スマホ端末代を少しでも下げたい!キャリア公式アウトレットストアまとめ
2019年10月から電気通信事業法改正の施行でスマホ端末代金の割引に上限が設けられたり、消費税の増税があり、今までよりもスマホの端末代金は全体的に高額になってきます。いまでもスマホは高い買い物ですが、それがもっと高くなってしまう日も近づいてきています。
それなら9月の今のうちにスマホ端末を購入しようか悩むけど少しでも端末代を抑えたいという人の一つの方法として、キャリア公式のオンラインショップで取り扱っているアウトレット商品を購入するといった方法があります。
今回はキャリア公式オンラインショップのアウトレット商品ページをご紹介します。
ソフトバンクの新プラン発表と関連して、旧プランが9月12日で新規受付を終了する影響で、ソフトバンクのスペシャルフェアは利用条件に旧プランが絡むため、2019年9月12日までとなってしまいました。
アウトレット商品とは
アウトレット商品とある通り、携帯ショップで販売している通常の新品のスマホ端末ということではありません。この後、ご紹介するワイモバイルの場合だと以下のように定義されています。
お客さま都合などにより返品された未使用および返品端末などを当社再生施設にてクリーニング・修理・稼動確認を行い、問題なく使用できると確認された商品です。
ワイモバイル公式:在庫限り!!お得なアウトレット商品|オンラインストア
アウトレット商品は安いといった良い点ではなく、悪い面ももちろんあります。
かんたんにメリット、デメリットをまとめてみました。
メリット
アウトレット商品は新品ではなく新古品に近い立ち位置のわけあり商品ではあるものの、中古販売店やヤフオクなどの中古品と比べると非常に品質・状態が良い商品と言えます。メリットとしては以下のことがあると言えます。
- 中古販売店やヤフオクなどの中古品と比べると非常に品質・状態が良い
- 新品と比べると安価で購入することができる
- 動作検証・クリーニング・初期化済でキャリア側で動作保証している
※初期不良の場合は、同機種の別のアウトレット商品と交換
デメリット
アウトレット商品は新品ではないので、以下の点についてデメリットがあると言えます。
- 端末等にキズや汚れが付いている場合もあり、もし、あった場合でもそれらを理由に返品等ができない
※動作しないといった初期不良は交換可能 - 保証書や説明書、付属品などは付いていない
- 購入できる対象者が一部に絞られている商品もある
※例:新規、MNPの方のみ対象 など - 一部併用できない割引やキャンペーンがある
- 契約期間の縛りがあり、一定期間内の解約等には契約解除料が別途発生する場合もある
- オンライン限定で、店頭では購入できない
アウトレット品には、未使用品の端末が手に入る可能性もゼロではありませんが、ちょっとした汚れ等を気にするような人は通常の新品を購入した方が無難です。
それでは、アウトレット商品を販売しているキャリア公式のオンラインショップをご紹介します。
ワイモバイル「タイムセール」※オンラインストア内
ワイモバイルの「タイムセール」は不定期で行われる一部商品を特価販売するタイムセールで、そのラインナップにアウトレット商品も含まれます。
このあとに紹介する「OUTLET」よりも安い価格で販売されることが多いので、ワイモバイルのアウトレット品を探す場合には、まずこの「タイムセール」をチェックするのが良いでしょう。
ワイモバイルのタイムセールは開始時刻が決まっていて、毎回21時からセールが始まります。
(セールの終了は翌日の9時まで)
アウトレット商品ラインナップ例(タイムセール)
※2019年9月6日時点のラインナップです。
- Android One X1
機種代一括:10,800円(OUTLET価格) ⇒ 5円(タイムセール価格) - Android One S1
機種代一括:7,560円⇒5円 - Android One S3
機種代一括:555円⇒55円 - Android One X4
機種代一括:10,800円 ⇒ 2,980円
※すべて、新規契約またはMNPの場合に利用することができ、機種変更やソフトバンクからの番号移行の人は利用できません。
過去のタイムセールのラインナップ例については、こちらの記事内でも説明しています。
タイムセールに関するそのほか注意点
特価での販売となっているため、「月額割引」や「一括販売特典」の端末割引との併用はできなく、2年以内での解約の場合には、契約解除料がアウトレット品であれば最大20,000円発生する点は同じなので、短期間で解約などを考えている人は利用を避けた方が安全です。
また、送られてくる商品についてですが、簡易包装で、外箱、保証書、説明書、付属品は送られてきません。
保証書がないため、1年間のメーカー保証のようなものはなく、商品を受け取り後8日以内までの初期不良については、同等アウトレット品と交換という形で対応されます。
↓ワイモバイルのタイムセールを利用したくなった人はこちら
ワイモバイル「OUTLET」※オンラインストア内
ワイモバイルのタイムセールで欲しいスマホが無かった場合には、OUTLETのページをチェックしましょう。
ワイモバイルの「OUTLET」はタイムセール価格では購入できないものの21時から翌9時までといった開催時間の制限はありません。また、機種変更やソフトバンクからの番号移行の場合でも利用可能です。
アウトレット商品ラインナップ例(OUTLET)
※2019年9月6日時点のラインナップです。
- Android One S3
機種代一括:32,400円(定価) ⇒ 555円(OUTLET価格) - Android One X4
機種代一括:10,800円 - HUAWEI P20 lite
機種代一括:31,644円 ⇒1,980円 - Android One X1
機種代一括:10,800円 - Android One S2
機種代一括:7,560円 - Android One S1
機種代一括:7,560円 - Pocket WiFi 502HW
機種代一括:3,240円
※契約形態については特に指定はありません。
※OUTLET価格のみ記載の商品は、現在オンラインストアで新品の端末の取扱いがありません。
OUTLETに関するそのほか注意点
タイムセールの時と同様に特価での販売となっているため、「月額割引」や「一括販売特典」の端末割引との併用はできなく、2年以内での解約の場合には、契約解除料がアウトレット品であれば最大20,000円発生する点は同じなので、短期間で解約などを考えている人は利用を避けた方が安全です。
また、送られてくる商品も、簡易包装で、外箱、保証書、説明書、付属品は送られてきません。
こちらも同様に保証書がないため、1年間のメーカー保証のようなものはなく、商品を受け取り後8日以内までの初期不良については、同等アウトレット品と交換という形で対応されます。
↓ワイモバイルのOUTLETを利用したくなった人はこちら
ソフトバンク「スペシャルフェア」※オンラインショップ内
先日のソフトバンクの新プラン発表と関連して、旧プランが9月12日で新規受付を終了する影響で、旧プランが絡むスペシャルフェアも、2019年9月12日までの販売となってしまいました。
ワイモバイルと同じ運営会社であるソフトバンクについても、目立たない形でアウトレット商品を販売しています。
ソフトバンクのスペシャルフェアは、現時点ではiPhone機種2機種とAndroid機種3機種がラインナップとしてあります。iPhone機種については新規契約とMNPの方が対象ですが、Android機種の場合は機種変更の方も購入することができます。
アウトレット商品ラインナップ例(スペシャルフェア)
※2019年9月6日時点のラインナップです。
- iPhone X 64GBモデル
機種代一括:64,800円(定価) ⇒ 55,200円(スペシャルフェア価格) - iPhone7 128GBモデル
機種代一括:64,800円 ⇒ 11,040円 - iPhone7 256GBモデル
機種代一括:64,800円 ⇒13,440円 - Xperia XZ2
機種代一括:30,720円 ⇒ 19,200円 - Xperia XZ1
機種代一括:30,720円 ⇒ 17,760円 - Xperia XZs
機種代一括:30,720円 ⇒ 16,320円
※iPhone機種は新規契約、MNPの方が対象。Android機種は新規契約、MNP、機種変更の方が対象です。
※ウルトラギガモンスター+、またはミニモンスターの加入者が対象です。
分割払いも可能ですが、24回払いになるため、48回払いの時に利用可能な半額サポートをスペシャルフェアで購入した端末には利用できないので注意しましょう。
スペシャルフェアに関するそのほか注意点
アウトレット商品ですが、通常のメーカー保証を受けることができる点は、ワイモバイルとは異なります。
↓ソフトバンクのスペシャルフェアを利用したくなった人はこちら
スペシャルフェアは2019年9月12日までの開催です!
イオンモバイル「アウトレット」※イオンデジタルワールド内
主要なキャリア以外でも、MVNOのイオンモバイルでも、アウトレット商品の販売ページがあります。ECサイトのような作りになっていて、カートに商品を入れて購入する形になっています。
回線とのセットやアウトレットスマホ単体でもアウトレット品を販売しています。
ただし、アウトレット商品のクオリティや保証については詳しい説明がないので、ワイモバイルやソフトバンクと同等の品質かは不明です。
↓イオンモバイルのアウトレットを利用したくなった人はこちら
まとめ
スマホの端末代を抑えるための1つの方法として、ほぼ新品スマホに近いアウトレット商品があり、一般的な中古スマホやヤフオクなどのスマホより品質は良いけど安いスマホを手に入れることができます。
ただ、購入には条件があったり、併用できないキャンペーンなどもある点には注意しましょう。
いかがでしたでしょうか?
また、次回もお楽しみに!
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- INEST株式会社とLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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