iPhone12Pro値段比較(2024年7月版)。中古端末の値段・割引は?

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iPhone12Pro

iPhone12Proは2020年10月にiPhone12とともに発売した機種で、iPhone12シリーズ4つのモデルのうち上から2番目の価格帯のモデルです。

iPhone12Proは5Gに対応したiPhone機種で発売当時はドコモ・au・ソフトバンクでの取り扱いでしたが、後日、楽天モバイルでも取り扱いされるようになりました。

ただし、発売してからかなりの期間が経過しており、後継機種も発売されていることもあり、新品での販売については2024年7月現在、オンラインでの販売は軒並み終了しており、既にiPhone12は中古販売市場にシフトしています。

今回は、iPhone12Proの中古端末価格のみに焦点を当てた形でドコモ・au・ソフトバンク・UQモバイルや主な中古販売店との2024年7月時点の値段比較行ってみました。

読む時間の無い人向けにiPhone12Proの値段について簡潔にまとめると…
  • iPhone12Proの値段比較表(割引適用前の価格表)
  • iPhone12Proは新品販売は軒並み終了し、現在は中古での販売が中心
    (docomo Certifiedなどのキャリア公式の認定中古品の販売も行われている)

機種の主な特徴

iPhone12Pro
出典:Apple

色々なサイトでiPhone12Proが紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。

容量は3タイプ。カラーは4種類

iPhone12Pro128GB・256GB・512GB3タイプがあり、端末のカラーはシルバー・グラファイト・ゴールド・パシフィックブルー4種類用意されています。

先生

iPhone11Proではあったミッドナイトグリーン・スペースグレイがiPhone12Proではなく、パシフィックブルー、グラファイトが新色としてiPhone12Proに加わっています。

ディスプレイのサイズ6.1インチとiPhone11Proの後継機の立ち位置であるもののiPhone12と同じサイズでiPhone11Proより0.3インチディスプレイサイズが大きくなっています。他にも、いくつかの点で違いがあります。

その他の特徴

iPhone12Proは、前年モデルのiPhone11Proと比べると以下の点が違っています。

iPhone11Proとの違い(主なもの)
  • チップA14 Bionicチップで一世代後の新型のチップを搭載し、5Gに対応しています
    (iPhone11ProはA13 Bionicチップで5Gに未対応です)
  • ディスプレイサイズ6.1インチと0.3インチ大きいです。
    (iPhone11Proは5.8インチ)
  • 容量ラインナップ:128GB/256GB/512GBの3つのモデル
    (iPhone11Proは64GB/256GB/512GBで最小容量のモデルの容量が異なります)
  • 本体サイズ:ディスプレイサイズは少し大きいものの本体サイズはほぼ同じ(146.7mm×71.5mm×7.4mm)
    (iPhone11Proは144.0mm×71.4mm×8.1mm)
  • 重量187グラム1グラム軽量
    (iPhone11Proは188g)
  • カラー4色で色数は同じですがラインナップが少し変わっています。
    (シルバー、ゴールドは共通。iPhone11Proにはミッドナイトグリーン、スペースグレイがあり、iPhone12Proにはパシフィックブルー、グラファイトがあります。)
  • ディスプレイ(ガラス)Ceramic Shieldを搭載耐落下性能が4倍向上
    (iPhone11ProはCeramic Shield未実装)
  • 耐水性能水深6メートルで最大30分間の耐水性能を持ち、2メートル深くなっています
    (iPhone11Proは水深4メートルで最大30分間の耐水性能)
  • カメラ性能細かい仕様がいくつか強化されています
  • そのほかMagSafeに対応(ワイヤレス充電はMagSafeとQiワイヤレス充電に対応)
    (iPhone11ProはMagSafeに未対応)
先生

iPhone11Proの時は前のモデルのiPhoneXSと比べ、あまり大きな違いはありませんでしたが、iPhone12Proはかなり性能の差が出ています。

ただし国内版はミリ波には未対応

iPhone12ProなどのiPhone12シリーズの機種は5G回線を利用できるものの、5Gには4Gの技術を利用できる「サブ6」と超高速な「ミリ波」の2つのうち、国内版では「サブ6」の帯域のみ利用できます。アメリカ版のみ「サブ6」「ミリ波」の両方が利用できる仕様になっていて、本当の意味での超高速・超低遅延などを満たす5Gを利用できるというわけではない点には注意しましょう。

価格比較

端末価格(128GB/256GB/512GB)

iPhone12Proの中古端末価格は以下の通りになっています。各携帯会社の販売価格は割引を適用していない定価の価格です。

※価格調査日:2024年7月29日

現在は中古販売がメイン

2024年7月現在、軒並み新品販売は終了しています。
中古端末販売店の他に、docomo Certifiedなどのキャリア公式の認定中古品のiPhone12Proの販売をする形に切り替わっています。

128GBモデル・中古価格

iPhone12Proの128GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。

販売店本体値段(税込)補足
ドコモ
(docomo Certified)
60,500円~※Bランク
au/UQモバイル
(au Certified)
55,000円※ランクに関する記述無し
ソフトバンク
(SoftBank Certified)
77,520円※ランクに関する記述無し
イオシス62,800円~※送料が別途640円必要
※Cランク
ハピネスネット65,800円~※Bランク
ダイワンテレコム52,800円~
※送料が別途640円必要
※Cランク
にこスマ68,000円~
※Cランク

256GBモデル・中古価格

iPhone12Proの256GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。

販売店本体値段(税込)補足
ドコモ
(docomo Certified)
69,300円~※Bランク
au/UQモバイル
(au Certified)
58,000円※ランクに関する記述無し
ソフトバンク/ワイモバイル
(SoftBank Certified)
82,080円※ランクに関する記述無し
イオシス62,800円~※送料が別途640円必要
※Cランク
ハピネスネット在庫なし
ダイワンテレコム63,800円~
※送料が別途640円必要
※Bランク
にこスマ73,300円~
※Cランク

512GBモデル・中古価格

iPhone12Proの512GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。

販売店本体値段(税込)補足
ドコモ
(docomo Certified)
82,500円~※Bランク
イオシス74,800円~※送料が別途640円必要
※Cランク
ハピネスネット82,469円~※Bランク
ダイワンテレコム在庫なし
にこスマ78,300円~
※Cランク

価格考察

iPhone12Proの中古価格は新品価格と比べかなり安く販売されていますが、Cグレードと経年劣化が進んでいる端末でもあるため、バッテリー残量や見た目の新しさなどを気にする人は、それでも良いか注意が必要です。また、3大キャリア公式のdocomo Certified等の取り扱いもあります。(512GBモデルはdocomo Certifiedのみ取り扱いあり)。

定価では高額ですが、各携帯会社の端末購入サポートなどを利用することで端末代金を抑えることは可能です。次からは各携帯会社で機種代を安くする方法をご紹介します。

ドコモで機種代を安くする方法

自分はドコモがいい

ドコモでiPhone12Proを安く利用する手段がいくつかあります。

docomo Certifiedの利用(中古購入)

ドコモでは中古品のiPhone12Proも販売しています。これは「docomo Certified」というドコモ認定リユース(中古品)です。

docomo Certifiedはドコモが認定した高品質なリユーススマートフォンで、下取りプログラムやいつでもカエドキプログラムなどで回収したドコモのスマートフォンをリユースした商品です。

先生

docomo Certifiedの端末はドコモオンラインショップのページ「機種をさがす」>「ドコモ認定リユース品(iPhone)」から購入が可能です。

docomo Certifiedの特徴

  • ドコモの厳しい検査基準をクリアした高品質なリユース品(中古品)
    • 基本性能チェック済み
    • 電池残量80%以上
    • 外装もクリーニング済み
  • 充実の30日間保証
  • ケータイ補償サービス(+月額500円)も加入可能
グレード別で販売価格が異なる

docomo CertifiedはauやソフトバンクのCertifiedと異なり、中古端末の状態(ランク)によって販売価格が異なります。各キャリアの比較では最も安いランクBの価格でご紹介しましたが、もう少しランクの良いものも含めた価格表としては以下のようになっています。

docomo Certified ランクの違い

  • ランクA+:目立つ傷や汚れがなく、非常にきれいな状態のもの
  • ランクA:目立つ傷や汚れが少なく、きれいな状態のもの
  • ランクB:細かな傷や汚れがあり使用感があるが、比較的状態が良好なもの
BランクAランクA+ランク
128GBモデル60,500円66,000円71,500円
256GBモデル69,300円74,800円80,300円
512GBモデル82,500円88,000円93,500円
2024年6月28日時点

新規契約・他社から5GへのMNPで「5G WELCOME割」が利用可能

iPhone12Proについては、以下の条件を満たす場合、「5G WELCOME割」が利用できます。

  • 中古(docomo Certified)の場合 ※ドコモオンラインショップのみ
    • 新規契約または他社からのMNP

この「5G WELCOME割」による割引も対象機種が一部の機種で、割引額や適用条件も対象機種により異なりますが、2024年5月30日時点では、iPhone12Proの場合は以下の特典を受けることができます。

iPhone12Proの5G WELCOME割の特典内容(中古・docomo Certified)
※2024年5月30日時点

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
128GBモデル本体価格から22,000円の値引き特典対象外
256GBモデル本体価格から22,000円の値引き特典対象外
512GBモデル本体価格から22,000円の値引き特典対象外
5G WELCOME割を適用すると携帯ショップ独自のキャッシュバックはもらいにくい

「5G WELCOME割」を適用した場合、携帯ショップ独自のキャッシュバックはかなりもらいづらくなります。2019年10月の法改正で割引金額に上限が設けられた影響(現在はキャッシュバックや端末代金割引が上限4万円ルール)で、端末購入割引で一部還元を受けていることもあり、端末購入割引とショップ側の還元額を合わせて上限4万円までに制限されることになるため、ショップ側では別に特典が付けにくい形になります。

ただし、最近では、契約条件に関係しない一律の端末代値引きや22歳以下の年齢の条件を入れたり、端末を返却するなど複数の条件で実質4万円以上安く端末を手に入れられるようにする工夫をしている感じに変わってきている印象があります。(これはドコモに限らず、3大キャリアのいずれにも当てはまります)

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auで機種代を安くする方法

自分はauがいい

auで取り扱っているiPhone12Proは新品ではなく、「au Certified」という認定中古品です。

au Certifiedはauが認定した高品質なリユーススマートフォンで、下取りプログラムやアップグレードプログラムなどで回収したauのスマートフォンをリユースした商品です。

au Certifiedの特徴

  • 専用ソフトによるデータ消去で完全初期化されている
  • 専門業者による厳しい検査が行われている
    • バッテリー残量80%以上
    • 基本機能、接続機能ともに検査済
  • 下取りプログラムやアップグレードなどで回収したauスマホのリユース商品
  • メーカー保証は無いが30日間は端末に不具合があった場合は無償交換可能
先生

auに関しては、中古販売価格で安価で販売していますが、特定のプランへの乗り換え等による追加の割引はありません。

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ソフトバンクで機種代を安くする方法

自分はソフトバンクがいい

ソフトバンクのiPhone12Proについてもいくつか割引方法があります。

SoftBank Certifiedの利用(中古購入)

ソフトバンクで取り扱っているiPhone12Proは新品ではなく、「SoftBank Certified」という認定中古品です。

SoftBank Certifiedはソフトバンクが厳選した認定整備済みのiPhoneです。

先生

SoftBank Certifiedの端末をソフトバンクで購入する場合はソフトバンク公式ページ「スマートフォン・携帯電話」>「製品一覧」内のソフトバンク認定中古品iPhoneのバナーをクリックした後のページから購入が可能です。

SoftBank Certifiedの特徴

  • ソフトバンク認定の良品
    • 検査ツールによる機能確認済
    • バッテリー残量80%以上
    • 基本機能および接続機能検査済
  • 初期化・クリーニング済み
  • メーカー保証はないものの商品到着後30日間は端末に不具合があった場合は交換可能

ソフトバンクオンラインショップ限定で「オンラインショップ割」の割引がある

オンラインショップ割
出典:ソフトバンク(https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/online-shop-wari/)

ソフトバンクオンラインショップ限定ですが、他社からのMNP/番号移行での乗り換えでiPhone12Pro(SoftBank Certified)を含む対象機種を購入した場合には、「オンラインショップ割」により端末代金から21,984円の割引(一部割引金額の異なる機種もあり)を受けることができます。

割引適用時のiPhone12Pro(SoftBank Certified)の実質的な機種代金
※2024年7月29日時点。税込。

 オンラインショップ割
適用後の実質的な機種代金
128GBモデル
(定価:77,520円)
55,536
256GBモデル
(定価:82,080円)
60,096

↓オンラインショップ割について詳しい内容は
ソフトバンク公式:オンラインショップ割

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ソフトバンクにMNPするならこちらの携帯ショップもおすすめ

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UQモバイルで機種代を安くする方法

自分はUQモバイルがいい

UQモバイルでは端末代割引や認定中古品の取り扱いがあります。

UQ mobile オンラインショップおトク割

UQ mobile オンラインショップでは、現在、iPhone12Proについては、新規契約・MNP・機種変更での契約をした場合、契約形態や契約するプラン、容量により端末の販売価格が変わり、公式サイト上の価格は既に割引後の価格で開示されています。

UQ mobile オンラインショップで販売しているiPhone12Pro【au Certified(中古)】の機種代金
(128GBモデルの場合)
※2024年7月5日時点

  割引価格(税込)販売価格(税込)
機種変更割引なし55,000
au/povoから乗り換え割引なし55,000円
新規契約
(ミニミニプランの場合)
 5,500円引き49,500円
新規契約
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入なしの場合
 5,500円引き49,500円
新規契約
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入ありの場合
11,000円引き 44,000円
他社からのMNP
(ミニミニプランの場合)
16,500円引き38,500円
他社からのMNP
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入なしの場合
16,500円引き38,500円
他社からのMNP
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入ありの場合
22,000円引き33,000円 

 

UQ mobile オンラインショップで販売しているiPhone12Pro【au Certified(中古)】の機種代金
(256GBモデルの場合)
※2024年7月5日調査時点

  割引価格(税込)販売価格(税込)
機種変更割引なし58,000
au/povoから乗り換え割引なし58,000円
新規契約
(ミニミニプランの場合)
 5,500円引き52,500円
新規契約
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入なしの場合
 5,500円引き52,500円
新規契約
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入ありの場合
11,000円引き 47,000円
他社からのMNP
(ミニミニプランの場合)
16,500円引き41,500円
他社からのMNP
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入なしの場合
16,500円引き41,500円
他社からのMNP
(トクトクプラン/コミコミプランの場合)
※増量オプションII加入ありの場合
22,000円引き36,000円 
先生

UQモバイル(au Certified)はiPhone12Proの512GBモデルの取り扱いはありません。

UQモバイルを利用したくなった人は!

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スマホとセット購入の場合最大22,000円割引!

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まとめ

iPhone12Proの端末価格について携帯各社および中古販売店の端末価格をご紹介しました。携帯各社が行っているキャンペーンを上手く活用すれば、さらに安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。

中古端末価格を参考にした販売店はこちら

ハピネスネット

ダイワンテレコム

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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