ減額するものの解除料金が別途発生(13カ月以降の解除料は発生しません)します。

初スマホ割を適用し、アップグレードプログラムEX・アップグレードプログラムEX(a)を適用させると以下のような価格になってきます。(非常に分かりづらいですね・・・)

初スマホ割が適用できた場合の端末価格

 端末価格(税抜)
32GB25,000円
(定価:60,000円 - 割引:35,000円)
128GB40,666円
(定価:70,666円 - 割引:30,000円)

上記の端末価格を24分割(もしくは48分割)して、各アップグレードプログラムを適用する形になります。

13カ月目に新しいiPhoneに機種変更する場合のiPhone7の実質的な機種代金
(アップグレードプログラムEX(a)と初スマホ割を適用の場合)

 実質的な機種代
(税抜)
32GB12,500円
※25,000円を24分割し、12回分支払う
(税込1,125円×12回)
128GB20,333円
※40,666円を24分割し、12回分支払う
(税込1,830円×12回)

 

25カ月目に新機種に機種変更する場合のiPhone7の実質的な機種代金
(アップグレードプログラムEXと初スマホ割を適用の場合)

 実質的な機種代(税抜)
+プログラム料(不課税)
32GB12,500円+9,360円
21,860円
※25,000円を48分割し、24回分支払う
(税込562円×24回)
128GB20,333円+9,360円
29,693円
※40,666円を48分割し、24回分支払う
(税込915円×24回)

ただし、途中解約したり、上記の期間以上に同じ携帯を使用し続けると支払金額は上記よりも高くなる形になるので注意が必要です。

「初スマホ割」について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

iPhone MNP au購入サポートの利用【MNPでauにする人向け】

新規受付は2019年9月30日まで

iPhone MNP au購入サポートの新規受付は2019年9月30日で終了します。

auにMNPでiPhone7を購入する場合には、iPhone MNP au購入サポートの利用が可能です。
かつてのドコモの「端末購入サポート」と似たようなサービスで、機種の購入代金の一部が割引になります。このサービスを適用すると32GBモデルでは32,400円(税込)、128GBモデルでは27,000円(税込)の端末代が割引(iPhone7の場合)されます。

ただし、13カ月未満で解約した場合には最大17,500円(月が経過する毎に減額され、32GBモデルであれば12カ月目は9,470円となり、13カ月以降の解除料は発生しません)の解除料が発生します。

iPhone MNP au購入サポートを適用し、アップグレードプログラムEX・アップグレードプログラムEX(a)を適用させると以下のような価格になってきます。(非常に分かりづらいですね・・・)

iPhone MNP au購入サポートが適用できた場合のiPhone7の端末価格

 端末価格(税抜)
32GB30,000円
(定価:60,000円 - 割引:30,000円)
128GB45,667円
(定価:70,667円 - 割引:25,000円)

上記の端末価格を24分割(もしくは48分割)して、各アップグレードプログラムを適用する形になります。

13カ月目に新しいiPhoneに機種変更する場合のiPhone7の実質的な機種代金
(アップグレードプログラムEX(a)とiPhone MNP au購入サポートを適用の場合)

 実質的な機種代
(税抜)
32GB15,000円
※30,000円を24分割し、12回分支払う
(税込1,350円×12回)
128GB22,833円
※45,667円を24分割し、12回分支払う
(税込2,055円×12回)

25カ月目に新機種に機種変更する場合のiPhone7の実質的な機種代金
(アップグレードプログラムEXとiPhone MNP au購入サポートを適用の場合)

 実質的な機種代(税抜)
+プログラム料(不課税)
32GB15,000円+9,360円
24,360円
※30,000円を48分割し、24回分支払う
(税込675円×24回)
128GB22,833円+9,360円
32,193円
※45,667円を48分割し、24回分支払う
(税込1,028円×24回)

ただし、途中解約したり、上記の期間以上に同じ携帯を使用し続けると支払金額は上記よりも高くなる形になるので注意が必要です。

iPhone MNP au購入サポートの適用条件としては以下の条件を満たす必要があります。

  • MNPでの乗り換え
  • 対象のiPhone(iPhone7も含む)を「iPhone MNP au購入サポート」でご購入と同時に「auピタットプラン系」や「auフラットプラン系」のプランに加入
    ※2019年6月から始まった新プラン「新auピタットプラン」「auフラットプラン7プラス」なども対象
  • 「2年契約」「2年契約(自動更新なし)」「スマイルハート割引」いずれかにご加入
先生

毎月割についてはiPhone MNP au購入サポートとの併用はできません。

iPhone MNP au購入サポートの条件について詳しくは
au公式:iPhone MNP au購入サポート

アップグレードプログラムDXの利用【2019年10月以降は】

新規受付は2019年10月以降から

2019年10月から法改正のルールをクリアした新割引が2019年10月から開始します。

この「アップグレードプログラムDX(ディーエックス)」は2019年9月まで行われていた「アップグレードプログラムEX」とかなり似ていますが、48回の割賦契約で機種を購入し、後日、auの機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降にauで機種購入をすると、以降の旧機種の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目にauで機種購入する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

先生

アップグレードプログラムEXとの違いは、auの回線を利用しているかどうかは問わない点があります。アップグレードプログラムEXは機種変更(au回線利用)が必要でしたが、アップグレードプログラムDXはauでの機種購入(au回線利用については関知しない)という点が異なります。

※auの回線契約は必要ないものの、auで購入する端末にはauのSIMロックがかかっているため、ドコモやソフトバンク系の回線を利用している人の場合には、SIMロックを購入してから101日以降でauショップでSIMロック解除の手続きをしないと使用できないので、実質的にはauとau回線を利用するMVNO人だけに恩恵がある割引ではあります。

ただし、25カ月目以降に次の機種購入せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていき、またアップグレードプログラムDXは(EXの時と同じように)月額390円(不課税)×24回分(つまり、合計9,360円分)のプログラム費用が必要になります。

※プログラム料が総支払額が免除される分割支払金/割賦金の残額を上回った場合、差額をau WALLETポイントで還元されます。(つまり、免除額が9,360円以下になってしまう場合には、au WALLETポイントで差額返金されるということです)

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラムは利用できない点も考慮しておく必要があります。

25カ月目に新機種をauで購入した場合のiPhone7の実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)+プログラム料(不課税)
32GB30,000円+9,360円
39,360円
128GB35,333円+9,360円
44,693円

アップグレードプログラムDXの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象機種(iPhone7も対象)を割賦契約48回で購入と同時にアップグレードプログラムに申し込み(途中からの加入はできません)
  • 25ヶ月目以降に次の機種をauで購入
    ※12ヶ月以上利用した人でも24回分の端末代金、プログラム料を支払うことで特典利用が可能
  • 次回の機種購入時、旧機種の回収
    (故障していたりすると20,000円別途追加費用が必要になるようです)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われている

詳しくは
au公式:スマホの機種代金が最大半額になる「アップグレードプログラムDX」提供開始

auのiPhone7が欲しくなった人は

ソフトバンクで機種代を安くする方法

それでも自分はソフトバンクがいい!

ソフトバンクは、かつて月月割や半額サポートの割引サービスが有名でしたが、現在はこの割引サービスが利用できません。代わりにauのアップグレードプログラムDXと似た感じの半額サポートプラスを利用します。

ソフトバンクの半額サポートプラスが先に発表し、auのアップグレードプログラムDXが対抗して追随したこともあり、非常に似た割引になっています。

半額サポートプラスの利用

2019年9月13日から始まった割引で、こちらは48回の割賦契約で機種を購入し、後日、ソフトバンクで次の機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降にソフトバンクで機種を購入し、旧機種をソフトバンクに返却すれば、以降の旧機種の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目に次の機種をソフトバンクで購入した場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になります。

また、旧機種は回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。

先生

半額サポートプラスの場合も(auのアップグレードプログラムDXと同じように)ソフトバンクでの機種購入(ソフトバンク回線利用については関知しない)が条件になっています。

※ソフトバンクの回線契約は必要ないものの、ソフトバンクで購入する端末にはソフトバンクのSIMロックがかかっているため、ドコモやau系の回線を利用している人やワイモバイルを利用している人の場合には、SIMロックを購入してから101日以降でソフトバンクショップでSIMロック解除の手続きをしないと使用できないので、実質的にはソフトバンクと(ワイモバイルを除く)ソフトバンク回線を利用するMVNO人だけに恩恵がある割引ではあります。

ただし、25カ月目以降に次の機種購入せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていき、また半額サポートプラスは月額390円(不課税)×24回分(つまり、合計9,360円分)のプログラム費用が必要になります。

※プログラム特典を利用しないで48回の支払いを完済した場合には、支払ったプログラム料をPayPayボーナス(個人の方)、Tポイント(法人の方)で還元されます。

13カ月目~25ヶ月目に新機種をソフトバンクで購入した場合のiPhone7の実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)+プログラム料(不課税)
32GB30,000円+9,360円
39,360円
128GB30,000円+9,360円
39,360円

半額サポートプラスの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 対象機種(iPhone7も対象)を割賦契約48回で購入と同時に半額サポートプラスに申し込み(途中からの加入はできません)
  • 25ヶ月目以降に次の機種をソフトバンクで購入
    ※12ヶ月以上利用した人でも24回分の端末代金、プログラム料を支払うことで特典利用が可能
  • 次回の機種購入時、旧機種の回収
    (故障していたりすると20,000円別途追加費用が必要になるようです)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われて、IMEIが確認できること
半額サポートプラスに関する記事を見たい方はこちら
ソフトバンクオンラインショップでは販売終了

iPhone7については、現在、ソフトバンクオンラインショップでは販売していません。
在庫が残っているお近くのソフトバンクショップで購入する形になります。

端末価格なども高かったりしますので、iPhone7が欲しい人はiPhoneの他の機種かワイモバイルにしてくださいということかもしれません・・・

UQモバイルで機種代を安くする方法

UQモバイルの実質的な端末価格は?

「マンスリー割」の利用(おしゃべりプラン・ぴったりプランを選択)

新規受付は2019年9月30日まで

「マンスリー割」の新規受付は実質的に2019年9月30日で終了します。
※割引対象になる「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の新規申込受付が2019年9月30日で終了してしまいます…

UQモバイルでは、マンスリー割の割引サービスがあります。
このサービスは、UQモバイルの一般的なプランであるおしゃべりプラン・ぴったりプランへ加入(現在利用中でもOK)と同時に指定の機種(iPhone7を含む)を購入すると2年間にわたり割引が適用されるようになります。

割引額は32GBモデルでも、128GBモデルでも同一で、機種購入して2年間契約を継続した場合、最大45,600円分の割引が適用される(毎月の利用料から税込で2,052円×24回の割引)ため、実質的には以下の端末価格になる計算になります。

「マンスリー割」を適用した場合のiPhone 7の実質的な機種代金

 実質的な機種代(税抜)
32GB12,500円
128GB24,500円

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなります。

端末価格自体を抑えたい場合にはUQモバイルの主力プランのおしゃべりプラン・ぴったりプランを選択する必要があります

iPhone7のマンスリー割の適用条件としては以下の2つを満たす必要があります。

  • おしゃべりプラン・ぴったりプランへ加入(もしくは利用中)の場合
  • マンスリー割対象機種のご購入(iPhone 7も対象機種)
先生

簡単にいえば、UQモバイルの一般的な料金プラン(ただし、2019年9月30日で新規受付終了するプラン)に入ってくださいと解釈しておけば良いです。

UQモバイルのiPhone7が欲しくなった人は

ワイモバイルで機種代を安くする方法

ワイモバイルの実質的な端末価格は?

「月額割引」の利用(新規契約・機種変更の方)

新規受付は2019年9月30日まで

月額割引の新規受付は2019年9月30日で終了します。

ワイモバイルでは、月額割引(バリュースタイル)の割引サービスが該当します。
このサービスは、バリュースタイルに加入し、指定の機種(iPhone7を含む)を購入すると2年間にわたり割引が適用されるようになります。

割引額は32GBモデルでも、128GBモデルでも同一ですが、契約するプラン、契約形態(新規契約・MNPなど)により割引額が変わります

1カ月に利用できるデータ容量が少なく月額料金も安いスマホプランSを選択した場合は割引額が少なく、データ容量が普通~多いスマホプランM/スマホプランLを選択した場合には、割引額が多くなります。

また、UQモバイルと異なり、契約形態が機種変更や番号移行(ソフトバンクからワイモバイルにする)の場合も割引額が少なくなるので注意が必要です。

機種購入して2年間契約を継続した場合で、新規契約またはMNPで乗り換えの場合にはスマホプランSの場合は最大24,000円分、プランMまたはプランLの場合は最大36,000円分の割引が適用される(毎月の利用料から税込で1,080円(or 1,620円)×24回の割引)ため、実質的には以下の表の端末価格になる計算になります。

※機種変更・番号移行(ソフトバンクからワイモバイルにする)の場合は上記の割引額から12,000円割引額が減額(税込で540円×24回分減額)になります。

「月額割引」を適用した場合のiPhone 7の実質的な機種代金
(新規契約・MNPでの契約 & スマホプランS選択時)

 実質的な機種代(税抜)
32GB43,700円
128GB55,700円

 

「月額割引」を適用した場合のiPhone 7の実質的な機種代金
(新規契約・MNPでの契約 & スマホプランM/L選択時)

 実質的な機種代(税抜)
32GB31,700円
128GB43,700円

 

「月額割引」を適用した場合のiPhone 7の実質的な機種代金
(機種変更・番号移行での契約 & スマホプランS選択時)

 実質的な機種代(税抜)
32GB55,700円
128GB67,700円

 

「月額割引」を適用した場合のiPhone 7の実質的な機種代金
(機種変更・番号移行での契約 & スマホプランM/L選択時)

 実質的な機種代(税抜)
32GB43,700円
128GB55,700円

ただし、途中解約してしまうと以降の割引は無くなるため、支払金額は上記よりも高くなります。

一時期は新規契約・MNPであればUQモバイルと実質的には同じ価格だったのですが、現在はUQモバイルの方が実質的な端末代金は安くなっています。

さらにスマホプランSにしてしまうとAppleのSIMフリー版より高くなってしまう状態にまでなってしまいます。(SIMフリー版を購入して、SIMカードだけワイモバイルにする形の方がむしろ得になってしまいます。。。)

端末価格自体を抑えたい場合にはスマホプランM以上の料金プランを選択し、新規契約またはMNPする必要があります

iPhone7の月額割引の適用条件としては以下の2つを満たす必要があります。

  • バリュースタイルに加入(割引サービスに申し込むと解釈しましょう)
  • 対象機種のご購入(iPhone 7も対象機種)

2019年10月以降の端末代割引は?

2019年10月以降は月額割引に相当する割引サービスは登場しないようですが、ワイモバイルの公式のお知らせ内で、端末代金自体を現在よりも値引きした形に端末価格を設定するようです。(iPhone7の10月以降の価格については現時点では不明です。)

ワイモバイルのお知らせ詳細は
ワイモバイル公式:スマートフォン向けの料金プランを10月1日に改定(PDFファイル)

ワイモバイルのiPhone7が欲しくなった人は

ワイモバイルオンラインストア

ワイモバイルに新規契約やMNPするならこちらの携帯ショップもすすめ

ヤングモバイル

スマホプランS/M/Lの料金プランについても知りたい人はこちらの記事もご覧ください。

まとめ

iPhone7のドコモ・au・ソフトバンク・UQモバイル・ワイモバイルの端末価格を比較してみました。定価自体はそれなりに高いものの各携帯会社の割引を上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。

他の携帯会社にMNP(乗り換え)したくなった方はこちらの記事がおすすめです。

この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社Linklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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