『スマホデビュー割vsスマホはじめる割』料金を比較!得なのはどっち?

2017年6月12日割引,au,ソフトバンクスマホデビュー割,スマホはじめる割

比較

ガラケーをお使いの方がキャリアのスマホへ乗り換え(MNP)する場合、スマホ間の乗り換えや機種変更に比べて圧倒的に優遇されるキャンペーンがあることをご存知でしょうか?

ソフトバンクでは「スマホデビュー割」、auだと「スマホはじめる割」キャンペーンがそれに当たります。

追記:「スマホはじめる割」は2017年7月31日をもって受付が終了し、新たに「初スマホ割」の提供が開始されています。

ですので当記事では「スマホはじめる割」の項目は無視するか下記の記事をお読みください。

↓新キャンペーンau「初スマホ割」の解説はこちら。

ガラケーからの乗り換えキャンペーンがあるのは現状ソフトバンクとauのみとなります。

※そのかわりドコモでは60歳以上の方が対象の「シニアはじめてスマホ割」が提供開始されています。

ガラケーからの乗り換えキャンペーンは、キャリア内で最も優遇された特典といっても過言ではありません。最安の場合、月額2,654円(端末代込)でスマホの運用が可能となります。

ここではソフトバンクの「スマホデビュー割」とauの「スマホはじめる割」。この2社のキャンペーンを比較し、料金や適用条件などの違いを分かりやすく解説します。

「スマホデビュー割」と「スマホはじめる割」の違いは?

まずはざっくりと両キャンペーンを比較してみましょう。

ソフトバンク・auとも割引があるのは同じ。大まかに言うと月額料金からの割引か、データ定額が安くなるかの違いとなります。さらに両社とも指定の機種購入で特別割引がある、という点も同じですね。

そして選べる基本料金プランが異なります。ソフトバンクでは完全通話し放題の「スマ放題」と5分以内かけ放題の「スマ放題ライト」両方選択が可能ですが、auの場合は、5分以内かけ放題の「スーパーカケホ」のみ選択可能となります。

どちらのキャンペーンも自分で端末を持ち込んでもOK(SIMフリー端末・白ロムなど)です。ただしその場合は当然、指定機種の特別割引は受けられません。

au「スマホはじめる割」とは

スマホはじめる割は2017年7月31日をもって受付が終了したため、この項目は飛ばしてもらってかまいません。

auのガラケーからの乗り換えが対象のキャンペーンとして「スマホはじめる割」があります。

au

au「スマホはじめる割」の特典内容

加入すると、データ定額が特別料金になります。さらに指定の機種を購入した場合は機種に応じて別途「特別割引」があります。

さらに次に機種変更するまでは、データ定額の特別料金がずっと続きます。

「スマホはじめる割」加入に必須のプラン

au「スマホはじめる割」適用条件

スマホはじめる割はその名の通り、初めてスマホを利用する方が対象。

つまり、auのスマホに他社ガラケーから乗り換え(MNP)そして18歳以下の方が新規契約する場合となります。ガラケー(au)からの機種変更も対象です。

「auスマホはじめるプログラム」の対象者

「スマホはじめる割」特別割引の対象機種

特別割引の対象機種一覧(店舗により在庫状況が異なります。)

機種分割金割引額毎月の負担額
iPhone 6s Plus
(128GB)
3,905円最大-2,250円1,655円/月
iPhone 6s Plus
(64GB)
3,370円最大-1,800円1,570円/月
iPhone 6s Plus
(16GB)
2,875円最大-1,800円1,075円/月
iPhone 6s
(128GB)
3,370円最大-1,800円1,570円/月
iPhone 6s
(16GB)
2,340円最大-1,350円990円/月
iPhone 6s
(32GB)
2,475円最大-1,350円1,125円/月
iPhone 6s
(64GB)
2,835円最大-1,350円1,485円/月
iPhone SE
(64GB)
2,895円最大-1,980円915円/月
iPhone SE
(16GB)
 2,370円最大-1,913円457円/月
iPhone SE
(32GB)
2,250円最大-1,350円900円/月
iPhone SE
(128GB)
2,745円最大-1,350円1,395円/月
rafre1,800円最大-1,125円675円/月
URBANO V031,575円最大-900円675円/月
Qua phone PX900円最大-900円0円/月
BASIO2900円最大-675円225円/月
URBANO V02900円最大-630円270円/月
Qua phone900円最大-630円270円/月

※ただし上記の対象機種は基本的に最新機種ではないため、ショップによって在庫のバラつきがあります。例えばiPhone6sなどは在庫が無くなっている場合が多いので事前にショップに確認を取っておいてください。

ソフトバンク「スマホデビュー割」とは

ソフトバンクにもガラケーからスマホへの乗り換えキャンペーンとして「スマホデビュー割」があります。

SoftBank

「スマホデビュー割」の特典内容

加入すると、毎月2,457円(税込2,653円)割引、さらに指定の機種を購入した場合は機種に応じて別途「特別割引」があります。

さらに次に機種変更するまでは、2,457円割引がずっと続きます。

月額料金の内訳

「スマホデビュー割」適用条件

スマホデビュー割はその名の通り、初めてスマホを利用する方が対象となります。

つまり、ソフトバンクのスマホに他社ガラケーから乗り換え(MNP)そして18歳以下の方が新規契約する場合となります。ガラケー(ソフトバンク)からの機種変更も対象です。

スマホデビュー割の対象となる方

「スマホデビュー割」特別割引の対象機種

特別割引の対象機種一覧(店舗により在庫状況が異なります。)

機種分割金割引額毎月の負担額
DIGNO G1,280円-280円1,000円/月
AQUOS Xx3 mini2,860円-1,860円1,000円/月
シンプルスマホ32,480円-980円1,500円/月
Xperia XZs3,660円-1,660円2,000円/月
iPhone SE
(32GB)
2,700円-700円2,000円/月
AQUOS R3,880円-1,880円2,000円/月

※ただし上記の対象機種は基本的に最新機種ではないため、ショップによって在庫のバラつきがあります。また在庫しだいでは上記の端末以外の比較的古めの機種などはスマホデビュー割の対象機種となる場合があります。事前にショップに確認を取ってみてください。

月額料金の比較(iPhoneSE購入時)

iPhone SE

ではどのくらい価格が違うのか?auとソフトバンクで月額料金の比較をしてみましょう。通話が5分以内かけ放題データ定額1GBと5GBで比較しています。(ドコモはデータ定額の1GBプランがないため比較の対象から外しています)

auの場合

5分以内かけ放題+データ定額1GB

●基本使用料(通話料)
スーパーカケホ
1,836円
ウェブ使用料
LTE NET
324円
●データ通信料
データ定額1cp(1GB)
スマホはじめる割加入で
3,132円1,058円
●購入端末
iPhone SE(16GB)
(24回)2,250円
スマホはじめる割(特別割引)-1,350円
下取りプログラム
※ガラケーを下取り
-360円
月額3,758円(税込)

※「スマホはじめる割」と「毎月割」の併用はできません。

5分以内かけ放題+データ定額5GB

●基本使用料(通話料)
スーパーカケホ
1,836円
ウェブ使用料
LTE NET
324円
●データ通信料
データ定額5(5GB)
スマホはじめる割加入で
5,400円3,326円
●購入端末
iPhone SE(16GB)
(24回)2,250円
スマホはじめる割(特別割引)-1,350円
下取りプログラム
※ガラケーを下取り
-360円
月額6,026円(税込)

※「スマホはじめる割」と「毎月割」の併用はできません。

ソフトバンクの場合

5分以内かけ放題+データ定額1GB

●基本使用料(通話料)
通話定額ライト基本料
1,836円
ウェブ使用料324円
●データ通信料
データ定額ミニ 1GB
3,132円
スマホデビュー割-2,653円
●購入端末
iPhone SE(32GB)
2,916円
スマホデビュー割(特別割引)-756円
のりかえ下取りプログラム
※ガラケーを下取り
-200円
月額4,599円(税込)

※「スマホデビュー割」と「月月割」の併用はできません。

5分以内かけ放題+データ定額5GB

●基本使用料(通話料)
通話定額ライト基本料
1,836円
ウェブ使用料324円
●データ通信料
データ定額 5GB
5,400円
スマホデビュー割-2,653円
●購入端末
iPhone SE(32GB)
(24回)2,916円
スマホデビュー割(特別割引)-756円
のりかえ下取りプログラム
※ガラケーを下取り
-200円
月額6,867円(税込)

※「スマホデビュー割」と「月月割」の併用はできません。

キャンペーン最安料金の比較

auの最安料金

au「スマホはじめる割」での最安料金はQua phone PXを購入した場合。スーパーカケホ+データ定額1GB、さらに古いガラケーの下取りで月額2,858円となります。

ソフトバンクの最安料金

ソフトバンク「スマホデビュー割」での最安料金はDIGNO GもしくはAQUOS Xx3 miniを購入した場合。スーパーカケホ+データ定額1GB、さらに古いガラケーの下取りで月額3,243円となります。

↓「スマホデビュー割」をさらに詳しく

両キャンペーン内容のおさらい

では最後に「スマホはじめる割」「スマホデビュー割」についておさらいしてみましょう。

「スマホはじめる割」の概要

  • 他社ガラケーからスマホに乗り換えもしくは18歳以下でauスマホの新規契約の方が対象。
    (ガラケーからスマホへの機種変更も対象。
  • 毎月割との併用は不可。
  • 加入すればデータ定額料金が特別価格になる。
  • 次の機種変更までは割引がずっと続く。
  • iPhone SEなどの対象機種は、さらに特別割引がある。
  • 基本料金プランは5分以内かけ放題の「スーパーカケホ」のみ

↓「スマホはじめる割」をさらに詳しく

「スマホデビュー割」の概要

  • 他社ガラケーからスマホに乗り換えもしくは18歳以下でソフトバンクスマホの新規契約の方が対象。
    (ガラケーからスマホへの機種変更も対象。
  • 月月割との併用は不可。
  • 加入すれば毎月2,457円の割引がある。
  • 次の機種変更までは割引がずっと続く。
  • 対象機種は、さらに特別割引がある。
  • 基本料金プランは「スマ放題」「スマ放題ライト」どちらも選択可能。

↓「スマホデビュー割」をさらに詳しく

結局どっちが得?

料金でいえば基本的に両社とも大きな違いはありませんが、auは通話プランが1種類だけなのに対し、ソフトバンクは2種類から選べるという違いは大きいですね。

通話料金を気にせずスマホを格安で運用したいという方は、完全かけ放題プランも選択可能なソフトバンクの「スマホデビュー割」のほうが向いているかと思います。

この記事を書いた人

Kanスマホの先生の初代運営者
INEST株式会社Linklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の初代運営者。
※一部の古い記事は2代目運営者のKenが更新している内容もあります。