プリペイドSIMとは。どこで買える?デメリットはある?簡単解説します!

2016年11月21日b-mobile,BIGLOBEモバイル,契約・手続きガイド,FREETEL,IIJmio,楽天モバイル,mineo(マイネオ),nuroモバイル,OCNモバイルONE,U-mobileプリペイドSIM

今、なにかと話題の格安SIM。料金が安いだけでなくプランもシンプルですよね。しかしクオカードやテレフォンカード(懐かしい!)のように、もっと気軽に使える格安SIMがあります。その名も「プリペイドSIM」

ここではプリペイドSIMの説明とメリットやデメリット、導入方法などについて簡単に解説します。

プリペイドSIMとは?

プリペイドSIMは前払い式使い切りができる格安SIMのことです。コンビニや量販店などで現金購入でき、わずらわしい登録が不要で使えるのがメリットです。

気軽に使えるため、格安SIM導入前のお試し用として使えます。例えば格安SIMへはじめて乗り換える場合に、通信速度や手持ちのスマホが今まで通り使えるか不安がある方は事前に「プリペイドSIM」で試してみる。といった使い方ができます。

また短期間の利用に向いているため、短期間だけ日本で利用したい旅行者の方にも最適です。

プリペイドSIMのメリット・デメリット

通常の月額制のSIMと比べてどんなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。

メリット

  • コンビニや量販店、WEBなどで購入できる
  • 現金で購入することが可能
  • 量販店などで購入の場合、その日から使用できる
  • 本人確認書類やクレジットカードなどの登録が不要
  • 利用料金はパッケージ代金のみ
  • 解約の手続きが不要(有効期限またはデータ容量を超えると自動的に解約)

家電量販店だとプリペイドSIMのパッケージを購入すればその日に利用が可能になります。また通常の格安SIMはクレジットカードが必須なのに対し、プリペイドSIMは現金で購入することができます。

※WEBやコンビニで購入する場合、SIMカード自体は後日発送となります。その日に使えるようにはならないので注意が必要です。

デメリット

  • 通話ができない(データ通信専用)
  • SMS(ショートメールサービス)は使えない
  • 料金は月額制の場合より高め

残念ながらプリペイドSIMはデータ通信のみなので通話ができません。

音声通話ができないため、プリペイドSIMにMNPで乗り換えることはできません。そしてお手軽に使えるぶん料金も高めに設定されています。

自動的に解約

プリペイドSIMには利用できる期間容量がプランごとに設定されています。

利用期間を過ぎるか容量を使い切ると解約となります。しかし会社によってチャージして利用期間の延長や容量の追加ができるSIMもありますので、選ぶときのポイントにしてみてください。

違約金などは発生しないので解約になってもまた購入すれば良いだけの話ですけどね。。

どこで買える?

  • WEB
    プリペイドSIMを提供している会社のWEBサイトで購入できます。
  • 量販店
    ヨドバシ・ビックカメラ・ヤマダ電機・イオンなどの量販店で購入できます。
  • コンビニ
    ローソンやファミリーマートなど大手のコンビニで購入できます。(SIMは申し込み後に発送)
  • 空港
    空港では店舗以外に自動販売機などで売られているのが特徴です。

利用できる条件は?

プリペイドSIMが利用できる端末の条件は下記の通りです。

  • 利用したい格安SIM会社で動作確認済みの機種であること
  • SIMフリーの端末またはSIMロックが解除された端末であること

※例外として格安SIM会社が端末と同じキャリアの回線を使用していればSIMロックの解除なしで利用できます。(もしドコモの端末であればSIMロックの解除なしでほぼすべてのプリペイドSIMが利用可能です)
※動作確認済みの機種は格安SIM会社のWEBサイトに掲載されています。

購入~開通までの流れ

購入前にやること

まずは自分の端末が動作確認されているか格安SIM会社のWEBサイトなどで確認します。その際、SIMカードのサイズも間違えないように確認を!

店舗やWEBで購入!

家電量販店などでSIMカード入りのパッケージを購入すれば、その日のうちに使えるようになります。コンビニ(SIMカードが同梱されていない)やWEBから購入した場合はSIMカードが届くまでに数日かかります。

即日使用したい方はSIMカード入りのパッケージを購入するようにしてください。

購入後の設定

APN設定(通信を行うための設定)が必要となります。
有名メーカーのSIMフリー端末などは主な格安SIM会社の設定ファイルがすでにインストールされていて、利用したい会社を選択するだけで完了するので便利です。(iPhoneは手動で行う必要があります)

難しそうに思われるかもしれませんが、WEBサイト購入時のパッケージに付いてくる説明書に従って進めていくだけなので、意外とカンタンです!

おもなプリペイドSIMの一覧

会社名容量有効期限料金
FREETEL1GB7日1,780円
2GB30日2,780円
OCNモバイルONE50MB/日20日3,024円
1GB30日3,456円
30MB/日30日4,094.28円
IIJmio2GB3ヵ月3,791円
mineo1GB2ヵ月3,700円
U-mobile200MB/日7日オープン価格
200MB/日15日オープン価格
200MB/日30日 オープン価格
b-mobile5GB30日3,380円
5GB/月6ヵ月17,315円
5GB/月12ヵ月29,445円
nuroモバイル1.2GB30日オープン価格
2.4GB30日オープン価格
3.2GB2ヵ月オープン価格
楽天モバイル1GB30日2,980円
2GB3ヵ月3,980円
BIGLOBE3GB30日4,900円
7GB30日7,700円

まとめ

格安SIMでも各手数料や違約金があるので、おいそれとは変更できませんよね。格安SIM選びに失敗しないためにも、まずはお試しで利用してみたい!という方はまずプリペイドで格安SIMを体感してみてはいかがでしょうか?(通信回線は通常の月額制のSIMと同じなので、格安SIMを導入する前に通信速度を体感できます)

試してみて、気に入ったら通常の月額制プランへ変更し使い続けることも可能です。また、クレジットカードを持ってないけど格安SIMを使いたい!という方にも良いかもしれませんね。(月額制より割高になりますが)

この記事を書いた人

Kanスマホの先生の初代運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の初代運営者。
※一部の古い記事は2代目運営者のKenが更新している内容もあります。