『スマホデビュー割』とは?ソフトバンクの最強キャンペーンを解説!

2016年12月16日割引,ソフトバンクスマホデビュー割

「スマホデビュー割」は2018年6月28日で受付を終了したキャンペーンです。

現在は、初めてソフトバンクスマホを使う方は「ミニモンスター」または「ギガモンスター+(プラス)」のどちらかを選択する形になります。


「スマホデビュー割」とはソフトバンクが2016年12月21日から提供を開始した、スマホを初めて利用される方向けの割引キャンペーンになります。

あまり目立たないけど現状、ソフトバンク最強のキャンペーンといっても過言ではありません。なぜ最強なのか?ではこれから解説していきましょう。

もし現在、携帯電話をお持ちでない方や、auやドコモのガラケーを利用中の方。「そろそろスマホでも持ってみるか!」と思っているけど「端末代や維持費が高くて・・」と購入に躊躇している方に読んでいただきたいです。

スマホデビュー割とは?

スマホデビュー割は、ソフトバンクのスマホを契約すると次の機種変更までずっと2,420円(税込2,613円)、さらに指定の機種を購入すれば端末代に特別割引が適用(機種により額が異なる)されるキャンペーンです。

「月々1980円~スマホが持てる」

というコピーに「またまた~、嘘でしょ?」と思った方も多いかと思います。これは端末代金を含まない料金であるのに加え、「おうち割光」つまりインターネット回線契約のセット割引を適用した場合に実現する価格になりますのでご注意を。(月額料金は後ほど詳しく)

とはいえ「スマホデビュー割」には端末代からも割引があるので格安の月額料金が可能となります。つまり対象の端末を購入すればダブルの割引になるんです。(下図参照)

「スマホデビュー割」のダブル特典

注意点として、スマホデビュー割に加入すると「月月割」(機種に応じて毎月一定の金額を割り引くサービス)は適用されません。

じゃあスマホデビュー割には加入せずに通常通り「月月割」を適用したほうが良いんじゃない?と思うかもしれません。しかし、スマホデビュー割の優秀な点は、データ定額1GBにした場合でも割引が適用されるということ。

「データ定額1GB」でも割引が適用

ライトユーザー向けの「データ定額1GB」は月月割の対象外となってしまいますが、「スマホデビュー割」なら適用が可能。つまりどのデータ定額プランでも平等に特典を受けられるのがこのキャンペーンの特長でもあります。

さらに、月月割は割引期間が最大24ヶ月なのに対し、スマホデビュー割は次回の機種変更まで割引が続きます。

あまり端末を変えない・データ通信もあまりしない(ネット閲覧やメールのみ。または自宅にWiFi環境がある)方には、超低価格で運用することができる、まさにうってつけのキャンペーンと言えます。

条件を満たせばソフトバンクで「格安スマホ並」の料金での運用が可能となります。

適用の対象者・条件は?

「スマホデビュー割」の対象となる方

各キャリアのガラケーを利用中でソフトバンクのスマホに乗り換えされる方や、ソフトバンクのスマホに新規契約(6歳以上~18歳以下が条件)される方がスマホデビュー割の対象となります。

またソフトバンクでガラケーをお使いの方は、同社スマホへの機種変更も対象となります。

※ソフトバンクのガラケーはあんしんファミリーケータイ・みまもりケータイを含みます。

スマホデビュー割の対象となる方

申し込み条件

上記の対象条件以外にスマホデビュー割の適用には下記条件をすべて満たす必要があります。

  • 基本料金プラン「スマ放題・スマ放題ライト・ホワイトプラン」のいずれかに加入。
  • データ(パケット)定額プランに加入。
  • 最低利用期間の「2年契約」もしくは「2年契約フリープラン」に加入。
    ※ハートフレンド割引を利用の場合を除きます。(ハートフレンド割引とは障がいのある方向けのサービスで、最低利用期間がありません)
    ※「2年契約」は2年ごとに訪れる「更新月」以外に解約すると違約金がかかります。
    ※「2年契約フリープラン」は3年目以降はいつ解約しても違約金はかかりません。

月額料金シミュレーション

「じゃあ実際にいくらになるの?」

はい、ではスマホデビュー割に加入した際の月額料金をシミュレーションしてみましょう!

まずはソフトバンクの携帯電話料金のしくみを知っておくと、より料金の内訳が見やすくなりますので覚えておきましょう。

毎月支払う料金には、

  1. 基本料金(通話にかかる料金。スマ放題・ホワイトプランなど)
  2. ウェブ使用料(ネットを利用する際の使用料。料金固定で300円/月)
  3. データ通信料(データ通信にかかる料金)
  4. 端末代金(購入した端末代金)

があります。(下図参照)

月額料金の内訳

上記を踏まえ「端末代金を除いた月額料金」を見てみましょう!料金の内訳は以下の通り。

端末代金を除いた月額料金の内訳

例えばスマ放題ライトデータ定額1GBを選択した場合は下記のような内訳になります。

月額料金(スマ放題ライト+データ定額1GBの場合)

基本使用料
通話定額ライト基本料
(5分以内通話し放題)
1,700円
ウェブ使用料300円
データ通信料
データ定額1GBプラン
2,900円
スマホデビュー割-2,420円
月額2,480円(税込2,678円)

5分以内かけ放題+データ通信料込みで約2,480円という低価格。これもデータ定額1GBでありながら割引が適用されるから実現できた料金です。

もちろん端末を購入した場合はここに端末代金がプラスされるわけですが、上述した通り「スマホデビュー割」は、指定の機種なら端末代金にも割引が適用されます。

では、このあとスマホデビュー割の対象端末と価格について見ていきましょう~。

対象の機種で「特別割引」が適用に!

スマホデビュー割に加入し、さらに指定の機種を購入した場合は、通常の割引以外に別途特別割引が適用されます。指定の機種は以下になります。

「特別割引」の対象となる機種

スマホデビュー割の対象となる端末は時期によって変わっていきます。基本的に古い(在庫がなくなった)機種は対象から外され、新しい機種が追加される仕組みです。

※対象端末(2018年5月現在)は下記の通り。

機種それぞれの割引額毎月の負担額は下表の通りです。

対象機種の割引と負担額

機種名分割金スマホデビュー割
特別割引
毎月の負担額
iPhone8(64GB)3,930円-1,430円2,500円/月
iPhone8(256GB)4,690円-1,690円3,000円/月
iPhone8 Plus(64GB)4,420円-1,420円3,000円/月
iPhone8 Plus(256GB)5,190円-1,690円3,500円/月
DIGNO J1,280円-280円1,000円/月
Android One S31,280円-280円1,000円/月
シンプルスマホ32,480円-980円1,500円/月
Xperia XZs2,930円-1,930円1,000円/月
iPhone SE(32GB)2,700円-700円2,000円/月
AQUOS R3,880円-1,880円2,000円/月

割引額は端末によって異なります。「Xperia XZs」などの場合、負担額が最安の1,000円/月!比較的新しいモデルが毎月1,000円で持てるって嬉しいですね~!

端末の「特別割引」が適用される条件

  • スマホデビュー割に加入すること。
  • 新スーパーボーナス(24回払)で購入すること。

新スーパーボーナスとは?

ソフトバンクのローン契約サービスのようなもの。端末代金を一括払いにするか分割払い(12回・24回)するか選べます。さらに機種ごとに設定された割引額を基本使用料から割り引きます。

12回払いの場合は特別価格は適用されません。

古い端末を下取りに出せばさらにお得に!

ソフトバンク「下取りプログラム(のりかえ)」キャンペーン

スマホデビュー割は「下取りプログラム(のりかえ)」と併用できます。ガラケー・PHSを下取りに出した場合月々200円(×24回)の割引があります。

最安となる月額料金(総額)は?

では端末代金も含めた月額料金の総額を見てみましょう。

上記の特別割引の対象機種を購入した場合「最安」となる月額料の総額はそれぞれ下記の通りです。(下取りプログラムも適用)

※「スマ放題ライト」「データ定額1GB」を選択

Xperia XZs購入時の月額料金

月額料金の内訳

基本使用料
通話定額ライト基本料

(5分以内通話し放題)
1,700円
ウェブ使用料300円
データ通信料
データ定額1GBプラン
2,900円
スマホデビュー割
-2,420円
Xperia XZs 本体代2,930円
スマホデビュー割(端末特別割引)
-1,930円
下取りプログラム(のりかえ)
※古いガラケーを下取りした場合
-200円
月額3,280円(税込3,542円)

Xperia XZsは実質負担額が1,000円なので、
なんと月額料金3,280円/月
で運用可能となります。

これがスマホに乗り換え(端末代込み)の場合に、
「最安の料金プラン」になります。
※「おうち割光セット」を適用すればさらに安くなります。

他の機種の月額料金(プランは上記と同じ)は下記の通りです。

iPhone8(64GB)本体込みで月額¥4,780/月
iPhone8(256GB)本体込みで月額¥5,280/月
iPhone8 Plus(64GB) 本体込みで月額¥5,280/月
iPhone8 Plus(256GB) 本体込みで月額¥5,780/月
Android One S3 本体込みで月額¥3,280/月
DIGNO G 本体込みで月額¥3,280/月
シンプルスマホ3 本体込みで月額¥3,780/月
Xperia XZs 本体込みで月額¥3,280/月
AQUOS R 本体込みで月額¥4,280/月
iPhone SE(32GB) 本体込みで月額¥4,280/月

正直、格安スマホで端末を購入した場合と価格的には大差ありませんね。しかもキャリアの太い回線なのでネットも早く、安定しています。

特に人気のiPhoneでも月額4,000円台から持てるというのは今までスマホを諦めていたガラケーユーザーにとっては絶好のチャンスかもしれません。

「スマホデビュー割」のメリットまとめ

上記で述べたメリットをまとめますと、

スマホデビュー割は、通常の割引(2,420円)と対象の端末を購入した場合に適用される「特別割引」ダブルの割引があるのが特長。

ただしスマホデビュー割に加入した場合、「月月割」との併用はできませんが、「データ定額1GB」を選択した場合でも割引が適用になる。という大きな特長があります。
※「月月割」とは端末購入時、機種に応じて一定金額を割引するサービスのこと。

月月割はデータ定額1GBを選択した場合、割引が適用されませんが、スマホデビュー割なら適用できます。ライトユーザーにとってこの差は大きいのではないでしょうか?

さらに次回の機種変更まで割引(2,420円)がずっと続くというのもかなり大きな特長といえます。

ソフトバンク指定の端末を購入すれば、最安で月額料金の総額が3,000円台。まさに格安スマホ並み・・いやそれ以上にお得に維持することができます。

キャンペーンの申し込み期間は

スマホデビュー割の申し込み受付は
2016年12月21日~終了日未定となっています。ある日突然、申し込み終了なんてこともありえそうなのでお早めに。

スマホデビュー割の注意点

いいことずくめなキャンペーンですが、注意しておいてほしい点ももちろんあります。

  1. 「月月割」は適用されない。
  2. 家族(法人)データシェアの子回線はスマホデビュー割に加入できない。
  3. 他の割引サービス(学割)等との併用はほぼできない。
  4. 基本的に最新の機種などは「特別割引」の対象にはならない
  5. 下記のようなプラン変更や解約を行った場合は特典が終了となります。

1.解約・譲渡(家族割引名義変更を除く)を行った場合
2.電話番号・メールアドレスお預かりサービスに申し込んだ場合
3.新スーパーボーナスを利用して機種変更(月月割を適用)した場合。
4.専用2年契約/専用2年契約(フリープラン)を解除した場合
5.対象基本料以外に変更した場合
6.対象データ(パケット)定額サービスを解除した場合や対象外のデータ(パケット)定額サービスに変更した場合
7.家族データシェアまたは法人データシェアの子回線に変更した場合

追記:2017年12月22日から「月月割」の適用なしで機種変更した場合や白ロム・SIMフリー端末などにSIMを差し替えて利用した場合でも引き続き「スマホデビュー割」が適用されるようになりました。

「おうち割」加入なら、さらに安くなる

自宅のインターネット回線電力サービスとの同時加入だとさらに安くなります。

おうち割光セット

自宅のインターネット回線をソフトバンク指定の回線にすれば「おうち割 光セット」が適用され、データ定額1GBの場合、毎月500円割引となります。(割引は2年間です。)

おうち割光セットに加入した場合、ソフトバンクを利用している家族であれば、その全員(最大10回線まで)に割引が適用されるので、家族全員でソフトバンクに乗り換える場合などは、かなりお得になります。

検討する価値は非常に高い

スマホデビュー割は次に機種変更したり、対象外のプランに変更しないかぎりずっと割引が続くキャンペーンです。めったに機種変更しないライトユーザーや、物持ちの良い人にとっては、その分長く割引を受けられるので、ぜひオススメしたいキャンペーンです。

受付の終了時期については明示されていないので、気が付いたら終了していた!なんてこともあり得ます。うまく使えばかなりお得なキャンペーンだと思います。

ガラケー(auドコモ)ユーザーや18歳以下で新規契約を予定している方はぜひ検討してみて下さい。