ソフトバンク「ミニフィットプラン」徹底解説!料金・特徴・割引は?【2021年版】
「ミニフィットプラン」は2021年3月16日をもって4G・5G回線での新規受付の申込が終了しました。後継のプランとしては2021年3月17日から「ミニフィットプラン+(プラス)」を開始しています。
※3G回線でのミニフィットプランの加入は可能です。
2021年はスマホ料金プランは大きく変動する1年になりそうですが、ソフトバンクもその例外ではなく、2021年3月に「LINEMO(ラインモ)」「メリハリ無制限」が登場します。ただ、ソフトバンクのスマホ向けプランとしては、「メリハリプラン」「ミニフィットプラン」「スマホデビュープラン」の3プランを既に展開しています。
あまり高速データ通信をしない人向けのプランとしては「ミニフィットプラン」と「スマホデビュープラン」が該当しますが、スマホデビュープランについては利用できる人が限定されており、ミニフィットプランについては利用者の限定がありません。
今回は、ソフトバンクの「ミニフィットプラン」の特徴・料金・割引をはじめメリット・デメリットなど詳しく解説していきます。
- ミニフィットプランの4G・5Gでの新規受付終了表示反映
- 金額を税込表記に更新
- トクするサポート(新規申込終了のため削除)・トクするサポート+(トクするサポートの対象機種も対象になった)の内容を更新
現在、ソフトバンクで契約できるスマホ向けプランは以下のプランです。
通常プラン
- メリハリ無制限 ※データ無制限プラン
- ミニフィットプラン+ ※月3GBまでのデータ小容量タイプのプラン
限定プラン(申し込み対象者に何かしらの制限があるプラン)
- LINEMO(ラインモ)
※オンラインとLINE限定プラン! - スマホデビュープラン+
※ケータイからスマホへの乗り換え(または機種変更)の場合、5歳~22歳の新規契約の場合に限定して申し込み可能な月4GBまたは20GBの2つの容量から選べるプラン
いつから
ソフトバンクのミニフィットプランは2020年3月12日にサービスを開始したプランで、かつての「ミニモンスター(2020年3月11日をもって新規受付終了)」の後継にあたるプランです。
ミニフィットプランは4G・5G回線については2021年3月16日をもって新規申込受付が終了し、現在は3G回線のみ加入受付をしているプランです。
ミニフィットプランとは
「ミニフィットプラン」は、その月に使用したデータ量に応じて3段階に月額料金が変動する段階性定額の料金プランで、あまりデータを使わないライトユーザーの人に適した料金プランです。今回の新しいミニフィットプランは、スマホの他にケータイ用のプランの場合でも利用することができます。
プランのタイプとしては競合キャリアであるauの「ピタットプラン 4G LTE(新auピタットプランN)」、ドコモの「ギガライト」に近いプラン内容です。
au、ドコモの各プランでは、データ容量が0GB~7GBの範囲で使用したデータ量に応じて3~4段階で料金が変動しますが、今回のソフトバンクの「ミニフィットプラン」はデータ容量が0GB~5GBの範囲とau、ドコモの競合プランと比べ、少しデータ容量が少なくなっています。
以前のミニモンスターは5GB~50GBの4段階目の料金がありましたが非常に高額な料金が設定されていましたが、今回は4段階目の提供を無くし、利用できるデータ量の上限が大きく下がったものの上限に到達してもそれほど料金が高額にならないような形になっています。
段階性の定額プランとは
その月に使用したデータ通信量に応じて料金がいくつかの段階に変動し、使ったデータ容量の段階に相当する利用料金が請求される仕組みです
ミニフィットプランの場合はその月に使用したデータ通信量に応じて料金が3段階に変動します。
これにより毎月のデータ利用量が大きく変わるような人の場合はムダな料金を支払わずに済ませることができるようになります。
ミニフィットプランでは、月間で使えるデータの利用量は最大5GBまで。もしデータ利用量が5GBを超えた場合は速度制限がかかり最大128kbpsまで通信速度が減速します。
ドコモ・au・ソフトバンクともに共通することですが、これらの段階性定額の料金プランでは、データの使用量が少なければ少ないほど、月額料金が抑えることができます。
当然、使用したデータ量が増えると、より高額な次の段階にステップアップしますが、特定の段階までに上がらないように強制的に設定するといったことはできないため、利用の際は意識してデータを多く使わないようにしないと、いつの間にか多くのデータを使ってしまい、月額料金が高くなってしまったといったことも起こりやすくなります。
また、ミニフィットプランはスマホ利用に必要な要素のうち端末本体代金以外ものをカバーしています。
- 基本プラン:基本プラン(音声)
※通話にかかる料金 - データ定額サービス:データプランミニフィット
※データの通信にかかる料金
(かつてはウェブ使用料というものもありましたが、最近のプランではデータ通信料に含めてしまったようです) - 端末本体代金:プランに含まれていない
ここで「データプランミニフィット」という単語が登場…「ミニフィットプラン」とは違うものなのか?
「ミニフィットプラン」と「データプランミニフィット」との関係性
名称が全然違うので別物に見えますが、これらは密接な関係があります。「ミニフィットプラン」は基本プラン+データ定額サービスの2つを合わせたものですが、「データプランミニフィット」はデータ定額サービスの範囲までを対象としています。それぞれの関係性を表にすると以下のような形になります。
基本プラン | ミニフィットプラン | 基本プラン(音声) |
---|---|---|
データ定額サービス | データプランミニフィット | |
端末本体代金 | プランに含まれていない |
料金
ソフトバンクの「ミニフィットプラン」の料金ですが、基本プランとデータ定額サービスを合わせたベースとなる月額料金としては1ヶ月に使えるデータ容量は5GBを上限して、その月に利用したデータ容量に応じて4,378円~8,228円(税込)が定価になります。
上記の料金とは別にオプション料金やキャンペーン・割引などで最終的な月額料金が上下します。
●ミニフィットプランのベースとなる月額利用料金(税込)
※データ通信料(データプランミニフィット)にあたる料金
基本プラン | 基本プラン(音声) 1,078円 |
---|---|
データ定額サービス | データプランミニフィット 1GBまで:3,300円 2GBまで:5,500円 5GBまで:7,150円 |
合計 | 1GBまで:4,378円~ 2GBまで:6,578円~ 5GBまで:8,228円~ |
5Gにも対応したプラン
ミニフィットプランは標準では4G LTEのプランですが、5Gに対応した機種を利用した場合は「5G基本料」のオプションを付けることで5Gの回線を利用することができるプランになっています。
「5G基本料」は5Gサービスの開始当時は月額1,100円(税込)のオプションサービスでしたが、ミニフィットプランの場合の「5G基本料」は2020年9月16日以降は無料になり、4Gスマホでも5Gスマホでも同一料金です。
5G対応の機種を利用する場合には必ず「5G基本料」が付いてきます。機種は5G対応で4G LTEの回線だけで良いと考えていても、「5G基本料」を外すこともできない点には注意しましょう。
5G対応の機種を利用の場合 | ※「5G基本料」は付いている |
---|---|
5G未対応の機種を利用の場合 | 5Gサービスは利用できないので加算なし |
↓ソフトバンクの5G対象エリアを確認したい人は
ソフトバンク公式:サービスエリアマップ
5Gサービスが始まってからまだ期間もそれほど経っていないこともあり、2021年2月時点ではほとんどのエリアで5G回線は利用できません。
契約期間の縛りは無し
かつての主力プランについては2年間の契約期間の縛りがありましたが、ソフトバンクのミニフィットプランは契約期間の縛りはなく、解約などで生じる契約解除料が発生しません。必要な期間利用し、不要になったらいつでも解約ができます。
※契約時の契約事務手数料やMNPで他社に転出する際のMNP転出料(2021年春に無料化予定)は必要になります。
税抜月額1980円の正体
ソフトバンク公式サイト「ミニフィットプラン」のページに書かれている「1,980円」。(税抜き価格です!)
これは特定の条件に当てはまれば実現できる料金で、最小限の料金プランを選択し、様々な割引キャンペーンを適用させ、半年間だけの期間限定で実現できる価格になっています。
ミニフィットプランを利用して月額1,980円(税抜)になる条件を簡単にまとめると以下の通りで、難易度が高いです。(税込だと2,178円)
- 通話のタイプは従量課金型(国内通話なら30秒につき税込22円発生)の「基本プラン(音声)」を選択。
※通話やSMS送信は一切しない - 最初の半年間だけ(「半年おトク割」を適用)
- ソフトバンク指定のブロードバンド回線も契約し、「おうち割光セット」を適用する
- 月間で使用するデータ容量は1GB以下に抑える
「基本プラン(音声)」の通話タイプを選択
「ミニフィットプラン」の通話タイプは標準の「基本プラン(音声)」のほかに、通話オプションの「準定額オプション+・定額オプション+」の合計3種類から選ぶことができます。
ただし、選択したタイプによりベースとなる月額の基本使用料金が変わります。
税抜月額1,980円にするためには一番基本料金が安くなる「基本プラン(音声)」を選択する必要があります。
●選べる3つの通話タイプ
※税込
通話タイプ | 内容 |
---|---|
基本プラン(音声) & 定額オプション+ 月額:3,058円(1,078円+1,980円) | 24時間いつでも国内通話し放題 |
基本プラン(音声) & 準定額オプション+ 月額:1,958円(1,078円+880円) | 1回5分以内の国内通話し放題 (1回5分以上は30秒につき22円) |
基本プラン(音声) ※標準の通話タイプ 月額:1,078円 | 通話時間に応じた従量制 (国内通話の場合、30秒につき22円) |
ただし、「定額オプション+」、「準定額オプション+」の無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話や0570番号などの有料電話サービスへの通話は対象外になります。
逆に「基本プラン(音声)」、「準定額オプション+」の国内通話の30秒につき22円になる対象でも、家族間(家族割引適用者)の国内通話に関しては24時間無料になります。
通話オプションである「準定額オプション+」「定額オプション+」を利用している場合は以下の4つの有料オプションサービスが月額料金の範囲内で利用できるようになっています。
- 留守番電話プラス
- 割込通話
- グループ通話
- 一定額ストップサービス
※標準の「基本プラン(音声)」だけの場合はこれらのオプションは付いていません。
ミニフィットプランで利用できる通話オプションは4つの有料オプションが標準で組み込まれている代償として、かつてのミニモンスターで利用できた通話オプション「準定額オプション」「定額オプション」の料金と比べると月額で330円(税込)高くなっています。
半年おトク割で毎月1,100円割引(半年間適用)
半年おトク割は「ミニフィットプラン」または「メリハリプラン」などの加入者を対象とした割引キャンペーンです。
機種変更・新規契約・MNPで「データプランミニフィット」または「データプランメリハリ」に加入で、過去に「半年おトク割」や「1年おトク割」の特典を受けていない場合に割引が適用されます。2カ月目から半年間のみ月額1,100円の割引となります。
※USIM単体契約の場合も上記条件を満たしていれば半年おトク割の割引対象になります。
ミニフィットプラン、メリハリプランなどの利用者であれば基本的に全ての方から受けられる特典になるはずですが、割引期間は半年間なので、半年を過ぎると料金が高くなります。
「半年おトク割」は最初の半年間はお試し期間の割引ととらえておくと良いかもしれません。
かつてのミニモンスターでは1年間割引期間が継続する「1年おトク割」が利用できましたが今回のメリハリプランでは「半年おトク割」と割引期間が半減しています。
ただ、ライバルとなるドコモやauの同様の割引も現在は半年間の割引になっているため、ソフトバンクも他社の水準に合わせてしまったのだと思います。
料金プランの落とし穴
ソフトバンクの「ミニフィットプラン」は段階性料金で使ったデータ容量に応じた無駄のない料金プランでメリットが多そうに見えますが、加入前に知っておいてほしい点がいくつかあります。
適用に条件があり、一部の人は割引が適用されないことがある内容です。
「おうち割光セット」を適用している
ミニフィットプランの月額1,980円(税抜)の内訳には、スマホのほかに、自宅のブロードバンド回線(Softbank光、Softbank Airなど)とのセットで利用することで適用できる「おうち割光セット」の割引が入った料金で表現されています。
ソフトバンクは「おうち割光セット」適用後の料金を通常料金のように表示することがよくあるので、注意してください。
「半年おトク割」と異なり、割引期間は2カ月目以降から永年または2年間と長期の期間で割引が適用されますが、ソフトバンク指定のブロードバンド回線を同時に利用しない場合は「おうち割光セット」の割引がなくなるため、月額料金が1,100円(税込)高くなります。
対象固定通信サービス | 割引金額 (税込) | 割引期間 |
---|---|---|
SoftBank光 (ファミリー・ライト含む) | 1,100円引き | 永年 |
SoftBank Air | ||
Yahoo! BB ADSL | ||
SoftBankブロードバンド ADSL (エンジョイBB) | ||
ケーブルライン | ||
ひかりdeトークS (ケーブルライン) | ||
NURO 光 でんわ (ケーブルライン) | ||
Yahoo! BB 光シティ | ||
ホワイトBB ※2019年2月28日で新規申込受付終了 | 2年間 | |
Yahoo! BB バリュープラン |
多くの人はSoftBank光またはSoftBank Airを選択する形になるかと思います。
「結局それぞれのプランや割引を適用すると料金はいくらになるの?」
と思っている人もいそうなので、各プランごとに料金や割引がどのように変わっていくのかまとめてみました。
毎月の料金例と割引の推移
ミニフィットプランを利用した場合の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移をシミュレーションしてみました。
(機種を購入した場合の機種代と(わずか数円の)ユニバーサルサービス料は含んでいません)
契約した初月
ミニフィットプランを契約した最初の月は、「半年おトク割」と「おうち割光セット」の割引がまだ適用されません(2カ月目から適用されるため)。
以下の料金を日割計算した金額と別に契約事務手数料3,300円(税込)が加算されます。
既にソフトバンクユーザーで新規契約・機種変更・MNPを伴わない料金プランのみ変更する場合は、契約事務手数料はかかりません。
●通話タイプ「基本プラン(音声)」(国内通話は30秒につき22円)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
合計 | 4,378円の 日割計算 | 6,578円の 日割計算 | 8,228円の 日割計算 |
※最低利用料金は1GBまでのデータ利用で4,378円(税込)~の日割計算 + 契約事務手数料
●通話タイプ「準定額オプション+」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
準定額オプション+ | 880円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
合計 | 5,258円の 日割計算 | 7,458円の 日割計算 | 9,108円の 日割計算 |
※最低利用料金は1GBまでのデータ利用で5,258円(税込)~の日割計算 + 契約事務手数料
●通話タイプ「定額オプション+」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
定額オプション+ | 1,980円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
合計 | 6,358円の 日割計算 | 8,558円の 日割計算 | 10,208円の 日割計算 |
※最低利用料金は1GBまでのデータ利用で6,358円(税込)~の日割計算 + 契約事務手数料
2カ月目~7カ月目
契約の2カ月目から「半年おトク割」「おうち割光セット」の割引が始まります。
●通話タイプ「基本プラン(音声)」(国内通話は30秒につき22円)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
半年おトク割 (半年間) | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットなし) | 3,278円 | 5,478円 | 7,128円 |
おうち割光セット | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットあり) | 2,178円 | 4,378円 | 6,028円 |
※全割引を適用した場合で1GBまでのデータ利用で2,178円(税込)~。
●通話タイプ「準定額オプション+」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
準定額オプション+ | 880円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
半年おトク割 (半年間) | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットなし) | 4,158円 | 6,358円 | 8,008円 |
おうち割光セット | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットあり) | 3,058円 | 5,258円 | 6,908円 |
※全割引を適用した場合で1GBまでのデータ利用で3,058円(税込)~。
●通話タイプ「定額オプション+」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
定額オプション+ | 1,980円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
半年おトク割 (半年間) | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットなし) | 5,258円 | 7,458円 | 9,108円 |
おうち割光セット | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットあり) | 4,158円 | 6,358円 | 8,008円 |
※全割引を適用した場合で1GBまでのデータ利用で4,158円(税込)~。
8カ月目以降
8カ月目以降は「半年おトク割」の割引期間が終了。
そのため、1,100円(税込)料金が高くなります。
●通話タイプ「基本プラン(音声)」(国内通話は30秒につき22円)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 4,378円 | 6,578円 | 8,228円 |
おうち割光セット | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットあり) | 3,278円 | 5,478円 | 7,128円 |
※全割引を適用した場合で1GBまでのデータ利用で3,278円(税込)~。
●通話タイプ「準定額オプション+」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
準定額オプション+ | 880円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 5,258円 | 7,458円 | 9,108円 |
おうち割光セット | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットあり) | 4,158円 | 6,358円 | 8,008円 |
※全割引を適用した場合で1GBまでのデータ利用で4,158円(税込)~。
●通話タイプ「定額オプション+」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税込・1人あたりの料金
データ使用量 | ~1GB (1段階目) | ~2GB (2段階目) | ~5GB (3段階目) |
---|---|---|---|
基本プラン(音声) | 1,078円 | ||
定額オプション+ | 1,980円 | ||
データプランミニフィット | 3,300円 | 5,500円 | 7,150円 |
合計 (おうち割光セットなし) | 6,358円 | 8,558円 | 10,208円 |
おうち割光セット | -1,100円 | ||
合計 (おうち割光セットあり) | 5,258円 | 7,458円 | 9,108円 |
※全割引を適用した場合で1GBまでのデータ利用で5,258円(税込)~。
「基本プラン(音声)」と「準定額オプション+」の月額料金の差額は880円(税込)ですが、これを通話時間に換算すると20分なのでこの時間を基準にどちらのタイプを選択するか考えると良いです。
1回5分以上の通話を多くする(1回5分を超過した時間で合計25分以上の通話をする)場合には「準定額オプション+」ではなく「定額オプション+」を選択すると良いです。
※おうち割光セットで2年間で割引が終わってしまうブロードバンド回線で契約している場合は、26ヶ月目以降は割引が消滅するため、1,100円料金が高くなります。
旧ミニモンスターとの違い
2020年3月11日で新規受付を終了したミニモンスターと後継のミニフィットプランではいくつか違いがあります。違いをまとめると以下のようなものがあります。
●ミニフィットプランとミニモンスターとの主な違い
※税込価格
ミニフィットプラン | ミニモンスター ※2020/3/11で新規申込受付が終了 | |
---|---|---|
データ通信料が違う | データプランミニフィット 1GBまで:3,300円 2GBまで:5,500円 5GBまで:7,150円 ※料金の高い4段階目が無くなった | データプランミニ 1GBまで:3,300円 2GBまで:5,500円 5GBまで:7,150円 50GBまで:8,250円 ※料金が高い4段階目があった |
通話オプションが違う | 準定額オプション+:880円 定額オプション+:1,980円 ※4種類の有料オプションが標準で付いている | 準定額オプション:550円 定額オプション:1,650円 ※4種類の有料オプションは付いていない |
5G回線の利用 | ・5G対応の機種 ・5G基本料(※無料) が必要 | 5Gは利用できない |
期間限定割引の有無 | 半年おトク割 半年間月額1,100円引き | 1年おトク割 1年間月額1,100円引き |
ミニフィットプランでは契約後半年分の月額1,100円の割引がなくなり、通話オプションを付けた場合の月額料金が330円高くなっている点があり、金額面ではミニモンスターより少し高くなりました。
その他の点(基本プラン(音声)、みんな家族割+、おうち割光セットなど)については、どちらのプランも同じで変わっていません。
ミニフィットプラン以外の選択肢
ミニフィットプランの比較対象として旧プランのミニモンスターを紹介しましたが、ほかにも料金プランはもちろんあります。
LINEMO(ラインモ)
現在ミニフィットプラン利用を検討している人は2021年3月17日以降でオンライン専用プランでも大丈夫な人であれば、LINEMOの利用がベストです。
LINEMOは月20GBまで、LINE関連のデータ通信はカウントフリー、5Gにも対応で割引はないものの税抜月額2,480円。(税込だと2,728円)
その代わりに各種手続き、サポートなどはすべてオンラインのみの対応で店頭・電話では一切対応を受けられない、ソフトバンクのキャリアメールが使えないなどのデメリットはあるプランですが、コストパフォーマンスは非常に良いプランです。
(似たようなサポート体制のMVNOでも大丈夫といった玄人向けのプランではあります)
ミニフィットプランで価格面で勝てる条件としては、月1GBまでのデータ利用かつすべての割引を適用させた状態で最初の半年間のみ。。。
半年以降は割引全適用かつミニマムな構成で同額が限界という状況に。
メリハリ無制限
オンライン限定だと厳しい、店頭や電話でもサポートを受けたい人(LINEMO以外のプランが良い)で、3GB以上のデータを利用する人であればメリハリ無制限を利用するのがベストです。(さらに家族複数台でさらに月額料金が下がります)
メリハリ無制限は2021年3月17日に開始したプランです。
3GB以上のデータを使う人でLINEMOの利用が難しい人はこのメリハリ無制限を利用するのがベストですが、家族複数台の契約回線数次第では2GB以上の利用でもメリハリ無制限の方が安くなります。
メリット
ミニフィットプランにするメリットは以下の場合に料金が割安になるなどの点があります。
- ソフトバンクショップ(店頭)やソフトバンクカスタマーサポート(電話)でのサポートが必要な人
※オンライン限定での対応で良い人はLINEMOがおススメ - 毎月のデータ利用量が1GB未満で継続的に利用する場合、料金を抑えることが可能。
※ただし、ケータイからスマホに乗り換え・機種変更する場合や5歳から15歳の人が新規契約をする場合には「スマホデビュープラン」を選択するとミニフィットプランより得をします。
ミニフィットプランに適している人は、実はあまり多くありません。
デメリット
ミニフィットプランにするデメリットはそれほど大きなものはありませんがあえて挙げるとすると以下のものがあります。
- 毎月のデータ利用量が1GB以上になる場合は割高になる
※オンライン限定プランのLINEMO(ラインモ)やミニフィットプランで利用できない家族割を適用した「メリハリ無制限(2GB~3GB以上)」の方が得になってきます。 - 余ったデータ容量の翌月繰り越しができない
※段階性料金タイプの宿命ですが、ミニフィットプランではデータ量の翌月持ち越しができません。 - テザリングでの利用には550円の料金が別途必要
※最近のドコモやauのプランではテザリング料金は無料のプランが多いなか、ミニフィットプランでテザリングを利用するためには別途テザリングオプション(月額550円)への加入が必要で、無料ではありません。 - 旧プランからのプラン変更で割引特典が終了するものがある(月月割などの一部割引サービスを利用している場合は、割引適用が終了してからプラン変更をすべき)
端末購入サポートサービスの紹介
ここまでは、ミニフィットプランの内容を解説していきましたが、これらの料金やキャンペーンには端末代金のことは含まれていません。
ソフトバンクで端末を購入した場合は、当然ですが端末代金分がプラスされることになります。
ソフトバンクだけの話ではありませんが、総務省がスマホ料金が高いということで介入し、2019年10月から施行される改正電気通信事業法の影響で、分離プランが義務化されました。
以前であれば、回線と端末代をセットにすることで、端末代金の大幅値引きもできましたが、法改正で端末代金の大幅な値引きができなくなり、その影響で端末代が高くなっています。
以前と比べ、端末代金が高くなっているものの、端末代金を安くする方法はあります。
トクするサポート+
「トクするサポート+」を利用します。トクするサポート+は2つの特典のどちらかを選択する形になっています。
当初は2020年3月26日以降に発売の機種が「トクするサポート+」の対象機種でしたが、2020年3月25以前の発売機種が対象だった「トクするサポート」が2021年1月20日で新規加入受付を終了し、「トクするサポート」の対象機種も「トクするサポート+」の対象機種として組み込まれています。
- 特典A:最大24回分の端末代金の残金支払いの免除(返却&買い替えの場合)
- 特典B:下取り時点でのPayPayボーナスの付与(返却のみの場合)
※特典Bは残金支払免除にはなりません。
特典Aについてはかつての「半額サポート(現在は新規受付終了)」に似た感じの端末購入サポートサービスになります。
48回の割賦契約でソフトバンクの機種を購入し、(多くの人が利用するであろう特典Aの場合)後日、次のソフトバンクの機種を購入する際に、旧機種の回収が必要になりますが、25カ月目以降に機種変更をすると、以降の残割賦代金の支払いがなくなります。つまり25カ月目に機種変更する場合、48回中24回分の支払いのみで済む形になります。(実質半額で端末を利用することができるようになります)
ただし、25カ月目以降に機種変更せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、割引効果が落ちてくる(場合によっては無くなる)ということになります。
SIMロックを解除しない限りはソフトバンク系以外の携帯会社を利用している人は端末が利用できませんが、端末代金の支払い方法をクレジットカード払いにすれば、ソフトバンクショップでSIMロック解除の手続きが可能です。(ただし、SIMロック解除の手数料3,300円(税込)がかかります)
また、旧機種は回収されてしまうため、現在、ソフトバンクを利用している人の場合、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。
ただし、高額な新しい機種でも、安い古い機種でも最大半額近い金額が免除となるので、割引金額を最大限増やしたい場合は、最新の高額機種に2年おきに機種変更する方には割引の恩恵を受けられるプログラムではあります。
●特典A適用後の実質的な端末代(税込)
※2021年3月19日時点。
iPhone12 64GB | iPhone SE 64GB ※第2世代 | |
---|---|---|
定価 | 110,880円 | 57,600円 |
トクするサポート+を利用 | 55,440円 | 28,800円 |
※「トクするサポート+」は25カ月目に端末をソフトバンクに返却&次の機種をソフトバンクで購入した場合
トクするサポート+についても2年周期で機種変更する人に適した購入サポートサービスです。(プログラム料も特に必要ないので最大で実質半額に)
返却が必要になるので、言い換えるとレンタルプランみたいな感じで捉えておくとイメージしやすいかもしれません。
ただし、トクするサポート+の対象となる機種の本体価格の定価はドコモ・auの同一機種の定価と比べるとやや高い価格設定になっている傾向があります。
トクするサポート+の適用条件には以下の条件を満たす必要があります。
- 48回割賦(48回の分割払い)でソフトバンクの対象機種を購入すること
- 購入時点でトクするサポート+を申し込むこと
(後日、トクするサポート+への加入はできません) - ソフトバンク回線の利用契約は条件に含まれないので料金プランは他の携帯会社でも問題ない
※ただし、SIMロックの問題があるので、ほかの携帯会社を利用している場合はSIMロックを解除する必要がある。
トクするサポート+の特典利用には以下の条件を満たす必要があります。
- 【特典Aのみ】25ヶ月目~48ヶ月目での対象のソフトバンクの機種を購入する
※13ヶ月目から24ヶ月目で返却&購入の場合は24回分の端末代金を支払うことで特典利用が可能。 - 【特典Bのみ】トクするサポート+加入時に購入した機種の端末代金の全額支払っていること
※ポイント付与で支払い免除ではないため、端末代金は残金を一括払いなどで完済させる必要があります。 - 【特典A・B共通】トクするサポート+加入時に購入した機種をソフトバンクに回収、査定完了させること
※特典Aを適用する場合は次の機種を購入した翌月末までにソフトバンクに回収・査定を完了させる必要がある。
※特典Bを適用する場合は13ヶ月目以降の返却で特典利用が可能。
※IMEIが確認できること(スマホの「設定」>「システム」>「端末情報」などでIMEIが確認できます)
※回収端末が故障機の場合は最大22,000円(不課税)特典金額が減額か特典が利用できなくなります。ただし、あんしん保証パックなどの保証オプションに加入している場合は機種により金額が変わりますが3,740円~12,980円(不課税)の減額で済みます。 - 【特典A・B共通】プログラムの解除や料金の支払いを怠っていないこと
以下のような場合で特典Aを利用しようとした場合には、追加費用の負担ではなく、回収自体ができなくなり、条件Bより厳しくなっています。(特典B適用の場合は減額対象になる)
- ガラス・筐体が破損している
※ガラス部分や筐体にヒビ割れがある
※カメラまたはボタン部分に破損/欠陥がある - 液晶表示が異常/タッチパネルが動作不良
※液晶に液漏れ、焼き付きがある
※タッチパネルの操作ができない
※縦線、横線がある
※画面が暗く、文字が読めない - 筐体が変形している
まとめ
今回は、データをあまり使わない人向けのミニフィットプランについてプラン解説を行いました。ミニフィットプランは従来のミニモンスターを継承しているプランで、現在スマホを利用している人で毎月1GB以下のデータ量に収まる人に向いているプランですが、LINEMOなどのコストパフォーマンスの高い代わりのプランもあります。
「ミニフィットプラン」の「税抜1,980円」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容です。
↓ミニフィットプランについて詳しくは
ソフトバンク公式:ミニフィットプラン
いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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