eSIMの対応機種は何がある?メーカー別のおすすめやメリットを解説!
SIMカードの挿入や配送の手間を省けることから注目を集めているeSIM。
利用者と提供者の双方にメリットがあることから急速に普及が進んでいますが、eSIMを使うためには対応機種が必要です。
とはいえ、今や多くのスマホが市場にあることから「どの機種がeSIMに対応しているの?」「eSIMに対応した機種でおすすめは?」と疑問に思う人もいますよね。
そこで、当記事ではeSIMの対応機種を人気メーカーごとにまとめました。各メーカーの特徴やおすすめ機種も詳しく解説していますので、この記事を読めばあなたにぴったりなeSIM対応機種が見つかりますよ!
各メーカーの特徴を考慮し、高機能なスマホからコスパ抜群のスマホまでおすすめを紹介しています!
eSIMとは?どんなメリットがある?
おすすめ機種を紹介する前に、まずは「そもそもeSIMとは?」という点を解説します。
eSIM対応機種を購入するなら、eSIMの仕組みやメリットを知っておきましょう。
eSIMとは、スマホに内蔵された仮想SIMのこと
eSIMとは、スマホに内蔵された仮想SIMカードのことです。
従来の仕組みでは、通信会社ごとに用意された物理SIMカードをスマホに挿入することで通信ができていました。
そのため「SIMカードの配送に時間がかかる」「挿入が面倒」といった問題に不満を感じるユーザーも多くいたようです。
その点、eSIMはあらかじめスマホに内蔵されているためSIMカードの配送や挿入の手間が省けます。
もちろん、キャリアを乗り換える時にもSIMカードを入れ替えることなくかんたんに使えますよ!
eSIMはスマホに内蔵される機能のため、対応機種と非対応機種があります。
eSIMのメリットは契約後すぐに使えて故障リスクが低いこと
eSIMを利用するメリットは、通信会社を契約した後すぐに使えることです。スマホに内臓している機能のため、通信キャリアの新規契約や乗り換え申込から最短5分で使えますよ。
物理SIMカードの場合、SIMカードの郵送を待つ必要があるため申込から利用開始まで2~3日程度かかります。
圧倒的に開通が速い点はeSIMの大きな魅力と言えるでしょう。
また、eSIMは物理SIMでありがちな「SIMがズレて読み込めない」「SIM自体が故障して通信できない」という現象が起きません。
SIMカードが故障すると返送や郵送に手間と時間がかかりますが、eSIMだとスマホが故障しない限りトラブルか起きない点もうれしいポイントです。
eSIMには大きなデメリットがありません。対応機種なら是非使ってくださいね。
eSIMの対応機種とおすすめをメーカー別に紹介
続いて、各メーカーの主なeSIM対応機種をご紹介します。
それぞれのおすすめ機種も解説していますので、ぜひスマホ購入の参考にしてくださいね。
iPhoneのeSIM対応機種でおすすめは「iPhoneSE(第3世代)」
- iPhone13シリーズ
- iPhone12シリーズ
- iPhone11シリーズ
- iPhoneXS/XR
- iPhoneSE 第2世代/第3世代
iPhoneは、2018年9月に発売された「iPhoneXS/XR」以降の全ての機種でeSIMに対応しています。
中でもおすすめは2022年3月発売のiPhoneSE(第3世代)です。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 2022年 |
取扱キャリア | ドコモ/au/ソフトバンク UQモバイル/ワイモバイル 楽天モバイル |
搭載SoC | A15 Bionic |
カメラ | 1200万画素 広角カメラ |
ディスプレイ | 4.7インチ 液晶ディスプレイ 1334×750 |
価格 | 46,080円 (ワイモバイル乗り換え価格) |
iPhoneSE(第3世代)はリーズナブルな価格ながら、iPhone13シリーズと同等のチップセットを搭載した高性能機種です。
2022年現在、スマホ業界でも最高クラスの動作性能を有しているため日常利用から負荷がかかる3Dゲームまであらゆる操作が快適に楽しめます。
他社から乗り換えで大幅な割引を実施しているワイモバイルやUQモバイルなら4万円台で手に入りますよ。
ただし、ディスプレイやカメラ機能はやや控えめな点には注意が必要。多機能なカメラや美麗で高画質なディスプレイを搭載したiPhoneが欲しいなら、iPhone13シリーズがおすすめです。
XperiaのeSIM対応機種でおすすめは「Xperia1 IV」
- Xperia1 IV
- Xperia10 III Lite
Xperiaシリーズは2021年10月発売の「Xperia 10 III Lite」で初めてeSIMに対応しました。
Xperiaの特徴は世界に誇れる最高クラスのカメラ性能や臨場感あふれるサウンドです。
「Xperia 1 IV」はそんなXperiaの魅力を最大限に取り入れた高性能スマホに仕上がっており、「多少高くても高性能なスマホが欲しい」という方にぴったりですよ。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 2022年6月 |
取扱キャリア | ドコモ/au/ソフトバンク |
搭載SoC | Snapdragon 8 Gen 1 |
カメラ | 超広角:有効画素数約1220万画素/F値2.2 広角:有効画素数約1220万画素/F値1.7 望遠:有効画素数約1220万画素/F値2.3-2.8 |
ディスプレイ | 6.5インチ 21:9ワイドディスプレイ 有機EL 4K/HDR対応 最大120Hz駆動 |
価格 | 190,872円 いつでもカエドキプログラム適用時 110,352円 (ドコモオンラインショップ価格) |
「Xperia 1 IV」は、あらゆる部品・機能において最先端技術を搭載したハイエンドスマホです。
85mm↔125mm間において、世界で初めて光学ズームに対応(ソニー調べ)したカメラはあらゆるシーンで美麗な写真・動画が撮影可能。
120Hz駆動&240Hzタッチ検出が可能なディスプレイを搭載し、複雑な3Dゲームでも滑らかで細かい操作が行えます。
徹底的に機能にこだわるクリエイターやプロゲーマーにも大人気のスマホで、高額な価格にさえ目をつぶれば文句なしのスマホライフを送ることができるでしょう。
国産メーカーでここまで最先端&高性能を追求したスマホは他にありません。品質で選ぶならXperia 1 IVをぜひ利用してください!
GalaxyのeSIM対応機種でおすすめは「Galaxy S22」
- Galaxy S22/S22+/S22 Ultra
- Galaxy Z Flip/Flip3 5G
- Galaxy Z Fold/Fold2/Fold3
- Galaxy S21/S21+/S21 Ultra
- Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
- Galaxy Note20/Note20 Ultra
Galaxyは2020年2月に発売された、Galaxy20シリーズからeSIMに対応しています。
Galaxyには折り畳み可能なZ Flipや超高機能のUltraなど多彩なラインナップがありますが、最もおすすめなのはメイン機種である「Galaxy S22」です。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 2022年4月 |
取扱キャリア | ドコモ/au |
搭載SoC | Snapdragon 8 Gen 1 |
カメラ | 5000万画素+1,000万画+1,200万画素 F値1.8/2.4/2.2 超広角/広角/望遠 |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL 120Hz駆動 FHD+ |
価格 | 122,012円 いつでもカエドキプログラム適用時 67,892円 (ドコモオンラインショップ価格) |
Galaxy S22最大の魅力は、全てにおいて最高クラスの性能を誇りながらも価格が抑えられているコスパの高さです。
5,000万画素で多機能なカメラや最高の動作性能を誇るCPU「Snapdragon 8Gen1」を搭載。有機ELの美麗ディスプレイは120Hz駆動に対応するなど、ハイエンドにふさわしい性能と言えるでしょう。
ドコモオンラインショップ価格の「122,012円」という点だけ見ると高額に思えますが、搭載された機能に対するコスパは非常に高い1台ですよ。
20万円クラスのスマホは高すぎるけど、性能に妥協もしたくない・・・という方におすすめです!
XiaomiのeSIM対応機種でおすすめは「Redmi Note 11Pro 5G」
- Redmi Note 11Pro 5G
- Redmi Note 10T
Xiaomiのスマホは主に格安SIMで販売されていて、圧倒的なコスパを誇る点が魅力のメーカーです。
同じ性能を持つ他社のスマホより2~3万円程度安い水準であり、価格と性能を両立させたい方にはぴったり。
中でもオススメなeSIM対応機種は「Redmi Note 11Pro 5G」です。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 2022年5月 |
取扱キャリア | 楽天モバイル IIJmio OCNモバイルONE など |
搭載SoC | Snapdragon 695 5G |
カメラ | 約1億800万画素 (広角) + 約800万画素 (超広角) + 約200万画素 (マクロ) |
ディスプレイ | 6.67インチ 有機EL FHD+ |
価格 | 42,980円 他社から乗り換えで23,000ポイント還元 (楽天モバイル価格) |
Redmi Note 11Pro 5Gは42,980円(楽天モバイル価格)と、購入しやすい金額ながら高い性能を誇ります。
フルHD+の有機ELディスプレイ1億画素を超えるカメラなど、ハイエンドスマホに搭載されている機能が目白押し。
5Gにも対応しており、日常利用において必要十分以上のスマホと言えるでしょう。
さらに、楽天モバイルなら他社から乗り換えで実質19,980円(23,000ポイント還元)と破格の安さで購入できます。
「価格を抑えつつ、カメラやディスプレイの画質にもこだわりたい!」という方にぴったりですよ。
Xiaomiの機種はどれも圧倒的なコスパでファンが多いです。
AQUOSのeSIM対応機種でおすすめは「AQUOS sense6s」
- AQUOS R7
- AQUOS wish
- AQUOS wish2
- AQUOS zero6
- AQUOS sense6
- AQUOS sense6s
- AQUOS sense4 lite
「AQUOS sense」が大人気のSHARPでは、2021年以降に発売されたスマートフォンにeSIMが標準搭載されています。
ラインナップが多いAQUOSですが、その中でおすすめしたい機種は「AQUOS sense6s」です。
項目 | 詳細 |
---|---|
発売年 | 2022年4月 |
取扱キャリア | au UQモバイル J:COMモバイル |
搭載SoC | Snapdragon 695 5G |
カメラ | 4,800万画素/約800万画素/約800万画素 |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL FHD+ |
価格 | 40,470円 他社から乗り換えで18,470円 (UQモバイル価格) |
AQUOS sense6sはSHARPでも特に人気が高いsenseシリーズの最新機。
4万円台とリーズナブルな価格設計ですが、日常利用に十分な動作性能と美麗有機ELディスプレイを搭載しています。
負荷が大きい3Dゲームなどの利用には向きませんが、ネット検索やSNS・動画視聴など日常利用の範囲なら快適に使えるスマホです。
また、防水・防塵・おサイフケータイに対応している上に4,570mAhの大容量バッテリーを搭載するなど、安心して使える機能が豊富ですよ。
UQモバイルで乗り換えと同時購入するなら18,470円という破格の値段です!
まとめ|eSIMの対応機種は種類が豊富!用途に合わせて選ぼう
当記事では、eSIMの対応機種や各メーカーごとのおすすめ機種を詳しく解説しました。
iPhoneがいち早くeSIMに対応したことをきっかけに、各メーカーでも多くの機種がeSIM対応を進めています。
機種が増えると「何を選べばいいの?」と悩んでしまうかもしれません。その時には当記事でご紹介した情報を参考に、用途に合わせてスマホを選んでくださいね。
- 安くてサクサク動くiPhoneが欲しい:iPhoneSE(第3世代)
- カメラや画質にもこだわりたい:iPhone13/13 Pro
- 高くても最高性能のスマホが欲しい:Xperia 1 Ⅳ
- 性能には妥協せず、なるべく安く抑えたい:Galaxy S22
- カメラ・ディスプレイが高性能な安いスマホがほしい:Redmi Note 11Pro 5G
- 防水・おサイフケータイつきの安いスマホがほしい:AQUOS sense6s
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の記事執筆者。
スマホや携帯電話のプラン・料金・キャンペーンなどを詳しく解説しています。