ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」と「スマホプラン」との違いは?
この記事で取り上げているスマホプラン・スマホベーシックプランは新規申込受付を終了したプランです。現在、代わりとなるプランは「シンプル2」です。シンプル2については別記事で詳しく解説しています。
2020年7月1日にワイモバイルの「スマホベーシックプラン」のプラン内容が一部変わります。これは、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT登場により、UQモバイルの「スマホプラン」が対抗し、ワイモバイルの「スマホベーシックプラン」も対抗したためです。
現在、既に新規申込受付は終了していますが、まだまだ利用者の多いワイモバイルの「スマホプラン」を利用している人が「スマホベーシックプラン」にプラン変更するとどうなるか気になる人もいると思います。
※ワイモバイルもUQモバイルも同じ「スマホプラン」という名称を使っていますが、ワイモバイルが先で、ワイモバイルがスマホプランの新規受付を終了させた後に、UQモバイルがスマホプランを始めた形です(とても混乱しやすい…)
今回はワイモバイルの「スマホプラン」と「スマホベーシックプラン」と何が違うのか解説していきます。
↓ワイモバイルのスマホベーシックプランの詳しい内容については別記事で解説しています。旧「スマホプラン」との違い・比較
ワイモバイルの2年縛りのある「スマホプラン」と現在の「スマホベーシックプラン」との違いは、月額料金と割引キャンペーンの割引期間や割引額が少し異なっています。
●ワイモバイルの旧「スマホプラン」と「スマホベーシックプラン」の違い・比較
※金額は税抜
スマホプラン ※2019年9月30日で新規受付終了 | スマホベーシックプラン | |
---|---|---|
プランSの 基本使用料・高速データ通信容量 | スマホプランS 2,980円 2GBまで/月 | スマホベーシックプランS 2,680円 3GBまで/月 |
プランMの 基本使用料・高速データ通信容量 | スマホプランM 3,980円 6GBまで/月 | スマホベーシックプランM 3,680円 9GBまで/月 ※2020年7月以降は10GB/月に |
プランR・Lの 基本使用料・高速データ通信容量 | スマホプランL 5,980円 14GBまで/月 | スマホベーシックプランR 4,680円 14GBまで/月 |
上限までデータを使い切った 速度制限時の通信速度 | 最大128kbps | 最大128kbps ↓ ※2020年7月以降は ・プランS:最大128kbps ・プランM/R:最大1Mbps |
契約期間の縛り | 2年間の契約縛りあり (自動更新) | なし |
更新月以外の契約解除料 | 9,500円 ※更新月は契約満了月から3カ月間 | なし |
期間限定割引 の適用 | ワンキュッパ割 契約翌月から1年間:1,000円引き/月 | 新規割 契約翌月から半年間:700円引き/月 |
おうち割光セット(A) の適用 | 適用対象 契約翌月から永年適用 プランS:500円引き/月 プランM:700円引き/月 プランL:1,000円引き/月 | 適用対象 契約翌月から永年:500円引き/月 |
データ増量無料キャンペーン の適用 | データ増量無料キャンペーン 適用対象 無料期間は契約翌月から2年間 ※2019年11月28日契約分まで | データ増量無料キャンペーン2 適用対象 無料期間は契約翌月から1年間 |
月額割引 の適用 ※端末代金の割引 | 適用対象 ※新規受付は終了 | 適用対象外 |
※高速データ通信容量は、データ増量オプションによる追加分は含めていません。
2020年7月1日から適用になるUQモバイルの「スマホプラン(スマホプランR)」に対するワイモバイルの対抗処置はデータ通信周りでプランMの容量を10GBに上げ、速度制限時の通信速度をプランM・Rについては最大1Mbpsに増速し、UQモバイルのスマホプランの基準に合わせています。
基本使用料だけを見ると新しいスマホベーシックプランの方が月額で300円(1年に換算すると3,600円分)安くなっています。
ただし、旧「スマホプラン」ではワンキュッパ割の割引で1年間有効な毎月1,000円の割引に対し、現在の「スマホベーシックプラン」では半年間有効な毎月700円の割引と6ヵ月割引期間が短いため、合計で7,800円分の割引の差が付いてきます。
期間限定の割引については7,800円分の割引額の差はあるものの、データ増量オプションを付けない状態でスマホプランより新しいスマホベーシックプランの方が使用できる高速データ通信容量が増量になっているので、一概に損しているとも言えません。
また、おうち割光セット(A)を利用する人で、プランS以外の利用者の場合、割引金額がスマホベーシックプランの場合、一律で500円引きになってしまうため、割引効果(特にプランM)は薄くなります。
2年以内の比較的短い期間での利用を考えている人にとっては新プランの方が割高になりますが、3年を超える長期間でワイモバイルを利用する人の場合には、スマホベーシックプランの方が得になってきます。
現在、ワイモバイルのスマホプランを利用している人でワンキュッパ割の割引期間が終了している人の場合は、契約解除料の発生しないタイミングでスマホベーシックプランにプラン変更すると月額料金を抑えることができるようになります。
●「ワンキュッパ割」の割引期間終了後にスマホプランからスマホベーシックプランに変更した場合の月額料金の違い
※税抜
現在利用中プラン | プラン変更後 | |
---|---|---|
スマホプランS 利用者の場合 (おうち割光セット(A)なし) | スマホプランS 2,980円 2GBまで/月 | スマホベーシックプランS 2,680円 3GBまで/月 |
スマホプランM 利用者の場合 (おうち割光セット(A)なし) | スマホプランM 3,980円 6GBまで/月 | スマホベーシックプランM 3,680円 9GBまで/月 ※2020年7月以降は10GBまで/月に |
スマホプランL 利用者の場合 (おうち割光セット(A)なし) | スマホプランL 5,980円 14GBまで/月 | スマホベーシックプランR 4,680円 14GBまで/月 |
スマホプランS 利用者の場合 (おうち割光セット(A)あり) | スマホプランS 2,480円 2GBまで/月 | スマホベーシックプランS 2,180円 3GBまで/月 |
スマホプランM 利用者の場合 (おうち割光セット(A)あり) | スマホプランM 3,280円 6GBまで/月 | スマホベーシックプランM 3,180円 9GBまで/月 |
スマホプランL 利用者の場合 (おうち割光セット(A)あり) | スマホプランL 4,980円 14GBまで/月 | スマホベーシックプランR 4,180円 14GBまで/月 |
※データ増量オプション分のデータ容量は含めていません。
※スマホベーシックプランLは2019年9月30日で新規受付が終了しているため、スマホプランLからのプラン変更はスマホベーシックプランRで試算しています。
スマホベーシックプランへのプラン変更について
2019年10月1日以降にワイモバイル利用者(スマホプラン、ケータイプランSS、4GーSプラン利用者)が契約更新月以外の期間にスマホベーシックプランにプラン変更の申込をした場合でも、以下の2つの条件のうちどちらかを満たしている場合には、契約解除料がかからずスマホベーシックプランにプラン変更することができます。
- ワイモバイルを継続して2年以上契約していること
- 機種変更と同時にスマホベーシックプランにプラン変更すること
※機種購入が伴わない場合は対象外
ただし、変更後のプラン適用開始前に解約やMNPをしてしまうと契約解除料が発生してしまうので注意しましょう。
※プラン変更はプラン変更手続きをした翌月から適用されます。
(プラン変更手続きをした月に解約等はしないでね!)
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この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
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