サブ回線でおすすめできるのは3社だけ!メリットやデメリットを完全解説
スマホのサブ回線は、通信障害などの緊急時にとても役立つことから注目を集めています。
とはいえ、サブ回線に向いているサービスは限られるので、適切な通信会社を選ばなければ損になりかりねません。
サブ回線を使いたいと思っている人も「本当にサブ回線って必要?」「どのサービスがおすすめなの?」という疑問がありますよね。
そこで、当記事ではサブ回線のメリットやデメリット、おすすめ事業者を詳しく解説しました。
結論、サブ回線としておすすめできるのは3社だけです。この記事を参考に、損せず安心して使えるサブ回線を選んでくださいね!
サブ回線に向いているサービスを選ぶことが特に重要です!
サブ回線をおすすめする理由
まずはサブ回線をおすすめする理由を解説します。
有効活用できる方法を知って、より便利にサブ回線を使いましょう!
メインの通信会社で通信障害があってもつながる
サブ回線は、メインの通信会社で通信障害があってもつながります。
スマホの通信回線を提供しているのは「ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル」の4社。
たとえばauで通信障害が起きても、サブ回線がドコモなら障害の影響を受けません。
複数の通信会社が同時に障害を起こすことは極めて考えにくいので、複数の通信会社でサブ回線を持てばいざという時でも安心です!
サブ回線はメイン回線と異なる通信回線を使いましょう。
データ量を使い切ってもサブ回線で高速通信ができる
サブ回線があれば、メイン回線のデータ量がなくなっても高速通信ができます。
データチャージ(追加)は1GBあたり550円~1,100円と非常に高額なので、通信料の節約につながりますよ。
うっかり動画をたくさん見た場合やWiFiにつなぎ忘れていた場合など、データ容量が不足するケースは意外と多いですよね。
サブ回線のプランによって使えるデータ量は変わりますが、データチャージより安く使えるのでおすすめです!
格安なデータプランがあるサブ回線は特におすすめです!
サブ回線を持った方が料金が安くなる
状況によって、サブ回線を利用した方が毎月の通信料が抑えられるケースがあります。
例えば、毎月9GB使う人がUQモバイルを契約しているケースで、料金を比較してみましょう。
項目 | UQモバイルのみ | UQ+IIJmio |
---|---|---|
UQモバイルの料金 | 15GB 3,465円/月 (トクトクプラン) | 4GB 2,365円/月 (ミニミニプラン) |
IIJmioの料金 | – | 5GB 660円/月 (eSIM5ギガ) |
合計 | 3,465円 | 3,025円 |
使えるデータ量 | 15GB | 9GB |
上記のように、月間データ量が9GBならUQモバイルは3GBプランを契約し、IIJmioを組み合わせた方が400円以上安くなります。
UQモバイルは4GBプランの上は15GBプランなので、9GBしか使わない人は少しもったいないですよね。
IIJmioはデータプランの契約容量が細かく設定されているので、メイン回線を補う契約として特におすすめ。
サブ回線を組み合わせることで、毎月の料金が抑えられるケースが多いことも覚えておきましょう。
他にも、楽天モバイルのかけ放題だけ使うなどさまざまな組み合わせがありますよ。
サブ回線はおすすめできない?デメリットと注意点を解説
次に、サブ回線を使った場合のデメリットや注意点を解説します。
メリットが多いサブ回線ですが、闇雲にサービスを選ぶと損をするケースも多いです。
デメリットや特徴を理解し、事前に注意点を押さえておきましょう。
デュアルSIMかeSIM対応の機種が必要
サブ回線は2社の契約を1台のスマホで使うので、SIMカードを2枚挿入できるデュアルSIM、もしくはeSIM対応の機種が必要です。
2枚のSIMカードをその都度スマホに入れ替えるのはあまりにも面倒なので、必ず対応機種を用意しましょう。
とはいえ、2022年現在では多くのスマホがデュアルSIMやeSIMに対応しています。
iPhoneなら2017年発売のiPhoneXS/XRシリーズ以降の機種は全てeSIMが使えますよ。
- 「本体設定→WiFiとネットワーク→モバイルネットワーク」に進む
- デュアルSIM・eSIM対応機種なら「SIM1/SIM2」と表記されている
- 機種・Androidバージョンにより表記が異なる点に注意
サブ回線はメイン回線と異なる通信回線を使おう
サブ回線に緊急時の通信手段確保という役割を期待する場合、メイン回線とは違う通信会社を選びましょう。
例えば、auのサブ回線にUQモバイルやpovoを選ぶのはNG。
au・UQモバイル・povoはすべてKDDIが提供するサービスで、大元の通信回線が同じだからです。
auで障害が起きたときにはUQモバイルやpovoも使えなくなるので、メインがauならドコモ回線やソフトバンク回線の格安SIMを選びましょう。
メインとサブは別々の回線を使わなければ、障害時にどちらも使えなくなってしまいます。
利用回線の切り替え忘れに注意
サブ回線を利用して通信をする場合、利用回線の切り替え忘れに注意をしましょう。
デュアルSIMやeSIMで通信をする場合、本体の設定から「どちらの回線で通信をするか」を切り替えられます。
緊急用のサブ回線を使用し、そのままメイン回線に切り替え忘れてしまうとサブ回線のデータ量が消費され続けます。
楽天モバイルなど、利用データ量によって料金が自動で決まるプランは特に注意が必要です。
なお、電話はどちらの回線を利用していてもメイン回線の番号で受けられます。
おすすめの通信会社以外だと料金が高くなる
サブ回線として運用するサービスは、通信会社によって向き・不向きがあります。
向かないサービスを契約してしまうと、割に合わない料金が発生してしまう点に注意をしましょう。
特にahamoなどのキャリア格安プランや、格安SIMで人気のUQモバイル・ワイモバイルはサブ回線には適しません。
これらのサービスはメイン回線として優秀ですが、サブ回線で運用するには基本料金が高すぎるからです。
サービスごとに得意分野があることを理解し、サブ回線に適したサービスを選ぶことがお得に使うコツですよ。
一般的に評価が高いサービスでも、サブ回線に向くかどうかは別です。
おすすめのサブ回線は3社だけ!
最後に、特におすすめなサブ回線を3社ご紹介します。
サブ回線を選ぶときには、以下の3点が特に重要です。
- 基本月額料金が安いサービスを選ぶ
- 1GBあたりのデータ単価が安い回線を選ぶ
- メイン回線とは異なる回線を選ぶ
特に、基本料金が安いサービスはサブ回線に向いています。
緊急時の利用が前提なので、通信品質やデータ量の多さよりも維持費やトータルコストを重視して選びましょう!
基本料金が0円!万人におすすめできるpovo2.0
povo2.0はもっともおすすめできるサブ回線です。
基本料金が0円なので、サブ回線に重要な「毎月の維持費を抑える」という点で非常に優れています。
利用時には必要なデータ量を都度購入する方式なので、全く無駄がありません。
楽天モバイルの0円プランが無くなった今、基本料金が0円なのはpovoだけ。
「維持費を極力抑えつつ、緊急時にはしっかり使えるサービスがいい!」という人はぜひpovoを契約しましょう!
povoはau回線しか提供していないので、メインでau回線を使っている人は注意が必要です。
povo2.0には制約があり、契約してから180日以内またはトッピングの有効期限が切れた日から180日以内に以下のいずれかの課金が必要になります。
- 有料トッピングの購入
- 期間内の従量課金の通話料・SMS送信料の合計額が660円以上
上記の課金が無かった場合には自動で利用停止や解除される可能性があります。
povo2.0を利用したくなった人は!
povo2.0は基本料0円。店頭では申込ができないオンライン限定プランです。
eSIMなら格安のデータプランが魅力!IIJmio
IIJmioはeSIM専用のデータプランがあり、サブ回線として非常におすすめできます。
月額440円から利用できる基本料金の安さに加え、1GBあたりのデータ単価も最安値クラス。
メイン回線で少しデータが足りない場合や、意図せず速度制限になった時でも便利に使えますよ。
IIJmioは「ドコモ・au・ソフトバンク」の3キャリア対応なので、メイン回線を選ばず使える点も魅力です。
メイン回線と組み合わせて、毎月の料金を安くしたいならIIJmioがおすすめです!
IIJmioを利用したくなった人は!
IIJmioはサブ回線としての利用にもおすすめ!
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かけ放題、無制限通信が嬉しい楽天モバイル
0円プランがなくなった楽天モバイルですが、サブ回線利用でもまだまだメリットがあります。
楽天モバイルをサブ回線で使うメリットは「電話かけ放題が込み」「無制限通信が可能」という2点です。
毎月のデータ量が3GB以下なら基本料金が1,078円なので、実質かけ放題がわずか1,078円で利用可能。
他社だとかけ放題は1,800円程度のオプション料金がかかるので、毎月の費用を抑えつつ緊急時にも役立ちますよ。
また、月額3,278円で無制限通信ができるのでポケット型Wi-Fiの代わりとして運用することもできます。
0円プランがなくなったことは残念ですが、楽天モバイルはまだまだサブ回線としても有用です!
使った分に応じて料金がかかる仕組みなので、データ量の変動が多い人にもおすすめです。
楽天モバイルは独自に楽天回線を持っていますが、サービス提供エリアがドコモ・au・ソフトバンクと比べ狭いことがあり、楽天回線が届かない人向けにauのパートナー回線を一部のエリアでは利用できます。メイン回線をauにしている場合、auで障害が発生すると障害の影響が楽天モバイルの方にも発生する可能性がある点は留意しておきましょう。
楽天モバイルを利用したくなった人は!
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まとめ|サブ回線はおすすめ3社から選ぼう!
当記事では、サブ回線のメリットやおすすめ事業者について詳しく解説をしました。
結論、サブ回線には向いているサービスとそうでないサービスがあることに注意をしましょう。
2022年7月現在、サブ回線として最有力なのは「povo2.0」「IIJmio(eSIM)」「楽天モバイル」の3社です。
上記3社から自分にあった回線を選べば、維持費と利便性の両面でお得に使えますよ!
当記事の情報を参考に、あなたにぴったりなサブ回線を見つけてくださいね。
povo2.0を利用したくなった人は!
povo2.0は基本料0円。店頭では申込ができないオンライン限定プランです。
IIJmioを利用したくなった人は!
IIJmioはサブ回線としての利用にもおすすめ!
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楽天モバイルを利用したくなった人は!
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の記事執筆者。
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