ドコモ「ギガホ増量キャンペーン」開始で、キャンペーン期間中は30GBから60GBに倍増。

ドコモ,キャンペーンギガホ(4G)

2020年1月からドコモでギガホ増量キャンペーンを開始

2020年1月1日からドコモが「ギガホ増量キャンペーン」を開始しました。このキャンペーンはドコモの「ギガホ」で利用できる毎月の高速データ通信量が30GBから60GBに倍増するといったキャンペーンで、キャンペーンの終了日は現時点では未定です。

今回はこの「ギガホ増量キャンペーン」について特典内容や適用条件など解説をしていきます。

キャンペーン期間

ギガホ増量キャンペーンの期間は、2020年1月1日から開始し、現時点では終了日は未定です。

特典内容

ギガホ増量キャンペーンの特典内容は「ギガホ」プランで利用できる毎月の高速データ通信量が30GBから60GBに増量されます。

適用条件

ギガホ増量キャンペーンの適用条件は「ギガホ」プランを利用している人が対象で非常にシンプルで、自動的にキャンペーンが適用されます。

キャンペーンはこれからドコモを利用するような人が対象になりがちですが、このキャンペーンについては、2019年から既にギガホを利用している人についても自動的にキャンペーン適用がされます。

2年定期契約の有無については適用条件には関係がなく、「ギガホ」を利用していれば適用されます。

旧「ギガホ」を利用している人も適用対象

実はギガホは2019年10月からプラン内容が変わっていて、現在新たに契約できるギガホは別名「ギガホ2」と呼ばれるものですが、2019年9月以前から利用している古いタイプのギガホを利用している人でもこのキャンペーンの適用対象になっています。

適用終了条件

ギガホ増量キャンペーンは以下の条件のいずれかに該当した場合には、キャンペーン適用が終了します。

  • ギガホ以外の料金プランに変更した場合
  • 「電話番号保管」を申し込んだ場合
    ※電話番号保管…長期間利用しない場合の休止状態にする
  • 回線契約を解約した場合
  • ギガホ増量キャンペーンの期間が終了した場合
    ※終了する場合は終了の1カ月前までにドコモから案内がある模様。

いつかは終了するキャンペーン

現時点ではギガホ増量キャンペーンの終了日は未定の状態ですが、ドコモの公式ページ内の注意事項にも

・本キャンペーンの実施期間および適用期間の終了時期は未定です。終了する場合は実施期間が終了する1か月前までに、本キャンペーンページなど当社が適当と判断する方法によってご案内いたします。

ドコモ公式:ギガホ増量キャンペーン(https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/gigaho_zoryo/)

といった記載もあり、いつかはキャンペーンが終了させる布石を打っています。

単に「ギガホ」プラン見直し30GBから60GBに開放したという形ではなく、キャンペーンとして展開している点はドコモの何かしらの思惑があると考えて良いかもしれません。

今後の5Gサービス利用を視野に入れた施策の可能性

これは、あくまで筆者の推測の範囲ですが、今回のギガホの60GBに増量の施策は、今後商用サービスが始まる5Gサービス利用促進の布石かもしれません。

5Gサービスは4Gと比べ高速、低遅延、大容量通信が可能なサービスです。今回のキャンペーンが始まるまでは、ドコモの大容量プランはギガホの30GBが契約できるプランの中で高速データ通信量が多いプランとなっていますが、auの無制限プランやソフトバンクの50GBのプランと比べるとやや少ない容量のプランでした。

競合2社と比べ上限30GBと容量が少ない範囲で我慢(?)して使っている利用者に5Gの素晴らしさを説いても効果が薄いかもしれませんが、上限を60GBに増やし、高速データ通信が多く利用できる環境にすることで、高速データ通信を多く使えるライフスタイルに改変し、いざ5Gサービスが始まった時に、ギガホから5Gの新プランに変更させたいといった狙いがあるのではないでしょうか。

そのため、キャンペーンの終了期間は、5Gサービスが登場するあたりで発表してくる可能性はありそうです。

  • 30GB以上の大容量を使う人は5Gサービスを導入してもっと快適に。
  • 30GBも使わない人は現在のギガホプランを引き続き利用してもらう。

といった思惑がある予感がします。

今回のキャンペーンは特に追加料金もなく、ギガホで利用できる高速データ通信量が大幅に増えるだけでデメリットは全くないので、いままでよりもお得な大容量プランになったといえます。

ドコモを利用したくなった人はこちら
※ドコモの契約は事務手数料がかからないオンラインショップがオススメです

ドコモオンラインショップ

おすすめの関連記事
ギガホ徹底解説MNPの手順と得する携帯ショップの選び方

この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
Kenが利用している通信環境はこちら