【2024年】格安スマホプランの料金はどこが安い?最新の格安SIMプラン10社比較

キャリア/携帯会社格安SIM比較

格安スマホプランの料金はどこが安い?最安の格安SIMプラン10社比較

日本国内の主要な携帯会社といえば、ドコモ・au・ソフトバンクが挙げられ、多くのユーザーはこの3社のプランを利用しています。ただ、近年の物価高の影響もあり、毎月のスマホ・携帯料金の負担が重いと感じている人も多いのではないでしょうか?

そこでスマホ・携帯料金を下げる手段として格安スマホ・格安SIMの利用への乗り換えがあります。極端な例で利用プランによって異なりますが、毎月1回線1万円以上のスマホ料金を支払っていた人が格安スマホ・格安SIMに乗り換えることで毎月半額以下に抑えられた人もいます。毎月5000円減せれば、1年間で6万円の費用削減で、コスト削減は非常に大きいです。

本記事では、良い格安スマホ・格安SIMの特徴おすすめ格安スマホ・格安SIMをご紹介します。最新の格安SIMプランを徹底比較し、あらゆる角度から格安スマホプランを見ていきます。

この記事を読むことで、自分に最適な格安スマホプランを見つけるためのヒントを得ることができます。

読む時間の無い人向けにおススメの格安スマホプランを簡潔にまとめると…
この記事の目次

格安スマホ・格安SIMとは

ドコモ・au・ソフトバンクといった大手3大キャリアで出している高価格なスマホプランと比べて比較的安価で利用できるスマホプランを指します。

最大の特徴は、その名の通り「格安」であること。大手キャリアの料金プランと比較して、月々の通信料金を大幅に抑えることができます。ただし、サービス内容や通信品質には違いがあるため、自分のニーズに合ったプランを選択が重要です。

格安スマホはスマホ端末自体を指す場合もある

格安スマホは機能・性能が抑えられているが価格を安く抑えられているエントリー型のスマホ端末自体を指す場合もあります。この記事ではスマホ端末ではなく、格安スマホプランについて解説しています。

SIMは「SIM(シム)」「SIMカード(シムカード)」などと呼ばれるものですが、これはスマートフォンの中に挿入されている小さく薄いICカードで、正式名称は「Subscriber Identity Module (Card)」といい、加入者を特定するためのID番号が記録されたもの(カード) です。

スマホ回線で通話やデータ通信を行うためにはこのSIMがなければ、携帯会社の回線を使った通話や通信(4G・5Gなど)は行うことができません。

これは大手キャリアのスマホプランでも、格安スマホのプランでも同じで、「格安スマホプランのSIM=格安SIM」となり「格安スマホ」と「格安SIM」は実質的には同義のものと見ても大丈夫です。

格安スマホ・格安SIMはどのようなプランか

一般的に大手3大キャリアの店頭で契約できるプラン以外の月額料金が安いプランを格安スマホ・格安SIMとして見なされています。

具体的には以下のようなプランが格安スマホ・格安SIMに該当します。

  • MVNOの各種プラン:mineo、IIJmioなど
  • 大手3大キャリアのオンライン限定プラン:ahamo、povo、LINEMO
  • au・ソフトバンクのサブブランド:UQモバイル・ワイモバイル
  • 楽天モバイルのプラン

乗り換え先に良い格安スマホ・格安SIMの特徴

実際に格安スマホプラン・格安SIMに乗り換えや新規契約をする際、以下の特徴を持つサービスを選ぶことで、より高い満足度が期待できます。

  • 月額料金が安い
  • 通話料金も安い
  • 通信速度が安定している
  • 安くスマホ端末を購入できる
  • 店頭サポートを受けられる
先生

すべての条件を満たす携帯会社は少ないですが、自身が求める条件を満たすところを利用すると良いでしょう

月額料金が安い

格安スマホ・格安SIMの最大の魅力は、何と言っても月額料金の安さにあります。大手キャリアのプランと比較して、半額以下の料金設定のプランも少なくありません。

特に、「データ通信量が少ない場合」や、「通話をあまり必要としない場合」は、非常に安価なプランを選択することができます。

格安スマホ・格安SIMのプランの中には、月々1,000円以下で利用できるプランも存在し、最小限の通信環境があれば十分といった人の場合はこうしたプランを選択することで、大幅な通信費の節約が可能になります。ただし、料金の安さだけでなく、自分の利用パターンに合ったデータ通信量や通話オプションが含まれているかどうかも確認しましょう。

通話料金も安い

格安スマホ・格安SIMの中には、通話料金も割安に設定されているものがあります。従来の大手キャリアでは、かけ放題の通話オプションを付けない場合は、30秒あたり22円の従量課金の通話料金が一般的ですが、格安SIMでは30秒につき10円前後に設定されているケースも珍しくありません。

先生

通話料が安くなる条件として専用の通話アプリでの通話でのみ安くなる会社も一部あります。

さらに、格安SIMも大手キャリアのようなかけ放題オプションを提供しているサービスも多く、頻繁に通話する必要がある場合はこうしたオプションを活用することで、通話料金を固定化し、想定外の出費にならないように通信費を抑えることができます。

先生

楽天モバイルのRakuten最強プランであれば、専用の通話アプリからの通話に限定されますが、国内通話24時間かけ放題が標準といったプランもあります。

通信速度が安定している

多くの格安スマホ・格安SIMはMVNO事業者で、大手キャリアの回線を借りてサービス提供されているため、基本的な通信エリアは大手キャリアと変わりません。しかし、通信速度に関しては、事業者ごとによって割り当てられている回線に違いがあるため、事業者によって通信の品質の差があります

安定した通信速度を提供しているサービスを選ぶことで、快適なインターネット利用が可能になります。特に、動画視聴やオンラインゲームなど、大容量のデータ通信を必要とする場合は、通信速度の安定性は重要な選択基準となってきます。

先生

高速道路に例えると、大手キャリアでは5車線、MVNOでは1~3車線(事業者により異なる)といった感じで、通信量の少ない時間帯では非常に快適な高速データ通信が可能ですが、混雑する時間帯になるとMVNOでは渋滞が生じ、通信速度が安定しないといった現象が発生する可能性があります。(格安スマホ・格安SIMのデメリットの1つです)

安くスマホ端末を購入できる

携帯会社を乗り換える際に、使用しているスマートフォン端末も新機種に機種変更したい人も結構いると思います。

格安スマホ・格安SIMサービスでは端末が安く購入できるところは少なめですが、スマートフォン端末も割引で安く購入できるキャンペーンを展開している事業者も一部あります

特に、他社からのMNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用して乗り換える場合、端末代金の割引やキャッシュバックやポイント還元などの特典が付くこともあるため、新機種購入を検討している人は乗り換え先の検討の1つとして考えても良いでしょう。

店頭サポートを受けられる

格安スマホ・格安SIMの多くは、サポートはオンラインというところが多いのですが、一部の事業者は実店舗でのサポートを提供しています。

あまりスマートフォンに詳しくない人で、自身で手続きや設定などが困難で、店頭(スタッフ)によるサポートが無いと厳しいという方は、全国に店舗があり、店頭サポートを受けられる事業者を選択すると良いでしょう。

おすすめ格安スマホプラン・格安SIM

おすすめ

ここからはおすすめできる格安スマホプラン・格安SIMの事業者を紹介していきます。

各事業者ごとに以下のポイントの評価も加えた内容で分かりやすくご紹介してきます。

  • 月額基本料金
  • データ容量
  • データタイプ(通話のみ向け・小容量向け・中容量向け・大容量向け)
  • 通話料金
  • 通信品質
  • 店頭サポートの有無
  • 家族割(複数回線割引)の有無
  • 端末代を安く購入できる

※小容量(3GB未満)・中容量(10GB前後)・大容量(30GB以上)で評価しています。

おすすめ格安スマホプラン・格安SIMの簡易比較表

事業者名月額料金データ容量通信のみ
向け
小容量
向け
中容量
向け
大容量
向け
通話料金通話品質通信速度店頭
サポート
家族割
の有無
端末代
割引
補足事項
①楽天モバイル
「Rakuten最強プラン」
・~3GB:1,078円
・~20GB:2,178円
・無制限:3,278円
※3段階制
無制限・通信速度が速い
・データ無制限では唯一のプラン
②ドコモ
「ahamo」
・30GB:2,970円
・110GB:4,950円
20GB・100GB×××・ドコモのオンライン限定プラン
・ahamo利用者のみ申込・利用が可能な光回線サービスがある
③mineo
「マイそく」
・最大3Mbps:2,200円
・最大1.5Mbps:990円
・最大300kbps:660円
・最大32kbps:250円
無制限△~××通信速度を抑える代わりに安い
④TONEモバイル1,100円無制限
※動画は1GBまで
××・ドコモのエコノミーMVNO
・Android端末:使用可能端末が限定
・iPhone端末:SIMのみ契約になる
⑤ワイモバイル
「シンプル2」
・4GB:2,365円
・20GB:4,015円
・30GB:5,115円
4GB・20GB・30GB××家族割or固定回線とのセット割で大幅な割引
⑥UQモバイル
「トクトクプラン」
「コミコミプラン+」
「ミニミニプラン」
・4GB:2,365円
・15GB:3,465円
・33GB:3,278円
4GB・15GB・33GB×△(4GB・15GB)
○(20GB)
(4GB・15GBは)家族割or固定回線とのセット割で大幅な割引
⑦au
「povo2.0」
0GB:0円
※データは別途購入
データは別途購入×××・auのオンライン限定プラン
・月額0円で利用できる唯一のプラン
※時々トッピング購入は必要
⑧ソフトバンク
「LINEMOベストプラン」
・10GB:2,090円
・30GB:2,970円
10GB・30GB△(10GB)
○(30GB)
×××・ソフトバンクのオンライン限定プラン
・LINE関連のデータ通信はデータ消費カウントなし
⑨IIJmio
「ギガプラン」
・2GB:850円
・5GB:990円
・10GB:1,500円
・30GB:2,700円
※プラン一例(他の容量プランもあり)
3GB~50GBまで
計8タイプ
××IIJmio光とのセット割あり
⑩HISモバイル
「自由自在2.0プラン」
・1GB:550円(100MB未満の月280円)
・3GB:770円
・7GB:990円
・10GB:1,340円
・20GB:2,090円
・30GB:2,970円
1GB~30GB×××データを使わないなら月額280円で利用可能

①楽天モバイル「Rakuten最強プラン」

Rakuten最強プラン
出典:楽天モバイル(https://network.mobile.rakuten.co.jp/)

「Rakuten最強プラン」は楽天モバイルが提供するスマホプランです。最大の特徴高速データ通信が無制限で利用できる点です。月額料金が3000円台で高速データ通信が無制限でできるのは他の事業者にはないプランです。料金体系はその月に使用したデータ量に応じて3段階に変わるので、データを使う人にも使わない人にもリーズナブルなスマホプランになっています。

Rakuten最強プランはこのような人におすすめ

  • 月額料金が安く、高速データ通信でデータ無制限で利用したい人はこのプラン一択
    ※様々なタイプのユーザーにとってもリーズナブルな料金(中容量以上のデータ量を使うならお得)
  • 通話もよくする人
  • 店頭での申し込みや手続きのサポートを受けたい人
  • 乗り換えや新規契約と同時にスマホ端末購入も考えている人
  • 楽天ポイントをよく利用する方
先生

格安スマホ・格安SIMでどこにしようか判断がつかない、悩む人は、楽天モバイルを選択すると概ね満足できると思います。
(特にデータ量を多く使う人ほど、月額料金の安さを実感しやすいです)

月額料金・~3GB:1,078円
・~20GB:2,178円
・無制限:3,278円
※その月に利用したデータ量に応じた3段階制料金
データ容量データ無制限
※海外(70以上の国と地域)は月2GBまで
通話のみ向け△:1,078円
小容量向け(3GB)○:1,078円
中容量向け(10GB)◎:2,178円
大容量向け(30GB)◎:3,278円
※データ無制限で利用可能
国内通話料金◎:専用アプリ「Rakuten Link」を使用した通話は無料
※通常の通話アプリの場合は30秒につき22円
通信品質○:楽天回線(独自回線)&パートナー回線(au回線)を提供
通信速度○:楽天回線(独自回線)&パートナー回線(au回線)を提供
店頭サポート○:全国の楽天モバイルショップなどで申込やサポートが受けられる
家族割の有無○:最強家族プログラムで家族全員月額100円(税抜)引き
端末代割引○:キャンペーンや買い替え超トクプログラムの利用で割引やポイント還元
その他の特徴・月額料金が安く、高速データ通信でデータ無制限で利用できるのはこのプラン一択
・楽天ポイントの還元率が高くなる

通話に関しても専用アプリのRakuten Linkを使用した通話であれば、有料の通話オプションを付けなくても24時間いつでもかけ放題になる点も大きなメリットです。

また、大手キャリアのプランのような家族割や割引キャンペーン、ポイント還元などもあり、店頭での申し込み・サポートを受けられるのも楽天モバイルの強みです。

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②ドコモ「ahamo」

ahamo(アハモ)
出典:ahamo(https://ahamo.com/)

「ahamo(アハモ)」はドコモが提供するオンライン限定のスマホプランです。au・ソフトバンクのオンライン限定プランと比較すると中~大容量タイプのスマホプランを提供しています。

回線はドコモ自体が提供しているため、通信の品質はMVNOより高品質で安定した通信環境で利用できます。

ドコモのプランですが、オンライン限定プランということもあり、店頭での直接的な申し込みやサポートは受けられない代わりに月額料金が安く利用できるプランになっています。

ahamoはこのような人におすすめ

  • 中容量~大容量のデータ通信の利用で月額料金を抑えたい人
  • 通信品質は3大キャリア並みに安定した品質を求める人
  • 通話もある程度する人
    ※1回の通話時間はあまり長くない(5分以内)人
  • 店頭でのサポートは不要な人
月額料金・30GB(ahamo):2,970円
・110GB(ahamo大盛り):4,950円
※dポイント還元が貰える代わりに月額料金の高いahamoポイ活というプランもある
データ容量・30GB(ahamo)
・110GB(ahamo大盛り)
※海内91の国・地域でも利用可能
通話のみ向け×:2,970円(ahamo)
小容量向け(3GB)×:2,970円(ahamo)
中容量向け(10GB)○:2,970円(ahamo)
大容量向け(30GB)◎:2,970円(ahamo)
国内通話料金○:1回5分以内の国内通話かけ放題
※1回5分以上の通話は30秒につき22円
通信品質◎:ドコモ本回線と同等の品質
通信速度○:ドコモ本回線と同等の速度品質。容量を使い切っても最大1Mbpsで利用可能
店頭サポート△:直接的なサポートは受けられない。有料で手続きのサポートが受けられる
※ahamoサイトでの手続きのお手伝いをするといったサポート内容です。
家族割の有無×:家族割なし
端末代割引△:ドコモのいつでもカエドキプログラムやdocomo Certifiedの利用が可能
その他の特徴・ドコモのオンライン限定プラン
・ahamo利用者のみ申込・利用が可能な光回線サービス(ahamo光)がある

国内通話に関しては1回5分以内かけ放題が標準仕様になっています。

また、ahamo利用者のみが申込、利用ができる光回線サービス「ahamo光」があり、ahamo光の料金は、ドコモ光と比べて月額料金が安く設定されています。

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③mineo「マイそく」

マイそく
出典:mineo(https://mineo.jp/special/mysoku/)

「マイそく」はmineoが提供するデータ無制限のスマホプランです。月額料金は楽天モバイルのRakuten最強プランより安価ですが、代わりに通信速度が遅く抑えられているのが特徴のプランです。

通信速度は4タイプあり、自身にあったタイプのプランを選択すると良いでしょう。

先生

一番通信速度が遅いタイプのプランは月額料金が非常に安いので、通話のみ利用の方にも向いているプランです。
注意点としては、いずれのプランも平日のお昼(12時~13時)は極端に通信速度が遅く抑えられてしまうので、この時間帯にデータ通信をしたい人はマイそく以外のプランを選択しましょう。

mineoはこのような人におすすめ

  • 通信速度がある程度遅くても月額料金を抑えたい人
  • 平日12時~13時はデータ通信を利用しない(QR決済の利用も困難なレベル)
  • 通話のみできるスマホで十分な人
月額料金・最大3Mbps(プレミアム):2,200円
・最大1.5Mbps(スタンダード):990円
・最大300kbps(ライト):660円
・最大32kbps(スーパーライト):250円
データ容量・データ無制限
※いずれのプランも平日12時~13時は最大32kbpsまで通信速度が遅くなる
通話のみ向け◎:250円(スーパーライト)
小容量向け(3GB)◎:660円(ライト)
中容量向け(10GB)◎:990円(スタンダード)
大容量向け(30GB)◎:2,200円(プレミアム)
国内通話料金○:専用アプリ「mineo電話」利用の通話で30秒につき10円
通信品質△:MVNOの通信回線(3大キャリアよりは安定性は劣る)
通信速度△~×:通信速度は抑えられている
※32kbpsはメール程度(QR決済はNG)、300kbpsはIP電話・SNS、1.5Mbpsは標準画質の動画視聴、3Mbpsは高画質の動画視聴ができるくらいの通信速度です。
店頭サポート△:mineoショップ(極少数)や家電量販店等で申込や有料サポートが可能
家族割の有無○:家族割引で各回線が55円割引(通話タイプの3回線目以降は165円割引)
端末代割引×:割引購入なし
その他の特徴・通信速度を抑える代わりに安い

通信速度はある程度抑えた形でも良い人には、非常に安価で利用できるプランです。

ただし、どうしても速度が抑えられていない高速データ通信が必要になった時には「24時間データ使い放題」の有料オプション(1回(24時間)198円)を購入することで、通信速度を24時間だけ早くすることも可能です。

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④TONEモバイル

TONEモバイル
出典:TONEモバイル(https://tone.ne.jp/)

TONEモバイルはドコモのエコノミーMVNOの1つです。月額料金は楽天モバイルのRakuten最強プランより安価でデータ無制限ですが、代わりに動画視聴のみ月1GBまでかつAndroid端末の場合は機種が限定(iPhoneの場合は自身で機種を用意しておく必要がある)されているが月額1,100円と非常に安価で利用できる格安スマホプランです。

先生

特に学生さんの一番最初にスマホデビューさせるスマホプランとして利用するのに向いています。

TONEモバイルはこのような人におすすめ

  • 学生で初めてスマホデビューしたい人
  • 動画視聴はしない人
  • 契約手続きは店頭手続きの方が安心できる人
月額料金1,100円
データ容量データ無制限(動画視聴のみ月1GBまで)
通話のみ向け△:1,100円
小容量向け(3GB)○:1,100円
中容量向け(10GB)◎:1,100円
大容量向け(30GB)◎:1,100円
国内通話料金○:専用アプリ「TONE IP電話アプリ」利用の通話で
・トーンモバイルのIP電話/ServersMan 050:無料
・国内の一般加入電話/有料通話先プロバイダー:3分14.3円
・国内のケータイ・PHS:1分23.1円
通信品質△:MVNOの通信回線(3大キャリアよりは安定性は劣る)
通信速度○:MVNOの高速通信が可能
※ただし、動画視聴は月1GBまでの上限あり
店頭サポート△:ドコモショップとカメラのキタムラで契約手続きは可能(サポートはオンライン)
家族割の有無×:家族割なし
端末代割引×:割引購入なし
その他の特徴・ドコモのエコノミーMVNO
・Android端末:使用可能端末が限定
・iPhone端末:SIMのみ契約になる

動画視聴は毎月1GBまでが上限となりますが、別途有料ですが「動画チケット1GB」を購入すれば、1GB以上の動画視聴も可能です。

TONEモバイルは学生が初めてスマホを持つのにもってこいの格安スマホプランですが、シニアユーザー用の格安スマホプランとしても非常に有用です。

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⑤ワイモバイル「シンプル2」

シンプル2
出典:ワイモバイル(https://www.ymobile.jp/sp/plan_user/)

「シンプル2」はワイモバイルのスマホプランです。ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドということもあり、通信品質はソフトバンク本回線と(一部5G回線の種類で利用できないタイプのものはありますが)同等の通信品質を持っています。

ソフトバンクのようなデータ無制限タイプのプランはありませんが、中容量以下のスマホプランがソフトバンク本回線より安価で利用することができます。

先生

単独のプランとしては他の格安スマホ・格安SIMのプランと比べてやや高額ですが、家族複数台での契約またはソフトバンク光やソフトバンクエアーとのセット割を適用すると月額料金が安価になり、真価を発揮します。

シンプル2はこのような人におすすめ

  • 通信品質は3大キャリア並みに安定した品質を求める人
  • 家族複数回線で利用したい人
  • 店頭での申し込みや手続きのサポートを受けたい人
  • 乗り換えや新規契約と同時にスマホ端末購入も考えている人
月額料金・4GB(シンプル2 S):2,365円
・20GB(シンプル2 M):4,015円
・30GB(シンプル2 L):5,115円
データ容量・4GB(シンプル2 S)
・20GB(シンプル2 M)
・30GB(シンプル2 L)
通話のみ向け×:2,365円(シンプル2 S)
小容量向け(3GB)△:2,365円(シンプル2 S)
中容量向け(10GB)×:4,015円(シンプル2 M)
大容量向け(30GB)○:5,115円(シンプル2 L)
国内通話料金△:30秒につき22円(3大キャリアの主要プランと同等の通話料金)
通信品質◎:ソフトバンク本回線と同等の品質
通信速度○:ソフトバンク本回線と同等の速度品質。
容量を使い切ってもM/Lは最大1Mbps、Sは最大300kbpsで利用可能
※ただし、さらに超過後一定量データを使い過ぎると最大128kbpsまで通信速度が下がります。
店頭サポート◎:全国のソフトバンクショップ・ワイモバイルショップで申込やサポートが受けられる
家族割の有無◎:家族割引サービスで2台目以降が月額1,100円割引
端末代割引○:他社からの乗り換え(MNP)や新規契約で端末代が割引になる
その他の特徴家族割(家族割引サービス)or固定回線とのセット割(おうち割 光セット(A))で大幅な割引

割引やキャンペーンはソフトバンク本家と比べるとやや劣るものの、基本料金の月額料金自体に差があるため、割引適用ができるのであれば、最終的な月額料金はソフトバンクより安く抑えることができます。

店頭サポートが必要な方は、全国のソフトバンクショップ・ワイモバイルショップでスタッフによる店頭対応ができ、店舗数も多数あるため、店頭サポートが必要と感じる人であれば、ワイモバイルは有力な候補となります。

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⑥UQモバイル「トクトクプラン/コミコミプラン+/ミニミニプラン」

トクトクプラン・コミコミプラン+・ミニミニプラン
出典:UQモバイル(https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/)

「トクトクプラン」「コミコミプラン+」「ミニミニプラン」はUQモバイルのスマホプランです。UQモバイルはauのサブブランドで、通信品質はau本回線と同等の通信品質を持っています。

auのようなデータ無制限タイプのプランはありませんが、中容量以下のスマホプランがau本回線より安価で利用することができます。

先生

プランによってプラン内容や割引適用条件等が異なります。自分の利用シーンにあったプランを選択することが重要です。

トクトクプラン・コミコミプラン+・ミニミニプランはこのような人におすすめ

  • 共通
    • 通信品質は3大キャリア並みに安定した品質を求める人
    • 店頭での申し込みや手続きのサポートを受けたい人
    • 乗り換えや新規契約と同時にスマホ端末購入も考えている人
  • トクトクプラン
    • 通話のみ利用したい人
    • 家族複数台で利用したい人
  • コミコミプラン+
    • データも通話もある程度利用したい人
  • ミニミニプラン
    • 店頭での申し込みや手続きのサポートを受けたい人
    • 家族複数台で利用したい人
月額料金・4GB(ミニミニプラン):2,365円
・15GB(トクトクプラン):3,465円 ※1GB未満の利用の月は990円
・33GB(コミコミプラン+):3,278円 ※30GB+特典3GB
データ容量・4GB(ミニミニプラン)
・15GB(トクトクプラン)
・33GB(コミコミプラン+)
通話のみ向け○:990円(トクトクプラン)
※ただし、データは1GB未満に抑える必要あり
小容量向け(3GB)×:2,365円(コミコミプラン+)
中容量向け(10GB)△:3,278円(コミコミプラン+)
大容量向け(30GB)○:3,278円(コミコミプラン+)
国内通話料金△(ミニミニプラン・トクトクプラン):30秒につき22円(3大キャリアの主要プランと同等の通話料金)
○(コミコミプラン+):1回10分以内の国内通話かけ放題
※1回10分超の通話に関しては30秒につき22円
通信品質◎:au本回線と同等の品質
通信速度○:au本回線と同等の速度品質。
容量を使い切ってもコミコミプラン+/トクトクプランは最大1Mbps、ミニミニプランは最大300kbpsで利用可能
店頭サポート◎:全国のauショップ・UQモバイルショップで申込やサポートが受けられる
家族割の有無○(トクトクプラン・ミニミニプラン):家族セット割適用で月額550円割引
×(コミコミプラン+):家族割なし
端末代割引○:他社からの乗り換え(MNP)や新規契約で端末代が割引になる
その他の特徴トクトクプラン・ミニミニプランは固定回線とのセット割(自宅セット割)適用だと家族セット割よりも割引額が多くなる

ミニミニプランやトクトクプランは他の格安スマホ・格安SIMのプランと比べると月額料金が高めですが、家族割(家族セット割)もしくは家のネット回線とのセット割(自宅セット割)ができると月額料金は安くなります。

先生

コミコミプラン+はミニミニプランやトクトクプランよりデータ量やかけ放題がついている点を考えると月額料金が安めですが、代わりに家族セット割・自宅セット割の割引適用対象外となっています。

店頭サポートが必要な方は、全国のauショップ・UQモバイルショップで店頭対応ができ、店舗数も多数あるため、店頭サポートが必要と感じる人はUQモバイルは有料な候補となります。

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⑦au「povo2.0」

povo2.0
出典:povo(https://povo.jp/spec/)

「povo2.0(ポヴォ)」はauが提供するオンライン限定のスマホプランです。データ容量がゼロではあるものの月額料金0円で、データ容量は都度購入するタイプのサービスを提供しています。

回線はau自体が提供しているため、通信の品質はMVNOより高品質で安定した通信環境で利用できます。

auのプランですが、オンライン限定プランということもあり、店頭での直接的な申し込みやサポートは受けられない代わりに月額料金が安く利用できるプランになっています。

先生

基本料金は0円ですが、長期間(180日間)トッピング購入しないと、利用停止になる場合があるため、時々データ購入等のトッピング購入は必要です。

povo2.0はこのような人におすすめ

  • 通話のみの利用をしたい人
  • メインスマホ回線の障害等が発生した時のバックアップ用の回線を確保したい人
  • 通信品質は3大キャリア並みに安定した品質を求める人
  • 店頭でのサポートは不要な人
月額料金・0円 ※データなし
※データ容量は別途購入
データ容量データ容量は別途データトッピングとして購入
通話のみ向け◎:0円
小容量向け(3GB)○:990円(データ追加3GB(30日間))
中容量向け(10GB)○:2,164円(データ追加60GB(90日間)を3ヶ月間利用した場合の1ヶ月あたり費用)
大容量向け(30GB)◎:3,278円(データ追加300GB(90日間)を3カ月間利用した場合の1ヶ月あたり費用)
国内通話料金△:30秒につき22円(3大キャリアの主要プランと同等の通話料金)
通信品質◎:au本回線と同等の品質
通信速度○:au本回線と同等の速度品質
※データトッピングの容量がなくなった場合は最大128kbpsに通信速度が下がります
店頭サポート×:店頭での申込・サポートは受けられない
家族割の有無×:家族割なし
端末代割引×:端末代割引なし
その他の特徴・auのオンライン限定プラン
・月額0円で利用できる唯一のプラン
※時々トッピング購入は必要

povo2.0は一般的な基本料金を月額制で支払うスマホプランというより、有効期限は付いていますが必要なものを都度購入して利用するプリペイドの形式に近いと言えるスマホプランです。

auが提供しているプランですが、オンライン限定プランのため、auショップなどの店頭での申込やサポートが受けられない点は注意しましょう。

先生

トッピングを時々購入しないと利用停止させられるリスクがあるので、不安な方は、他の事業者のプランを検討しましょう。

povo2.0を利用したくなった人は!

povo2.0は基本料0円。店頭では申込ができないオンライン限定プランです。

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⑧ソフトバンク「LINEMOベストプラン」

LINEMOベストプラン
出典:LINEMO(https://www.linemo.jp/plan/)

「LINEMOベストプラン」はソフトバンクが提供するオンライン限定のスマホプランです。小~中容量タイプの格安スマホプランを提供しています。

回線はソフトバンク自体が提供しているため、通信の品質はMVNOより高品質で安定した通信環境で利用できます。

ソフトバンクのプランですが、オンライン限定プランということもあり、店頭での直接的な申し込みやサポートは受けられない代わりに月額料金が安く利用できるプランになっています。

先生

LINEMOベストプランはLINE関連のデータ通信に関してはデータ消費カウントしないため、通話はLINE通話をよく使っている人には非常におすすめできる格安スマホプランです。

LINEMOベストプランはこのような人におすすめ

  • 小容量~中容量のデータ通信の利用で月額料金を抑えたい人
  • 通信品質は3大キャリア並みに安定した品質を求める人
  • LINEをよく利用する人
    ※LINE関連のデータ通信はデータ消費カウントされません
  • 店頭でのサポートは不要な人
月額料金■LINEMOベストプラン
・~3GB:990円
・~10GB:2,090円
※その月に利用したデータ量に応じた2段階制料金
■LINEMOベストプランV
・30GB:2,970円
データ容量・10GB(LINEMOベストプラン)
・30GB(LINEMOベストプランV)
※LINE関連のデータ通信はLINEギガフリーでデータ消費カウントされません
通話のみ向け○:990円(LINEMOベストプラン)
小容量向け(3GB)○:990円(LINEMOベストプラン)
中容量向け(10GB)○:2,090円(LINEMOベストプラン)
大容量向け(30GB)◎:2,970円(LINEMOベストプランV)
国内通話料金△(LINEMOベストプラン):30秒につき22円(3大キャリアの主要プランと同等の通話料金)
○(LINEMOベストプランV):1回5分以内の国内通話かけ放題
※1回5分超の通話に関しては30秒につき22円
通信品質◎:ソフトバンク本回線と同等の品質
通信速度○:ソフトバンク本回線と同等の速度品質。
容量を使い切ってもLINEMOベストプランVは最大1Mbps(45GB超は128kbps)、LINEMOベストプランは最大300kbps(15GB超は128kbps)で利用可能
店頭サポート×:店頭での申込・サポートは受けられない
家族割の有無×:家族割なし
端末代割引×:端末代割引なし
その他の特徴・ソフトバンクのオンライン限定プラン
・LINE関連のデータ通信はLINEギガフリーでデータ消費カウントなし

LINEMOを使うメリットで一番大きなものとしてはLINE関連のデータ通信がデータ消費カウント無しで利用できる点に尽きるでしょう。

LINE関連の機能の中にLINE通話があり、通常の通話アプリではなく、LINE通話アプリで通話をする方も多いと思います。LINE通話は通話料自体発生しないもののデータ通信はしているため通常であればデータ消費カウントされるものですが、LINEMOではこの分のデータ消費カウントが発生しないため、データ消費カウントを気にせずLINE通話を気軽にすることができるようになります。

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⑨IIJmio「ギガプラン」

ギガプラン
出典:IIJmio(https://www.iijmio.jp/hdc/spec/)

「ギガプラン」はIIJmioが提供する格安スマホプランです。小容量から大容量まで安い月額料金で利用することができます。選択できるデータ容量も8パターンあり、幅広い人に利用しやすいスマホプランを提供しています。

先生

eSIMにも対応しているので、サブ回線としての利用にもIIJmioは向いています。

ギガプランはこのような人におすすめ

  • 小容量から大容量まで安い月額料金で利用したい人
  • 乗り換えや新規契約と同時にスマホ端末購入も考えている人
  • 楽天ポイントをよく利用する方
月額料金・2GB:850円
・5GB:990円
・10GB:1,500円
・15GB:1,800円
・20GB:2,000円
・30GB:2,700円
・40GB:3,300円
・50GB:3,900円
※SMSタイプ・データ専用SIMタイプもあります(料金は異なります)
データ容量3GB~50GBまでの8タイプから選択
通話のみ向け○:850円(2ギガ)
小容量向け(3GB)○:990円(5ギガ)
中容量向け(10GB)◎:1,500円(10ギガ)
大容量向け(30GB)◎:2,700円(30ギガ)
国内通話料金○:30秒につき11円
通信品質△:MVNOの通信回線(3大キャリアよりは安定性は劣る)
通信速度○:MVNOの高速通信が可能
店頭サポート×:店頭でのサポートは受けられない
家族割の有無×:家族割なし
端末代割引○:他社からの乗り換えで割引価格で購入可能
その他の特徴・IIJmio光とのセット割あり

大手キャリアやサブブランドまでは端末代割引のキャンペーンはよく行われていますが、MVNOではあまり端末代割引のキャンペーンは行われていません。

ただし、IIJmioは定期的にラインナップは変わりますが、端末代割引のキャンペーンを開催しています。乗り換えや新規契約と一緒に端末購入もしたい人にとってはIIJmioは有力な候補となります。

先生

プランの月額料金も安いので費用を大きく抑えやすくなります

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⑩HISモバイル「自由自在2.0プラン」

自由自在プラン2.0
出典:HISモバイル(https://his-mobile.com/domestic/planlp_2022splan)

「自由自在2.0プラン」はHISモバイルが提供する格安スマホプランです。特に小容量は非常に安い月額料金(月100MB未満のデータ利用だった場合は月額280円)で利用することができ、通話のみ利用したい人にもおすすめできるスマホプランです。

「自由自在2.0プラン」は6タイプのデータ容量から選択できます。

先生

povo2.0のような0円運用にはなりませんが、時々トッピング購入をするといったことは自由自在2.0プランでは発生しません。

「自由自在2.0プラン」はこのような人におすすめ

  • 通話のみで利用したい人
  • 通話をよくする人(30秒につき9円。さらに自由自在スーパープランは1回5分以内かけ放題付)
月額料金・1GB:550円(100MB未満の利用月は280円)
・3GB:770円
・7GB:990円
・10GB:1,340円
・20GB:2,090円
・30GB:2,970円
データ容量1GB~30GBまでの合計6タイプから選択
通話のみ向け◎:290円(1GBプランで100MB未満のデータ利用の場合)
小容量向け(3GB)○:770円(3GBプラン)
中容量向け(10GB)◎:1,340円(10GBプラン)
大容量向け(30GB)◎:2,970円(30GBプラン)
国内通話料金○:30秒につき9円
※さらに20GB以上のプランの場合は1回6分以内の国内通話がかけ放題
通信品質△:MVNOの通信回線(3大キャリアよりは安定性は劣る)
通信速度○:MVNOの高速通信が可能
店頭サポート×:店頭でのサポートは受けられない
家族割の有無×:家族割なし
端末代割引×:端末代割引なし
その他の特徴データを使わないなら月額280円で利用可能

データ通信はあまりしないけど、通話はよくするといった人にはHISモバイルの格安スマホプランを検討すると良いでしょう。

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格安スマホプラン・格安SIMのメリット

メリット

格安スマホプラン・格安SIMを利用することで、以下のようなメリットが期待できます。

  • 月額料金の大幅な節約
    • 一番のメリットでユーザーが求めるものである言えるものですが、大手キャリアのスマホプランや携帯プランと比較して、利用しているプランによっては半額以下の月額料金で利用できるケースも多くあります。特に、データ通信量が少ない場合や、通話をあまり必要としない場合は、非常に安価なプランを選択することができます。
      ※Rakuten最強プランのようにデータ無制限で月額料金が安いプランも存在します。
  • シンプルな料金体系
    • 大手キャリアのプランに比べて、特にMVNOやオンライン限定プランでは料金プラン体系がシンプルで分かりやすいものが多いです。複雑なセット割引などが無いものが多いため、自分が利用したいものを選択すればおおよその利用料金が推測でき、必要な要素だけを選んで契約できるため、無駄な支出を抑えやすいです。
      ※サブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)は大手キャリアと割引構成が似ているため、複雑で分かりにくい点はあります。
  • 選択肢の幅広い
    • 格安スマホ・格安SIMプランを提供する業者は多岐に渡り、数多くのMVNOが参入しているため、候補が多く(その分迷いやすい点もありますが)自分のニーズに合ったプランを選ぶことができます。データ通信量、通話オプション、契約期間など、細かい条件で比較検討することができます。
  • 独自のサービスや特典がある
    • 一部の事業者では、独自のサービスや特典を提供しています。例えば、楽天モバイルでは楽天ポイントの還元、LINEMOではLINE関連サービスのデータ消費カウントなしなど、月額料金を抑えられつつ、付加価値の高いサービスを受けられる場合があります。

格安スマホプラン・格安SIMにすることで多くのメリットがあります。ただし、自分のニーズや利用状況に合ったプランを選択することがとても重要です。

格安スマホプラン・格安SIMのデメリット

デメリット

格安スマホプラン・格安SIMには多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。

以下に主なデメリットをまとめてみました。

  • 通信速度が不安定になりやすい
    • 大手キャリアから通信環境を借りてサービス提供しているMVNOで該当する内容ですが、大手キャリアと比較して混雑時の通信速度が遅くなりやすい点があります。これは大手キャリアの回線の一部を借りて提供いる形のため、どの程度の回線を確保して、どの程度の人が利用しているかで実際の通信速度が変わってくるため、MVNOの中でも遅くなりやすいところと遅くなりにくいところの差が出てきます。
      ※3大キャリアと同等の通信環境が利用できるオンライン限定プラン(ahamo・povo・LINEMO)やサブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)は乗り換えても通信環境はあまり変わりません。
  • 店頭サポートが受けられないところが多い
    • 多くのMVNOでは、対面でのサポートを受けられる店舗が少数に限られていたり、店頭でのサポートは全く行っていないところも多くあります。この場合、サポートは主にオンラインや電話でのサポートとなるため、機器の操作や設定、手続きに不安がある方には不便を感じる可能性があります。
      ※ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルは対応できる店舗も多いため不安な人は店頭サポートのできる事業者を選択すると良いでしょう。
  • 公式サイトから最新端末の入手・割引価格での端末購入が困難
    • 一部のMVNOではSIMのみの取り扱いであったり、スマホ端末は取り扱っていてもラインナップが少ない、最新機種ではないといったことがよくあります。
      さらに、販売価格は通常の定価で、大手キャリアのような乗り換えによる割引やポイント還元をしている事業者はあまり多くありません。
      ※特にiPhoneやGoogle Pixelなどメーカーサイトから直接購入もできるので、スマホ端末自体の確保は昔よりはしやすくはなっています。
  • 付帯サービスが利用できない・制限される
    • 大手キャリアで提供されているような、ポイントサービスや各種割引サービスが利用できない、または制限されてしまうことが挙げられます。
      ※大手キャリアでは付帯サービスは色々あるけど、その分月額料金が高いので、付帯サービスが利用できなくてもあまり大きなデメリットにならない可能性の方が高いです。
  • 緊急時の対応が悪くなる
    • 災害時などの緊急時に、大手キャリアで提供されるような特別な対応(無料Wi-Fiの開放、データ通信制限の一時解除など)が受けられない場合があります。
  • 解約時の手続きが煩雑になる・契約解除料等の発生
    • 契約期間中の解約や、他のキャリアへの乗り換えの際に、手続きが煩雑になる場合があります。また、一部のMVNOでは契約解除料やMNP転出手数料といった手数料が発生することもあります。
      ※大手キャリアでは解約時の契約解除料やMNP転出手数料は撤廃されていますが、一部MVNOでは契約解除料やMNP転出手数料が設定されているところもあります。
  • セキュリティ面の懸念
    • 一部の格安SIMサービスでは、大手キャリアと比較してセキュリティ対策が不十分な場合があります。特に、独自開発のアプリやサービスを利用する際は注意が必要です。
  • 通話品質の低下
    • MVNOによっては、音声通話の品質が大手キャリアと比べて劣る場合があります。特に、VoLTE(高品質な音声通話サービス)に対応していないMVNOでこの傾向が見られます。

これらのデメリットは、選択する事業者やプランによって異なります。

格安スマホプラン・格安SIMへの乗り換えを検討する際は、これらのデメリットを十分に理解した上で、自分のニーズや利用状況に合ったプランを選択することがとても重要です。

先生

格安スマホ・格安SIMにすることで、料金面は大きく抑えることができるかもしれないが、逆にサポート体制の悪化・通信の不安定・端末を安く購入しづらくなるといったマイナス面もあります。(どの点を自分は重視しているのかで判断していきましょう。)

格安スマホプラン・格安SIMに関するFAQ

よくある質問

最後に格安スマホプラン・格安SIMに関してよくある質問とその回答をまとめました。

格安SIMに乗り換えると、電話番号は変わりますか?

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用すれば、電話番号はそのままで乗り換えることができます。ただし、一部MVNOからの乗り換える場合にはMNP手数料が必要な場合があります。

先生

大手キャリアからの乗り換えの場合は、MNP転出手数料は発生しません。
(以前はありましたが、現在は撤廃されています)

現在使っているスマートフォンは、格安SIMで使えますか?

SIMロックがかかっている機種であれば、SIMロックを解除すれば、多くの場合使用可能です。ただし、各携帯会社(ドコモ系・au系・ソフトバンク系・楽天モバイル)で使用している周波数帯はそれぞれ異なり、機種は利用する周波数帯が利用できる機種であることが必要なので、対応している周波数帯や通信方式を確認する必要があります。

先生

SIMフリースマホと呼ばれているスマホはSIMロックがかかっていません。SIMロックは昔の機種でかけられているいますが、総務省指導でSIMロックをかけた機種の新規発売は数年前からNGになっているため、発売日の新しい機種についてはSIMロックはかかっていません。

格安SIMでも、LINEやSNSは問題なく使えますか?

はい、問題なく使用できます。ただし、通信速度を通常より抑えたプランを選択したり、通信速度や通信量の制限によっては、動画の視聴などに影響が出る可能性があります。

先生

特にmineoのマイそくのスーパーライトのような極端に通信速度を抑えてしまうプランを選択した場合は、動画をはじめ、SNS等も利用が困難になるプランもあり注意が必要ですが、一般的な格安スマホ・格安SIMプランであれば、基本的には問題なく使うことができます。

格安SIMでも、テザリングは可能ですか?

多くの格安SIMサービスでテザリング利用が可能です。ただし、一部のプランでは別途オプション契約が必要な場合があります。

先生

申込の前に一度テザリング利用ができるプランか確認しましょう。

格安SIMに乗り換える際の注意点は何ですか?

格安SIMに乗り換える際の主な注意点は以下の通りです。

  • 現在の利用中の携帯会社の契約期間や残債の確認(契約解除料が必要かの確認)
  • 新しい端末の必要性の有無
  • データ通信量・通話オプションの適切な選択
  • サポート体制の確認
  • 通信エリアの確認
  • アプリ引っ越しの事前準備(LINEなど)
  • SIMフリー化(MNP先で同じ端末を使う場合)

格安SIMでも、海外で使用できますか?

多くの格安SIMサービスで海外ローミングサービスを提供していますが、大手キャリアと比べて対応国や海外での利用料金が異なります。海外での利用を考えている人は乗り換える前に事前に確認をしましょう。

Rakuten最強プラン・ahamoは追加料金不要でデータ通信利用可能

海外での利用にあたってデータ通信に関しては利用不可であったり、別途オプション料金を支払って利用するといった事業者が多いですが、Rakuten最強プランやahamoについてはプラン標準で海外でのデータ通信利用も可能です。

  • Rakuten最強プランの場合:月2GBまで(70以上の国と地域)
  • ahamoの場合:月30GBまで(91の国と地域)

※いずれのプランも国内で利用できるデータ容量を超しての利用はできません。(ahamo利用者が国内で30GB+海外で30GBといった利用はできません。国内&海外で30GBが上限となります。)

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格安SIMの通信速度は、大手キャリアと比べてどうですか?

MVNOによって異なりますが、一般的に大手キャリアよりも遅い傾向にあります。特に混雑時には速度が低下しやすくなりがちです。ただし、大手キャリアのオンライン限定プラン(ahamo、povo、LINEMOなど)やサブブランド(ワイモバイル・UQモバイル)では、ほぼ同等の速度を期待できます。

先生

通信品質を最重要視する方は上記の事業者から選択すると良いでしょう。

格安SIMでも、通話定額サービスはありますか?

はい。多くの格安SIMサービスで通話定額オプションを提供しています。ただし、料金や条件は各社で異なるため、比較検討が必要です。

通話定額サービスではありませんが、標準の通話料金も3大キャリアの通話料金よりも安く設定されている事業者も結構あります。(専用アプリでの通話といった形で条件が設けられている場合はあります)

格安SIMに乗り換えた後、不満があれば元のキャリアに戻れますか?

はい。MNPを利用することで元のキャリアや他のキャリアに乗り換えることができます。ただし、一部のMVNOでは契約期間や解約金などがあるため、MNPで乗り換える前に条件を確認すると良いでしょう。

先生

ただし、極端に短い期間で乗り換えてしまうとその携帯会社でブラックリスト入りしてしまうリスクもある点は留意しましょう。
(後日その携帯会社に再度契約をした際に、審査NGで契約できなくなる可能性があります)

格安SIMでも、最新のiPhoneは使えますか?

はい。SIMフリーのiPhoneであれば使用可能です。ただし、一部の機能(VoLTEなど)が利用できない場合があるため、事前に確認が必要です。

先生

iPhone13シリーズ以降の機種はSIMフリーで、SIMロックはかかっていません。

格安SIMで、5G通信は利用できますか?

一部の格安SIMサービスは5G通信に対応しています。ただし、対応エリア、別途申し込みの有無、追加料金の有無など各社で異なるため、5G通信利用にあたっては確認しておくと良いでしょう。

格安SIMに家族で乗り換える場合、何か特典はありますか?

一部の格安SIMサービスで、家族割引(複数回線割引)などの特典を提供していますが、基本料金が安く設定されていることもあり、家族割引の無い事業者が多く、割引特典があっても割引額は少額であることが多いです。

格安SIMでも、キャリアメールは使えますか?

一般的に、格安SIMではキャリアメール(@docomo.ne.jpなど)は使用できません。代わりにGmailなどの無料メールサービスを利用することになります。

ただし、例えば、現在ドコモを利用していて、乗り換え後もドコモのメールアドレスは使い続けたいといった場合には月額300円程度の「メール持ち運びサービス」を利用してから乗り換えれば、引き続きキャリアメールアドレスを利用することは可能です。

先生

ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル・楽天モバイルのキャリアメールはメール持ち運びサービスで他の携帯会社で利用することができます。

格安SIMでも、緊急速報(災害・防災情報)は受信できますか?

多くの格安SIMサービスで緊急速報の受信に対応していますが、一部のサービスや端末では受信できない場合があります。事前に確認が必要です。

格安スマホプラン・格安SIMでよくある質問をご紹介しました。ただし、サービスの内容は常に変更される可能性があるため、乗り換えの際には、最新の情報を各社の公式サイトなどで一度確認しましょう。

まとめ

2024年現在、格安スマホプラン・格安SIMの選択肢は多く、大手キャリアの格安ブランドから、独立系のMVNOまで、様々なサービスが展開されており、利用者にとっては選択の幅が広がっています。

本記事で紹介した各プランの特徴を振り返ると、以下のようになります。

どこにして良いか分からない・迷った場合

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格安スマホプラン・格安SIMは、多くの利用者にとって通信コストを大幅に削減できる選択肢となっています。ただし、サービス内容や通信品質やサポート体制など違いがあるため、自分のニーズに合ったプランを慎重に選択することが重要です。

最後に、通信技術や市場環境は常に変化し、各携帯会社のプランも変化します。定期的に自分の利用状況を見直し、必要に応じてプランの変更や乗り換えを検討することをおすすめします。賢明な選択で、快適な通信生活とコスト削減を両立させましょう。

この記事を書いた人

Kanスマホの先生の初代運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の初代運営者。
※一部の古い記事は2代目運営者のKenが更新している内容もあります。