Rakuten UN-LIMIT VI(楽天アンリミットシックス)徹底解説。料金・特徴は?2022年7月にVII開始予定
Rakuten UN-LIMIT VIは2022年6月30日までで新規申込受付を終了したプランです。
現在、新規申込受付をしているプランはRakuten最強プランです。
Rakuten最強プランについては別記事で詳しく解説しています。
↓ここからは2022年5月時点の記事内容です(Rakuten UN-LIMIT VIは現在新規申込受付を終了しています)。
2021年は携帯各社のプランが大きく変動する一年でした。楽天モバイルも例外ではなく、2021年4月1日に「Rakuten UN-LIMIT V(楽天アンリミットファイブ)」から「Rakuten UN-LIMIT VI(楽天アンリミットシックス)」にプランのアップグレードを行いました。
Rakuten UN-LIMIT V(楽天アンリミットファイブ)では(楽天エリアに限るが)データ無制限の月額3,278円の低価格プランを実現していましたが、今回の楽天アンリミットシックスではあまりデータを使わないライトユーザーの人にとって強く求められていた価格の安さを実現するプランになっています。
今回は2021年4月1日にアップグレードした楽天アンリミットVIについて徹底的に詳しく解説していきます。楽天アンリミットVIのプラン内容・特徴をはじめ、楽天アンリミットVとの違いなどについても解説していきます。
2022年5月13日に楽天モバイルよりRakuten UN-LIMIT VIIの発表がありました。
現在のRakuten UN-LIMIT VIからRakuten UN-LIMIT VII(2022年7月サービス開始予定)への主な変更内容は以下の通りです。
※現在、Rakuten UN-LIMIT VIの利用者も2022年7月からRakuten UN-LIMIT VIIに自動的にプラン移行されます。
- 1回線目の1GBまで基本料金0円の廃止。→月額1,078円に変更(月3GBまでの料金と同額に)
※2022年10月末までの最大4ヶ月間は月間のデータ利用量が1GB以下の場合、実質無料(7月・8月は無料。9月・10月はポイント還元の形) - 通話オプション「10分(標準)通話かけ放題」→「15分(標準)通話かけ放題」に変更
※料金は変わらず、時間延長 - 楽天市場のお買い物のポイント還元が+1倍→+2倍に変更(2022年6月1日先行スタート)
上記の他にもスタートキャンペーン内容変更や楽天グループサービス(楽天マガジン等)の31日~3カ月無料のキャンペーンも開始する予定になっています。
プランの特徴
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI(楽天アンリミットシックス)」の特徴としては以下のような特徴があります。
- 楽天モバイルの回線利用時であればデータ容量無制限の完全データ使い放題
※3大キャリアと比べると対応エリアが狭いものの徐々にエリアは広がってきてはいます。 - 楽天モバイルの回線が利用できない環境(au回線のローミング)でのデータ使用については月5GBまで(海外は2GBまで)の上限があります。
※データ容量のの上限まで使い切った場合には国内:最大1Mbps、海外:最大128kbpsに速度制限が発生。
(ただし1GBあたり550円でデータ容量の追加購入をすることも可能) - 専用アプリ(楽天Link)を使用した国内通話・SMSであれば無料(かけ放題)
※専用アプリを使用しない国内通話については30秒22円の通話料が発生します。 - 公式対応の機種はまだ少ない。
- MNOだけどSIMロック無し
- 2年契約の縛りがなく、プラン解約などによる契約解除料が不要
- プランは1つのみ(ライトユーザーにもヘビーユーザーにとってもお得な料金設定)
※他社のプランのようにデータ容量に応じ複数のプランを用意することはなく、シンプルに1つです。
(現在Rakuten UN-LIMIT Vの利用者も自動的にRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードされるので、本当に1つのプランで非常にシンプルです(プラン変更の必要もありません))
データ無制限と月5GB(2GB)までの2つの回線を併用
MNOとしての楽天モバイルの基地局・回線は、2021年4月時点ではサービスを開始してから1年程度ということもあり、4G回線も含め、まだ楽天モバイルの回線が入らないエリアがかなり存在します。(それでもサービス開始当時と比較すれば、かなり提供エリアは拡大していますが)ただし、商用サービスということもあり、楽天モバイルの回線を利用できない場合には、しばらくの間はauの回線を利用する形でカバーしています。
楽天モバイルの回線を利用する場合はデータ容量無制限の完全データ使い放題ですが、auの回線を利用している場合は国内であれば月に5GBまで、海外であれば月に2GBまでと上限の容量が設けられています。
※海外は66の国と地域でデータ利用ができます。
国内のau回線利用で月5GBの上限まで使いきった場合には、最大1Mbpsに速度制限されます。海外での利用で月2GBの上限まで使い切った場合には最大128kbpsに速度制限されます。
ただし、速度制限を受けた状態になっても1GBあたり550円でデータ容量を追加購入することで解除することも可能です。
楽天アンリミットの国内で速度制限になった場合の最大1Mbpsはかなり早い部類に入る通信速度で、動画視聴も画質を落とした状態であれば視聴できるくらいの通信速度です。
(ちなみに最大128kbpsの場合の動画視聴は絶望的です…)
●楽天アンリミットで月に利用できる高速データ通信量
楽天モバイルの回線を利用している場合 | 無制限の完全データ使い放題 |
---|---|
auの回線を利用している場合(国内) | 月5GBまで ※上限までデータを使い切った場合は最大1Mbpsに速度制限。 ※1GBあたり550円で追加データ容量を購入することも可能。 |
海外(66の国と地域)で利用の場合 | 月2GBまで ※上限までデータを使い切った場合は最大128kbpsに速度制限。 ※1GBあたり550円で追加データ容量を購入することも可能。 |
国内でau回線を利用する場合は月に5GBまでの上限があるので、自分が必要な時にだけau回線の高速データ通信をつなぐようにしたい場合は、my楽天モバイルで「データ高速モード」をOFFにすることで、au回線利用時の通信速度が最大1Mbpsに抑えられますが、月5GBのデータ消費はされなくなり、本当に必要な時にデータ消費させるといったことが可能です。
このデータ高速モードは楽天回線利用時は影響をうけません(通常の高速データ通信で利用できます)
楽天モバイルの回線エリア
現在の楽天モバイルの回線が入るエリアについては楽天モバイル内の公式ページに掲載されています。
2020年4月のサービス開始時点では東名阪の大都市エリアの一部が対象エリアでしたが、徐々にエリア拡大を進めていった結果、2022年3月末時点では人口カバー率97%を突破するようになってきています。
ただし、楽天モバイル公式ページ内のエリアマップはあくまで4G回線の内容で5G回線に対応したエリアではありません。5G対応エリアは4Gエリアと比べ非常に狭い状態が続いています。
かつてのMVNOとしての楽天モバイルの主要プランは「スーパーホーダイ(現在は新規受付終了)」で、ドコモの回線を利用したサービスでしたが、現在のRakuten UN-LIMIT VIは楽天モバイルの自社回線とau回線を利用するサービスでドコモ回線は使用していないので、勘違いをしないように注意しましょう。
楽天Linkアプリを使用した国内通話・SMSはかけ放題
楽天アンリミットの特徴の一つとして、専用のアプリ「楽天Link(Rakuten Link)」を使用した国内通話が24時間いつでもかけ放題になり、SMS(携帯番号宛てのメール・メッセージ)についても同アプリを使用して行うと受信のみではなく送信についても無料になります。
一般的な携帯会社のプランのSMSは受信は無料でも、送信については1通3円~の料金がかかるのが定番ですが、Rakuten UN-LIMIT VIでは専用アプリを使えば、これも無料になります。
専用アプリの楽天Linkを利用しない形で国内通話をした場合は、30秒につき22円の通話料金が別途発生し、かけ放題にはなりません。(一般的な携帯会社と同じ従量型の通話料金が発生します)
SMSも同様に楽天Linkを利用しない場合は送信については料金が別途発生します。
※ただし、2021年8月27日から始まった「10分(標準)通話かけ放題」の月額+1,100円の通話オプションを付けた場合にはOS標準のアプリでの1回10分以内の国内通話がかけ放題になり、国内SMSの送信も使い放題になります。
※2022年7月に「10分(標準)通話かけ放題」が「15分(標準)通話かけ放題」に変わり、1回15分以内の国内通話がかけ放題になる予定です。
楽天Linkを利用した場合でも、0570番号などの有料通話サービスに対しての通話については、無料通話にはなりません。(これは他社のかけ放題系のプランでも同様ですが…)
楽天Linkを使用した海外(66の国と地域)から日本国内への通話に関してもかけ放題になっています。
ただし、日本国内から海外への通話に関しては月額980円のオプションサービスを利用することで通話かけ放題になります。
iOS版アプリも登場
Rakuten UN-LIMITのサービス開始時点では楽天LinkアプリはAndroid版のみの対応でしたが、2020年7月にiOS版も対応したので、iPhoneユーザーだけが通話かけ放題の恩恵を受けられないといったことが無くなりました。
楽天モバイルの公式でも発表がありましたが、iOS版のRakuten Linkについては仕様変更でRakuten Linkを利用しないスマホからの受電やSMS受信に対する発信や返信については、Rakuten Linkではなく、iOS標準の電話やSMSアプリが使われる仕様に変わり、そのまま使うと通話料やSMS発信料がかかる形になるため、使い方に注意が必要になります。
※Android版は従来通りで影響はありません。
公式の対応機種はまだ少ない
ただ、楽天モバイル公式で対象機種としているものはあまり多くはありません。
これから機種を楽天モバイルで購入する場合
これから楽天モバイルで機種を購入してプラン申込みを考えている人の場合は、以下の機種がプラン利用ができる機種になっています。(スマホの機種のみ紹介しています)
5G機種
※2022年5月13日時点。発売予定含む。
機種名・端末価格(税込) | RAM/ROM | 重量 | バッテリー容量 |
---|---|---|---|
iPhone 13 96,470円(128GB) 108,180円(256GB) 131,620円(512GB) | 4GB/128GB・256GB・512GB | 173g | - |
iPhone 13 mini 78,400円(128GB) 96,400円(256GB) 119,900円(512GB) | 4GB/128GB・256GB・512GB | 140g | - |
iPhone 13 Pro 122,800円(128GB) 134,800円(256GB) 158,800円(512GB) 182,800円(1TB) | 6GB/128GB・256GB・512GB・1TB | 203g | - |
iPhone 13 ProMax 134,800円(128GB) 146,800円(256GB) 170,800円(512GB) 194,800円(1TB) | 6GB/128GB・256GB・512GB・1TB | 238g | - |
iPhone SE(第3世代) 57,800円(64GB) 63,800円(128GB) 76,800円(256GB) | 4GB/64GB・128GB・256GB | 144g | |
iPhone 12 77,440円(64GB) 82,380円(128GB) 94,800円(256GB) | 4GB/64GB・128GB・256GB | 162g | ー |
iPhone 12 mini 69,800円(64GB) 74,800円(128GB) 84,800円(256GB) | 4GB/64GB・128GB・256GB | 133g | ー |
iPhone 12 Pro 112,800円(128GB) 122,800円(256GB) 149,800円(512GB) | 6GB/128GB・256GB・512GB | 187g | - |
iPhone 12 Pro Max 122,800円(128GB) 137,800円(256GB) 159,800円(512GB) | 6GB/128GB・256GB・512GB | 226g | - |
Rakuten Hand 5G 39,800円 | 4GB/128GB | 134g | 2630mAh |
Rakuten BIG s(楽天ビッグエス) 39,980円 | 6GB/128GB | 204g | 3900mAh |
Rakuten BIG 49,800円 | 6GB/128GB | 227g | 4000mAh |
Xperia 10 III Lite 46,800円 | 6GB/64GB | 169g | 4500mAh |
OPPO A55s 5G 32,800円 | 4GB/64GB | 178g | 4000mAh |
OPPO Reno5 A 39,980円 | 6GB/128GB | 182g | 4000mAh |
AQUOS wish 29,800円 | 4GB/64GB | 162g | 3730mAh |
AQUOS sense6 39,800円 | 4GB/64GB | 156g | 4570mAh |
AQUOS zero6 69,800円 | 8GB/128GB | 146g | 4010mAh |
4G機種
※2022年5月13日時点。発売予定含む。
機種名・端末価格(税込) | RAM/ROM | 重量 | バッテリー容量 |
---|---|---|---|
Rakuten Hand 12,980円 | 4GB/64GB | 129g | 2750mAh |
OPPO A73 15,001円 | 4GB/64GB | 162g | 4000mAh |
AQUOS sense4 lite 25,001円 | 4GB/64GB | 176g | 4570mAh |
一部の機種はプランとセットで購入するとポイント還元特典が付きます。
現在は楽天モバイルの販売機種のラインナップから消えていますが、以下の機種を過去販売していました。
- iPhone SE(第2世代)
- AQUOS R5G
- Galaxy S10
- OPPO Reno3 A
- AQUOS sense4 plus
ソフトウェアをアップデートすることで利用できる機種
2019年9月以前に楽天モバイルで発売していた機種ですが、これらの機種についてはソフトウェアをアップデートすることで楽天モバイルのMNO回線を利用できるようになります。
- AQUOS zero SH-M10
- AQUOS R2 compact SH-M09
- AQUOS sense2 SH-M08
- AQUOS sense plus SH-M07
- AQUOS R compact SH-M06
- AQUOS sense lite SH-M05
- Reno 10x Zoom
- AX7
- R17 Pro
- Find X
- HUAWEI P30 lite ※
- HUAWEI nova lite 3 ※
※HUAWEIの2機種はビルド番号のカッコ内の最初の4桁が「C635」の製品がソフトウェア・アップデートによって、楽天回線に対応します。
・ビルド番号:x.x.x.xxx(C635xxxxxxx)
・ビルド番号の確認方法:[設定] → [システム] → [端末情報] → [ビルド番号]
↓楽天回線に対応している機種について詳しい内容は
楽天モバイル公式:楽天回線への移行について
対象となる多くの機種は楽天モバイル以外でも購入することは可能ですが、外部で購入した場合は動作保証外になるため、楽天モバイルで100%確実に動作する機種を求める場合は、楽天モバイルで直接購入するのが無難です。
MNOだけどSIMロック無し
Rakuten UN-LIMIT VIは楽天モバイルのMNOサービスであるものの、ドコモ・au・ソフトバンクといった主要なキャリアには付き物のSIMロックはなく、SIMフリーでのサービス提供になっています。
契約期間の縛りや契約解除料は無し
スマホ・携帯電話の契約といえば、2年契約の縛りや更新月以外で発生する契約解除料といったものが一部の携帯会社にはありますが、これらのペナルティ要素は楽天モバイルの楽天アンリミットについてはありません。必要な時に契約して、不要になった段階で他社にMNPや解約しても契約解除料はかかりません。
契約事務手数料はかつては有料(ただし全額ポイント還元していたが)でしたが、現在は0円になっています。
Rakuten UN-LIMIT V利用者もVIに自動的にアップグレードされる
現在Rakuten UN-LIMIT Vを利用している人は(これから利用する人も)2021年4月1日に自動的にRakuten UN-LIMIT VIにアップグレードしているので、プラン変更を行う必要がありません。(安くなる人はいても高くなることはないのでVからVIへの変更で損する人は誰もいません。)
他の携帯会社のプランでは、新プランを利用したい場合でも自動的に変わるものはほとんどなく、プラン変更の手続きを行う必要があったりしますが、楽天アンリミットは新しいバージョンのプランが出てきた場合には、自動的にアップグレードするという特徴があります。
現在、サービス提供しているRakuten UN-LIMIT VIを利用している人は2022年7月にRakuten UN-LIMIT VIIにVからVIに自動的にアップグレードしたのと同じように自動的にアップグレードされます。
料金
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」の料金ですが、その月に使用したデータ量によって4段階に変わり、月額0円~3,278円(税込)で利用できます。
※あくまでプランの利用料のため、端末を購入した場合の端末代金や月数円レベルのユニバーサルサービス料や電話リレーサービス料といったものはこの料金には含まれてなく別途必要です。
この月額料金は4G回線のみでなく、5G回線を利用する場合でも同じ料金です。
その月に使用したデータ容量 | 月額料金(税込) |
---|---|
1GBまで | 0円 ※2回線目以降は1,078円 ※2022年7月のRakuten UN-LIMIT VIIは1回線目も1,078円に。 |
1GB~3GBまで | 1,078円 |
3GB~20GBまで | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
月額0円になる1GBまでの利用ですが、この料金は1回線目のみが対象で、2回線目以降については月額1,078円の料金が発生する点には注意しましょう。
2022年7月から始まるRakuten UN-LIMIT VIIは1GBまでの基本料金が変わり1回線目の基本料金が0円から1,078円に変わります。(Rakuten UN-LIMIT VIを現在利用している人は2022年10月までは1GBまでのデータ利用だった場合実質無料になります。(7月・8月は0円。9月・10月はポイント還元の形))
2回線目の定義
楽天モバイルの公式ページ内に2回線目の定義について書かれていなかったので、家族が利用する場合には2回線目・3回線目になるのか楽天アンリミットVIの発表を行っていた当時に楽天モバイル公式のチャット相談で質問したところ以下の回答をいただきました。
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT Vプラン)では
ご利用者様=ご契約者様としてご契約頂いております。その為、それぞれの楽天会員IDが必要になります。
上記の場合は必然的にご家族様それぞれが自身の名義になりますので、各1回線ご契約となります。2回線目としてカウントになるのは、
同名義人(ご利用者様=ご契約者様としてご契約)で複数のご契約の場合は2回線目や3回線目となります。頂いたご質問ですと、ご利用者様がご家族様でそれぞれになるかと存じます。必然的にご家族様それぞれでご契約が必要になりますのでお一人様1回線でのご契約になるかと存じます。
あくまで同じ楽天IDに紐づく利用者が複数回線を持つ場合に2回線目、3回線目という扱いになり、家族など利用者(契約者・楽天ID)が変わる場合は、それぞれ1回線という扱いになるようです。
Rakuten UN-LIMIT Vとの違い
2021年4月1日にRakuten UN-LIMIT Vを利用している人もRakuten UN-LIMIT VIに自動的にアップグレードされてしまいますが、プランの違いはVではデータ無制限3,278円のみだったのに対し、VIでは20GB以下のデータ利用の場合には月額料金が安くしたという違いで、特徴のほとんどはRakuten UN-LIMIT Vから継承されている内容です。
●楽天アンリミットVとVIとVIIの月額料金の違い
※税込
その月に使用したデータ容量 | 楽天アンリミットV | 楽天アンリミットVI ※2022年6月まで | 楽天アンリミットVII ※2022年7月開始予定 |
---|---|---|---|
1GBまで | 3,278円 | 0円 ※2回線目以降は1,078円 | 1,078円 |
1GB~3GBまで | 1,078円 | 1,078円 | |
3GB~20GBまで | 2,178円 | 2,178円 | |
20GB~無制限 | 3,278円 | 3,278円 |
2022年7月開始予定のRakuten UN-LIMIT VIIの基本料金の違いもまとめています。
ライトユーザーにもヘビーユーザーにもお得な料金設定
Rakuten UN-LIMIT VIの一番の強みと言えるのは圧倒的な料金の安さで、データを多く使う人もデータを全く使わない人でも安価で利用できる価格設定になっています。
3大キャリアをはじめ、サブブランド、MVNOのいずれのプランにも勝てる料金(負けていても誤差といって良いくらいのレベル)になっています。
20GB以上のプランで3千円程度で、1GB以下であれば月額料金が0円(現在は惜しまれつつ終了したnuroモバイルの0sim(ゼロシム)の代わりにもなれるプランです)という思い切りの良さがあります(Rakuten UN-LIMIT VIIで1GBまでも約1,000円と料金がかかることになるので、すべてのデータ量に対して優位性がある点は少し無くなりますが、全体的に見れば、コストパフォーマンスが良いサービスである点は変わりません)。1GB~20GBの場合もしっかり競合プランに価格対抗できています。
さらに楽天Linkアプリを使った通話で国内通話かけ放題もこの料金にも関わらず付いているのも驚異的です。
別料金でオプションサービスもつけられる
楽天アンリミットでは別料金で付加できるオプションサービスがいくつかあり、一部はプラン申込みの際に一緒に申し込むことも可能です。
●Rakuten UN-LIMITで付加できるオプションサービス
オプションサービス名 | 料金(税込) | 概要 |
---|---|---|
10分(標準)通話かけ放題 ※2022年7月から「15分(標準)通話かけ放題」に | +1,100円/月 | OS標準アプリでの1回10分以内の国内通話かけ放題および国内SMS送信し放題になるオプションサービス。 ※2022年7月からは1回15分以内の国内通話がかけ放題に時間延長。 |
故障紛失保証 with AppleCare Services | +715円~1,309円/月 ※料金はiPhone機種により異なります。 | もしもの時の修理サービスとサポート、盗難や紛失に対する保証をAppleから直接受けられます。 |
スマホ交換保証プラス | +715円/月 | スマホやモバイルルーターの故障・紛失時に新品同等の同一機種を有料で交換するオプションサービス。 |
持ち込みスマホあんしん保証 | +715円~1,309円/月 | すでに持っている楽天回線対応製品の故障・破損・水没を保証するオプションサービス。 ※楽天回線開通日から30日以内まで申し込み可能。 |
国際電話かけ放題 | +980円/月 | 国内から海外(66の国と地域)への通話をかけ放題にするオプションサービス |
ノートンモバイル・セキュリティー | +220円/月 | スマホの安全を守るマカフィーのモバイルセキュリティを利用できるようになります。 |
スマホ遠隔サポート | +550円/月 | 専用オペレータが電話で話しながらスマホ、パソコン、タブレット画面を遠隔操作してサポートするオプションサービス。 |
あんしんコントロール by i-フィルター | +330円/月 | 未成年者の有害サイトへのアクセスを防ぐためのフィルタリングサービス |
楽天モバイル Wi-Fi エコネクト | +398円/月 | 全国15万か所以上のWi-Fiのアクセスポイントに接続できるオプションサービス |
選べる電話番号サービス | 1,100円/回 | お好みで電話番号の下4桁を選べます。 ※通話プラン新規電話番号で申し込みの場合のみ利用可能。 |
最後の「選べる電話番号サービス」だけは月額のオプションサービスではありません。
適用できる各種割引・キャンペーン
楽天アンリミットにはいくつかの割引やキャンペーンがあるのでご紹介します。
最大30000ポイント還元キャンペーン
楽天アンリミットのお申し込みキャンペーンとして、「最大30,000円ポイント還元キャンペーン」を展開しています。このキャンペーンは主に3つのキャンペーンで構成されています。
- 初めてのお申し込みで5,000ポイント
- 対象機種の購入で最大20,000ポイント
※機種や契約形態(MNPか新規契約か)で還元ポイントが変わります。 - 楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムで5,000ポイント
※iPhone機種に限定
※上記の組み合わせにならない機種もあります。
楽天スーパーポイントアッププログラムが+1倍になる
こちらは期間限定や人数限定といったものではないですが、楽天アンリミットを利用している楽天ユーザIDの人は楽天スーパーポイントアッププログラムが+1倍されるようになります。
普段から楽天のサービスを利用している人にとっては、より多くの還元を受けることができます。
現在のRakuten UN-LIMIT VIでは+1倍のポイント還元ですが、2022年6月1日から楽天市場でのお買い物の際のポイント還元が楽天モバイル利用者は+1倍から+2倍にポイント還元倍率が変わります。
端末の下取りサービスもやっています
ドコモ・au・ソフトバンクといった主要なキャリアでは定番の不要な端末の下取りサービスですが、楽天モバイルでも下取りサービスをやっています。端末によって下取り価格が変わりますが、下取りできた場合は楽天キャッシュで下取り価格を受け取る形になります。
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向いている人
Rakuten UN-LIMIT VIのプランが向いている人は、以下のような条件を満たす人には非常に相性の良いプランといえます。
- 楽天モバイルの回線エリア内で利用できる人
- 月額料金をとにかく抑えたい人(データを多く使う人も使わない人もOK)
- 通話やSMSをよく利用する人
※通話やSMSをしない人でも良いですが、よく使う人であればより向いている程度の内容です。 - 楽天のサービスをよく利用する人
※こちらも必須条件ではありませんが、よく使う人であればより向いている程度の内容です。
向いていない人
Rakuten UN-LIMIT VIのプラン利用に向いていない人も一応は存在します。
- 楽天モバイルの回線エリア外(au回線のエリア)でデータを多く利用する人
※データ無制限ではなく月5GBまでの利用になり、データを多く使う人の場合、最大1Mbpsの速度制限が発生するので、速度制限にならない別のプランという選択肢が出てきます。 - プラチナバンドでないと電波が届かない人
※広範囲かつ障害物に強いプラチナバンドを楽天モバイルは持っていません。山間部や建物内部の奥まったところなどプラチナバンドでないと電波が届かないところに住んでいたり、仕事をしたりする人は楽天回線が上手く入らない可能性があります。
まとめ
今回は2021年4月1日にプランをアップグレードした楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI(楽天アンリミットシックス)」について解説しました。
いままでの楽天アンリミットVとは異なり、楽天アンリミットVIあまりデータを使わない人の場合も月額料金がもっと下がり、どのタイプのユーザーでも安い月額料金で利用できる特徴があります。対応エリアでは3大キャリアと比べると弱い点はあるものの、4Gでも5Gでも月額0円~3,278円で、電話やSMSなども使い放題というプランは非常に魅力的だと思います。
また、最初の3ヶ月間はプラン料金も無料なので、気になった人はぜひ検討してみてください。
今回はいかがでしたでしょうか?
また、次回もお楽しみに!
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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