ソフトバンク「ギガモンスター」とは?メリット・デメリットを解説。
「ギガモンスター」は現在新規申込受付が終了しているプランです。
現在、ソフトバンクで契約できる(または開始予定の)スマホ向けプランは以下のプランです。
通常プラン
- メリハリ無制限+ ※データ無制限プラン
- ペイトク無制限 ※データ無制限プラン(PayPayをよく使う人向け)
- ミニフィットプラン+ ※月3GBまでのデータ小容量タイプのプラン
限定プラン(申し込み対象者に何かしらの制限があるプラン)
- LINEMO(ラインモ)
※オンラインとLINE限定プラン! - スマホデビュープラン+
※ケータイからスマホへの乗り換え(または機種変更)の場合、5歳~22歳の新規契約の場合に限定して申し込み可能な月4GBまたは20GBの2つの容量から選べるプラン
ソフトバンクが提供する「ギガモンスター」は、データ定額プランの一つ。
標準的なデータプランの「5GB」に税抜1,000円プラスすることで20GBに増量することができるサービスです。(税抜3,000円プラスで30GB)
動画の閲覧などであっという間に容量の上限を超えてしまい、通信速度に規制がかかってしまったという人も多いのではないでしょうか。
そこで登場したのが「ギガモンスター」です。ここではその内容とメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。
ギガモンスターとは何か?
GIGA MONSTER!!
略してギガモン。ゲットだぜ!!
冗談はさておき、ソフトバンクの「ギガモンスター」の紹介を。。まずは基本的なことから。最初にも述べましたが「ギガモンスター」はデータ定額プランの一つになります。
わりやすくするために、まずはソフトバンクの料金のしくみから見ておきましょう。
スマホやケータイの料金は、基本的に下記の3つで構成されています。
- 基本料金(通話にかかる料金)
- ウェブ使用料(ウェブを使用するための料金)
- データ通信料(通信にかかる料金)
この3つを基本にしてオプションサービスや端末の分割金などが追加されます(もちろん割引もあります)。このうち、ギガモンスターは「3.データ通信料」にあたります。
ですので、基本料金(通話にかかる料金)などは別途かかるという点にご注意ください。
データ通信料(定額プラン)とは?
データ通信料は動画やネットなどデータの通信にかかる料金です。例えるなら、タンクに入った水を想像してください。毎月契約した量の水を購入し、その容量を使い切るまでは勢いよく水を出す(高速通信)ことができます。
しかし、タンクの水を使い切ってしまうと、勢いよく水をだすことができません。つまり通信の速度に制限がかかります。完全に通信ができなくなる訳ではなく、極端に通信速度が遅くなりネットや動画などが快適に視聴できなくなるのです。
なのでタンクの水(データ通信容量)が多いほど、そのぶん多く高速通信を行うことができます。その通信をするための容量の単位を「GB(ギガバイト)」といいます。
ソフトバンクの場合は容量別に1GB/2GB/5GB/20GBのプランがありますが、このうち「20GB」が「ギガモンスター」と呼ばれているというワケです。
↓ソフトバンクの料金のしくみを世界一わかりやすく解説!まさにモンスター級?データ容量「50GB」が登場!
さらに2017年9月にはなんと容量が「50GB」という、ほとんど無制限?といっても良いようなプランが登場しました。
その名も、
ウルトラギガモンスター
20GBのギガモンスターに税抜1000円プラスするだけで容量が倍以上になるため、非常にコスパの高いプランとなっています。
ソフトバンクのデータ定額のラインナップ&料金を見てみましょう。
ソフトバンクのデータ定額プラン
データ定額サービス | 基本データ量 | 定額料 (税抜) |
---|---|---|
データ定額ミニ1GB | 1GB | 2,900円 |
データ定額ミニ2GB | 2GB | 3,500円 |
データ定額 5GB※標準 | 5GB | 5,000円 |
ギガモンスター データ定額 20GB | 20GB | 6,000円 |
ギガモンスター データ定額 30GB (新規受付終了) | ||
ウルトラギガモンスター データ定額 50GB | 50GB | 7,000円 |
※ギガモンスターの「データ定額30GB」は「ウルトラギガモンスター」の登場に伴い、新規受付を終了。なんと50GB(ウルトラギガモンスター)のほうが安くなっています。
例えば、標準的データプランの5GB(5,000円)と比較すると、
プラス税抜1000円で20GB(ギガモンスター)
プラス税抜2000円で50GB(ウルトラギガモンスター)
になります。
ネット閲覧・メールなど一般的なスマホの利用であれば5GBあれば問題ないかと思いますが、動画を頻繁に視聴する場合などは少し物足りない場合があるかもしれません。。
ギガモンスターならもう容量を気にすることなく動画やアプリを楽しむことができますね。
過去の大容量プランと「ギガモンスター」の比較
2016年9月に「ギガモンスター」が登場するまでソフトバンクで提供されていた大容量プランとその価格を見てみましょう。(下表参照)
旧データ定額(※現在は新規受付を終了)
データ定額サービス | 定額料 (税抜) |
---|---|
(新規受付終了) データ定額 8GB | 6,700円 |
(新規受付終了) データ定額 10GB | 8,000円 |
(新規受付終了) データ定額 15GB | 12,500円 |
(新規受付終了) データ定額 20GB | 16,000円 |
(新規受付終了) データ定額 30GB | 22,500円 |
従来は20GBのデータ量だと毎月税抜16,000円、30GBだと税抜22,500円かかっていました。
とても払えませんよね。
ギガモンスター(20GB)に加入すると、単純に旧プランで税抜16,000円かかっていた料金が税抜6,000円になるということです。
これはたしかにお安いですね。頻繁に速度制限がかかり不便な思いをした人はプラン変更を考えてみてはいかがでしょうか?
「ギガモンスター」のメリットとデメリット
メリット
- 速度制限がかかるたびに追加データを購入していた方は安くなるはずです。
- 使用データ量をほぼ気にする必要がなくなるので気持ちにゆとりが生まれます(笑)。そのゆとりプライスレス!
- 現在、新規受付を終了した旧データ定額の8GB~30GBをまだ利用中の方はギガモンスターにプラン変更したら劇的に安くなります。
- 余ったデータはすべて翌月に繰りこせます。
デメリット
- 通信プランのみUQ Flatツープラスの「ギガ放題」などのルーターを契約するほうがお得になる場合があります。ただ、持ち歩く機器が増える・支払先が増える・回線が不安定・2年縛りが発生するため同時に契約しないと更新月が別々になってしまう。などの問題点が考えられます。
- ホワイトプランでの「ギガモンスター」の利用はできません。「スマ放題」または「スマ放題」ライトへのプラン変更が必要となります。
- テザリングオプションを利用する場合、2018年4月からは有料(税抜500円)に。
- 家族データシェアをご利用中の方は加入できません。
本当にお得なのか?
当然ですが動画もあまり見ない、データ通信量は1~5GBなどで充分満足している人は月額料金が高くなるだけなのでやめておいたほうが良いでしょう。
5GBに加入していても何度も速度制限にあっている人や、過去の大容量プラン(8GB以上)に今も加入している人は間違いなくお得なプランです(申し込みしない限り、高い料金のまま継続して利用することになります)。自分のデータ通信量を今一度見返し検討してみてはいかがでしょう?
申し込む前に注意すること
テザリングオプションをご利用の方
テザリングオプションを利用する場合、5GB以下のプランでは料金はかからないのですが「ギガモンスター」や「ウルトラギガモンスター」の場合にはキャンペーン期間の2018年3月末までは無料、しかしその翌月以降は税抜500円/月が必要となります。
※オプション料金が税抜1,000円から税抜500円に値下げとなりました。
テザリングオプションの無料キャンペーンはたびたび延長されています。もしかしたら今度もまた延長なんてこともあり得るかもしれません。
家族データシェアをご利用の方は
家族データシェアをご利用の方は「ギガモンスター」には加入できません。
※「家族データシェア」とは、家族で複数台契約した場合、親回線の端末と子回線の端末とでデータ量を分け合うことのできるサービスです。
データの翌月くりこしについて
「ギガモンスター」はその月にデータが余った場合、翌月に余った通信量を全て繰り越すことができます。プラン発表当初、翌月への繰り越し量が5GBまでとなっていましたが、撤廃されました。
注意点として、繰り越したデータは永遠に引き継がれるわけではありません。有効期限があります。翌請求月末まで有効です。
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の初代運営者。
※一部の古い記事は2代目運営者のKenが更新している内容もあります。
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