楽天モバイルを解約するときに知っておくべきポイント6選

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楽天モバイルを解約するときに知っておくべきポイント6選

シンプルでわかりやすく、業界最安級の契約プラン。
2021年4月から、念願のiPhone対応。
2021年夏頃には、弱点であった通信エリアの人口カバー率は96%超を予定。
楽天モバイルは、日々アップデートを繰り返し、今や大手3大キャリアに肩を並べるところまで来ています。
本記事では、そんな魅力的な楽天モバイルを契約後、万が一解約するときに知っておくべきポイント6選を解説していきます。
楽天モバイルに興味がある方、また現在楽天モバイルで契約している方にも役に立つ記事となっています。

ポイント1|契約解除料(解約金)はいくらかかるの?

携帯キャリアを解約するときに、最も気になることが「契約解除料(解約金)」です。
ここでは、楽天モバイルの「契約解除料(解約金)」について詳しく解説します。

契約プラン・申し込みによって異なる契約解除料(解約金)

「契約解除料(解約金)」を算定するにあたり、ポイントとなるのが「契約プラン」と「申し込みの時期」です。
以下、詳細を解説していきます。

Rakuten UN-LIMIT Ⅵ

2021年6月現在、契約者の多くが「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」という契約プランを利用しています。「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は、「最低利用期間」の設定がなく、「契約解除料(解約金)」もありません

MVNO

「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」がシンプルであった反面、厄介なのがMVNOの契約解除料(解約金)です。
さらにポイントとなるのが「最低利用期間」です。
楽天モバイルでは「最低利用期間」は開通月を1ヶ月目とし、最低利用期間に満たない時点で解約する場合、所定の契約解除料(解約金)が発生します。最低利用期間・契約解除料は、申し込み内容によって異なる点も注意が必要です。
以下、1つ1つ解説していきます。

スーパーホーダイ(通話SIM)

スーパーホーダイ」の契約解除料(解約金)は以下の通りです。

1)【2019年10月1日00:00以降】申し込み
  • 契約解除料(解約金):0円
2)【2018年6月14日20:00〜2019年9月30日21:59】に申し込み

契約解除料(解約金)は以下の通りです。

最低利用期間~12ヶ月目~24ヶ月目~36ヶ月目36ヶ月目~
12ヶ月間10,780円0円
24ヶ月間10,780円0円
36ヶ月間10,780円0円
3)【2017年9月1日〜2018年6月14日19:59】に申し込み

契約解除料(解約金)は以下の通りです。

最低利用期間~12ヶ月目~24ヶ月目~36ヶ月目36ヶ月目~
12ヶ月間10,780円0円
24ヶ月間21,780円10,780円0円
36ヶ月間32,780円21,780円10,780円0円

その他のプラン・キャンペーン

その他のプラン・キャンペーンの契約解除料(解約金)は以下の通りです。

 最低利用期間契約解除料
(解約金)
組み合わせプラン/下記以外の場合
※【2019年10月1日00:00以降】に申し込み
0ヶ月0円
組み合わせプラン/下記以外の場合
※【2019年9月31日21:59以前】に申し込み
12ヶ月10,780円
 コミコミプラン24ヶ月13,200円
買いテキ!通販ツウ特別プラン24ヶ月10,780円
通話SIM+5分かけ放題・かけ放題契約特典 5,555円相当のポイントプレゼント
12ヶ月
10,780円
夏トクキャンペーン
GRANBEAT同時購入で事務手数料+月額基本料金が3ヶ月無料
楽天モバイルエントリーパッケージ
契約手数料無料特典
ウキウキ特価キャンペーン

データSIM

データSIMの契約解除料(解約金)は以下の通りです。

 最低利用期間契約解除料
(解約金)
組み合わせプラン/下記以外の場合なしなし(0円)
ウィンターセール
6ヶ月
10,780円
プラス割
事務手数料+月額基本料3ヶ月無料特典
楽天モバイルエントリーパッケージ
契約手数料無料特典

【注意点1】オプションサービス

解約時、注意しなければいけないのが「オプションサービス」です。
「オプションサービス」は月途中で解約した場合、解約月の料金は日割り計算で請求されます。
なお、オプションサービスの1つである「国際通話かけ放題」のみ、上記日割り計算対象外となります。「国際通話かけ放題」は、解約日にかかわらず、解約月の「月額請求」となるので注意が必要です。

【注意点2】スマートフォンなどの製品代

解約時、もう一つ注意が必要なのが「スマートフォンなどの製品代」です。
解約時にスマートフォンなど「製品の分割請求が残っている場合」は、解約後も製品の請求は継続されます。製品代の残債確認は、利用しているクレジットカード会社等で確認することとなります。

ポイント2|電話番号は変わってしまうの?

携帯キャリアを解約するときに心配なことの1つが、使い慣れた電話番号を引き続き使うことができるのか、ということです。ここでは、楽天モバイルを解約するときの電話番号について解説します。

MNP利用で電話番号はそのまま

楽天モバイルを解約するときには、MNP(携帯電話ナンバーポータビリティ)を利用することで、使い慣れた電話番号を引き続き使うことができます。

ポイント3|MNPってなに?

携帯キャリアを乗りかえるときに、利用することになる「MNP」。
ここでは、楽天モバイルを解約するときに知っておくべき『MNP」について解説していきます。

MNPとは

「MNP」とは「携帯電話ナンバーポータビリティ」という意味です。
これを利用することで、携帯を乗りかえる際に電話番号を変更することなく、今の電話番号を使用することができます。

MNP予約番号の発行方法

「MNP」を利用するには、「MNP予約番号」が必要となります。
楽天モバイルを解約するときには「MNP予約番号」を必ず発行しましょう。
MNP予約番号の発行方法は、以下の通りです。

  1. 【my楽天モバイル】にアクセスする
  2. 画面右上の三本線メニューから【my 楽天モバイル】→【契約プラン】→【各種手続き】→【他社への乗り換え(MNP予約番号取得)】の順で手続きをする

上記手続きにより、MNP予約番号の発行ができます。
また、発行した予約番号を後ほど確認することも可能です。

MNP予約番号の再発行方法

「MNP予約番号」には有効期限があります。万が一、有効期限を超過してしまった場合は以下の手順でMNP予約番号の再発行が可能となります。

  • メンバーズステーション(会員ページ)の「MNP予約番号発行・確認画面」の最下部にある【MNP転出予約番号の再発行する】ボタンを選択する

MNP転出手数料

ここでは、楽天モバイルからMNP転出する(他社携帯キャリアへ乗り替える)際の料金について解説します。事前に確認しておきましょう。

1.MNP転出手数料:無料

2021年2月28日午後11時59分までのMNP転出申し込みについては、3,300円(税込)がかかっていましたが、2021年3月1日午前0時以降の申し込みについてはMNP転出転出手数料は無料となっています。

2.事務手数料:3,300円(税込)|大手3大キャリア契約時

MNP転出先である他社携帯キャリアでかかる事務手数料です。下記の通り、大手3大キャリアの事務手数料は3,300円となっていますが、その他キャリアでは事務手数料無料というのも多くなっています。MNP転出の際には、事前に転出先の事務手数料を確認しておきましょう。

  • docomo:3,300円(税込)
  • au:3,300円(税込)
  • SoftBank:3,300円(税込)

※ほかのキャリアでは事務手数料が無料のところもある。

ポイント4|損をしない解約のタイミングはいつ?

解約のタイミングは、いつでもいいわけではありません。事前に「損をしない解約のタイミング」を確認しておきましょう。

損をしない解約のタイミング

解約時、損をしないためには携帯キャリアの「締め日」を把握しておくことが大切です。
楽天モバイルの「締め日」は、毎月「25日締め」
余裕を持って、月の前半にMNP転出の手続き(MNP予約番号の発行)を行うことをおすすめします。

25日を超えてしまったら

万が一、解約のタイミングが25日を超えてしまったらどうなるのでしょうか。
解約(MNP転出完了)のタイミングが25日を超えてしまった場合は、翌月分の基本料金が発生してしまいます。
つまり、翌月1ヶ月分の基本料金の支払いが必要となるため、必ず25日までに解約を行うようにしましょう

ポイント5|具体的な解約方法は?

楽天モバイルを解約する時には、どのような手続きが必要となるのでしょうか。
ここでは、具体的な楽天モバイルの解約方法を解説していきます。

解約方法(1)契約プラン

契約プランの解約は、WEBまたはアプリから手続きが可能です。解約方法は、WEB / アプリともに共通となっていますので、以下手順に沿って解約手続きを進めてください。

  1. 【my楽天モバイル】のメニューから【契約プラン】を選択する
  2. 【各種手続き】から【解約】を選択する
  3. 注意事項を確認し【アンケートに進む】を選択する
  4. アンケートに回答し【申し込む】を選択する ※解約のキャンセルは不可
  5. 解約申込み完了

なお、上記解約手続きが完了後、登録のメールアドレス宛に「解約完了のお知らせ」メールが届きます。

解約方法(2)オプション

楽天モバイルが提供しているオプションの中に以下の2つのオプションがあります。
【スマホ交換保証プラス】【故障紛失保証with AppleCare Service】に加入している方は、上記契約プランとは別に、オプションの解約手続きが必要となります。

オプションの解約方法は、以下の通りです(WEB / アプリ共通)

  1. 【my楽天モバイル】のトップページにある【スマホ交換保証プラス】または【故障紛失保証with AppleCare Service】から【解約する】を選択する
  2. 内容を確認し【OK】を選択する
  3. 解約申込み完了

なお、上記オプションを中途解約した場合、同じ製品であっても再度申し込みをすることは不可となっていますのであわせて注意しましょう。

ポイント6|解約するときの注意点は?

ここでは、楽天モバイルを解約する際に、特に注意するべき点を解説します。

SIMカードの返却

利用していた「SIMカード」は返却が必要となります。
楽天モバイルのSIMカードの返送先は以下の通りです。

〒143-0006
東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F
楽天モバイル RSIM回収係

なお、SIMカードの返却は楽天モバイルの店舗では受け付けていませんので、注意が必要です。

楽天モバイルのMVNOの解約・他社へのMNP検討の方

今や、楽天モバイルの契約プランは「シンプルでわかりやすい1プラン」になっています。
老若男女、誰にでもわかりやすい「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」は数多くの支持を受けています。
しかし、ここに辿り着くまでには過去数多くのプラン変更、キャンペーン特典などがあり、その時点で契約した方が解約する際に注意することは「シンプルでわかりやすい」から逆行したものとなっています。

楽天モバイルのMVNOのプランで契約し、解約を検討している方は、迷わず「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」へプラン変更することをおすすめします。
そうすることにより、複雑な「解約プラン」を把握することもなく、いざという時には契約解除料無料で解約することが可能となります。
本記事を読んで、あなたの楽天モバイルライフが「シンプルでわかりやすい」ものになることを切に願うばかりです。

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この記事を書いた人

スマホの先生編集部
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の運用チームです。スマホやスマホプランやキャンペーンなどについて記事を執筆しています。