【2021~2022年】スマホの学割はどこが安い?状況別のおすすめを徹底解説!
スマホ業界で冬春商戦の風物詩と言える学割。毎年各社がしのぎを削ってお得なプランや割引を発表しており、ユーザーにとっても嬉しい時期ですね!
そんなスマホの学割が2022年も始まりました。今年の学割は内容が例年よりさらに複雑で「結局どこで契約するのがお得なの?」という疑問も多いのではないでしょうか?
そこで、当記事では2022年のスマホ学割を比較しつつおすすめの事業者を解説していきます!単なる紹介にとどまらず、状況別に「どの人に何がおすすめなのか?」という所までしっかり触れていますよ。
この記事を読めば、あなたにぴったりの学割が見つかります!
2022年のスマホ学割は5事業者が提供
2022年、学割を提供している主なスマホ事業者は「ドコモ・au・ソフトバンク・UQモバイル・ワイモバイル」です。ドコモ・au・ソフトバンクでは年齢限定の割引サービスが2種類あり、比較はやや複雑と言えるでしょう。
今年の学割でおすすめの比較方法は「対象年齢ごとの比較」です。年齢ごとに「22歳以下」と「30歳以下」に分けて比較表を作成しました!
ドコモ | au | ソフトバンク | UQモバイル | ワイモバイル | |
---|---|---|---|---|---|
対象年齢 | 15歳以下 | 22歳以下 | 22歳以下 | 18歳以下 | 18歳以下 |
月額料金/データ量 (最初の1年) | 1,078円 5GB | 990円 5GB | 990円 5GB | 990円〜 15GB | 990円〜 15GB |
月額料金/データ量 (2年目以降) | 1,628円 5GB | 2,178円 3GB | 2,178円 3GB | – 通常プラン | – 通常プラン |
通話料 | 5分定額無料 | 5分定額無料 | 5分定額無料 | – | – |
契約種別 | 新規契約 乗り換え | 新規契約 乗り換え | 新規契約 乗り換え | 新規契約 乗り換え プラン変更 | 新規契約 乗り換え プラン変更 |
備考 | 19歳以降は1GB | – | – | 自宅セット割非適用なら+658円 | 家族割非適用なら+1,188円 |
上記で比較をした結果、月額料金とデータ量のコスパで見ると格安サブブランドの「UQモバイル・ワイモバイル」がお得。3大キャリアから選ぶ場合、お子様が15歳以下ならドコモがお得な価格設計です!
UQモバイル・ワイモバイルは元々の料金が安いため、コスパが高いですね。
続いて、30歳以下を対象とした割引も表にしました。UQモバイル・ワイモバイルは30歳以下の区分で割引はなく、大手3社で比較しています。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
対象年齢 | 30歳以下 | 30歳以下 | 30歳以下 |
対象プラン | 5Gギガホプレミア ギガホプレミア | 使い放題MAX5G 使い放題MAX4G | 端末購入 |
基本料金割引 | 6ヶ月間3,839円割引 (1,078円〜利用可) 7ヶ月目以降550円割引 | 6ヶ月間3,938円割引 (990円〜利用可) | – |
割引後の価格 | 6ヶ月:1,089円 以降:4,378円 | 6ヶ月:990円 | – |
サブスク割引 | – | Amazonプライム1年無料 | LINEミュージック6ヶ月無料 |
契約種別 | 新規契約 乗り換え 機種変更 プラン変更 | 新規契約 乗り換え 機種変更 プラン変更 | – |
端末代金割引 | – | – | 10,080円割引 |
各社の割引内容ですが、ソフトバンクのみ端末代金からの割引となっています。ドコモとauは無制限プランからの料金割引で、契約後6ヶ月は両社とも約1,000円と圧倒的に安く使えますよ。
短期利用ならドコモとauはさほど変わりませんが、長期利用時は7ヶ月目以降〜30歳になるまで月額550円の割引があるドコモがおすすめです。
また、ソフトバンクの端末代金割引はソフトバンクで契約をしない方でも使えるため、機種を安く購入したい場合を検討の余地がありますね。(ただし、ソフトバンクの直接販売は定価が高いためあまりおすすめはしません。)
長く使うならドコモ、キャンペーン期間だけの短期利用ならauがお得です!
22歳以下の学割でおすすめはUQモバイルとYモバイル
各社の割引を比較したところで、状況別におすすめな学割をさらに深掘りしてみましょう。
まずは22歳以下の学割で状況別のおすすめサービスを解説します。
それぞれに特徴があるため、ご自身にあった割引を選択することが大事です!
UQモバイルとワイモバイルは長期的に安く使いたい方におすすめ
月額料金とデータ量のコスパで選ぶなら、UQモバイルとワイモバイルがおすすめです。両社は元々の基本料金が大手キャリアより安く、学割適用時の1年間は15GBを月額990円から使えます。
さらに、学割の適用が終わる2年目以降も「3GB 990円」で使えるプランがあります。データ量が減るものの、割引が終わった後に適切なプランに変更することで長期的に安く使える点が魅力的ですよ。
UQモバイル | ワイモバイル | |
---|---|---|
学割名称 | UQ応援割 | ワイモバ親子割 |
対象者 | 18歳以下の方とその家族 | 18歳以下の方とその家族 |
学割の割引額 | 1年間 -1,100円/月 | 1年間 -1,100円/月 |
対象プラン | くりこしプランM/L+5G 15GB/25GB | シンプルM/L 15GB/25GB |
家族の適用条件 | UQ自宅セット割加入 プランM/Lへの加入 | 家族割加入 |
UQモバイルとワイモバイルは学割を適用する本人だけでなく、家族まで同様の割引(1年間月額1,100円割引)が受けられることが非常にお得。
どちらを選ぶべきかという点ですが、UQ自宅セット割を適用できるならUQモバイル、適用できないならYモバイルがおすすめです。
- 対象のインターネットをセットで利用
- auでんきの契約
UQモバイルは自宅セット割の適用条件を満たすなら、家族まで学割の適用を受けられます。UQ自宅セット割は対象のインターネットが幅広く、インターネット契約がない場合はauでんきへ加入すれば対象になるためセット割としては比較的適用条件が緩いです。
一方のワイモバイルは特別な条件なく家族も学割が適用になりますが、ワイモバイルは「おうち割光セット(A)」を使わなければ1回線目の料金が高くなってしまいます。おうち割光セット(A)の対象サービス「ソフトバンク光」「ソフトバンクエアー」は元々の月額料金が高いためあまりおすすめできません。
以上のことから、UQ自宅セット割を適用できるならUQモバイルがおすすめですよ!
UQモバイルとワイモバイルは学割が終わった後も安いです!
5分通話無料が使いたいならドコモ・au・ソフトバンクも選択肢
22歳以下の学割で安く使えるのはUQモバイルとワイモバイルですが、大手3キャリアには「5分通話無料がプランに込み」という特徴があります。
UQモバイル・ワイモバイルで通話定額を利用する場合「10分かけ放題」を770円で契約することになるため、短時間の通話を何度も使うようなら検討の余地がありますよ。
とは言え、3キャリアとも家族間通話は元々無料な点を考慮すると5分通話無料が役に立つ場面は少なそうです。
家族で別々のキャリアを選ぶ場合は通話が有料なので、良いかもしれませんね。
ドコモ・au・ソフトバンクから選ぶならドコモが安く使える
UQモバイルやワイモバイルは高コスパですが、大手3キャリアの正規サービスだけで検討している方もいらっしゃいますよね。
その場合におすすめしたいのはドコモです。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
名称 | U15はじめてスマホ割 | スマホスタートプラン | スマホデビュープラン |
対象年齢 | 15歳以下 | 22歳以下 | 22歳以下 |
月額料金/データ量 (最初の1年) | 1,078円 5GB | 990円 5GB | 990円 5GB |
月額料金/データ量 (2年目以降) | 1,628円 5GB | 2,178円 3GB | 2,178円 3GB |
国内通話料 | 1回5分定額無料 | 1回5分定額無料 | 1回5分定額無料 |
契約種別 | 新規契約 乗り換え | 新規契約 乗り換え | 新規契約 乗り換え |
備考 | 19歳以降は1GB | – | – |
ドコモは最初の1年間料金が1,078円とau・ソフトバンクより88円高額なものの、2年目以降の料金が安く使えます。対象年齢が15歳以下とやや範囲が狭いですが、年齢条件を満たすようなら最もお得ですよ。
19歳を超えると月間データ料が1GBに減るデメリットもありますが、お子様が19歳になる頃にはそもそも3GBや5GBではデータ量が足りなくなるケースがほとんど。どちらにしてもプランを見直すことになる可能性が高いため、それほど気にする必要はありません。
5GBで足りている間はドコモを使って、お子様の成長と共に足りなくなってきたらahamoへ乗り換えがスムーズです。
30歳以下の学割でおすすめのスマホはドコモ
続いて、30歳以下の学割で安く使える事業者をご紹介します。
UQモバイル・ワイモバイルは18歳以下の学割しか提供しておらず、「ドコモ・au・ソフトバンク」から選ぶなら長期的に割引が続くドコモがおすすめですよ!
ドコモの学割は30歳までずっと割引が続く
各社の30歳以下割引を比較した結果、最初の6ヶ月はauが安いですがドコモは30歳になるまでずっと月額550円の割引が受けられます。
トータルで最も安くなるのはドコモなので、長期的に使うならドコモで契約することをおすすめします。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
名称 | U30ロング割 | U30応援割 | U30スマホおトク割 |
対象年齢 | 30歳以下 | 30歳以下 | 30歳以下 |
対象プラン | 5Gギガホプレミア ギガホプレミア | 使い放題MAX5G 使い放題MAX4G | 端末購入 |
基本料金割引 | 6ヶ月間3,839円割引 (1,089円〜利用可) 7ヶ月目以降550円割引 ※30歳になるまで | 6ヶ月間3,938円割引 (990円〜利用可) | – |
割引後の価格 | 6ヶ月:1,089円〜 以降:4,378円〜 ※30歳になるまで | 6ヶ月:990円〜 | – |
サブスク割引 | – | Amazonプライム1年無料 | LINEミュージック6ヶ月無料 |
契約種別 | 新規契約 乗り換え 機種変更 プラン変更 | 新規契約 乗り換え 機種変更 プラン変更 | – |
端末代金割引 | – | – | 10,080円割引 |
その一方、ソフトバンクは唯一月額料金の割引がなく10,080円の機種購入割引となっています。ドコモ・auは4,000円弱の割引を6ヶ月間受けられるためソフトバンクの割引はあまり魅力的ではありません。
注意したい点は、ドコモやauでも最安値の金額で使えるのは「家族割引(-1,100円)」や「光回線のセット割(-1,100円)」を適用した場合という点です。
例えばドコモは契約後6ヶ月間1,078円で使えますが、ドコモ光ユーザーでなければ+1,100円、家族利用なし(1人で使う場合)ならさらに+1,100円の料金がかかります。
ドコモ・auの30歳以下割引は割引金額が大きくて確かにお得ではありますが、元値やその他の割引条件をしっかり確認した上で申込を行いましょう。
無制限プランが不要なら学割(30歳以下割引)を使わない方がいい
大手キャリアでスマホを契約するメリットは「無制限プランがあること」「速度品質が高いこと」です。
反対に言えば、無制限プランが不要なら料金が高額な大手キャリアで契約する必要はありません。UQモバイルやワイモバイルなら速度品質も大手キャリア並に高品質で料金も安いです。
2022年にドコモやauが提供する30歳以下の割引は確かにお得ではあるのですが、割引を使ったとしても格安SIMより料金が安くなることはありません。重要な点は割引額ではなく最終的に支払う料金なので「本当に大手キャリアで契約する必要があるのか?」という点はよく検討しましょう。
無制限プランが必要なら、30歳以下割引があるドコモ・auがおすすめです。無制限プランじゃなくて良いならUQモバイル・ワイモバイルを選びましょう!
まとめ:スマホの学割で安く使えるのはUQモバイルとワイモバイル
当記事では、2022年のスマホ各社が提供する学割を詳しく解説しました。
結論、大手キャリアの学割はお得ではあるものの最終的な料金が格安SIMより安くなることがありません。一方、UQモバイルやワイモバイルは基本料金が安い上に学割がお得なため破格の料金でスマホを使うことができます。
無制限プランが必要なら大手キャリアで契約せざるを得ませんが、月間使用データ量が25GB以下なら是非ともUQモバイル・ワイモバイルを使いましょう!
学割内容の比較も重要ですが、スマホは通常の料金設計も含めて最終的にお得になる事業者を選ぶべきです。この記事を参考に、是非お得にスマホを使ってくださいね!
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↓ドコモ・au・ソフトバンクの家族割比較この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の記事執筆者。
スマホや携帯電話のプラン・料金・キャンペーンなどを詳しく解説しています。