OCN モバイル ONEの解約・MNP転出手続き方法を解説!違約金や注意点は?電話で解約できる?
OCNモバイルONEはドコモ回線を利用した格安SIM(MVNO)回線です。
格安SIM(MVNO)の中では、高い通信品質と業界最安値クラスの料金設計が魅力のサービスですね。
しかし、「大容量プランがやや割高」「もっと安定した通信品質で利用したい」といった理由で解約を考えられる方もいらっしゃるかと思います。
当記事では、OCNモバイルONEの解約手続き方法や違約金、細かな注意点まで詳しく解説をしていきます。
※OCNモバイルONEからではなく、OCNモバイルONE以外のキャリア(携帯会社)からMNPをしたい方はこちらの記事をどうぞ。
乗り換え先におすすめの格安SIM会社
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル
解約手続きの前に注意をしておきたい4つのポイント
解約の種類(MNP予約番号発行or通常解約)に注意!
解約の種類は他社に電話番号を引き継ぐ「MNP予約番号の発行」と、利用中の電話番号を今後使用しない「通常解約」があります。
OCNモバイルONEで利用中の電話番号を他社に引き継ぎたいにも関わらず「通常解約」をすると、二度と同じ電話番号が利用できなくなる点に注意が必要です。
また、解約後はいかなる理由があってもキャンセルや契約復活ができません。
再契約を行うことは可能ですが、以前の契約状況は原則引き継ぎができないため慎重に解約をしましょう。
OCNメールアドレスが利用不可になる
解約に伴い、OCNから発行された基本メールアドレス(@xxx.ocn.ne.jp)が利用できなくなります。
もし、「OCNモバイルONEは解約するがメールアドレスは継続したい」という場合は「バリュープラン(月額250円)」へ加入することで、メールアドレスのみそのまま継続利用することが可能です。
バリュープランの申込はWeb手続きができません。
カスタマーズフロント(0120-506-506)へ電話で連絡し、「OCNモバイルONEは解約するがメールアドレスは継続利用したい」と伝えましょう。
月額利用料金の請求に注意
OCNモバイルONEの解約をする際、月途中の解約であっても解約月の月額料金は1ヶ月分請求がされます。たとえ1日に解約を行なったとしても日割りにならず、月末までの利用料金が請求される点に注意をしましょう。
他社へ乗り換えをする際は、「申込月は日割り計算」となる会社が多いため月末付近での解約をオススメします!
オプションサービスの同時解約に注意
OCNモバイルONEを解約する際、「050plus」などのオプションサービスも同時に解約されます。050から始まる電話番号を利用している場合は他社へ引き継ぎすることができないため、合わせて注意が必要です。
ただし、契約状況(固定通信サービスの加入状況など)によっては「マイセキュア」「050plus」などの一部オプションサービスは自動解約がされません。
現在加入中のサービスは「OCNマイページ」から確認可能なため、解約手続きが完了した後に再度ログインを行い、不要サービスの解約漏れがないかを確認しておきましょう。
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル
OCNモバイルONEの解約手続き方法は?電話解約はできない?
OCNモバイルONEの解約方法は、「電話番号を他社に引き継いで利用するか、しないか」で変わります。
- 電話番号をそのまま他社で利用する場合(MNP予約番号の発行)
Web(OCNマイページ)もしくはカスタマーズフロント(0120-506-506)への電話で手続き可能。
- 電話番号を他社で利用せず解約(通常解約)
Web(OCNマイページ)手続のみ、電話解約は不可。
電話番号が失効する通常の解約手続きはWebのみですが、OCNマイページはわかりやすいレイアウトでWeb手続きも簡単に行えます。
実際の解約手順を項目ごとに解説していきます。
MNP予約番号発行(番号そのまま他社へ乗り換え)の流れと注意点
電話番号を他社へ引き継ぐ場合、MNP予約番号の発行が必要です。
まず、解約までの全体的な流れを解説します。
- MNP予約番号を発行する(Web、もしくは電話)
- 引き継ぎ先サービスの申込をする(このタイミングでMNP予約番号が必要になります)
- 引き継ぎ先サービスが開通した時点でOCNモバイルONEが自動解約になる
注意点としては、「引き継ぎ先サービスが開通するまではOCNモバイルONEの解約がされない」という点です。
例えば「MNP予約番号の発行を5月25日に行い、引き継ぎ先サービスは6月2日に開通した」という場合、OCNモバイルONEの解約日は6月2日になります。6月2日解約だと、「解約月の料金は1ヶ月単位で請求」という条件があるため6月分の料金が全額請求されてしまい損をしてしまいます。
そのため、MNP予約番号の発行は余裕を持って月半ば(15日〜20日ごろ)に手続きをすることをオススメします。
OCNモバイルONEのMNP予約番号発行は3営業日程度時間がかかり、乗り換え先サービスの開通にも時間がかかる(特にWeb完結で申込をする場合)可能性があることを注意しましょう。
MNP予約番号発行の手順(Web手続き)
それでは、実際の手順を解説します。
と言っても、OCNモバイルONEのWeb手続きは非常にわかりやすく、操作は簡単です。
- OCNマイページ(MNP転出(MNP:携帯番号ポータビリティ))へログイン
- 必要事項の入力(性別や解約理由の選択など、簡単な設問)
- 確認メールの送信先アドレスを入力
- 画面下部の「申し込む」ボタンを押下
以上で手続きが完了します。
念のために申込内容の確認メールがきちんと届いているかどうか確認しておきましょう!
MNP予約番号発行を電話で手続きする場合
電話手続きの方が安心するという方のために、解約連絡先を記載しておきます。
OCNモバイルONE カスタマーズフロント
フリーダイヤル:0120-506-506
受付時間:10:00-19:00(日曜・祝日・年末年始を除く)
上記連絡先へ発信することで、MNP予約番号を発行することができます。
OCNモバイルONEの解約手順(電話番号を他社で継続しない場合)
次に、電話番号を引き継がずに解約する手順について解説をします。
解約手続きが完了すると、解約のキャンセルや取り消し、復活はできません。
通常解約手続きは利用中の電話番号が二度と使えなくなるなど取り返しがつかないケースに発展する可能性があります。
本当に解約しても問題ないか、再度確認をしてから手続きをしましょう。
実際の解約手順
- OCNトップページへアクセス
- 画面上部の「マイページ」をクリックorタップ
- 「ログイン」をクリックorタップ
- 「解約のお手続き」をクリックorタップ
- ご契約中のモバイルの解約欄内、「解約手続きをはじめる」をクリックorタップ
- 解約の必要事項を入力し、注意事項に同意。
- 「解約する」ボタンをクリックorタップし手続きが完了!
念のために申込内容の確認メールがきちんと届いているかどうか確認しておきましょう!
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル
OCNモバイルONEの違約金や解約時の手数料、最低利用期間について
OCNモバイルONEの違約金は、現時点では全く気にする必要がありません。
その理由2つです。
- 2019年11月20日以降にOCNモバイルONEを申込した場合は最低利用期間・違約金ともになし。
- 2019年11月20日以前にOCNモバイルONEを申込した場合は最低利用期間は6ヶ月。
以上がOCNモバイルONEの違約金システムのため、現時点で違約金が発生する方がいないからです。
(非常に稀なケースとして、2019年11月20日以前に申込をし、何らかの理由で開通が遅れて現在の利用期間が6ヶ月未満という方も存在するかもしれませんが・・・)
違約金以外の解約手数料なども全くかからないため、非常に良心的ですね。
また、MNP予約番号を発行して他社へ乗り換える際の手数料も無料です。(2021年4月1日以降の他社への転出は無料)
まとめ
解約前に注意点をしっかり確認しましょう。
特に、「電話番号を引き継ぎたいのに通常解約してしまった」ということのないよう、手続き方法には細心の注意が必要です。
- 違約金・解約手数料・MNP転出手数料は原則無料です。
- 解約月は月途中の解約でも1ヶ月分の料金が発生します。
- 解約手続きはWebのみ。
※他社へ乗り換えをする「MNP予約番号発行」のみ電話(0120-506-506)でも手続き可能!
乗り換え先におすすめの格安SIM会社
楽天モバイル
ワイモバイル
UQモバイル
この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の運用チームです。スマホやスマホプランやキャンペーンなどについて記事を執筆しています。