iPhone14値段比較(2024年7月版)。AppleStore版、キャリア版、中古端末の価格・割引は?
iPhone14は2022年9月16日に発売した機種です。iPhone14シリーズは前回のiPhone13シリーズと同じく4つのモデルがあります(ただしminiはなくなり、Plusが増えた形です)。
現在は次世代のiPhone15シリーズが発売されているため、iPhone14シリーズは一世代前の機種となっていますが、まだまだ高性能な現役の機種です。
iPhone14は5Gに対応したiPhone機種で、iPhone14を取り扱うキャリアはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルがあります。
今回は、2024年7月現在のiPhone14の端末価格のみに焦点を当てた形でApple Store版とドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルとの値段比較行ってみました。
購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた中古端末販売店での最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。
- iPhone14の値段比較表(割引適用前の価格表)
- 長期利用&新品でiPhone14を安く購入するなら:楽天モバイルがおすすめ
- 2年でiPhone14を返却する形の購入なら:ソフトバンクがおすすめ(ソフトバンクを利用している必要あり)
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機種の主な特徴
色々なサイトでiPhone14が紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。
容量は3タイプ。本体の色は6種類
iPhone14は128GB・256GB・512GBの3タイプがあり、端末のカラーはブルー・パープル・イエロー・ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)REDの6種類用意されています。
発売当時は5色展開でしたが、2023年3月にイエローが追加になり、現在は6色展開になっています。
iPhone13の発売当初は5色展開(現在は6色展開)で、ブルー、ミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDはiPhone14でも展開している色ですが、iPhone13とiPhone14とで色味が変わっているものもあります。
ディスプレイのサイズは6.1インチでiPhone13の後継機の立ち位置にある影響かiPhone14とiPhone13は同じディスプレイサイズになっています。縦横サイズは同じですが、若干厚さと重量が増えています。他にも、いくつかの点で違いがあります。
その他の特徴
iPhone14は、前年モデルのiPhone13と比べると以下の点が違っています。
iPhone13との違い(主なもの)
- チップ:5コアGPUのA15 BionicチップでGPUが1コア分多いです。
(iPhone13は4コアGPUのA15 Bionicチップです) - 本体サイズ:ディスプレイサイズ、縦横幅は同じでも厚みが少し増加(146.7mm×71.5mm×7.80mm)
(iPhone13は146.7mm×71.5mm×7.65mm) - 重量:172グラムと1グラム減少しました。
(iPhone13は173g) - カラー:6色ですが色のラインナップが一部変わっています
(iPhone13は現在6色ですがカラーが一部違います) - 電池の持ち:最大20時間のビデオ再生、最大16時間のビデオストリーミング再生、最大80時間のオーディオ再生など電池の持ちが良くなりました。
(iPhone13は最大19時間のビデオ再生、最大15時間のビデオストリーミング再生、最大75時間のオーディオ再生が可能) - カメラ性能:先進的なデュアルカメラシステムやオートフォーカスに対応したTrueDepthフロントカメラやPhontonic Engineや最大4Kのシネマティックやアクションモードなどカメラ機能の強化がされています。
- Bluetooth:Bluetooth5.3に対応
(iPhone13はBluetooth5.0に対応) - センサー:ジャイロ、加速度センサー、環境光センサーの強化がされています。
- 衝突事故検出機能が加わりました。
(iPhone13は衝突事故検出機能未実装)
キャリア販売モデルに限った話ですが、ドコモ・au・ソフトバンクで販売するiPhone14についてもSIMロックがかかっていないSIMフリー端末になっています。
※楽天モバイル(楽天アンリミット)はiPhone14に限らず、SIMロックをかけていません。
iPhone14などのiPhone14シリーズは5G回線を利用できるもののミリ波には対応していない機種です。
5Gには4Gの技術を利用できる「NR化」のほかに「サブ6」と超高速な「ミリ波」の3つがありますが、国内版では「ミリ波」については利用できません。(アメリカ版のみ「ミリ波」の利用ができます)本当の意味での超高速・超低遅延などを満たす5Gを利用できるというわけではない点には注意しましょう。
値段比較
iPhone14の本体の値段は以下の通りになっています。各携帯会社の販売価格は割引を適用していない定価の場合の値段です。参考値で中古販売の価格も載せています。
※価格調査日:2024年7月18日
128GBモデル・新品価格
iPhone14の128GBモデル本体の新品価格(定価)は以下のとおりです。
メーカー・キャリア | 本体値段(税込) | Appleとの価格差 |
---|---|---|
Apple Store | 112,800円 | – |
楽天モバイル | 120,800円 | +8,000円 |
ドコモ | 124,465円 | +11,665円 |
ソフトバンク | 127,440円 | +14,640円 |
au | 127,900円 | +15,100円 |
128GBモデル・中古価格
iPhone14の128GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。
販売店 | 本体値段(税込) | 補足 |
---|---|---|
イオシス | 82,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
にこスマ | 88,300円~ | ※Cランク |
256GBモデル・新品価格
iPhone14の256GBモデル本体の新品価格(定価)は以下のとおりです。
メーカー・キャリア | 本体値段(税込) | Appleとの価格差 |
---|---|---|
Apple Store | 127,800円 | – |
楽天モバイル | 135,900円 | +8,100円 |
ドコモ | 161,480円 | +33,680円 |
au | 161,770円 | +33,970円 |
ソフトバンク | 販売終了 | – |
256GBモデル・中古価格
iPhone14の256GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。
販売店 | 本体値段(税込) | 補足 |
---|---|---|
イオシス | 92,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
にこスマ | 104,100円~ | ※Cランク |
512GBモデル・新品価格
iPhone14の512GBモデル本体の新品価格(定価)は以下のとおりです。
メーカー・キャリア | 本体値段(税込) | Appleとの価格差 |
---|---|---|
Apple Store | 157,800円 | – |
楽天モバイル | 165,900円 | +8,100円 |
ドコモ | 201,740円 | +43,940円 |
au | 201,925円 | +44,125円 |
ソフトバンク | 販売終了 | – |
512GBモデル・中古価格
iPhone14の512GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。
販売店 | 本体値段(税込) | 補足 |
---|---|---|
イオシス | 102,800円~ | ※送料が別途640円必要 ※Cランク |
にこスマ | 132,800円~ | ※Aランク |
価格考察
iPhone14の価格は各携帯会社の割引価格やキャンペーンを活用しない形だとApple Storeが最も安く、そのあとは楽天モバイルが続き、残りの3代キャリアが続く形になっています。
中古端末は発売してから1年近く経過したことにより、新品とやや価格差が出てくるようになってきました。
一括支払以外の割賦での支払い方法について、Apple Storeでの購入の場合も24回分割払いで金利0%といった形で携帯キャリアみたいな分割での購入もできます。
今回のiPhone14はキャリアで購入した場合でもSIMロックがかかっていないSIMフリーの機種となっています。iPhone14の定価は高額ですが、各携帯会社の端末購入サポートを利用することで端末代金をある程度抑えることは可能です。次からは各携帯会社で機種代を安くする方法をご紹介します。
ドコモで機種代を安くする方法
ドコモでiPhone14を安く利用する手段がいくつかあります。
いつでもカエドキプログラムの利用
従来のスマホおかえしプログラムでは36回の分割払いで支払っていく形で、2年目で返却することで12回分の端末代支払いが免除される(定価の3分の2の負担で済む)プログラムでした。
今回のいつでもカエドキプログラムは、対象商品に対して2年後の価値を残価として設定されていて、販売価格から残価を引いた金額を23回の分割払い(2ヶ月目~24ヶ月目)で支払っていきます。
1ヶ月目から23ヶ月目までに返却する場合、24ヶ月目に返却する場合、25ヶ月目以降も利用する場合で特典内容が変わるプログラムになっています。(自動車を購入する際の残クレに近い内容です。)
ドコモのいつでもカエドキプログラムを簡単にまとめると以下のような特徴があります。
- 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(ドコモの買取保証額)で価格設定
※残価率は機種により異なり、一律ではありません。 - 残価設定型24回払いで購入する
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回 - ドコモに端末返却するタイミングによって特典内容が変わる
- 24ヶ月目(23回目の支払い)までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除 - 1ヶ月目~23ヶ月目(22回目の支払い)までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除+さらに早期利用特典(返却翌月から23回目までの分割代金が減額)も適用される - そのままスマホを使い続ける
→残価を24回払いに再分割し支払いを継続
※再分割の場合でも支払い期間中にドコモに端末を返却することで残金の支払いを免除することも可能
- 24ヶ月目(23回目の支払い)までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
ドコモのiPhone14でいつでもカエドキプログラムを利用した場合の残価率はかなり高くほぼ50%で、最初の23回の分割払いの代金もかなり抑えることができます。(かつてのスマホおかえしプログラムの水準(33.33…%)と比べると2年周期で機種変更する人にとってはお得です。)
ただし、4年以上利用する場合には、特典の恩恵は全くなく、定価での端末購入した形になってしまいます。
※あくまで端末を返却することで残価分が免除されるため、3年半以上iPhone14を利用し続けたい人にとってはApple Store版の本体価格より高額になってしまう点は注意。
●24ヶ月目に端末返却した場合のiPhone14の実質的な機種代金(税込)
※2024年7月17日時点。ドコモに端末返却しいつでもカエドキプログラムの特典を受けた場合
24ヶ月目返却時の 特典適用による 実質負担額 | 分割支払金 | ||
---|---|---|---|
2~24ヶ月目 (1回~23回目支払い) | 残価設定額 ※特典適用で免除可能 | ||
128GBモデル 残価率:82.30% 定価:124,465円 | 22,033円 | 958円/月 | 102,432円 |
256GBモデル 残価率:49.42% 定価:161,480円 | 81,680円 | 3,551円/月 | 79,800円 |
512GBモデル 残価率:39.14% 定価:201,740円 | 122,780円 | 5,338円/月 | 78,960円 |
24ヶ月目(23回目支払い)より前にドコモに端末を返却することで適用される早期利用特典の割引額は以下の通りです。
- 128GBモデル:500円引き/月
- 256GBモデル:1,100円引き/月
- 512GBモデル:1,300円引き/月
早く端末を返却しても残価以外の23回分の分割払いは続きます。(完全相殺ではなくあくまで分割払い代金の減額になります)
また、上記の形になる「いつでもカエドキプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入したiPhone14をドコモに返却し、端末は回収されてしまうため、ドコモで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。
いつでもカエドキプログラムの利用条件は以下の通りです。
- dポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員であること
- 対象のスマホを分割払残価設定型24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払い等はプログラム加入対象に含まれなくなる点は注意
※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。 - スマホをドコモに返却する
※次の機種に機種変更する条件は付いていない - 返却時のドコモの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(税込)追加費用が必要
※ケータイ補償サービスに加入していれば2,200円(税込)に追加費用が下がります - 以下の返却条件を満たしていること
- ドコモ指定の正規店で購入し、購入における不備や不正がないこと。改造していないこと。
- 端末や回線利用料の未払い等がないこと
- 対象機種に記録されているメモリ/データを消去すること
- プログラム加入者が対象機種の所有権を有していること
※ほかにも細かい査定条件もあります。(査定条件に満たさない場合、受取不可になる場合もあります)
ドコモ以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。
他社から5GへのMNPで「5G WELCOME割」が利用可能
iPhone14については、以下の条件を満たす場合、「5G WELCOME割」が利用できます。
- 新規契約 または 他社からのMNP
※新規契約の場合は購入時に22歳以下 または eximo(エクシモ)を契約
ほかの機種では、他社からの乗り換えの条件のものが多いですが、iPhone14については新規契約も適用条件になっています。
この「5G WELCOME割」による割引も対象機種が一部の機種で、割引額も対象機種により異なりますが、2024年7月17日時点(オンラインショップは2024年7月2日時点)では、iPhone14の場合は以下の割引を受けることができます。
●iPhone14の5G WELCOME割の特典内容
※2024年7月17日時点(オンラインショップは2024年7月2日時点)
ドコモオンラインショップの場合 | 店頭で購入の場合 | |
---|---|---|
他社からMNPの場合 | 本体価格から9,900円の値引き | 本体価格から22,000円の値引き |
新規契約の場合 で 22歳以下の人 または eximoを契約 | 9,000ポイント進呈 | 本体価格から11,000円の値引き |
ドコモオンラインショップでの契約の場合、機種によって別途ポイント進呈になったり、直接的な端末代割引になったりします。(iPhone14は契約形態で還元方法が異なります。)
「5G WELCOME割」を適用した場合、携帯ショップ独自のキャッシュバックはかなりもらいづらくなります。2019年10月の法改正で割引金額に上限が設けられた影響(現在はキャッシュバックや端末代金割引が上限4万円ルール)で、端末購入割引で一部還元を受けていることもあり、端末購入割引とショップ側の還元額を合わせて上限4万円までに制限されることになるため、ショップ側では別に特典が付けにくい形になります。
ただし、最近では、契約条件に関係しない一律の端末代値引きや22歳以下の年齢の条件を入れたり、端末を返却するなど複数の条件で実質4万円以上安く端末を手に入れられるようにする工夫をしている感じに変わってきている印象があります。(これはドコモに限らず、3大キャリアのいずれにも当てはまります)
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auで機種代を安くする方法
auのiPhone15についてもいくつか割引方法があります。
スマホトクするプログラムの利用
旧かえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムでしたが、今回のスマホトクするプログラムは基本はかえトクプログラムを継承していますが、特典の利用条件などが少し変更になっています。
スマホトクするプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から24ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では2つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。
auのスマホトクするプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…
- 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
※残価率は機種により異なり、一律ではありません。 - 残価設定型24回払いで購入する
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回 - 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は2つの選択肢から選べる
※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する- 使っていたスマホをauに返却(返却のみでもOK)
→残価分の代金支払いが免除 - そのままスマホを使い続ける
→残価を24回払いに再分割し支払う(残価を一括払いにすることも可能)
※再分割の場合でも支払い期間中に使っていたスマホをauに返却すると残金の支払いを免除することも可能
- 使っていたスマホをauに返却(返却のみでもOK)
25ヶ月目にとる2つの選択肢の内容で特典内容が変わりますが、端末代金を抑えやすいものとしては、auでiPhone14を購入してから25ヶ月目に購入したiPhone14を返却する形にすると残価分の支払いが免除され、お得です
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。
auのiPhone14でスマホトクするプログラムを利用した場合の残価率は安価のAndroid機種と比べるとかなり高く40%を超え、最初の23回の分割払いの代金もかなり抑えることができます。
(特に128GBモデルの残価率は60%を超えています)
※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauにiPhone14を返却する必要があります。
●25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone14の実質的な機種代金(税込)
※2024年7月11日時点。スマホトクするプログラムの特典(auに端末返却の場合)を受けた場合
特典適用による 最小の実質負担額 | 分割支払金 | ||
---|---|---|---|
2~24ヶ月目 (1回~23回目支払い) | 残価設定額 (最終回支払い) ※特典適用で免除可能 ※返却しないで継続利用の場合は24回払いに再分割される | ||
128GBモデル 残価率:65.56% 定価:127,900円 | 44,047円 | 1,916円/月 | 83,853円 |
256GBモデル 残価率:48.96% 定価:161,770円 | 82,570円 | 3,590円/月 | 79,200円 |
512GBモデル 残価率:49.03% 定価:201,925円 | 102,925円 | 4,475円/月 | 99,000円 |
返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります
また、上記の形になる「スマホトクするプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入したiPhone14をauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。
スマホトクするプログラムの加入条件は非常にシンプルです。
- 対象のスマホを24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。
3G回線利用者のMNPについては「3Gとりかえ割(スマホ)」による割引あり
現在、ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルの3G回線(プリペイド含む)を利用している人がiPhone14にMNPをした場合には「3Gとりかえ割(スマホ)」による端末代割引を受けることが可能です。
この割引の対象機種は一部の機種に限られ、割引額も対象機種により異なりますが、iPhone14の場合は22,000円の端末代割引を受けることができます。
●iPhone14の実質的な機種代金
※2024年7月11日時点。
※3Gとりかえ割(スマホ)の特典のみ受けた場合
実質的な機種代(税込) | |
---|---|
128GBモデル | 105,900円 |
256GBモデル | 139,770円 |
512GBモデル | 179,925円 |
5G機種変更おトク割の利用
auで機種変更する人で、以下の条件を満たしてiPhone14を購入した場合には、「5G機種変更おトク割」による割引を受けることが可能です。
- 対象の機種を購入
- 直近の購入機種を12カ月目以上利用していること
- 対象の料金プランに新たに加入、または加入済であること
- 使い放題MAX 5G ALL STARパック2
- 使い放題MAX 5G テレビパック
- 使い放題MAX 5G Netflixパック(P)
- 使い放題MAX 5G Netflixパック
- 使い放題MAX 5G DAZNパック
- 使い放題MAX 5G with Amazonプライム
- 使い放題MAX 5G
- 使い放題MAX 5G ALL STARパック<新規受付終了>
- データMAX 5G ALL STARパック<新規受付終了>
- データMAX 5G テレビパック<新規受付終了>
- データMAX 5G Netflixパック(P)<新規受付終了>
- データMAX 5G Netflixパック<新規受付終了>
- データMAX 5G with Amazonプライム<新規受付終了>
- データMAX 5G<新規受付終了>
- 対象の「故障紛失サポート」に新たに加入、または継続して加入すること
- 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+
- 故障紛失サポート
- 故障紛失サポート with Cloud
「5G機種変更おトク割」についても一部の機種が対象ですが、iPhone14の場合、5,500円の割引を「5G機種変更おトク割」で受けることができます。
●iPhone14の5G機種変更おトク割の特典内容
※2024年7月11日時点。
店頭での購入の場合 | au Online Shop で購入の場合 | |
---|---|---|
128GBモデル | 5,500円割引 | |
256GBモデル | ||
512GBモデル |
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ソフトバンクで機種代を安くする方法
ソフトバンクのiPhone14についてもいくつか割引方法があります。
新トクするサポート(スタンダード)の利用
新トクするサポート(スタンダード)は現在ソフトバンクで発売の機種で利用できる端末購入サポートプログラムで、48回の割賦契約(48回の分割払い)で機種を購入し、13ヶ月目から25ヶ月目までにソフトバンクに購入した端末を返却すると分割払いが残っている端末代の支払い(最大24回分まで)が免除されるというものです。
つまり25ヶ月目に購入したiPhone14を返却した場合、iPhone14の端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。
ただし、25ヶ月目以降になっても返却せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。
新トクするサポートが始まった初期の頃は均等に48回払いをしていく端末価格の設定になっていましたが、最近の新トクするサポートの分割払いは、ドコモ「いつでもカエドキプログラム」やau「スマホトクするプログラム」の残価設定型の支払い方法に変わっています。
※新トクするサポート(スタンダード)は前半24回と後半24回で金額が異なり、iPhone14は対象外ですが新トクするサポート(バリュー)は前半12回と後半36回で金額が異なります。
iPhone14を新トクするサポート(スタンダード)を活用し、48回払いした際の毎月の端末代支払い金額
※2024年7月18日時点
1~24回目 | 25~48回目 ※ソフトバンクに返却すると残債支払いを免除 | |
---|---|---|
128GBモデル | 917円/月額 | 4,393円/月額 |
256GBモデル | 販売終了 | |
512GBモデル |
また、新トクするサポートの特典を利用するにあたり、購入したiPhone14は返却により回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。
ソフトバンク以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。
●13カ月目~25カ月目にiPhone14を返却した場合のiPhone14の実質的な機種代金
※2024年7月18日時点。税込。
実質的な機種代(税込) | |
---|---|
128GBモデル | 22,008円 |
256GBモデル | 販売終了 |
512GBモデル |
新トクするサポート(スタンダード)の適用条件には以下の条件を満たす必要があります。
- 割賦契約48回で購入と同時に新トクするサポート(スタンダード)に申し込み(途中からの加入はできません)
※一括払いや24回払いで購入した場合も加入できません。 - 13ヶ月目以降にソフトバンクに購入した端末を返却すること
※13ヶ月目~24ヶ月目に特典を適用した場合でも、免除される端末代は24回分までです。26ヶ月目以降に特典を適用した場合は免除される金額は残債分で支払済の端末代は戻ってきません。
※返却した端末が故障していたりすると22,000円(不課税)別途追加費用が必要になります。あんしん保証パックなどに加入している場合は減額あり) - 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われて、IMEIが確認できること
当初は割引率は50%で分かりやすかったですが、最近はドコモやauと同様、プログラムの最大の割引率は機種により変動する形に変化しています。
ソフトバンクオンラインショップ限定で「オンラインショップ割」の割引がある
ソフトバンクオンラインショップ限定ですが、他社からのMNP/番号移行での乗り換えでiPhone14を含む対象機種を購入した場合には、「オンラインショップ割」により端末代金から21,984円(税込)の割引(一部割引金額の異なる機種もあり)を受けることができます。
「オンラインショップ割」と「新トクするサポート(スタンダード)」を合わせて利用すると以下のような感じになります。
●割引適用時のiPhone14の実質的な機種代金
※2024年7月18日時点。税込。
※新トクするサポート(スタンダード)併用は25ヶ月目までに端末返却した場合
オンラインショップ割 のみ適用の場合 | オンラインショップ割 と 新トクするサポート(スタンダード) を併用した場合 | |
---|---|---|
128GBモデル (定価:127,440円) | 105,456円 | 24円 ※(917円-916円)×24回支払う形。 |
256GBモデル | 販売終了 | |
512GBモデル |
月額916円の割引×24ヶ月分で21,984円分の割引になります。
↓オンラインショップ割について詳しい内容は
ソフトバンク公式:オンラインショップ割
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楽天モバイルで機種代を安くする方法
楽天モバイルでiPhone14の機種代を安くする方法としては2つの方法があります。
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの利用
楽天モバイルではiPhoneアップグレードプログラムを利用することができます。
iPhoneアップグレードプログラムは現在楽天モバイルで発売のiPhone機種で利用できる端末購入サポートプログラムで、48回の割賦契約(48回の分割払い)で機種を購入し、25ヶ月目以降に楽天モバイルに購入したiPhone端末を返却すると分割払いが残っている端末代の支払い(最大24回分まで)が免除されるというものです。
つまり25ヶ月目に購入したiPhone14を返却した場合、iPhone14の端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。
ただし、25ヶ月目以降になっても返却せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。
また、返却の際に事務手数料が3,300円かかる点と支払方法が楽天カードの場合に限る(48回払いは楽天カードのみ可能)点には注意が必要です。ほかの携帯会社のプログラムでも同じですが、返却する端末が故障や破損していたりすると故障費用が発生する点も同じです。
事務手数料3,300円かかる点を考えるとプログラム料が発生したかつてのソフトバンクのトクするサポートなどに近いプログラムといえます。
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの特典を利用するにあたり、購入したiPhone14は返却により回収されてしまうため、スマホ下取りサービスは利用できない点は考慮しておく必要があります。
他社から乗り換え(MNP)で最大34000ポイント還元特典あり
楽天モバイルではいくつか開催しているキャンペーンがあり、その一つにRakuten最強プランに他社から乗り換え(MNP)で最大32,000ポイントを還元するキャンペーンを実施しています。2024年7月現在三木谷キャンペーンを利用すると最大34000円分の還元が受けられます。。
この還元特典は以下のキャンペーンが組み合わさっています。
【Rakuten最強プランはじめてお申し込み特典】他社から乗り換えでポイントプレゼント(6000ポイント還元)iPhone対象端末ポイントバックキャンペーン(6000ポイント)
→ 三木谷キャンペーン(MNPなら14000ポイント・新規契約なら7000ポイント)- Rakuten最強プランご契約とiPhone対象製品を一括払いもしくは24回払いのご購入で割引キャンペーン(20000円割引)
一部のキャンペーンは1回線目の初めての契約であれば還元を受けることができます。
他社からの乗り換えではなく、新規契約の場合には、1つ目以外のキャンペーンは適用可能ですが、最後のキャンペーンは一括払い、24回払いが対象で、48回払いにすると対象外になる点は注意しましょう。
最後のキャンペーンを利用する場合は、iPhoneアップグレードプログラムとの併用ができなくなりますが、2年での返却を考えていない人の場合には、楽天モバイルでの購入は他の新品購入法と比べても非常にお得になります。
特典の適用には「Rakuten最強プラン」のプラン利用開始と、「Rakuten Link」の利用(Rakuten Linkから10秒以上の通話)も一部必要になります。
Rakuten最強プランをMNPで初めて契約した場合には通常だと6000ポイントの還元特典が付きますが、三木谷キャンペーンという専用ページ経由でRakuten最強プランに申し込むとMNPなら14000ポイント、新規契約(再契約の人もOK)でも7000ポイントと多くのポイント還元が得られます。
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まとめ
iPhone14の端末価格についてApple Storeをはじめ携帯各社の端末価格をご紹介しました。近年の円安の影響でiPhoneを含む、Apple製品はさらに高額になり、購入しづらくなっている点を感じるものの、携帯各社が行っているキャンペーンを上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。
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この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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