月額料金が1500円安くなる「docomo with」を徹底解説!対象機種は?

2019年3月1日割引,ドコモdocomo with

docomo with徹底解説

「docomo with」は2019年5月31日で新規申し込み受付を終了しました。代わりとなる割引サービスは2019年6月以降の端末購入サポートとして「スマホおかえしプログラム」が始まりました。

スマホおかえしプログラムの詳細はこちらの記事をご覧ください。

「同じスマホを長く使うとずっとおトクに!」

ドコモの割引サービスのひとつ「docomo with」(ドコモウィズ)を知っていますか?
2019年2月27日にiPhone 7の32GBモデルが対象機種に新たに加わりましたが、一部の機種をドコモで購入すると利用できる特典で、毎月の利用料金が1,500円割引されます。

今回はこのdocomo withについて詳しく解説していきたいと思います。iPhone7以外の対象機種や特典を利用するにあたって気をつけておくべきこと、メリット・デメリットなどについても解説します。

【2019年4月23日加筆】
ドコモの新プラン登場に伴い、「docomo with」の新規申し込み受付は2019年5月31日までとなりました。docomo withの割引適用を受けたい方はそれまでに申し込みをしましょう。

docomo withとは

対象機種のご利用でずっと毎月1,500円割引

「docomo with」(ドコモウィズ)とは、一部の対象となる機種をドコモで購入した場合に、毎月の利用料金から1,500円割引される割引サービスです。

割引となる期間は、対象となる機種・プランを使い続けているかぎりは割引が継続します。よくある1年や2年で終わってしまう割引サービスとは異なっている点が特徴としてあります。

「docomo with」→「ドコモ いっしょ」
「どこまでも いっしょ(ドコモ・永続的に 1500円引き)」というイメージなのでしょうか・・・

割引内容

docomo withの割引内容は毎月の利用料金が1,500円引きとなりますが、適用開始時期や適用終了の条件も設定されています。

割引額

毎月1,500円引き

※「docomo with」の割引は、
「1:パケットパック定額料/1GB追加オプション(シェアパック子回線の場合はシェアオプション定額料、シェアパック分割請求オプション契約の場合は分割後の料金が対象)」
「2:基本プラン月額基本使用料」
「3:spモード月額使用料」
の順に割引額を充当し、余った割引額の翌月へのくりこし・他回線への充当はありません。

対象機種

「docomo with」の対象となる機種は以下のiPhone、Androidの機種をドコモで購入する必要があります。傾向としては、比較的安価なタイプの端末が対象機種となっています。

iPhone対象端末

「docomo with」の対象となるiPhone端末は現在2機種です。(2019年3月1日現在)

対象機種名端末価格(税抜)
iPhone7(32GB)
(2016年9月16日発売)
39,600円
iPhone 6s(32GB)
(2015年9月25日発売)
39,600円

Android対象端末

「docomo with」の対象となるAndroid端末は現在8機種です。(2019年3月1日現在)

古い機種だけでなく、最近発売した一部のスマホもdocomo withの対象機種になっています。

対象機種名端末価格(税抜)
AQUOS sense2 SH-01L
(2018年12月14日発売)
29,400円
Galaxy Feel2 SC-02L
(2018年11月9日発売)
39,000円
LG style L-03K
(2018年6月22日発売)
37,200円
arrows Be F-04K
(2018年5月25日発売)
31,200円
MONO MO-01K
(2017年11月30日発売)
23,400円
AQUOS sense SH-01K
(2017年11月10日発売)
28,200円
らくらくスマートフォン me(F-01L)
(2019年2月15日発売)
40,200円
らくらくスマートフォン me(F-03K)
(2018年2月28日発売)
36,000円

※最後の2機種は、ドコモ らくらくホン用のAndroid端末です。

適用条件

「docomo with」の特典を適用させる条件としては、「docomo with」の対象端末購入時に以下の条件をすべて満たすことが必要です。

「docomo with」適用条件表

項目内容
対象の契約形式新規/MNP/機種変更/契約変更
契約種別Xi
契約者名義個人名義・法人名義
契約者年齢中学生以上(個人名義の場合)
※小学校6年生であっても、2月期以降であれば契約可能。利用者年齢は何歳でも対象
対象料金プラン
  • カケホーダイプラン(スマホ/タブ)
  • カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ)
  • シンプルプラン(スマホ)

※「ずっとドコモ割コース」「フリーコース」「定期契約なし」も対象

必須パケットパック
  • ベーシックパック(1/3/5/20)
  • ウルトラデータパック(L/LL)
  • ベーシックシェアパック
  • シェアパック(5/10/15/20/30)
  • ウルトラシェアパック(30/50/100)
  • ビジネスシェアパック(5~3000)
  • ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100)

※シェアパック/ウルトラシェアパック/ビジネスシェアパック/ウルトラビジネスシェアパックは、子回線も対象。
※データLパック、シェアパック(20/30)、ビジネスシェアパック(20/30)は、2016年9月22日をもって、シェアパック5/10/15、データパックS/Mは2018年5月24日もって新規受付終了してますが、すでにご契約中のお客さまは対象。

結論としては、一般的な料金プランに加入してくださいと捉えてください。

また、適用開始のタイミングや適用が終わる条件も設定されているため、こちらも解説します。

適用開始時期

「docomo with」対象機種を購入した日から適用
(最初の月の割引金額は日割り計算されます)

ただし、以下のいずれかに該当する場合は、翌月から適用

  • 必須パケットパックを「翌月から適用」とした場合
  • 月々サポートおよび重畳適用不可のキャンペーン割引を適用中の場合

適用終了条件

「docomo with」の割引は以下のいずれかに該当した場合には割引の適用が終了してしまいます(前月末までの適用になります)。

  • 「docomo with」対象外端末への機種変更
    ※端末購入補助(月々サポート・端末購入サポート等)を適用せずに定価で購入した場合やSIMフリー端末等の既にお持ちの端末にSIMを差し替えて利用した場合は「docomo with」を継続適用
  • 適用条件(対象料金プラン/必須パケットパック)を満たさなくなった場合
  • 回線解約

対象となる端末やプランを使い続けているかぎりは割引が適用されると考えてください。

メリット

「docomo with」のメリットとしては、割引期間が長く、対象の端末・プランを長期間利用できればできるほど割引の恩恵を受けられるという点があります。

1年間に置き換えるとdocomo withが適用できると

月額1,500円 × 12カ月 = 1年間で18,000円の割引

と月額料金を抑えられた形でドコモの回線を保有することができるようになります。
利用してから3年以上の長い期間で機種やプラン変更しない方に向いています

デメリット

「docomo with」のデメリットとしては、ほかの割引サービスとの併用や重畳契約ができないものが多い点です。

これは、docomo withの月額料金の割引金額が1,500円とほかの割引キャンペーンよりも高めの還元金額になっている点や期間が機種やプランを変更しないかぎりは割引が継続できる点が影響していると思われます。

併用できないキャンペーン

「docomo with」と一緒に併用できないキャンペーンの一例をご紹介します。

  • 月々サポート
  • 端末購入サポート
  • ドコモの学割
  • はじめてスマホ割
  • シニア特割
  • シニアはじめてスマホ割

※「月々サポート」「ドコモの学割」「はじめてスマホ割」「シニア特割」「シニアはじめてスマホ割」は重畳適用ができず、どちらも適用条件に当てはまる場合には、「docomo with」の方が優先適用されます(重畳不可のキャンペーン割引契約中の回線が「docomo with」を申込んだ場合、キャンペーン割引は当月末までの適用となり、「docomo with」は翌月からの適用)。

2年以内に特典がなくなると割高

docomo withは「月々サポート」や「端末購入サポート」の割引と併用できないということは購入した端末自体の割引を受けられません。

docomo withの対象になる比較的な安い機種で「月々サポート」を適用させると割引でかなり実質の端末代が0円に近くなるのですが、「月々サポート」の割引を適用できず、3~4万円の端末価格を「docomo with」の割引で相殺しようとすると約2年ほどの期間が必要になります。

つまり、2年以内に機種変更やプラン変更・解約をすると「docomo with」の端末は割高になってしまいます。短い期間の利用を考えている方には高く付くのでご注意ください。

おすすめの対象機種

「docomo with」の対象機種のなかで一番のオススメ機種を挙げるとすると筆者はiPhone 7(32GB)がイチ押しです。

理由としては、最近docomo withのラインナップに入ったこともありますが、端末代の割引を受けられないdocomo withですが、iPhone 7(32GB)については、AppleのSIMフリー版の価格よりもかなり値下げをした販売価格になっている点が大きいです。

iPhone7 32GBモデルの端末価格(2019年2月28日時点)

メーカー・キャリア販売価格(税抜)Appleとの価格差
Apple(SIMフリー)50,800円
ドコモ
※2019年2月27日に販売価格変更
36,667円-14,113円
au60,000円+9,200円
UQモバイル62,900円+12,100円
ワイモバイル67,700円+16,900円
ソフトバンク81,333円+30,533円

ドコモのiPhone7の端末価格の定価が割引価格みたいになっているため、docomo withのデメリットが薄まった形になり、ほかの機種よりお手ごろになっています。

新規申し込み受付は2019年5月31日まで

ドコモが2019年4月に新プラン「ギガホ」「ギガライト」の発表を行い、2019年6月から新プランを開始します。

それに伴い、「docomo with」については新規申し込みの受付を2019年5月31日までと受付終了日が設定されてしまいました。

現在、docomo withを利用し、1,500円の割引を受けている方は6月以降も引き続き割り引きが行われますが、プラン変更や機種変更などの終了条件になった場合には割引適用が終了してしまうので注意しましょう。docomo withを新たに利用したい方は受付終了日よりも前に申し込みをしましょう。

※2019年4月23日加筆

まとめ

「docomo with」は毎月1,500円を値引きする割引サービスで、対象となる機種はiPhone7(32GBモデル)をはじめとした10機種

割引の期間はプラン変更や機種変更をしない限りは割引が継続し、3年以上使い続けることができるとお得に利用することができます。

デメリットとしては、併用できない割引キャンペーンがかなりあり、端末代購入補助をする「月々サポート」や「端末購入サポート」の割引も利用できないため、短期間の利用を考えている人には適していない点には注意が必要です。

いかがでしたでしょうか?
また、次回もお楽しみに!

ドコモ公式:docomo with

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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Posted by Ken