トーンモバイル for docomoを徹底解説|2022年8月にバージョンアップ!契約前の注意点は?

料金プラン,TONEモバイルエコノミーMVNO

トーンモバイル for docomo徹底解説 契約前の注意点

ドコモのエコノミーMVNOの1つとしてトーンモバイル for docomoが、全国のドコモショップ・カメラのキタムラで取り扱いされていますが、2022年8月10日に基本プランのバージョンアップを行い、より魅力的なプランに変わりました。

しかし、トーンモバイル for docomoとはどのようなプラン内容なのかわからずに、契約に踏み切れないという人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、トーンモバイル for docomoについて詳しく解説していきますので、契約するかどうかの判断材料にしてみてください。

トーンモバイル for docomoの基本情報

まずは、ドコモのトーンモバイル for docomoの基本情報について確認していきましょう。

プラン名トーンモバイル for docomo
月額基本料金1,100円
※動画視聴以外データ無制限
※動画視聴については月1GBまで(後述の動画チケットが1枚無料)
TONE用端末・iPhone(SIMのみ):433円(SIMカード手配料)
・Android:9,980円~
高速チケット購入
(動画視聴用)
・1枚目(1GB)は無料
▼2枚目以降の購入
・TONE for iPhoneプラン:370円/+1GB
・TONE for Androidプラン:330円/+1GB
国内通話料
(090音声通話の場合)
・ドコモショップ、オンラインストアで購入の場合:11円/30秒
・カメラのキタムラで購入の場合:18.7円/30秒
国内通話料
(TONE IP電話アプリの場合)
・トーンモバイル同士:0円
・国内携帯電話宛:23.1円/1分
・国内一般加入電話宛:14.3円/3分
国内通話かけ放題オプション
(090音声通話の場合)
・5分かけ放題:+770円/月
※1回5分以内の国内通話かけ放題
国内通話かけ放題オプション
(TONE IP電話アプリの場合)
・TONE IP電話かけ放題オプション:+550円/月
※1回10分以内の国内通話かけ放題
キャリアメール×
申し込み方法・WEBサイト(Androidプランのみ)
・ドコモショップ
・カメラのキタムラ(Androidプランのみ)
サポート対応・WEBサイト
・店舗(TONE端末のみ)
・電話(TONE SIMも対応)

トーンモバイル for ドコモは動画視聴については月1GBではあるものの、動画以外のデータ通信についてはデータ無制限で月々1,100円というシンプルな料金設定となっています。データ量を気にせず使えてこの価格はとても安いですね。

Wi-Fiを使用しない動画視聴の場合は、ストレスなく見るために「高速チケット」の購入が推奨されていますが、大容量で使う時だけ購入できるので経済的。

動画を見ない人やWi-Fi環境が整っている人は、チケットの購入が必要ないので、データ無制限で月々1,100円は魅力的です。

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トーンモバイル for docomoの5つの特徴

トーンモバイル for ドコモに乗り換える前に、どのような特徴があるのかを確認していきましょう。

  • 動画以外データ容量無制限
  • 動画視聴はチケット制
  • 2つの電話番号がもらえる
  • 子供を危険から守るオプションが充実
  • 60歳以上の人はシニア割適用で最大1年間0円(Androidプランのみ)

以上5つの特徴について詳しく解説していきます。

動画以外データ容量無制限

MVNOの中には特定のアプリのみデータ無制限というケースはありますが、動画以外の全てのサービスのデータが使い放題なのは、トーンモバイル for ドコモだけ

データ無制限なので速度制限もないので、常に一定の通信速度で利用することができます。

サービスを開始した当時は、動画視聴については高速データ通信の対象外でしたが、2022年8月10日のバージョンアップ以降は動画視聴についても月1GBまでは高速データ通信ができるようにサービス内容が変わっています。

動画視聴はチケット制

Wi-Fiのない環境で動画を視聴する際は高速チケットの購入が必要です。

種類1GBの購入価格
最初の1枚目無料
TONE for iPhoneプラン
(2枚目以降)
+370円
TONE for Androidプラン
(2枚目以降)
+330円
先生

iPhoneとAndroidで購入価格が異なります。2022年8月10日のバージョンアップで最初の1枚目は無料に変更(月1GBは基本料金の範囲内で動画視聴ができるようになった)

ちなみに、1GBあたりYoutubeを約3時間見ることができます。

2つの電話番号がもらえる

電話番号が2つというのは、一般的な携帯番号である090番号050から始まるトーンモバイル専用の電話番号です。

先生

090番号はOS標準搭載の通話アプリ、050番号はTONE IP電話アプリで通話する際のアプリが異なります。

TONE IP電話アプリを使った050で始まるトーンモバイル番号同士の通話料は0円なので、家族やカップル・職場などでお得に使うことができます。

一般的な090番号でも、通話料はiPhoneでは30秒あたり11円・Androidは11円〜18.7円と格安。(Androidは端末の購入場所により通話料が異なります。)一般的なMVNOの通話料は30秒あたり22円なので、050から始まる番号以外でもお得に通話することができます。

子供を危険から守るオプションが充実

TONEファミリー
出典:TONEモバイル(https://tone.ne.jp/)

トーンモバイル for ドコモは、内閣府の「青少年が安全に安心し てインターネットを利用できるようにするための施策に関する基本的な計画」に先行対応。

子供が安全にスマホを使えるオプションが、月額308円で利用することができます。

機能内容
GPS見守り機能場所の通知だけでなく、乗り物に乗った時や塾などの特定の場所に到着した時に保護者へ自動で通知。
アプリ制限機能夜間や学校の時間や、特定のアプリごとに利用禁止の時間を30分単位で細かく設定可能。
自画撮り被害防止AIが裸などの不適切な写真の撮影を自動でブロック。検知した後に保護者へ通知が送信。
「SNSいじめ」から守る家族とだけ繋がれるメッセンジャー機能搭載。

子供にスマホを与えたいけれど、ネット被害などの危険性を心配してなかなか前向きになれなかった保護者でも安心できる充実の機能が搭載されています。

60歳以上の人はシニア割適用で最大1年間0円(Androidプランのみ)

2022年9月1日から始まったキャンペーンで以下のすべての条件を満たした場合には、月額料金が最大1年間0円になる「シニア割」が適用できます。

シニア割の適用条件

  • 利用者が60歳以上の方
  • Androidプランを契約
  • 会員メニューにログインしてシニア割の適用開始設定を選択する
  • 月300MB未満のデータ利用だった場合
先生

あまりデータ通信をしない高齢者の方にとって非常にお得なキャンペーンになっています。
ただし、月300MB以上のデータ通信をしてしまった月やiPhoneプランで契約したといったような場合には割引適用されない点に注意。

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トーンモバイル for docomoに乗り換える前の注意点

トーンモバイル for ドコモに契約してから後悔しないように、デメリットについても確認しておきましょう。

  • Androidはトーンモバイル for ドコモ専用の端末が必要
  • Androidプランは契約期間の縛り・違約金がある
  • 通信速度の下りが遅い

上記のトーンモバイルドコモの各デメリットについて詳しく解説していきます。

Androidはトーンモバイル for ドコモ専用の端末が必要

トーンモバイル for ドコモはMVNOの中でも珍しく、Android端末の場合は専用の端末を購入する必要があります。(iPhoneはSIMのみで端末購入が無くても利用できます)

端末価格はAndroid端末が9,980円~と安いのですが、使いたい端末がある人にとってはデメリットと言えるかもしれません。

カメラの機能や耐水性など、使いたい端末よりもスペックが劣っているというケースもあるので、電話やアプリが問題なく使える程度で十分という人におすすめです。

Androidプランは契約期間の縛り・違約金がある

最近のMVNOは契約期間や違約金などが撤廃されているものが多いのですが、トーンモバイル for ドコモはAndroidプランの契約では2年縛りがあるので要注意

  • TONE for iPhoneプラン
    • 最低利用期間や違約金なし
  • TONE for Androidプラン
    • 24ヶ月の最低利用期間がある。
    • 期間内の解約には1,000円(不課税)の違約金発生。

通信速度の下りが遅い

通信速度には上りと下りがあり、よく使う方の通信が遅いとストレスを感じてしまうので、上りと下りの通信内容を確認しておきましょう。

上り
(アップロード)
スマホからインターネット上へファイルを転送する際の通信。
・SNSへの投稿
・メールの送信 など

下り
(ダウンロード)

インターネット上からファイルをスマホに受け取る際の通信。
・動画の視聴
・WEBページの閲覧
・動画や音楽のダウンロード など

下りの通信速度は「高速チケット」の購入でカバーすることができますが、Wi-Fi環境が整っていない人はチケットの購入が増えてしまうので不向きかもしれません。

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トーンモバイル for docomoがおすすめな人とは

トーンモバイル for ドコモは、どのキャリアと比較しても子供を守るための機能が充実しているので、子供にスマホを持たせようと検討している保護者の方におすすめです。また、60歳以上でデータを使わない方にもおすすめです。

また、トーンモバイル for ドコモは店舗でのサポートを受けることができるので、乗り換え時の初期設定や契約後の操作方法なども対面でサポートしてもらえます

他のMVNOは店舗を持たないケースが多く、WEB上でのサポートのみという場合が多いので、スマホが苦手な人は従来の高いスマホ代を払うしか選択肢がなかったのですが、トーンモバイル for ドコモではスマホの操作が苦手な人にもしっかりと対応してくれます。

さらに、動画の視聴以外のデータが無制限で利用することができるので、Wi-Fi環境が整っている人は高速チケットの購入不要で、月々1,100円という安い料金でデータ使用量を気にせずに使うことができます

トーンモバイル for ドコモがおすすめな人

  • 子供
  • 60歳以上でデータ通信をあまりしない人
  • スマホの操作が苦手な人
  • Wi-Fi環境が整っている人

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まとめ

トーンモバイル for docomoについて大切なポイントをもう一度押さえておきましょう。

メリット・動画以外のデータ容量無制限で月々の基本料金が1,100円
・動画視聴はチケット制で無駄がない
・トーンモバイル同士は通話料無料
・子供を危険から守るオプションが充実
・60歳以上の人はシニア割適用で最大1年間0円(Androidプランのみ)
デメリット・Androidはトーンモバイルドコモ専用の端末(9,980円~)が必要
・Androidプランは契約期間2年の縛り・違約金1,000円がある
・通信速度の下りが遅い
おすすめな人・子供
・60歳以上でデータ通信をあまりしない人
・スマホの操作が苦手な人
・Wi-Fi環境が整っている人

以上の内容から、トーンモバイル for ドコモの乗り換えを検討してみてください。

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この記事を書いた人

スマホの先生編集部
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の運用チームです。スマホやスマホプランやキャンペーンなどについて記事を執筆しています。