iPhone12mini値段比較(2024年7月版)。中古端末の値段・割引は?
iPhone12miniは2020年11月にiPhone12ProMaxとともに発売した機種です。iPhone12miniは4つのモデルのうちもっとも小さく、安い価格帯のモデルです。
iPhone12miniは5Gに対応したiPhone機種で、発売当時はドコモ・au・ソフトバンクでの取り扱いでしたが、ワイモバイルやUQモバイル、楽天モバイルなどでも取り扱いされるようになりました。
ただし、発売してからかなりの期間が経過しており、後継機種も発売されていることもあり、新品での販売については2024年7月現在、オンラインでの販売は軒並み終了しており、既にiPhone12miniは中古販売市場にシフトしています。
iPhone12miniの中古端末価格のみに焦点を当てた形でドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルや主な中古販売店との2024年7月時点の値段比較行ってみました。
iPhone12miniの値段比較表(割引適用前の価格表)
iPhone12miniは新品販売は軒並み終了し、現在は中古での販売が中心
(docomo Certifiedなどのキャリア公式の認定中古品の販売も行われている)
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機種の主な特徴
色々なサイトでiPhone12miniが紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。
容量は3タイプ。カラーは6種類
iPhone12miniは64GB・128GB・256GBの3タイプがあり、端末のカラーはパープル・ブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED・グリーン・ブルーの6種類用意されています。
iPhone12miniの発売当初はパープルを除く5色展開でしたが、2021年4月30日に新色としてパープルがラインナップに加わっています。
ディスプレイのサイズは5.4インチでiPhone12関連の機種の中で最も小さいサイズになっています。性能面としては多くの点でiPhone12と同様の仕様になっています。本体のサイズ感としてはiPhone SE(第3世代)とかなり近い感じになっています。
iPhone12miniは新モデルで、他のiPhone12関連のモデルとは異なり、iPhone11関連の後継機種という立ち位置ではありません。
その他の特徴
iPhone12miniとiPhone12やiPhone SE(第3世代)との主な違いとしては以下のようなものがあります。
iPhone12との違い(主なもの)
- ディスプレイサイズ:5.4インチで0.7インチ小さい
(iPhone12は6.1インチ) - 本体サイズ:131.5mm×64.2mm×7.4mmでディスプレイサイズが小型な分、縦横幅も小さい。
(iPhone12は146.7mm×71.5mm×7.4mm) - 重量:133グラムで29グラム軽い
(iPhone12は162g) - バッテリー容量:ビデオ再生は最大15時間で2時間短く、ビデオ再生(ストリーミング)は最大10時間で1時間短く、オーディオ再生は最大50時間で15時間短くなっています
(iPhone12はビデオ再生:最大17時間。ビデオ再生(ストリーミング):最大11時間。オーディオ再生は最大65時間)
iPhone12との違いは基本的に大きさに関するものだけで、性能面としてはほとんど同じです。ディスプレイのサイズ感で大きめが良いか小さめが良いかで、選択すべき機種が変わってくる感じになるかと思います。価格面ではサイズの小さいiPhone12miniの方が安くAppleのSIMフリー版であれば1~2万円程度の価格差があります。
iPhone SE(第3世代)との違い(主なもの)
- チップ:A14 Bionicチップで一世代前のチップを搭載しています。
(iPhone SEはA15 Bionicチップです) - ディスプレイサイズ:5.4インチで0.7インチ大きい
(iPhone SEはベゼルがかなりあることもあり4.7インチ) - 本体サイズ:ディスプレイサイズは大きいものの本体は少し小さいサイズ(131.5mm×64.2mm×7.4mm)
(iPhone SEは138.4mm×67.3mm×7.3mm) - 重量:133グラムと11グラム軽い
(iPhone SEは144g) - カラー:6色で3色多いラインナップになっています
(iPhone SEは3色のラインナップ。Product Red以外はそれぞれの機種にしかない色です。) - ディスプレイ:より高精細なSuper Retina XDRディスプレイになっています
(iPhone SEはRetina HDディスプレイ) - ディスプレイ(ガラス):Ceramic Shieldを搭載。耐落下性能が4倍向上。
(iPhone SEはCeramic Shield未実装) - 耐水性能:水深6メートルで最大30分間の耐水性能を持ち、5メートル深くなっています
(iPhone SEは水深1メートルで最大30分間の耐水性能) - カメラ性能:アウトカメラはダブルカメラで1つ多い。機能面もいくつか強化されています
(iPhone SEはシングルカメラで超広角カメラは付いていない) - 生体認証:Face IDに対応。Touch IDには未対応。
(iPhone SEはTouch IDに対応し、Face IDには未対応) - そのほか:MagSafeに対応(ワイヤレス充電はMagSafeとQiワイヤレス充電に対応)
(iPhone SEはMagSafeに未対応)
iPhone SEは価格が安い(Apple版なら2.5万円程度安い)ですが、安い分性能面ではかなりの劣る部分があります(ただし、チップはiPhone SEの方が高性能)。
iPhone12miniなどの新機種は5G回線を利用できるものの、5Gには4Gの技術を利用できる「サブ6」と超高速な「ミリ波」の2つがあり、国内版では「サブ6」の帯域のみ利用できます。アメリカ版のみ「サブ6」「ミリ波」の両方が利用できる仕様になっていて、本当の意味での超高速・超低遅延などを満たす5Gを利用できるというわけではない点には注意しましょう。
価格比較
iPhone12miniの中古端末価格は以下の通りになっています。各携帯会社の中古販売価格は割引を適用していない定価の価格です。
※価格調査日:2024年7月29日
2024年7月現在、軒並み新品販売は終了しています。
中古端末販売店の他に、docomo Certifiedなどのキャリア公式の認定中古品のiPhone12miniの販売をする形に切り替わっています。
64GBモデル・中古価格
iPhone12miniの64GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。
販売店名 | 販売価格(税込) | 補足 |
---|---|---|
ドコモ (docomo Certified) | 36,300円~ | ※Bランク |
ソフトバンク/ワイモバイル (SoftBank Certified) | 31,680円 | ※ランクに関する記述無し |
イオシス | 32,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
ハピネスネット | 40,800円~ | ※Bランク |
ダイワンテレコム | 33,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
にこスマ | 40,100円~ | ※Cランク |
128GBモデル・中古価格
iPhone12miniの128GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。
販売店名 | 販売価格(税込) | 補足 |
---|---|---|
ドコモ (docomo Certified) | 46,200円~ | ※Bランク |
ソフトバンク/ワイモバイル (SoftBank Certified) | 39,600円 | ※ランクに関する記述無し |
イオシス | 38,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
ハピネスネット | 38,160円~ | ※Cランク |
ダイワンテレコム | 41,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Bランク |
にこスマ | 44,700円~ | ※Cランク |
256GBモデル・中古価格
iPhone12miniの256GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。
販売店名 | 販売価格(税込) | 補足 |
---|---|---|
ドコモ (docomo Certified) | 51,700円~ | ※Bランク |
イオシス | 42,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
ハピネスネット | 46,800円~ | ※Cランク |
ダイワンテレコム | 41,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
にこスマ | 50,100円~ | ※Cランク |
価格考察
iPhone12miniの中古価格は新品価格と比べかなり安く販売されていますが、Cグレードと経年劣化が進んでいる端末でもあるため、バッテリー残量や見た目の新しさなどを気にする人は、それでも良いか注意が必要です。また、3大キャリア公式のdocomo Certified等の認定中古品の取り扱いもあります。(256GBモデルはdocomo Certifiedのみ取り扱いあり。au/UQモバイルについては全モデル取り扱いなし)。
定価では高額ですが、各携帯会社の端末購入サポートなどを利用することで端末代金を抑えることは可能です。次からは各携帯会社で機種代を安くする方法をご紹介します。
ドコモで機種代を安くする方法
ドコモでiPhone12miniを安く利用する手段がいくつかあります。
docomo Certifiedの利用(中古購入)
ドコモでは中古品のiPhone12miniも販売しています。これは「docomo Certified」というドコモ認定リユース(中古品)です。
docomo Certifiedはドコモが認定した高品質なリユーススマートフォンで、下取りプログラムやいつでもカエドキプログラムなどで回収したドコモのスマートフォンをリユースした商品です。
docomo Certifiedの端末はドコモオンラインショップのページ「機種をさがす」>「ドコモ認定リユース品(iPhone)」から購入が可能です。
docomo Certifiedの特徴
- ドコモの厳しい検査基準をクリアした高品質なリユース品(中古品)
- 基本性能チェック済み
- 電池残量80%以上
- 外装もクリーニング済み
- 充実の30日間保証
- ケータイ補償サービス(+月額500円)も加入可能
グレード別で販売価格が異なる
docomo CertifiedはauやソフトバンクのCertifiedと異なり、中古端末の状態(ランク)によって販売価格が異なります。各キャリアの比較では最も安いランクBの価格でご紹介しましたが、もう少しランクの良いものも含めた価格表としては以下のようになっています。
docomo Certifiedランクの違い
- ランクA+:目立つ傷や汚れがなく、非常にきれいな状態のもの
- ランクA:目立つ傷や汚れが少なく、きれいな状態のもの
- ランクB:細かな傷や汚れがあり使用感があるが、比較的状態が良好なもの
Bランク | Aランク | A+ランク | |
---|---|---|---|
64GBモデル | 36,300円 | 41,800円 | 47,300円 |
128GBモデル | 46,200円 | 51,700円 | 57,200円 |
256GBモデル | 51,700円 | 57,200円 | 62,700円 |
新規契約・他社から5GへのMNPで「5G WELCOME割」が利用可能
iPhone12miniについては、以下の条件を満たす場合、「5G WELCOME割」が利用できます。
- 中古(docomo Certified)の場合※ドコモオンラインショップのみ
- 新規契約または他社からのMNP
この「5G WELCOME割」による割引も対象機種が一部の機種で、割引額や適用条件も対象機種により異なりますが、2024年5月30日時点では、iPhone12miniの場合は以下の特典を受けることができます。
iPhone12miniの5G WELCOME割の特典内容(中古・docomo Certified)
※2024年5月30日時点
ドコモオンラインショップの場合 | 店頭で購入の場合 | |
---|---|---|
128GBモデル | 本体価格から22,000円の値引き | 特典対象外 |
256GBモデル | 本体価格から22,000円の値引き | 特典対象外 |
512GBモデル | 本体価格から22,000円の値引き | 特典対象外 |
「5G WELCOME割」を適用した場合、携帯ショップ独自のキャッシュバックはかなりもらいづらくなります。2019年10月の法改正で割引金額に上限が設けられた影響(現在はキャッシュバックや端末代金割引が上限4万円ルール)で、端末購入割引で一部還元を受けていることもあり、端末購入割引とショップ側の還元額を合わせて上限4万円までに制限されることになるため、ショップ側では別に特典が付けにくい形になります。
ただし、最近では、契約条件に関係しない一律の端末代値引きや22歳以下の年齢の条件を入れたり、端末を返却するなど複数の条件で実質4万円以上安く端末を手に入れられるようにする工夫をしている感じに変わってきている印象があります。(これはドコモに限らず、3大キャリアのいずれにも当てはまります)
ドコモを利用したくなった人は!
ドコモの契約は事務手数料(3,850円)がかからないオンラインショップがオススメです!
ソフトバンクで機種代を安くする方法
ソフトバンクのiPhone12miniについてもいくつか割引方法があります。
SoftBank Certifiedの利用(中古購入)
ソフトバンクで取り扱っているiPhone12miniは新品ではなく、「SoftBank Certified」という認定中古品です。
SoftBank Certifiedはソフトバンクが厳選した認定整備済みのiPhoneです。
SoftBank Certifiedの端末をソフトバンクで購入する場合はソフトバンク公式ページ「スマートフォン・携帯電話」>「製品一覧」内のソフトバンク認定中古品iPhoneのバナーをクリックした後のページから購入が可能です。
SoftBank Certifiedの特徴
- ソフトバンク認定の良品
- 検査ツールによる機能確認済
- バッテリー残量80%以上
- 基本機能および接続機能検査済
- 初期化・クリーニング済み
- メーカー保証はないものの商品到着後30日間は端末に不具合があった場合は交換可能
ソフトバンクオンラインショップ限定で「オンラインショップ割」の割引がある
ソフトバンクオンラインショップ限定ですが、他社からのMNP/番号移行での乗り換えでiPhone12mini(SoftBank Certified)を含む対象機種を購入した場合には、「オンラインショップ割」により端末代金から64GBは19,776円(税込)の割引、128GBは21,984円の割引(一部割引金額の異なる機種もあり)を受けることができます。
割引適用時のiPhone12miniの実質的な機種代金
※2024年7月29日時点。税込。
オンラインショップ割 適用後の実質的な機種代金 | |
---|---|
64GBモデル (定価:31,680円) | 11,904円 |
128GBモデル (定価:39,600円) | 17,616円 |
↓オンラインショップ割について詳しい内容は
ソフトバンク公式:オンラインショップ割
ソフトバンクを利用したくなった人は!
ソフトバンクオンラインショップなら事務手数料無料!
他社からの乗り換えならオンラインショップ割で機種代金割引に!
ソフトバンクを利用したくなった人は!
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ソフトバンクにMNPするならこちらの携帯ショップもおすすめ
ワイモバイルで機種代を安くする方法
ワイモバイルもSoftBank Certified(ソフトバンク認定中古品)のiPhone12miniを購入することができます。
ソフトバンク認定中古品の利用(中古購入)
ワイモバイルで取り扱っている中古端末は、ソフトバンク認定中古品です。
ソフトバンク認定中古品はソフトバンクが厳選した認定整備済みのiPhoneです。
ソフトバンク認定中古品の端末をワイモバイルで購入する場合はワイモバイルオンラインストア「キャンペーン」内のソフトバンク認定中古品iPhoneのバナーをクリックした後のページから購入が可能です。
ソフトバンク認定中古品の特徴
- ソフトバンク認定の良品
- 検査ツールによる機能確認済
- バッテリー残量80%以上
- 基本機能および接続機能検査済
- 初期化・クリーニング済み
- メーカー保証はないものの商品到着後8日間は端末に不具合があった場合は交換可能
基本的なところはソフトバンクのSoftBank Certifiedと同じですが、保証期間がソフトバンクより短いといったこともあるので少し注意が必要。
ワイモバイルオンラインストアでは最大22,000円の割引
ワイモバイルオンラインストアでは、他社からのMNP(ソフトバンク・LINEMO・ソフトバンク回線MVNOからの乗り換えの場合は除く)や新規契約で、ソフトバンク認定中古品iPhone12miniを割引価格で購入できるようになっています。
- 他社からのMNPの場合
※ソフトバンク/LINEMO/LINEモバイル(ソフトバンク回線)及びソフトバンク回線MVNOからののりかえは対象外- シンプル2 Sの場合:16,880円引き
- シンプル2 M/Lの場合:21,880円引き(64GB)/22,000円引き(128GB)
- 新規契約の場合
- シンプル2 Sの場合:3,600円引き
- シンプル2 M/Lの場合:7,200円引き
割引適用時のソフトバンク認定中古品iPhone12miniの機種代金
※2024年7月29日時点。税込。
他社からのMNP | 新規契約 | 機種変更 | |
---|---|---|---|
64GBモデル (定価:31,680円) | シンプル2 Sの場合 14,800円 シンプル2 M/Lの場合 | シンプル2 Sの場合 28,080円 シンプル2 M/Lの場合 | 31,680円 |
128GBモデル (定価:39,600円) | シンプル2 Sの場合 22,720円 シンプル2 M/Lの場合 | シンプル2 Sの場合 36,000円 シンプル2 M/Lの場合 | 31,680円 |
中古のiPhone12miniについては256GBモデルの取り扱いはありません。
ワイモバイルを利用したくなった人は!
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まとめ
iPhone12miniの端末価格について携帯各社および中古販売店の端末価格をご紹介しました。携帯各社が行っているキャンペーンを上手く活用すれば、さらに安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。
↓中古端末価格を参考にした販売店はこちら↓
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この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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