スマホ・携帯電話を別の携帯会社にMNPで乗り換える前にやっておくべき6つのこと

MNP/乗り換えSIMロック解除

いま利用している携帯会社からほかの携帯会社に乗り換えたい(MNP)とお考えの方。実際に乗り換えを行うにあたり乗り換え先の携帯会社の料金プランやキャンペーン、情報サイトなどを色々調べたりしていると思いますが、MNPで乗り換えを行う前に現在の携帯会社やスマホ・携帯電話で幾つか事前にやっておいた方が良いことがあります。

今回は、他の携帯会社に乗り換えを行う前にやっておいた方が良い6つのことについてご紹介いたします。

乗り換え先におすすめの格安SIM会社

1.利用中の携帯会社の契約期間の確認(契約解除料が必要かの確認)

これはすべての携帯会社に当てはまる内容ではありませんが、一部のMVNOで契約期間の縛りのあるプランを契約している場合、期間外での解約やMNPを行った場合にペナルティとして契約解除料(1万円前後が一般的)が発生します。

先生

かつて、ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイルなど主要な携帯会社で契約解除料がありましたが、2021年10月~2022年4月で契約解除料を廃止されています。

他にも携帯・スマホ端末を購入し現在も端末代を支払っている場合には機種代金の残額や、解除料が発生するその他割引サービスやキャンペーン・サービスがあった場合もそれらの解除料が発生するため、これらの解除料が必要なものがあるかどうかを確認して、本当に今のタイミングでMNPの乗り換えをしても良いか判断してください

2.毎月の通話時間・データ容量の確認

過去3カ月程度の期間の毎月の通話時間や使用したデータ量を確認してください。
これは次の携帯会社に乗り換える際、どのプランで契約すべきかの判断材料になってきます。

上記の1と2の確認方法は専用のオンライン(MydocomoやMy auやMy SoftBankなど)から確認するのが一番楽です。

専用ページにログインして、契約内容確認や利用履歴といった箇所を見れば、詳細が分かります。

ドコモの契約内容の確認方法

ドコモで契約内容などの確認は電話またはオンライン(My Docomo)で確認しましょう。

オンラインで確認する場合

電話で確認する場合(受付時間:9:00~20:00)

ドコモの携帯電話から局番なしの「151」(無料)
一般電話から0120-800-000
ドコモ インフォメーションセンター

auの契約内容の確認方法

auで契約内容などの確認は電話またはオンライン(My au)で確認しましょう。

オンラインで確認する場合

電話で確認する場合(受付時間:9:00~20:00)

auの携帯電話から局番なしの「157」(無料)
一般電話から0077-7-111

ソフトバンクの契約内容の確認方法

ソフトバンクで契約内容などの確認は電話またはオンライン(My Softbank)で確認しましょう。

オンラインで確認する場合

電話で確認する場合(受付時間:9:00~20:00)

ソフトバンクの携帯電話から局番なしの「157」(無料)
一般電話から0800-919-0157

ワイモバイルの契約内容などの確認方法

ワイモバイルで契約内容などの確認は電話またはオンライン(My Y!mobile)で確認しましょう。

オンラインで確認する場合

電話で確認する場合(受付時間:9:00~20:00)

ワイモバイルの携帯電話から局番なしの「151」(無料)
一般電話から0570-039-151

UQモバイルの契約内容などの確認方法

UQモバイルで契約内容などの確認は電話またはオンライン(my UQ mobile)で確認しましょう。

オンラインで確認する場合

電話で確認する場合(受付時間:9:00~21:00)

UQお客様センター0120-929-818
音声ガイダンス「2」(UQ mobile)を選択

3.キャリア以外の外部提供のオプションサービスの有無確認・解約手続き

店舗独自キャンペーンの条件として、キャリア公式以外の外部の会社が運営しているようなオプションサービスに加入している場合で、次に契約する携帯会社に引き継げないような場合には、別途オプションサービスの解約を行ってください。

キャリア公式のサービスでもないので現在の携帯会社をMNPや解約を行った場合でも、該当のオプションサービスは解約されず、そのまま利用もしていないのに利用料金だけがかかっているといったことは発生する場合もあります。

外部のオプションサービスは1や2の確認用の専用ページにも掲載されない内容のはずなので、頑張って思い出していただくか、最初に契約した際の控えなどを確認いただき、解約漏れが無いかをご確認いただき、今後使わない(使えない)ようであれば解約手続きを行うようにしてください

先生

この解約手続きは基本的にはキャリアや携帯ショップではなく、該当のサービスの運営元に問い合わせる形になるかと思います。

4.アプリ引っ越しの事前準備(LINEなど)

LINEや一部のゲームアプリなど、特に携帯会社やOSが変わってしまうとそのままの状態ではアカウントを引き継げなくなるケースがあります。
そのため、予め引き継ぎができるように事前に設定を行っておく必要があります。

準備1・現在のスマホデータのバックアップを取っておく

MNPした後、何かあっても良いようにデータのバックアップをあらかじめとっておきましょう。

準備2・各アプリの引き継ぎ設定を行う

引き継ぎ設定方法は、アプリによって異なりますが、それぞれ引き継ぎの設定を行っておきましょう。

  • Facebook IDの連携
  • メールアドレスの登録
  • IDとパスワードを登録・発行する
  • iOSのGameCenterとの連携 など
先生

アプリで設定している引継ぎ用のメールアドレスを現在使用しているキャリアのメールアドレスを使用している場合は、MNPで乗り換えた後は使えなくなるため、gmailなどのWEBメールなどに変更しておくと良いです。

補足・アプリ内のゲーム内通貨や一部情報は引き継ぎない場合もある

アプリによってはゲーム内通貨など、機種変更や携帯会社を変更してしまうと利用できなくなる場合もあるため、情報の引き継ぎができるかどうかアプリのFAQなどを事前に確認いただき、引き継げない場合にはMNPの前にゲーム内通貨を使用してしまいましょう。

5.SIMフリー化(MNP先で同じ端末を使う場合)

いま使っているスマホやiPhoneをMNPした後も引き続き使い続けたい場合は、特定の携帯会社しか使えないSIMロックがかかっていると他の携帯会社では使用できなくなるので、SIMロックを解除しておく必要があります

SIMロック解除は、SIMロック解除できる機種で基本的には101日以上利用していることが条件(最近は、支払方法によってはSIMロック解除状態で購入できたり、初めからSIMロックがかかっていない機種を購入できるようになってきており、国の指導によりSIMロックを禁止する流れなので、いずれは気にする必要のない事象にはなってくると思います。)としています。

先生

SIMロックがかかっている機種は発売日の古い機種で、発売日の新しい新機種についてはSIMロックがかけられていません。

キャリアショップでSIMロックの解除手続きをすると3,300円の手数料がかかりますが、
オンライン(My DocomoやMy SoftBankなど)でSIMロック解除の手続きを行った場合は無料で手続きをすることができます。

iPhoneの様にMNP先でも同じ機種がある場合には、あまり問題にはならないと思いますが、MNP先に同じ機種が無い一部のAndroid機種の場合、キャリアによって対応している電波帯が違う影響で、SIMロック解除してもその機種が物理的に使えない、快適なプラチナバンド帯の電波を拾えないといったことが発生する可能性はあります。

先生

その端末が大丈夫かどうかは、MNP先のキャリアかショップへ事前に確認しておいた方が無難かもしれません。

ドコモのSIMロックを解除する方法についてはauのSIMロックを解除する方法についてはソフトバンクのSIMロックを解除する方法についてはワイモバイルのSIMロックを解除する方法についてはUQモバイルのSIMロックを解除する方法については

6.キャリア独自のポイントの消化(3大キャリアの場合)

ドコモ、au、ソフトバンクを利用している場合は、利用に応じてキャリア独自のポイントが付与されます。

ただし、特定の手続きを行っていない場合や一部のポイントについては、MNPや解約に伴い、ポイントごと消滅してしまうため、引き続き利用できるように手続きを行うか、ポイントをMNPする前に使う必要があります。

ドコモの場合(dポイント)

dポイントは、dアカウントを持っていれば、引き続きdポイントを利用することができます。
dアカウントを持っていない場合は、MNPしてしまうとdポイントは消滅してしまいます。

dアカウントを持っていない場合には、MNP前にアカウントを作成し、連携しておきましょう。

auの場合(Pontaポイント)

PontaポイントはPonta会員IDを持っていれば、引き続きPontaポイントを利用することができます。

ソフトバンクの場合(ソフトバンクポイント)

ソフトバンクポイントについてはソフトバンク(LINEMO含む)やワイモバイルからMNPすると消滅してしまいます。
ソフトバンクポイントが残っている場合には、MNPの前に使っておいた方がよいです。

先生

かつてはTポイント還元もありましたが、2022年3月31日で終了してしまいました。

ソフトバンクポイントの消化する候補としては、PayPayボーナスへの交換やスマホ・iPhoneのオプション品やアクセサリ購入に充てるのが無難な感じです。

まとめ

MNPで乗り換える時は乗り換え先の方に目を向けがちですが、MNPで乗り換える前にあらかじめ確認や設定や準備しておくことがあり、つい忘れてしまうと後から判明した後で最悪取り返しがつかなくなるといったこともあり得ます。そのようなことにならないように事前に確認・準備しておくことで自分にマッチする携帯会社へ無事乗り換えができるように頑張ってください。

今回の内容はいかがでしたでしょうか?
また次回をお楽しみに!

乗り換え先におすすめの格安SIM会社

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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