ソフトバンク「ウルトラギガモンスタープラス」徹底解説!旧プランとの違い、料金・特徴・割引は?
「ウルトラギガモンスタープラス」は2020年3月11日をもって新規受付の申込みを終了します。代わりのプランとしては2020年3月12日から「メリハリプラン」が始まります。
ソフトバンク主力の料金プランのうち、大容量のデータ通信ができる完全定額制の「ウルトラギガモンスタープラス」が2019年9月13日から2年契約や契約解除料のない新料金プランに生まれ変わりました。
旧「ウルトラギガモンスタープラス」は2019年9月12日で新規受付が終了しましたが、旧プランを利用している人は引き続き、旧「ウルトラギガモンスタープラス」を利用できます。
今回は、この生まれ変わった「ウルトラギガモンスタープラス」の特徴・料金・割引をはじめ、旧プランとの違いやメリット・デメリットなど詳しく解説してきます。
- 2020年1月31日から動画SNS放題に「Amazon Prime Video」が追加されることを加筆
- 競合プランで古いプランを現在のプランに置き換え
- 2019年9月で終了したギガ使い放題キャンペーンの内容を削除
- 半額サポートプラス→トクするサポートに名称変更
ウルトラギガモンスター+(プラス)とは
「ウルトラギガモンスター+(プラス)」は、その月のデータ使用量が多い少ない関係なく、完全固定型の定額プランで、スマホの他にケータイの場合も利用することができます。
※タブレットやモバイルWi-Fiルーターといった通話機能の無い、データ通信のみの端末の場合は、ほぼ同じようなプランの「ウルトラギガモンスター+(プラス) forデータ」を利用します。
プランのタイプとしては競合キャリアである ドコモの「ギガホ」、auの「auフラットプラン20N」などに近いプラン内容です。これらのプランは、データ容量が20GB~30GBを上限としたプラン展開をしていますが、「ウルトラギガモンスタープラス」は利用できるデータ容量の上限がある大容量プランの中では50GBと一つ突き抜けた形で展開を行っています。
かつては、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの中で「ウルトラギガモンスタープラス」が一番多くデータが使えると言えましたが、現在、auにはデータ容量無制限のプラン「auデータMAXプランPro」や「auデータMAXプラン Netflixパック」が登場した(その分、月額料金が高いのですが…)ことで、3大キャリアのなかで一番多くデータが使えるという称号は明け渡してしまいましたが、それでも非常に多くの高速データ通信が利用できるプランであることは変わっていません。
月間で使えるデータの利用量は最大50GBまで。もしデータ利用量が50GBを超えた場合は速度制限がかかり最大128kbpsまで通信速度が減速します。
また、ウルトラギガモンスタープラスはスマホ利用に必要な要素のうち端末本体代金以外ものをカバーしています。
- 基本プラン:基本プラン(音声)
※通話にかかる料金 - データ定額サービス:データプラン 50GB+
※データの通信にかかる料金
(かつてはウェブ使用料というものもありましたが、今回の新プランではデータ通信料に含めてしまったようです) - 端末本体代金:プランに含まれていない
ここで「データプラン 50GB+」という単語が登場…「ウルトラギガモンスタープラス」とは違うものなのか?
「ウルトラギガモンスター+」と「データプラン 50GB+」との関係性
名称が全然違うので別物に見えますが、これらは密接な関係があります。「ウルトラギガモンスター+」は基本料金+データ定額料の2つを合わせたものですが、「データプラン 50GB+」はデータ定額料の範囲までを対象としているものです。それぞれの関係性を表にすると以下のような形になります。
基本プラン | ウルトラギガモンスター+ | 基本プラン(音声) |
---|---|---|
データ定額サービス | データプラン 50GB+ | |
端末本体代金 | プランに含まれていない |
ウルトラギガモンスタープラスの料金
ソフトバンクの「ウルトラギガモンスタープラス」の料金ですが、基本料金とデータ通信料を合わせたベースとなる月額料金としては1ヶ月に使えるデータ容量は50GBを上限として、どれだけ使用しても固定の7,480円(税抜)です。
この7,480円とは別にオプション料金やキャンペーン・割引などで最終的な月額料金が上下します。
●ウルトラギガモンスタープラスのベースとなる月額利用料金(税抜)
※データ通信料(データプラン50GBプラス)にあたる料金
基本料金 | 基本プラン(音声) 980円 |
---|---|
データ通信料 | データプラン 50GB+ 6,500円 |
合計 | 7,480円~ |
「みんな家族割+」を適用できれば月額料金が下がる
「ウルトラギガモンスタープラス」の定価は7,480円とそれなりに高額になるプランですが、家族でまとめての契約になると「みんな家族割+」が適用でき、月額で最大2,000円の割引(2人なら500円引き、3人なら1,500円引き、4人以上で2,000円引き)され、契約人数によって5,480円~7,480円と月額料金が変わってきます。
※後半で料金シミュレーションします。
ソフトバンクの「ウルトラギガモンスタープラス」は家族3人以上でまとめて契約がとてもおすすめ!(ドコモ・auの同様の割引サービスよりも3人以上の場合の割引額が多いのも特徴です。)
「動画SNS放題」で一部のアプリ・サービスがカウントフリーに
ウルトラギガモンスタープラスを利用している場合の特典のひとつに、一部のMVNOでは利用できる一部のアプリやサービス利用分のデータ消費をカウントしないカウントフリーのサービスがソフトバンクのウルトラギガモンスタープラスで利用することができます。13のサービスがデータ消費ゼロに扱いになる「動画SNS放題」というもので、これらのサービス・アプリを使う場合は、データ消費扱いにならない状態が継続します。
データ消費の多いYoutubeなどの動画系サービスも対象に含まれていて、多くデータ消費しやすいアプリ・サービスもカウントフリーにしやすいのが動画SNS放題の特徴で、動画視聴をYouTubeなど対象のアプリで視聴するようにすれば、毎月のデータ容量を使い切ることはほぼなくなるのではないでしょうか。
※ただし、該当のサービスでもデータ消費カウントされる内容もあります(下表を参照)
●「動画SNS放題」対象のサービス・アプリ
データ通信量を消費するケース | |
---|---|
YouTube | 広告クリック後の遷移先 |
AbemaTV | お知らせページ、FAQ、番組公式サイトの閲覧 |
TVer | 広告/計測関連のビーコン/動画配信ソリューションのシステムに関する通信/トピックスの閲覧 |
GYAO! | 広告の視聴・閲覧/画像・テキストの閲覧/一部の生配信映像の視聴/Webページの閲覧 |
クラシル | 広告/Google Analyticsなどの解析サービス/有料会員登録時の通信 |
Hulu | 動画視聴やダウンロード以外の通信(サイトの閲覧、動画マニフェスト、DRMライセンス、画像、字幕データ、視聴品質ビーコン、APIなど) |
スタディサプリ | Google Analyticsなどの解析サービス |
スタディサプリ English | Google Analyticsなどの解析サービス |
LINE | 音声通話/ビデオ通話 ※要注意※ |
広告クリック後の遷移先 | |
音楽(Music Stories)の再生 | |
・音声(Music Stories)の再生 ・Messenger ※要注意※ | |
TikTok | 広告クリック後の遷移先 |
Amazon Prime Video ※2020年1月31日より追加 | 動画視聴やダウンロード以外の通信(一部の画像、広告、APIなど) |
現在、13のサービスが動画SNS放題でカウントフリーになる対象となっていますが、2020年1月31日からは「Amazon Prime Video」もカウントフリー対象になり、合計で14のサービスに対象が拡大します。
全サービス共通の対象外(データ消費カウントとされる)の条件
- VPN(Virtual Private Network)、プロキシサーバーを介した通信
- 外部リンク、外部サーバーへの接続
- 非公式アプリ利用時の通信 ※要注意※
(SafariやChromeなどのブラウザもデータ消費カウントになるようです) - 海外での利用(国際ローミング通信)
- Wi-Fiとモバイルデータ通信(4G・3G)の同時接続及び接続切り替えが発生した場合
- 3Gのみに対応した機種での利用
「動画SNS放題」の注意点
公式アプリ以外(Safariなどのブラウザでのアクセス含め)はデータ消費扱いになるので、アクセスする場合には公式アプリを使ってアクセスするように心掛けましょう。
また、「ミニモンスター」や「スマホデビュープラン」などのプランについては、動画SNS放題の対象外になるので、キャンペーン適用を希望する場合には誤ってミニモンスターなどを選択しないように注意しましょう。
月額3,480円~の正体
ソフトバンク公式サイト「ウルトラギガモンスタープラス」のページに書かれている「3,480円~」。
「~(から)」とあるようにこれは特定の条件に当てはまれば実現できる料金で、最小限の料金プランを選択し、様々な割引キャンペーンを適用させ、初年度だけの期間限定で実現できる価格になっています。
ウルトラギガモンスタープラスを利用して月額3,480円になる条件を簡単にまとめると以下の通りで、難易度が高いです。
- 通話のタイプは従量課金型(国内通話なら30秒につき20円発生)の「基本プラン(音声)」を選択。
※通話やSMS送信は一切しない - 最初の1年間だけ(「1年おトク割」を適用)
- ソフトバンクのブロードバンド回線も契約し、「おうち割光セット」を適用する
- 「みんな家族割+」を適用(家族4人以上で契約)
「基本プラン(音声)」の通話タイプを選択
「ウルトラギガモンスタープラス」の通話タイプは標準の「基本プラン(音声)」のほかに、通話オプションの「準定額オプション・定額オプション」の合計3種類から選ぶことができます。
ただし、選択したタイプによりベースとなる月額の基本使用料金が変わります。
月額3,480円にするためには一番基本料金が安い「基本プラン(音声)」を選択する必要があります。
●選べる通話プラン
通話タイプ | 内容 |
---|---|
基本プラン(音声) + 定額オプション 月額:2,480円(980円+1,500円)※税抜 | 24時間いつでも国内通話し放題 |
基本プラン(音声) + 準定額オプション 月額:1,480円(980円+500円)※税抜 | 1回5分以内の国内通話し放題 (1回5分以上は30秒につき20円) |
基本プラン(音声) ※標準の通話タイプ 月額:980円 ※税抜 | 通話時間に応じた従量制 (国内通話の場合、30秒につき20円) |
ただし、「定額オプション」、「準定額オプション」の無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話や0570番号などの有料電話サービスへの通話は対象外になります。
逆に「通話基本プラン」、「準定額オプション」の国内通話の30秒につき20円になる対象でも、家族間(家族割引適用者)の国内通話に関しては24時間無料になります。
「1年おトク割」で毎月1,000円割引(1年間適用)
1年おトク割は「ウルトラギガモンスタープラス」または「ミニモンスター」などの加入者を対象とした割引キャンペーンです。
機種変更・新規契約・MNPで「ウルトラギガモンスタープラス」または「ミニモンスター」に加入で、過去に1年おトク割の特典を受けていない場合に割引が適用されます。2カ月目から1年間のみ月額1,000円の割引となります。
※USIM単体契約の場合も上記条件を満たしていれば1年おトク割の割引対象になります。
ウルトラギガモンスタープラス、ミニモンスターなどの利用者であれば基本的に全ての方から受けられる特典になるはずですが、割引期間は1年間なので、2年目からは料金が高くなります。
「1年おトク割」は最初の1年間はお試し期間の割引ととらえておくと良いかもしれません。
料金プランの落とし穴
使ったデータ容量の多い少ないにかかわらず、料金がかわることがないウルトラギガモンスタープラスは、料金変動型のミニモンスターと比べると比較的分かりやすい料金体系ではあるのですが、加入前に知っておいてほしい点がいくつかあります。
適用に条件があり、一部の人は割引が適用されないことがある内容です。
1.「おうち割光セット」を適用している
ウルトラギガモンスタープラスの月額3,480円の内訳には、スマホのほかに、自宅のブロードバンド回線(Softbank光、Softbank Airなど)とのセットで利用することで適用できる「おうち割光セット」の割引が入った料金で表現されています。
ソフトバンクは「おうち割光セット」適用後の料金を通常料金のように表示することがよくあるので、注意してください。
「1年おトク割」と異なり、割引期間は2カ月目以降から永年または2年間と長期の期間で割引が適用されますが、ソフトバンク指定のブロードバンド回線を同時に利用しない場合は「おうち割光セット」の割引がなくなるため、月額料金が1,000円高くなります。
対象固定通信サービス | 割引金額 | 割引期間 |
---|---|---|
SoftBank光 (ファミリー・ライト含む) | 1,000円引き | 永年 |
SoftBank Air | ||
Yahoo! BB ADSL | ||
SoftBankブロードバンド ADSL (エンジョイBB) | ||
ケーブルライン | ||
ひかりdeトークS (ケーブルライン) | ||
NURO 光 でんわ (ケーブルライン) | ||
Yahoo! BB 光シティ | ||
ホワイトBB ※2019年2月28日で新規申込受付終了 | 2年間 | |
Yahoo! BB バリュープラン |
多くの人は、SoftBank光またはSoftBank Airを選択する形になるかと思います。
2.「みんな家族割+」で4人以上の家族での契約の割引金額が適用されている
ウルトラギガモンスタープラスの月額3,480円の内訳には、最初の方で少し触れていますが、ソフトバンクの特徴の一つといえる家族複数人で契約した場合に割引される家族割「みんな家族割+」の割引が適用されています。ウルトラギガモンスタープラスで月額3,480円にするためには、「みんな家族割+」の家族割サービスを4人以上(2,000円の割引)で利用する必要があります。
この家族割は契約する家族の人数により適用される割引金額が変わってきます。
●みんな家族割+の1人あたりの割引金額(ウルトラギガモンスタープラス)
家族割対象人数 | 月額割引金額(1人あたり) |
---|---|
1人 | 0円 |
2人 | 500円引き |
3人 | 1,500円引き |
4人以上 | 2,000円引き |
3,480円になるケースは一番割引金額が高い4人以上で契約した場合の2,000円引きが適用されたものになっています。つまり3人以下の場合は、差額分が加算されることになります。
ただ、家族は血が繋がっている肉親を普通想像しますが、ソフトバンクは家族の定義が少し特殊で、以下の条件が当てはまる場合には、家族カウントになり「みんな家族割+」の適用ができます。
●「みんな家族割+」を適用できる「家族」の定義
家族種類 | 申し込みに必要な証明書類 |
---|---|
同居している 家族・親戚 | 同住所が確認できる 契約者さまそれぞれの本人確認書類 |
離れて暮らす 家族・親戚 | 1.契約者さまそれぞれの本人確認書類 2.家族であることがわかる「戸籍謄本」や「住民票記載事項証明書」のいずれか ※3ヶ月以内のものに限る |
同居している 恋人・友人 | 同住所が確認できる 契約者さまそれぞれの本人確認書類 |
同居している シェアハウスの仲間 | 同住所が確認できる 契約者さまそれぞれの本人確認書類 |
血縁/婚姻関係者の場合は、親等数の制限はなく、別住所でも適用OK。
友人・知人レベルの場合であっても同じ住所に住んでいれば適用でき、普通想像する家族の定義より基準が緩いです。
「結局それぞれのプランや割引を適用すると料金はいくらになるの?」
と思い始める方もいると思いますので、各プランごとに料金や割引がどのように変わっていくのかまとめてみました。
毎月の料金例と割引の推移
ウルトラギガモンスタープラスを利用した場合の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移をシミュレーションしてみました。
(機種を購入した場合の機種代と(わずか数円の)ユニバーサルサービス料は含んでいません)
契約した初月
ウルトラギガモンスタープラスを契約した最初の月は、「1年おトク割」と「おうち割光セット」の割引がまだ適用されません(2カ月目から適用されるため)。
以下の料金を日割計算した金額と別に契約事務手数料3,000円(税抜)が加算されます。
既にソフトバンクユーザーで新規契約・機種変更・MNPを伴わない料金プランのみ変更する場合は、契約事務手数料はかかりません。
●通話タイプ「基本プラン(音声)」(国内通話は30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 | 7,480円の 日割計算 | 6,980円の 日割計算 | 5,980円の 日割計算 | 5,480円の 日割計算 |
※全割引を適用した場合は5,480円(税抜)~の日割計算 + 契約事務手数料
●通話タイプ「準定額オプション」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
準定額オプション | 500円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 | 7,980円の 日割計算 | 7,480円の 日割計算 | 6,480円の 日割計算 | 5,980円の 日割計算 |
※全割引を適用した場合は5,980円(税抜)~の日割計算 + 契約事務手数料
●通話タイプ「定額オプション」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
定額オプション | 1,500円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 | 8,980円の 日割計算 | 8,480円の 日割計算 | 7,480円の 日割計算 | 6,980円の 日割計算 |
※全割引を適用した場合は6,980円(税抜)~の日割計算 + 契約事務手数料
2カ月目~13カ月目
契約の2カ月目から「1年おトク割」「おうち割光セット」の割引が始まります。
●通話タイプ「基本プラン(音声)」(国内通話は30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
1年おトク割 (1年間) | -1,000円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 6,480円 | 5,980円 | 4,980円 | 4,480円 |
おうち割光セット | -1,000円 | |||
合計 (おうち割光セットあり) | 5,480円 | 4,980円 | 3,980円 | 3,480円 |
※全割引を適用した場合は3,480円(税抜)~。
●通話タイプ「準定額オプション」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
準定額オプション | 500円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
1年おトク割 (1年間) | -1,000円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 6,980円 | 6,480円 | 5,480円 | 4,980円 |
おうち割光セット | -1,000円 | |||
合計 (おうち割光セットあり) | 5,980円 | 5,480円 | 4,480円 | 3,980円 |
※全割引を適用した場合は3,980円(税抜)~。
●通話タイプ「定額オプション」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
定額オプション | 1,500円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
1年おトク割 (1年間) | -1,000円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 7,980円 | 7,480円 | 6,480円 | 5,980円 |
おうち割光セット | -1,000円 | |||
合計 (おうち割光セットあり) | 6,980円 | 6,480円 | 5,480円 | 4,980円 |
※全割引を適用した場合は4,980円(税抜)~。
14カ月目以降
14カ月目以降は「1年おトク割」の割引期間が終了。
そのため、1,000円料金が高くなります。
●通話タイプ「基本プラン(音声)」(国内通話は30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 7,480円 | 6,980円 | 5,980円 | 5,480円 |
おうち割光セット | -1,000円 | |||
合計 (おうち割光セットあり) | 6,480円 | 5,980円 | 4,980円 | 4,480円 |
※全割引を適用した場合は4,480円(税抜)~。
●通話タイプ「準定額オプション」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
準定額オプション | 500円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 7,980円 | 7,480円 | 6,480円 | 5,980円 |
おうち割光セット | -1,000円 | |||
合計 (おうち割光セットあり) | 6,980円 | 6,480円 | 5,480円 | 4,980円 |
※全割引を適用した場合は4,980円(税抜)~。
●通話タイプ「定額オプション」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1人あたりの料金
家族割の対象人数 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 980円 | |||
定額オプション | 1,500円 | |||
データプラン 50GB+ | 6,500円 | |||
みんな家族割+ | 適用なし | -500円 | -1,500円 | -2,000円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 8,980円 | 8,480円 | 7,480円 | 6,980円 |
おうち割光セット | -1,000円 | |||
合計 (おうち割光セットあり) | 7,980円 | 7,480円 | 6,480円 | 5,980円 |
※全割引を適用した場合は5,980円(税抜)~。
「基本プラン(音声)」と「準定額オプション」の月額料金の差額は500円とあまりありません。通話時間に換算して12分30秒分なので少しでも通話する可能性がある人は、「基本プラン(音声)」よりは、「準定額オプション」を選択した方が無難です。
※おうち割光セットで2年間で割引が終わってしまうブロードバンド回線で契約している場合は、26ヶ月目以降は割引が消滅するため、1,000円料金が高くなります。
旧「ウルトラギガモンスタープラス」との違い
2019年9月12日で新規受付が終了した旧ウルトラギガモンスターは2年契約の縛りがあり、更新月以外の解約やMNPで契約解除料が発生するプランでした。それに対して2019年9月13日から始まる新しいウルトラギガモンスタープラスでは契約期間の縛りがなく、契約解除料もありません。
そうなると「以前のプランと比べると月額料金が高いのでは?」と思いがちですが、実は契約期間や契約解除料の制約条件が無くなっただけで、最終的な月額料金は新旧どちらも据え置きの同一金額になっていて、デメリットがありません。
●新旧ウルトラギガモンスター+のプラン名・料金内訳比較表
ウルトラギガモンスター+ (旧プラン) ※新規申込受付は2019/9/12まで | ウルトラギガモンスター+ (新プラン) ※新規申込受付は2019/9/13から | |
---|---|---|
基本料金 | 通話基本プラン(2年契約) 1,200円 | 基本プラン(音声) 980円 |
ウェブ使用料 | ウェブ使用料 300円 | データプラン 50GB+ 6,500円 |
データ通信料 | データ定額 50GB+ 5,980円 | |
合計 | 7,480円~ | 7,480円~ |
通話に関する料金が下がり、データ定額に関する料金は上がり、細かい内訳の料金は違いますが最終的な合計金額は同じです。
通話オプションに関する「準定額オプション」「定額オプション」や割引に関する「1年おトク割」や「おうち割光セット」「みんな家族割+」についても新旧ともに内容は変わっていません。
旧プランから新プランへの変更は?
旧ウルトラギガモンスタープラスを利用している人にとっては、旧ウルトラギガモンスタープラスよりも新ウルトラギガモンスタープラスの方が、契約期間の縛りが無いので変更したいと思うのではないでしょうか。
これについては2019年9月12日に終了してしまう(旧ウルトラギガモンスタープラスを含む)プランから新プランへのプラン変更については、契約期間に関わらず契約解除料が発生しないでプラン変更することもできます。
ソフトバンクの古いプランを利用している人は端末購入サポートとして「月月割」を利用できましたが、現在もまだ「月月割」の割引を受けている人は、新プランへのプラン変更をしてしまうと「月月割」の割引が終了してしまうため、新プランへ変更をしたい場合には、全24回の割引が終わった後に新プランに変更するようにしましょう。
他にも新プランにプラン変更すると割引が無くなってしまう割引サービスやキャンペーンもあるので、該当する場合には、プラン変更のタイミングには注意しましょう。
データ容量の少なくて安いプランは?
今回は大容量データの定額プランとしてウルトラギガモンスタープラスを紹介していますが、ほかにもデータ容量が少なく、月額料金が抑えられるプランもあります。
スマホかケータイかで選択できるデータ通信料のプランが変わってきます。簡単に比較表を載せておきます。
データ使用量が毎月5GB以上になる場合には、ウルトラギガモンスタープラスを利用するのがベストです。
※また、家族割対象人数が4人以上の場合は1GB以上データを使うようであればウルトラギガモンスタープラスが安くなります。(データ容量1GB以下は、メールだけの利用程度しかしないユーザーでないとデータ量を抑えきれないので、普通にスマホ利用するようであれば、ウルトラギガモンスタープラスを選択した方が正直無難だとは思います。)
スマホ向けデータ通信プラン
2019年9月13日以降、ソフトバンクで選択できるスマホ用のデータ通信プランは3種類あります。
名称 | 月額(税抜) | 概要 |
---|---|---|
データプラン 50GB+ ※今回紹介しているプラン | 6,500円 | 50GBまで 言い換えるとウルトラギガモンスター+です。 ※一部のサービス・アプリはSNS使い放題でデータ消費しません。(ただし3Gのみに対応した機種の場合はSNS使い放題の対象外です) |
データプランミニ | 1GBまで:3,000円 2GBまで:5,000円 5GBまで:6,500円 50GBまで:7,500円 | 50GBまでの月に利用した容量に応じた4段階制料金 言い換えるとミニモンスターです。 |
データプラン1GB(スマホ) | 1,500円 | 1GBまで 言い換えるとスマホデビュープランです。 ※3Gケータイからのりかえ、機種変更の方が利用できるプランです。 |
ケータイ向けデータ通信プラン
2019年9月13日以降、ソフトバンクで選択できるケータイ用のデータ通信プランはスマホ向けより種類が多く、スマホとは違いデータ通信を一切しないという選択肢もあります。
名称 | 月額(税抜) | 概要 |
---|---|---|
データプラン 50GB+ ※今回紹介しているプラン | 6,500円 | 50GBまで 言い換えるとウルトラギガモンスター+です。 ※一部のサービス・アプリはSNS使い放題でデータ消費しません。(ただし3Gのみに対応した機種の場合はSNS使い放題の対象外です) |
データプランミニ | 1GBまで:3,000円 2GBまで:5,000円 5GBまで:6,500円 50GBまで:7,500円 | 50GBまでの月に利用した容量に応じた4段階制料金 言い換えるとミニモンスターです。 |
データプラン1GB(ケータイ) | 1,500円 | 1GBまで 別称「ケータイ1GBプラン」です。 ※3Gケータイからのりかえ、機種変更の方が利用できるプランです。 |
データプラン100MB | 300円 | 100MBまで |
(利用しない) | 0円 | 電話のみ利用する人はデータ通信プランを利用しない選択肢もあります。 |
メリット(ウルトラギガモンスター+)
ウルトラギガモンスタープラスにするメリットは以下の場合に料金が割安になるなどの点があります。
- 毎月のデータ利用量が5GB以上(家族4人以上なら1GB以上)を継続的に利用する場合、料金を抑えることが可能。
- 携帯の機種を購入しない形でプラン利用する場合には特に割安になる点
- ギガ使い放題キャンペーン中は、データ消費ゼロになるので、50GB以上のデータでも快適に利用できる(キャンペーン終了後も「動画SNS放題」が残るのでYoutubeなどの一部サービスについてはデータ消費ゼロが継続される)
ソフトバンクは3大キャリアの一つで通信速度もしっかりしているので、MVNOにあるようなそもそもの通信速度が遅いといった心配もないので、高速回線をデータ容量を気にせず利用することができるキャリアと言えます。
ただ、「機種代金を含めなければ」というのがポイントです!
端末を購入した場合は、当然ですが端末代金分がプラスされることになります。
デメリット(ウルトラギガモンスター+)
デメリットは大きく2点あります。
余ったデータ容量の翌月繰り越しができない
ウルトラギガモンスタープラスはフラットタイプの料金プランですが使いきれなかったデータ容量の翌月へのくりこしはウルトラギガモンスタープラスについてはできません。
ただ、データ容量消費の圧迫要因の動画視聴については動画SNS放題を活用することで、データ繰り越し以上の恩恵を受けることもできるので大きなデメリットではなくなっています。
端末代金が昔より高い
ソフトバンクだけの話ではありませんが、総務省がスマホ料金が高いということで介入し、2019年10月から施行される改正電気通信事業法の影響で、分離プランが義務化されることになりました。
以前であれば、回線と端末代をセットにすることで、端末代金の大幅値引きもできましたが、法改正で端末代金の大幅な値引きができなくなりました。
以前と比べ、端末代金が高くなるものの、端末代金を安くする方法はあります。
トクするサポート(旧名:半額サポートプラス)
2019年9月13日に開始した端末購入サポートで「トクするサポート」(開始時点では「半額サポートプラス」という名前でしたが、途中から名称が変わっています)を利用することができます。これは、かつてのauのアップグレードプログラムEX(現在は新規受付終了)とプログラム料金や特典内容が非常ににていますが、48回の割賦契約でソフトバンクの機種を購入し、後日、次のソフトバンクの機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降に機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目に機種変更する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。
ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、割引効果が落ちてくる(場合によっては無くなる)ということになります。
トクするサポートはプログラム利用料として、月額390円(不課税)×24回のプログラム料が必要になるため、プログラム料がある分、実質的には半額にはならないものの、改正法の範囲内でかなり頑張った端末代割引になっています。
このトクするサポートの特徴として、ソフトバンク以外の携帯会社を利用している人でも利用することができ、ソフトバンクで機種変更ではなく、ソフトバンクで端末を購入と回線契約とは直接的に紐付いていない点があります。ただ、ソフトバンクで販売している端末にはソフトバンクのSIMロックがかかっているため、実際のところは、ソフトバンクの利用者とワイモバイル以外のソフトバンク回線を利用するMVNO(LINEモバイルなど)の利用者にとって恩恵のある割引になっています。
SIMロックを解除しない限りはソフトバンク系以外の携帯会社を利用している人は端末が利用できませんが、端末代金の支払い方法をクレジットカード払いにすれば、ソフトバンクショップでSIMロック解除の手続きが可能です。(ただし、SIMロック解除の手数料3,000円がかかります)
また、旧機種は回収されてしまうため、現在、ソフトバンクを利用している人の場合、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。
ただし、高額な新しい機種でも、安い古い機種でも最大半額近い金額が免除となるので、割引金額を最大限増やしたい場合は、最新の高額機種に2年おきに機種変更する方には割引の恩恵を受けられるプログラムではあります。
トクするサポートの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。
- 48回割賦(48回の分割払い)でソフトバンクの対象機種を購入すること
- 購入時点でトクするサポートを申し込むこと
(後日、トクするサポートへの加入はできません) - ソフトバンク回線の利用契約は条件に含まれないので料金プランは他の携帯会社でも問題ない
※ただし、SIMロックの問題があるので、ほかの携帯会社を利用している場合はSIMロックを解除する必要がある。
トクするサポートの特典利用には以下の条件を満たす必要があります。
- 25ヶ月目~48ヶ月目での対象のソフトバンクの機種を購入する
- トクするサポート加入時に購入した機種を機種変更の翌月末までにソフトバンクに回収、査定完了させること
※IMEIが確認できること(スマホの「設定」>「システム」>「端末情報」などでIMEIが確認できます)
※回収端末が故障機の場合は最大20,000円特典金額が減額か特典が利用できなくなる。ただし、あんしん保証パックなどの保証オプションに加入している場合は最大2,000円の減額で済む - 月額390円×24ヶ月分のプログラム利用料を支払っていること
※端末代金など、ソフトバンクへの支払いの未払いも無いこと
端末代金の価格例
高額な最新機種のiPhone11ProMaxと比較的安価なiPhone8の2機種で「トクするサポート」を適用させた場合の実質的な端末代を試算してみました。
●各種割引適用後の実質的な端末代(税込)
※2019年12月23日時点
iPhone11ProMax (512GB) | iPhone8 (64GB) | |
---|---|---|
定価 | 187,680円 | 63,360円 |
トクするサポートを利用 | 103,200円~ (93,840円+9,360円) | 41,040円~ (31,680円+9,360円) |
※「トクするサポート」は25カ月目に機種変更した場合
※9,360円はプログラム料で390円(不課税)×24回分の料金です。
高額の端末の方が全体の料金から占めるプログラム料の比率が少なくなるので、割安になります。
ウルトラギガモンスター+向きの人
以上のことから「ウルトラギガモンスタープラス」を使う人は以下の条件に当てはまる方には向いているプランです。
- 毎月利用するデータ容量が多い人(毎月5GB以上。4人以上で家族割適用なら1GB以上)
- 機種を購入しないで同じ機種を使い続ける、または2年に1回最新の機種に機種変更する人
- YoutubeやFacebook、Twitter、LINEなどを通信制限を気にせず利用したい人
注意点のまとめ
ウルトラギガモンスタープラスで注意すべき点としては既に解説している内容もありますが、ざっくりとまとめると以下の内容があります。
- データ繰り越しはできない
- テザリングは月々500円で利用可能
(ドコモやauの新プランではテザリング料金がかからないものが多いですが、ウルトラギガモンスタープラスでは別途料金がかかります) - 旧プランからのプラン変更は契約解除料が発生しないもの月月割などの一部割引サービスを利用している場合は、割引適用が終了してからプラン変更をすべき
まとめ
2019年9月13日から始まった新しいウルトラギガモンスタープラスは2年契約の縛りや契約解除料のデメリットをなくし、月額料金は据え置きにしたプランです。
「ウルトラギガモンスタープラス」の「3,480円」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容です。
ただ、機種購入を伴わない形で、毎月利用するデータ容量が多いユーザー、家族まとめて契約するような方、Youtube・Facebook・Twitter・LINEなどをデータ制限をまったく気にせず利用したい方にとってはおススメできるプランだと思いますので、ご自身の利用状況と照らし合わせてじっくり検討してみてください。
↓ウルトラギガモンスタープラスについて詳しくは
ソフトバンク公式:ウルトラギガモンスター+
いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
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