ソフトバンク「ガラケー通話し放題割」の料金例やメリットは?

2017年7月3日割引,ソフトバンクガラケー通話し放題割

ソフトバンクは、新キャンペーン「ガラケー通話し放題割」の提供を2017年6月30日に開始しました。

「ガラケー通話し放題割」を適用するとガラケーの基本料金(通話料)が3年間1,080円割引、さらに月月割の適用で月々の端末代が実質0円(0円にならない機種も一部有り)となり、月々の維持費を格安にすることが可能となります。

そしてキャンペーン名の通り、誰とでも24時間「通話し放題」に。

ここでは「ガラケー通話し放題割」の適用条件や料金を検証し、どれだけお得なのかを詳しく&解りやすく解説していきます!

「ガラケー通話し放題割」とは?

「ガラケー通話し放題割」他社ガラケーからソフトバンクガラケーへの乗り換え(MNP)を対象としたキャンペーン。2016年12月に終了した「ガラケーのりかえ割」というキャンペーンの再来のような気がしますね。

今のところあまり大々的に告知はされておらず比較的ひっそり提供を始めた感があります。ソフトバンク的には利益が少ない?ため、あまり大っぴらにしたくないのかもしれません。

ガラケー通話し放題割は、「通話だけできれば充分。とにかく維持費を抑えたい!」というガラケー利用者に最適のキャンペーンといえるでしょう。

ガラケー通話し放題割の特典は?

基本使用料、つまり通話にかかる料金が3年間1,080円(税込)割引となり、通話は完全にかけ放題となキャンペーンです。

「ガラケー通話し放題割」のポイント

  • 通話完全かけ放題(24時間だれとでも)
  • 毎月1,080円割引
  • 月月割も適用可能(端末代が実質負担0円)

上記のポイントにより、ガラケーを格安で維持できるようになります。

キャンペーンの対象・適用条件

「ガラケー通話し放題割」の適用条件は現在他社のガラケーをお使いの方がソフトバンクのガラケーへMNPする必要があります。

適用対象となるガラケー端末

また指定のガラケーを新スーパーボーナス契約(分割または一括)で購入することが必要です。また基本使用料(通話)プランは完全かけ放題の「通話定額基本料(ケータイ)」のみとなります。

新スーパーボーナスとは?

ソフトバンクのローン契約サービスのようなもの。端末代金を一括払いにするか分割払いにするか選べます。加入することで「月月割」などの特典を受けることができます。

ソフトバンクのガラケーと価格

ソフトバンク最新機種

端末本体価格

上記の最新ガラケーは4機種とも同じ価格で提供されています。「月月割」を適用させると、月々の実質負担額は0円となります。

機種

総額分割
(36ヶ月)
月月割
(36ヶ月)
実質負担額
47,520円1,320円-1,320円0円

「ガラケー通話し放題割」の注意点

  • ガラケー通話し放題割を適用すると「のりかえ下取りプログラム」は利用できません。また、他の一部のキャンペーンなどとの併用ができない場合がある。とアナウンスされています。
  • ソフトバンクの公式オンラインショップでは申込み不可。
  • 選択できる基本使用料プラン(通話プラン)は完全通話し放題の「通話定額基本料プラン」のみです。5分以内の通話し放題の「ライトプラン」や、「ホワイトプラン」選択できません。
  • ソフトバンクを解約して3ヵ月以内に再契約する場合は、キャンペーン対象外となります。

どれだけ「お得」なのかを検証

「ガラケー通話し放題割」を適用した場合の料金をシミュレーションしてみました。

通信料を従量制「データ定額S」にした場合

データ通信料プランを使った分だけ料金がかかる「データ定額S(4Gケータイ)」にすると、全く通信を行わなかった場合(通話のみ利用)は、データ通信料が0円になります。

データ定額S(4Gケータイ)

A.端末を「分割購入」した場合

端末代金を36ヶ月の分割(1,320円)にした場合です。「月月割」の適用で毎月の端末代金は実質0円になります。

月額料金

通話定額基本料
※通話がし放題
2,376円
ウェブ使用料324円
データ定額S0円~
端末代(上記の最新4機種の場合)1,320円
月月割-1,320円
ガラケー通話し放題割-1,080円
月額1,620円

通話のみの利用でデータ通信を全くしない場合は月々1,620円で維持が可能。データ通信をフルに上限まで利用した場合は月々6,156円となります。

B.端末を「一括購入」した場合

端末代金の総額47,520円を一括で支払った場合にも毎月「月月割」が適用されるので、驚きの月額料金が実現します。

月額料金

通話定額基本料
※通話がし放題
2,376円
ウェブ使用料324円
データ定額S0円~
端末代(上記の最新4機種の場合)※一括購入のため 0円
月月割-1,320円
ガラケー通話し放題割-1,080円
月額300円

通話のみの利用でデータ通信を全くしない場合、なんと月々300円で通話し放題のガラケーが維持可能です。データ通信を上限まで利用した場合は月々4,836円となります。

通信料を料金固定の「データ定額(1GB)」にした場合

データ通信料プランを料金が固定「データ定額(1~30GB)」にした場合です。下記はデータ定額の「1GB」での試算となります。

A.端末を「分割購入」した場合

端末代金を36ヶ月の分割(1,320円)にした場合です。「月月割」の適用で毎月の端末代金は実質0円になります。

月額料金

通話定額基本料
※通話がし放題
2,376円
ウェブ使用料324円
データ定額ミニ 1GB3,132円
端末代(上記の最新4機種の場合)1,320円
月月割-1,320円
ガラケー通話し放題割-1,080円
月額4,752円

データ定額1GB+通話し放題のケータイが月額4,752円で維持できます。

B.端末を「一括購入」した場合

端末代金の総額47,520円を一括で支払った場合にも毎月「月月割」が適用されるので、驚きの月額料金が実現します。

月額料金

通話定額基本料
※通話がし放題
2,376円
ウェブ使用料324円
データ定額ミニ 1GB3,132円
端末代(上記の最新4機種の場合)※一括購入のため 0円
月月割-1,320円
ガラケー通話し放題割-1,080円
月額3,432円

端末代金を一括で支払うと、データ定額1GB+通話し放題のケータイが月額3,432円で維持できます。

他のデータ定額プランの場合は・・

データ定額1GB以外の月額料金を知りたい場合は、下表の「差額分」を上の月額料金に追加して計算してください。

定額プランの料金と定額1GBプランからの差額

定額プラン料金「1GBプラン」との差額
データ定額ミニ 1GB3,132円
データ定額ミニ 2GB3,780円648円
データ定額 5GB5,400円2,268円
データ定額 20GB
(ギガモンスター)
6,480円3,348円
データ定額 30GB
(ギガモンスター)
8,640円5,508円

「ガラケー通話し放題割」のメリットは?

ここまで読んでいただければ、「ガラケー通話し放題割」のメリットがおわかりいただけたかと思います。つまり「完全かけ放題」のガラケーが最安で月々1,000円台(端末一括購入だと300円!)で維持できるんです。

通話だけで充分!という方や、2台持ち(ネットや動画視聴はスマホで通話はガラケー)を検討されている方は確実にお得なキャンペーンだと思います。かけ放題ではない「ホワイトプラン」加入時よりも月額料金が安くなるから驚きですね。


余談になりますが「Y!mobileのガラケー」からソフトバンクの「スマホ」への乗り換えであれば、手数料0円・端末代込み月々544円というトンデモないキャンペーンが実施中です。

それではまた~!

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この記事を書いた人

Kanスマホの先生の初代運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の初代運営者。
※一部の古い記事は2代目運営者のKenが更新している内容もあります。