「使い放題MAX 4G テレビパック」解説。他のau4G向けデータ使い放題プランとの違い【2022年版】

au,アプリ使い放題MAX 4G テレビパック

使い放題MAX 4G テレビパック徹底プラン解説

auのデータ使い放題プランは多岐に渡り、4Gスマホ向けでは「使い放題MAX 4G」などがあり、5Gスマホ向けでは「使い放題MAX 5G」などがあります。

使い放題MAX 4G テレビパックは4Gスマホ向けのデータ無制限プランの1つですが、今回はこの「使い放題MAX 4G テレビパック」の料金や特徴、適用可能なキャンペーン、ほかの使い放題MAX系のプランやデータMAX 4G LTE テレビパックとのプランの違いについて徹底的に詳しく解説していきます。

現在のauスマホ向けプランリスト

現在、auで利用できるスマホ向けプランは以下のプランです。

5G用プラン

4G LTE用プラン

  • ピタットプラン 4G LTE
  • 使い放題MAX 4G
  • 使い放題MAX 4G DAZNパック
  • 使い放題MAX 4G Netflixパック(P)
  • 使い放題MAX 4G テレビパック ※この記事のプランです。
  • スマホスタートプラン(フラット)4G
    ※ケータイからスマホへの乗り換え(または機種変更)、15歳以下(2021年9月からは22歳以下)の新規契約、auの3G WINからの契約変更の場合に限定して申し込み可能な月3GBまでのライトプラン

5G/4G LTE共通プラン

使い放題MAX 4G テレビパックとは

使い放題MAX 4G テレビパック
出典:au(https://www.au.com/mobile/charge/smartphone/plan/data-unlimited-tvpack/)

「使い放題MAX 4G テレビパック」とはスマホ契約に必要な要素である、

  • 基本料金
    (通話にかかる料金)
  • ウェブ使用料
    (ウェブを使用するための料金)
  • データ通信料
    (通信にかかる料金)

セットでコミコミになった4Gスマホ専用の料金プランで、使えるデータ容量は上限のないデータ無制限プランですが、今回の使い放題MAX 4G テレビパックはその月に使ったデータ量が3GB以下で少ない場合には月額料金が安くなる要素もある2段階の料金制になっています。
(5G対応の機種を使う人は申し込みができないプランです!)

先生

au公式ページでは「使い放題MAX 5G テレビパック/使い放題MAX 4G テレビパック」と書かれてはいるものの契約するプランとしては「使い放題MAX 5G テレビパック」と「使い放題MAX 4G テレビパック」でプラン自体は別プランになっています。違いは4Gスマホ用か5Gスマホ用かの違いで、料金や利用できるデータ量などは同じ条件です。

スマホの契約に必要な要素・仕組みがよく分からない方はこちらの記事で解説しています

主な特徴

使い放題MAX 4G テレビパック の主な特徴は以下のようなものがあります。

基本的にデータ無制限で使える

データ利用量が合計3GB以下の月は1,650円自動的に割引
出典:au(https://www.au.com/mobile/charge/smartphone/plan/data-unlimited-tvpack/)

使い放題MAX 4G テレビパックは、使えるデータ容量の上限が無く無制限で高速通信ができます。

ただし、月3GB以下のデータ利用だった場合は、その月の料金は1,650円割引されます。

特定の条件下では通信速度が遅くなります

使い放題MAX 4G テレビパックは基本的にデータ容量は無制限ではあるのですが、以下の特定の条件に当てはまる場合には、通信速度が遅くなる速度制限が発生します。

  • 動画配信、ストリーミングサービスなどの大量のデータ通信または長時間接続を伴うサービスの利用時
  • 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合で混雑する時間帯
  • テザリング、データシェア、世界データ定額については合計で月間70GB以上の利用
    (テザリングなどは合計で70GBまでの上限が設けられています。70GB以上のデータ利用は、最大128kbpsまで減速されます。)
先生

何から何まで高速通信が無制限で使い放題ではない点には注意しましょう。
動画については最高画質というよりはスマホ視聴に適した程度に抑えた通信速度で視聴する感じになるようです。
テザリング等には使えるデータ容量に上限が設けられているので家のネット回線の代わりみたいな使い方まではできない感じです。

TELASA(テラサ)も利用できる

元々はau(KDDI)独自のビデオパスというサービスでしたが、2020年4月7日からはテレビ朝日とパートナーを組んで作ったTELASA(テラサ)というサービスに変わりました。

「使い放題MAX 4G テレビパック」はNetflixだけでなく「TELASA(テラサ)」も利用することができます。こちらも有料動画サービスで月額618円が定価のサービスですが、「使い放題MAX 4G テレビパック」加入者は無料で利用できるようになります。

初回ご加入無料特典は付きません

使い放題MAX 4G テレビパックを契約せず「TELASA(テラサ)」を普通に申し込んで利用した場合は、「初回ご加入無料」の2週間無料の特典が付いているのですが、元々無料で使えてしまう「使い放題MAX 4G テレビパック」については、この2週間無料の特典の対象外になります。

Paraviも利用できる

「使い放題MAX 4G テレビパック」はParaviも利用することができます。Paraviは通常月額1,017円のサービスですが、使い放題MAX 4G テレビパックの利用者は無料で利用できるようになります。

ParaviはTBS、テレビ東京、WOWOWなどのドラマやアニメ等の視聴ができます。

利用できるParaviのプランはベーシックプランで、既にParaviを利用していた人の場合は、利用開始登録時に利用中のParaviアカウントを指定することで紐づけができます。(未成年者の場合は、親権者の同意があれば利用可能です。)

FODプレミアムも利用できる

「使い放題MAX 4G テレビパック」はFODプレミアムも利用することができます。FODプレミアムは通常月額976円のサービスですが、使い放題MAX 4G テレビパックの利用者は無料で利用できるようになります。

FODプレミアムはフジテレビ系のドラマやアニメ等の視聴ができます。

FODプレミアムを既に利用していた人の場合の注意点が1つあり、利用開始登録時に利用中のFODアカウントを指定の上、それまでの契約の退会手続きをする必要があります。(退会手続きをしない場合は、無料にはならず、通常のFODプレミアムの月額料金が発生します)

TELASAなどは不要な人は使い放題MAX 4Gを利用しましょう

auの4Gタイプの無制限プランは3種類ありますが、使い放題MAX 4Gについては、TELASAやParaviなどのサブスクリプションサービスが付いていないプランです。(ただし、テザリング等の利用は月30GBまでと少なくなります)

TELASAやParaviなどのサブスクリプションサービスは特に利用しない人は使い放題MAX 4Gの方を選択することをお勧めします。(付いていない分月額料金が安くなります。)

テザリングは無料で利用できるが…

使い放題MAX 4G テレビパックはノートPCやタブレット機器をスマホの回線とつないでインターネット接続できるテザリング機能を無料オプションの「テザリングオプション」に申し込むことで利用できるようになります。

別途月額料金が発生することがなく無料で利用することができますが、利用にはテザリングオプションに申し込みをする必要がある点には注意しましょう。

先生

使い放題MAX 4G テレビパックを契約すれば自動的にテザリング機能が利用できるというわけではありません。

ただ、使い放題MAX 4G テレビパックのデータ無制限はスマホ単体の場合であって、テザリング、データシェア、世界データ定額については月70GBまでとデータ無制限ではない点にも注意しましょう。

対象者・適用条件

使い放題MAX 4G テレビパックの対象者・適用条件については新規契約・他社からMNP・機種変更のいずれの場合も対象となります。使い放題MAX 4G テレビパックへの加入には使用する端末がスマホ(4G LTE)であることが必須ケータイ(ガラケー)や5G機種には未対応のプランです。

プラン変更の方法

現在、auのほかのスマホ系プラン利用者が使い放題MAX 4G テレビパックにプラン変更をしたい場合は以下の方法でプラン変更することが可能です。

  • My auで手続き
    パソコンやスマホから手続きしたい人。
  • auショップで手続き
    本人確認書類などが必要なので忘れずに。
  • 電話で手続き:0077-7027(通話料無料)
    受付時間は9:00~20:00。
    ※上記番号の発信ができない人は総合案内(157 または 0077-7-111)から問い合わせ。

料金(定価)

「使い放題MAX 4G テレビパック」の料金(定価)9,108円です。
※ただし、月3GB以下のデータ利用の場合は1,650円引きれます。

2年契約の縛りが無いプラン

使い放題MAX 4G テレビパックには2年契約の縛りはありません

そのため、どのタイミングで解約やMNPをしても解約金(契約解除料)は発生しません

でも、auの公式ページでは6,798円/月と書かれていて金額があっていません。次はそのからくりについて解説していきます。

月額6,798円のからくり

税込6,798円/月
出典:au(https://www.au.com/mobile/charge/smartphone/plan/data-unlimited-tvpack/)

au公式サイト内のページにある使い放題MAX 4G テレビパックの月額料金6,798円

一見安く見えるこの値段の秘密。つまり、安く見せるからくりが存在します。

それは、最小限の料金プランを選択し、いくつかの割引キャンペーンを適用させた結果、実現した値段になっています。

簡単に「6,798円」になる条件は以下の通りで、一部難易度が高いものもあります。

使い放題MAX 4G テレビパックで月額6,798円にするための4つの条件
  • 通話タイプ国内通話30秒につき22円の一番基本料金が安くなるタイプを選択
    (家族間通話以外の通話やSMS送信は一切しない)
  • 支払方法はau PAY カード払いにする
  • 家族3人以上でauを利用し、「家族割プラス」を適用する
  • au指定のブロードバンド回線も契約し、「auスマートバリュー」を適用する

※さらに月3GB以下のデータ利用だった月は、1,650円安くなり、月額5,148円になります。

条件が色々出てきましたので、一つずつ解説していきます。

通話タイプは3種類から選択

使い放題MAX 4G テレビパックに加入の場合、通話タイプは標準のタイプのほかに通話オプションで月額料金をプラスすることで利用することができる2つの通話オプションを合わせた、3種類からどれか1つを選ぶ形になります。

ただし、選択したタイプによりベースとなる月額の基本使用料金が変わってきます。それぞれのタイプの違いは国内通話の無料通話のカウント方法が変わります。

月額6,798円にするためには、最も月額料金の安い標準の通話タイプ(国内通話が30秒につき22円)を選択し、家族間通話以外の通話やSMS送信は行わないようにする必要があります。
(家族以外への通話やSMS送信をすると別途通話料が発生するため、その時点で6,798円より高くなってしまいます。)

auの通話オプション

選べる3つの通話タイプ

通話タイプ内容
(標準の通話タイプ)国内通話30秒につき22円の通話料が発生
※家族割対象者への国内通話は無料
通話定額ライト2
月額プラス880円で利用できる通話オプション
1回5分以内の国内通話し放題
※1回5分以上の国内通話は30秒につき22円
※家族割対象者への国内通話は無料
通話定額2
月額プラス1,980円で利用できる通話オプション
国内通話24時間いつでも無料
例外:無料通話の対象外になるもの

「通話定額ライト2」や「通話定額2」の無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話0570番号などの有料電話サービスへの通話無料通話の対象外になります。

例外:24時間いつでも無料になる国内通話

国内通話の30秒につき22円になる対象でも、2年契約あり&家族間(家族割適用者)の国内通話に関しては24時間いつでも無料のかけ放題になります。

通話オプションには留守番電話サービスなどのオプションも利用可能

標準の通話タイプとは異なり「通話定額ライト2」「通話定額2」の通話オプションを付けた場合、以下のオプションが付加され、通話オプションの月額料金の中に含んでいるため、これらのオプションも利用することができます。

  • 電話きほんパック(330円/月)
    ※以下の3つのオプションが利用できるパック。
    • お留守番サービスEX(330円/月)
    • 三者通話サービス(220円/月)
    • 迷惑電話撃退サービス(110円/月)
  • 電話きほんパック(V)(440円/月)
    ※以下の4つのオプションが利用できるパック。
    • お留守番サービスEX(330円/月)
    • 割込通話(220円/月)
    • 三者通話サービス(220円/月)
    • 迷惑電話撃退サービス(110円/月)

※( )内の金額は標準タイプでそのオプションを利用したい場合の月額のオプション料金です。

通話タイプ選択の目安

通話タイプ選択目安
(標準の通話タイプ)利用者自身からの通話発信を行わない人に向いている
※月間の通話時間が20分未満の場合に最安になる
※通話時間が20分以上でも通話する相手が同じauで契約の家族だけという方も最安になります
通話定額ライト2
月額プラス880円で利用できる通話オプション
通話回数は多いが1回の通話時間が短い(5分以内)人に向いている
※月間の通話時間が20分以上かつ1回の通話あたりの通話時間が5分以内で抑えることができれば最安になる
通話定額2
月額プラス1,980円で利用できる通話オプション
1ヵ月あたりの通話時間が長い人、長電話をよくする人に向いている
※1回5分以上の国内通話で5分を超えてしまった長電話の合計時間(通話定額ライト2で無料通話の時間を超してしまった時間)が25分以上になる場合には最安になる
おすすめの通話タイプ

通話はよくするけど少しでも料金を抑えたいという人は、「通話定額ライト2」を選択し、1回の通話時間を5分以内で抑えるように意識して利用するのがベストです。1回5分以内の国内通話であれば、何回電話をかけても無料になり、電話代を抑えることができます。

料金の落とし穴

昔のプランと比べて比較的分かりやすい料金体系の使い放題MAX 4G テレビパックですが、加入前に知っておいてほしい点がいくつかあります。

先生

条件があり、一部の人は割引が適用されないことがある内容です。

支払方法はau PAY カード払いにする

使い放題MAX 4G テレビパックの「6,798円」の内訳には、auスマホ利用料金の支払方法をau PAY カード払いにした「au PAY カードお支払い割」が適用された料金になっています。

条件を満たした場合、翌月から月額料金が110円割引と少額ではありますが永年割引です。

au PAY カード以外の支払い方法にしたい場合は基本料金にプラス110円/月と少し月額料金が高くなります。

「家族割プラス」で毎月1,100円割引(家族3人以上でauを利用)

家族割プラスは「使い放題MAX 4G テレビパック」や「使い放題MAX 5G」などの一部のプランで利用できる家族割サービスです。

機種変更・新規契約・MNPで「使い放題MAX 4G テレビパック」などの対象プランに、同一住所に住んでいる家族で加入すると適用されます。対象人数や割引金額は利用するプランによって異なりますが、使い放題MAX 4G テレビパックの場合は、家族2人の場合は毎月550円引き/台家族3人以上の場合は毎月1,100円引き/台申し込み翌月から永年で割引適用されます。

月額6,798円に抑える場合には、auを同居する家族3人以上で利用した状態「家族割プラス」を適用する必要があります。

「家族割プラス」の毎月の割引金額(1台あたり・税込)
※使い放題MAX 4G テレビパックの場合

3人以上で加入永年で毎月1,100円引き
2人で加入永年で毎月500円引き
1人で契約
(家族割プラス未加入)
割引なし
「家族割プラス」の対象は同居家族のみである点は注意

ソフトバンクの「新みんな家族割」やドコモの「みんなドコモ割」と同じように家族回線が複数回線あると月額料金の割引を受けられるという点は同じなのですが、auの「家族割プラス」については同居している家族のみが対象で、別居している家族についてはこの割引の恩恵を受けられない点には注意しましょう。

auスマートバリューを適用

使い放題MAX 4G テレビパックの「6,798円」の内訳には、「auスマートバリュー」が含まれています。

「auスマートバリュー」はスマホのほかに、自宅のブロードバンド回線(auひかりなどのネット+電話)またはauスマートポート(またはauホームルーター5G、またはWiMAX+5G)とのセットで利用することで申し込みの翌月から割引適用になります。

auスマートバリュー
出典:au(https://www.au.com/mobile/charge/charge-discount/smartvalue/)
先生

auは「auスマートバリュー」適用後の料金を通常料金のように表示することが多いので、注意しましょう。

「家族割プラス」と異なり、「auスマートバリュー」の場合は同居していない家族(ただし50歳以上の家族に限る)でも割引対象になります。割引は2ヵ月目以降から永年で割引が適用されますが、au指定のネット回線を同時に利用しない場合は「auスマートバリュー」の割引がなくなるため、月額で1,100円高くなります。

auスマートバリュー適用時の月額割引金額(税込)

使い放題MAX 4G テレビパックの場合翌月から永年
毎月1,100円引き

これまでに説明した各内容をうまく組み合わせると月額6,798円を実現できるのですが、

結局それぞれのプランや割引を適用するといくらになるの?

と思う方が多いと思いますので、各プランごとに料金や割引がどのように変わっていくのかを解説していきます。

毎月の料金・割引例

使い放題MAX 4G テレビパックを利用した時の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移の内訳を表にしてみました。
※機種を購入した場合の機種代、ユニバーサルサービス料電話リレーサービス料は含まれていません。

月3GB以上の利用の場合のシミュレーションになっています

使い放題MAX 4G テレビパックで月3GB以下の利用の場合には、その月の料金が1,650円割引が入ります。
この料金シミュレーションは月3GB以上の時の内容なので、月3GB以下の場合は、1,650円割り引いて見てください。

契約した初月

auを契約した最初の月は、「au PAY カード お支払い割」と「家族割プラス」と「auスマートバリュー」の割引がまだ適用されません
(2カ月目から適用されるため)

以下の料金を日割計算した金額とは別に契約事務手数料3,300円が加算されます。

●通話タイプは標準(国内通話30秒につき22円)選択の場合
※税込・1回線あたり。

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,108円
合計9,108円の日割計算
+
事務手数料

9,108円~の日割計算+事務手数料

●通話タイプは「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税込・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,108円
通話定額ライト2880円
合計9,988円の日割計算
+
事務手数料

9,988円~の日割計算+事務手数料

●通話タイプは「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税込・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,108円
通話定額21,980円
合計11,088円の日割計算
+
事務手数料

11,088円~の日割計算+事務手数料

2ヶ月目以降

契約の2ヶ月目から「au PAY カードお支払い割」「家族割プラス」「auスマートバリュー」の割引が始まります
※auスマートバリューやau PAY カードお支払い割が無いの場合はその分の割引額が変更(もしくは無くなり)になります。

●通話タイプは標準(国内通話30秒につき22円)選択の場合
※税込・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,108円
au PAY カード
お支払い割
-110円
家族割プラス割引なし-550円-1,100円
合計
(auスマートバリューなし)
8,998円8,448円7,898円
auスマートバリュー-1,100円
合計
(auスマートバリューあり)
7,898円7,348円6,798円

家族3人以上で全割引を適用した場合は6,798円~
※au公式サイトにある6,798円の組み合わせパターンはこのケースです。
※月3GB以下の利用だった場合には1,650円引き。

●通話タイプ「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税込・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,108円
通話定額ライト2880円
au PAY カード
お支払い割
-110円
家族割プラス割引なし-550円-1,100円
合計
(auスマートバリューなし)
9,878円9,328円8,778円
auスマートバリュー-1,100円
合計
(auスマートバリューあり)
8,778円8,228円7,678円

家族3人以上で全割引を適用した場合は7,678円~
※月3GB以下の利用だった場合には1,650円引き。

●通話タイプ「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税込・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,108円
通話定額21,980円
au PAY カード
お支払い割
-110円
家族割プラス割引なし-550円-1,100円
合計
(auスマートバリューなし)
10,978円10,428円9,878円
auスマートバリュー-1,100円
合計
(auスマートバリューあり)
9,878円9,328円8,778円

家族3人以上で全割引を適用した場合は8,778円~
※月3GB以下の利用だった場合には1,650円引き。

「使い放題MAX 4G テレビパック」はデータ容量無制限プランということもあり、非常に高額なプランではありますが、「家族割プラス」で家族複数回線契約による割引とauスマートバリューとau PAY カード お支払い割も適用できると幾分月額料金も安くすることは可能です。

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使い放題MAX 4GやDAZNパックやNetflixパック(P)との違い

使い放題MAX 4G テレビパックの特徴や料金シミュレーションを解説していきましたが、次に気になるのは、似たような名称の他のデータ無制限プランとの違いになるかと思います。ここでは4Gスマホ向けの無制限プランである 「使い放題MAX 4G テレビパック」と「使い放題MAX 4G」と「使い放題MAX 4G DAZNパック」と「使い放題MAX 4G Netflixパック(P)」との違いについてかんたんに解説します。

これらの4つのプランの違いは、大きく3つあります。

  • 月額料金
  • 利用できるサブスクリプションサービスの内容
  • テザリング、データシェア、世界データ定額で毎月利用できる高速データ通信の上限量

サービスが厚い方が必然的に月額料金が高額になっていきますが、主な違いを表にまとめると以下のようになります。

月額基本料金(割引なし時)

使い放題MAX 4G7,238円
使い放題MAX 4G DAZNパック8,338円
使い放題MAX 4G Netflixパック(P)8,338円
使い放題MAX 4G テレビパック9,108円

利用できるサブスクリプションサービスの内容

使い放題MAX 4Gなし
使い放題MAX 4G DAZNパック・DAZN
使い放題MAX 4G Netflixパック(P)・Netflix(ベーシックプラン)
・TELASA
・Amazonプライム
使い放題MAX 4G テレビパック・TELASA
・Paravi
・FODプレミアム
参考:サブスクリプションサービスを個別に申し込んだ場合の定価
  • Netflix(ベーシックプラン):月額990円
  • TELASA:月額618円
  • Amazonプライム:月額500円
  • DAZN:月額3,000円
  • Paravi:月額1,017円
  • FODプレミアム:月額976円

テザリング、データシェア、世界データ定額で毎月利用できる高速データ通信量の上限量

使い放題MAX 4G月30GBまで
使い放題MAX 4G DAZNパック月60GBまで
使い放題MAX 4G Netflixパック(P)月60GBまで
使い放題MAX 4G テレビパック月70GBまで
先生

各サービスで利用できる割引キャンペーン(auスマートバリューなど)の割引額等は4プランとも同じです。使い放題MAX 4G テレビパックは4プランの中で最も高額なプランです。

データMAX 4G LTE テレビパックとの違い

現在の使い放題MAX 4G テレビパックのプランの前はデータMAX 4G LTE テレビパックが比較的近い4Gスマホ向けデータ使い放題プランでした。

使い放題MAX 4G テレビパックとデータMAX 4G LTE テレビパックとの主な違いは以下の通りです。

 データMAX 4G LTE
テレビパック

※2021年2月28日をもって新規受付終了
使い放題MAX 4G
テレビパック
月額料金(定価)10,285円9,108円
月●GB以下の
割引
月2GB以下のデータ利用の場合
1,628円引き
月3GB以下のデータ利用の場合
1,650円引き
100円台の
割引方法
・2年契約Nを適用すると月額187円引き
※2022年4月に解約金を撤廃したため、現在は契約の縛りも実質消滅
au PAY カード お支払い割を適用すると月額110円引き
家族割プラスの
割引額・対象人数
2人の場合:550円引き/回線
3人の場合:1,100円引き/回線
4人以上の場合:2,222円引き/回線
2人の場合:550円引き/回線
3人以上の場合:1,100円引き/回線
期間限定割引の有無スマホ応援割IIIの適用で翌月から半年間
月額料金が1,870円引き
なし
先生

可能な最安値はデータMAX 4G LTE テレビパックですが、4人以上での契約が必要でさらに難易度が上がります。もし3人以下での契約の場合には使い放題MAX 4G テレビパックの方が基本となる月額料金が安く、特に半年以降は以前より安くなる傾向があります。

端末購入サポートサービスについて

「使い放題MAX 4G テレビパック」で利用できる端末代の割引サービスについてご紹介します。

スマホトクするプログラムの利用

かえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムでしたが、今回のスマホトクするプログラムは基本はかえトクプログラムを継承していますが、特典の利用条件などが少し変更になっています。

スマホトクするプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から24ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では2つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。

auのスマホトクするプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…

  • 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
    ※残価率は機種により異なり、一律ではありません。
  • 残価設定型24回払いで購入する
  • 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
    端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回
  • 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は2つの選択肢から選べる
    ※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する
    • 使っていたスマホをauに返却(返却のみでもOK)
      →残価分の代金支払いが免除
    • そのままスマホを使い続ける
      →残価を24回払いに再分割し支払う(残価を一括払いにすることも可能)
      ※再分割の場合でも支払い期間中に使っていたスマホをauに返却すると残金の支払いを免除することも可能
  • au PAY カードで支払うとスマホトクするボーナスで最大で支払総額の5%相当のPontaポイント還元を受けられる

25ヶ月目にとる選択肢の内容で特典内容が変わりますが、端末代金を抑えやすいものとしては、auで対象機種を購入してから25ヶ月目に購入した対象機種を返却する形にすると残価分の支払いが免除され、お得です。
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。

例えば、auのiPhone SE(第3世代)でスマホトクするプログラムを利用した場合の残価率は安価のAndroid機種と比べるとかなり高く40%を超え、最初の23回の分割払いの代金もかなり抑えることができます。(au PAY カードでの支払いにすることでさらにPontaポイントでの還元分が加わります。)
※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauにiPhone SE(第3世代)を返却する必要があります。

●例:25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone SE(第3世代)の実質的な機種代金(税込)
※2022年5月11日時点。スマホトクするプログラムの特典(auに端末返却の場合)を受けた場合

 特典適用による
最小の実質負担額
分割支払金
2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
(最終回支払い)
※特典適用で免除可能
※返却しないで継続利用の場合は24回払いに再分割される
64GBモデル
残価率:47.02%
定価:65,335円
34,615円1,505円/月30,720円
128GBモデル
残価率:47.08%
定価:75,190円
39,790円1,730円/月35,400円
256GBモデル
残価率:46.99%
定価:93,720円
49,680円2,160円/月44,040円
auに返却の際、故障端末の場合は別途費用が必要になります

返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります

また、上記の形になる「スマホトクするプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入した対象機種をauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。

スマホトクするプログラムの加入条件は非常にシンプルです。

  • 対象のスマホ24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
先生

au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。

スマホトクするプログラムに関する記事を見たい方はこちら

メリット

「使い放題MAX 4G テレビパック」を使う人は以下の条件に当てはまる方にメリットがあり、向いているプランです。

  • 毎月とにかくデータをいっぱい使い、速度制限を一切気にしたくない
  • 毎月テザリングなどを30GB~70GB利用する
  • 家族でauを契約し、複数回線で家族割や家のネット回線のセット割が適用できる
  • 民放の番組が大好きな人(TELASA、Paravi、FODプレミアムをすべて利用する人)
    ※1つのサービスしか利用しない人は個別で申し込み使い放題MAX 4Gを利用した方が得です

まとめ

「使い放題MAX 4G テレビパック」は、毎月のデータ容量無制限のプランで、契約期間の縛りもないため、いつ解約やMNPをしても解約金は発生しません。また、3つのサブスクリプションサービス(「TELASA」「Paravi」「FODプレミアム」)も追加料金なしで利用できるプランです。

ただ、容量無制限プランではあるもののすべてのアクセスではなく、テザリングなどの通信は上限70GBまでといった制約はあります。

au公式にある「6,798円」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容で、家族3人以上でauに契約したり、家のネット回線をau指定の回線にしたセット割を利用し、お支払い方法をau PAY カード お支払い割の適用などが必要になります。

いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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