UQモバイルの主力3プラン解説!「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の違い

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UQモバイルの主力3プラン解説!「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の違い

UQモバイルのスマホプランと言えば、コミコミプラン、トクトクプラン、ミニミニプランの3つのプランが主力プランでしたが、ドコモのahamoの月30GB増量をきっかけに、UQモバイルも対抗プランとして2024年11月12日から月33GBまで(30GB+特典3GB)の新プラン「コミコミプラン+」の提供を開始しました。

コミコミプランは新規申込受付を終了

本コミコミプラン+の提供開始に伴い、コミコミプランは2024年11月11日をもって新規申込受付を終了しています。

今回はUQモバイルの3つの主力スマホプラン「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」の料金・特徴・違いなどについて詳しく解説します。また2023年以前の主力プランだったくりこしプラン+5Gとの違いについても解説します。

コミコミプラン+(データ中容量向け)

コミコミプラン+
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/komikomi-plus/)

コミコミプラン+は2024年11月12日から提供開始した中容量プランで、3つのプランの中では月33GBまで(30GB+特典3GB)と最もデータ容量が使うことができ、通話に関しては1回10分以内の国内通話がかけ放題となっているプランです。

ドコモのahamoの30GB増量に対抗したことからも分かるようにかなりahamoに近い感じのプランになっています。

コミコミプラン+の料金

コミコミプラン+の月額料金は非常にシンプルで月額3,278円で、その月に使用したデータ容量によって月額料金が変動したり、家族割やネット回線とのセット割といった要素はありません。

コミコミプラン+月額料金

基本料金3,278円
月のデータ容量33GBまで
(30GB+特典3GB)
※現在、コミコミプラン+ データ10%増量(+3%)特典で33GBまで利用できるキャンペーン中(終了日未定)
国内通話料1回10分以内の国内通話無料
※1回10分を超える通話は+22円/30秒
容量超過後の速度制限時速度最大1Mbps
※契約初月については事務手数料3,850円が別途かかります

コミコミプラン+にはオプションを付けることも可能です。代表的なオプションの例を挙げると以下の通りです。

コミコミプラン+で利用可能なオプションサービス

オプション名月額料金概要
通話放題+1,100円国内通話24時間かけ放題になる通話オプション
増量オプションII+550円・月38GBまで使えるようになる(毎月5GB増量)オプションサービス
※最初の7か月間は無料で利用できるキャンペーン実施中

コミコミプラン+の特徴

コミコミプラン+の特徴としては以下のようなことが挙げられます。

  • プラン料金は非常にシンプルな月額3,278円
  • 月33GBまで高速データ通信が可能(容量超過後も最大1Mbpsで利用可能)
  • 1回10分以内の国内通話無料
  • 余ったデータ容量は翌月まで繰越が可能
  • 家族割やネット回線とのセット割での割引無し
  • 節約モードは利用できない

データも、通話もある程度したい人には、コミコミプラン+の利用がおすすめです。

注意点としては、家族割やネット回線とのセット割が無い点、昔のプランのくりこしプラン+5Gなどでは利用できた、通信速度を手動で抑えてデータ消費を抑えることができる「節約モード」が利用できなくなっている点については留意しましょう。

旧コミコミプランとの違い

2024年11月11日で新規受付を終了したコミコミプランと新プランのコミコミプラン+とのプラン内容の違いは月に利用できる高速データ通信容量の違いのみです。

コミコミプラン+とコミコミプランとの違い

コミコミプラン+コミコミプラン
※新規申込受付終了
月に利用できる
高速データ通信容量
33GB
(30GB+特典3GB)
20GB
料金など他の点はどちらもプランも同じです。

コミコミプランよりコミコミプラン+の方がデータを多く使えるのでお得です。

コミコミプラン利用者がコミコミプラン+を利用するにはプラン変更が必要

現在、コミコミプランを利用している人がコミコミプラン+を利用したいと考えている人は、プラン変更の手続きが必要で、自動的にコミコミプラン+に切り替わるといったことはありません。

先生

Rakuten最強プランやahamoなど、自動的にプラン適用されるものもありますが、コミコミプラン+については自動的にプラン変更されません。

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トクトクプラン(毎月使用するデータ容量の変動が大きい人向け)

トクトクプラン
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/tokutoku/)

トクトクプランは基本的には低容量プランですが、月最大15GBまでは高速データ通信を利用することが可能で、料金についてはその月に使用したデータ容量に応じて2段階に基本料金が変動するプランになっています。

通話に関しては30秒につき22円の従量課金型の通話料金ですが、家族割やネット回線とのセット割や支払方法をau PAY カードにすることで適用される割引を受けられるプランになっています。

auのスマホミニプラン5G/4Gに比較的近い感じのプランになっています。

トクトクプランの料金

トクトクプランの月額料金は少し複雑で定価ベースだと月額2,277円~3,465円で、各種割引を受けられると月額990円~2,178円まで抑えることも可能です。

トクトクプラン月額料金

基本料金3,465円
1GB以内のデータ利用の月だった場合1,188円割引
au PAY カードお支払い割187円割引
自宅セット割
※指定のネット回線やでんきサービス利用の場合のセット割
1,100円割引
家族セット割
※同一住所に住んでいて対象プランを契約していると適用される家族割
550円割引
自宅セット割と家族セット割の併用はできません
(自宅セット割の方が割引額が多い)
※契約初月については事務手数料3,850円が別途かかります
先生

トクトクプランのベースとなる基本料金は3,465円とコミコミプラン+より高い点に注意。
毎月1GB以上を利用し、家族割やネット回線とのセット割利用が困難な人の場合には、コミコミプラン+を利用した方が月額料金が安くなります。
もしくは毎月4GB以内でのデータ利用で済むようなら、この後で解説するミニミニプランの利用の方がお勧めです。

月のデータ容量15GBまで
国内通話料30秒につき22円
容量超過後の速度制限時速度最大1Mbps

トクトクプランにはオプションを付けることも可能です。代表的なオプションの例を挙げると以下の通りです。

トクトクプランで利用可能なオプションサービス

オプション名月額料金概要
通話放題+1,980円国内通話24時間かけ放題になる通話オプション
通話放題ライト+880円1回10分以内の国内通話が無料になる通話オプション
通話パック(60分/月)+550円月に60分までの国内通話が無料になる通話オプション
増量オプションII+550円・月20GBまで使えるようになる(毎月5GB増量)オプションサービス
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トクトクプランの特徴

トクトクプランの特徴としては以下のようなことが挙げられます。

  • プラン料金はその月に使用したデータ容量に応じて2段階に基本料金が変動
  • 月15GBまで高速データ通信が可能(容量超過後も最大1Mbpsで利用可能)
  • 国内通話料金は30秒につき22円の従量課金型
  • 余ったデータ容量の翌月繰り越しはできない
  • 家族割やネット回線とのセット割やau PAYカードでの支払いでの割引適用が受けられる
  • 節約モードは利用できない

データの使用量に大きな変動がある場合には、トクトクプランの利用がお得になる可能性があります。

注意点としては、家族割もしくは、ネット回線とのセット割を受けられないと月額料金が高くなりやすく、毎月1GB以上データを使う人の場合には、コミコミプラン+の利用の方が良く、毎月4GB以内にデータ使用を抑えられるのであればミニミニプランの利用の方が良いです。

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ミニミニプラン(データ小容量向け)

ミニミニプラン
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/minimini/)

ミニミニプランは低容量プランです。月4GBまで高速データ通信を利用することが可能です。

通話に関しては30秒につき22円の従量課金型の通話料金ですが、家族割やネット回線とのセット割や支払方法をau PAY カードにすることで適用される割引を受けられるプランになっています。

旧くりこしプラン+5GでいうとプランSの後継にあたるプランになっています。

ミニミニプランの料金

ミニミニプランの月額料金は定価ベースだと月額2,365円ですが、各種割引を受けられると月額1,078円まで抑えることも可能です。

ミニミニプラン月額料金

基本料金2,365円
au PAY カードお支払い割187円割引
自宅セット割
※指定のネット回線やでんきサービス利用の場合のセット割
1,100円割引
家族セット割
※同一住所に住んでいて対象プランを契約していると適用される家族割
550円割引
自宅セット割と家族セット割の併用はできません
(自宅セット割の方が割引額が多い)
※契約初月については事務手数料3,850円が別途かかります
先生

自宅セット割もしくは家族セット割が適用できない場合は、月額料金が2,000円を超え、あまりお得にはならない点は要注意です。

月のデータ容量4GBまで
国内通話料30秒につき22円
容量超過後の速度制限時速度最大300kbps

ミニミニプランにはオプションを付けることも可能です。代表的なオプションの例を挙げると以下の通りです。

ミニミニプランで利用可能なオプションサービス

オプション名月額料金概要
通話放題+1,980円国内通話24時間かけ放題になる通話オプション
通話放題ライト+880円1回10分以内の国内通話が無料になる通話オプション
通話パック(60分/月)+550円月に60分までの国内通話が無料になる通話オプション
増量オプションII+550円・月6GBまで使えるようになる(毎月2GB増量)オプションサービス
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ミニミニプランの特徴

ミニミニプランの特徴としては以下のようなことが挙げられます。

  • 月4GBまで高速データ通信が可能(容量超過後は最大300kbpsに通信速度が制限される)
  • 国内通話料金は30秒につき22円の従量課金型
  • 余ったデータ容量の翌月繰り越しはできない
  • 家族割やネット回線とのセット割やau PAYカードでの支払いでの割引適用が受けられる
  • 節約モードが利用でき、データ消費カウントを抑えることも可能

毎月4GBまでのデータ使用量で抑えられるのであれば、ミニミニプランの利用がお勧めです。

注意点としては、家族割もしくは、ネット回線とのセット割を受けられないと月額料金が2,000円を超え、やや高い月額料金になってしまうため、家族割かネット回線とのセット割のいずれかの割引が利用できる形でプランを利用すると良さそうです。

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UQモバイルの3つのスマホプランの違いは?

UQモバイルの3つの主力プラン「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」では、高速データ通信ができる毎月のデータ容量の違いの他にも色々細かいところで違いがたくさんあります。

簡単に比較表をまとめると以下の様な違いがあります。

コミコミプラン+トクトクプランミニミニプラン
月額料金
(定価)
3,278円3,465円
※月1GBまで利用月:2,277円
2,365円
月額料金
(割引最大適用時)
3,278円2,178円
※月1GBまで利用月:990円
1,078円
月のデータ容量33GBまで
(30GB+特典3GB)
15GBまで4GBまで
容量超過時の通信速度最大1Mbps最大1Mbps最大300kbps
余ったデータの翌月繰り越しできるできないできない
節約モードの利用できないできないできる
家族割、ネット回線とのセット割やau PAY払いでの割引適用割引適用外割引適用割引適用
標準の国内通話料1回10分以内無料30秒につき22円30秒につき22円

コミコミプラン+は最も高額ですが、データ容量が最も多く、1回10分以内の国内通話が無料になるといった形で活用できれば非常にお得なプランになっています。

トクトクプランやミニミニプランではネット回線とのセット割(自宅セット割)もしくは、家族割(家族セット割)が利用できる人であれば、月額料金が抑えられますが、これらのセット割が適用できない場合には、月額料金があまり安くならないといったプラン内容になっています。

旧くりこしプラン+5Gとの違い

2023年5月末で新規申込受付を終了した旧くりこしプラン+5Gを利用している人が3つのプランにプラン変更を検討している場合は、少し注意が必要で、プラン変更することで逆に月額料金が高くなる場合もあります。

旧くりこしプラン+5Gの仕様を簡単にまとめると以下の様になっています。

くりこしプランL+5GくりこしプランM+5GくりこしプランS+5G
月額料金
(定価)
3,828円2,728円1,628円
月額料金
(割引最大適用時)
2,970円2,090円990円
月のデータ容量25GBまで15GBまで3GBまで
容量超過時の通信速度最大1Mbps最大1Mbps最大300kbps
余ったデータの翌月繰り越しできるできるできる
節約モードの利用できるできるできる
ネット回線とのセット割
での割引適用
割引適用割引適用割引適用
家族割やau PAY払い
での割引適用
割引適用外割引適用外割引適用外
標準の国内通話料30秒につき22円30秒につき22円30秒につき22円
代替となりそうな
後継プラン候補
コミコミプラン+コミコミプラン+ミニミニプラン

くりこしプラン+5Gでは利用できたデータ繰り越しや節約モードの利用が現在の主力プランの選択肢次第では利用できなくなる点があります。

また、くりこしプラン+5Gの定価の月額料金と現在のプランの定価の月額料金と比べると、現在のプランの方が軒並み月額料金が高くなっており、コミコミプラン+のようにデータや通話をある程度利用する人にとってはお得ですが、それ以外のケースでは各種割引適用ができない場合には、月額料金が高くなる傾向があります。

くりこしプラン+5Gから現在の主力プランにプラン変更することは可能ですが、プラン変更後に元のくりこしプラン+5Gにプランを戻すことはできないため、プラン変更を行う際には、どの程度仕様や料金が変わるかを必ず確認した後にプラン変更を行ってください。

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どのプランを選ぶべき?

今回は現在のUQモバイルの主力スマホプラン「コミコミプラン+」「トクトクプラン」「ミニミニプラン」について解説しました。

現在のプランの傾向としては、比較的低容量というよりは中容量向けを中心としたい感じのプラン構成になった印象があります。

どのプランを選択したらよいか分からない人は以下の基準でプランを選択すると良さそうです。

おすすめのUQモバイルのスマホプラン

  • 通話をよくする人コミコミプラン+
  • 毎月4GB以上のデータ通信をする人コミコミプラン+
  • 毎月4GB以下のデータ通信しかしない人ミニミニプラン
    ※通話する時間によってはコミコミプラン+の方が良い場合もあり。
  • 基本的に月1GB以下の利用だが、稀に1GBを超えるデータ利用になる月もある人トクトクプラン
    ※通話する時間によってはコミコミプラン+の方が良い場合もあり。

旧くりこしプラン+5Gを利用している人は、乗り換えることで得になるケースも損になるケースも発生するので、プラン変更を行う際にはプラン変更前後でどう変わるかを必ず確認するようにしてください。

今回の内容はいかがでしたでしょうか。
次回もまたお楽しみに。

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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