ドコモの「キッズケータイプラン」徹底解説。12歳以下限定プランの料金・利用条件・特徴は?

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ドコモのキッズケータイプラン徹底解説

小学生になると習い事に通わせたり、友達の家に遊びに行ったりなど、親が同伴せず子供が一人で外出する機会が出てきます。そのようなときにはいつでも子供に連絡を取る手段があると安心です。

最近はスマホという便利なものもありますが、まだまだ考えが幼い小学生の段階で、スマホを持たせるには早いと考える方は、家族への電話やメール機能だけの必要最低限の機能のあるキッズケータイを利用しましょう。

今回はドコモの「キッズケータイプラン3」について料金・利用条件・特徴など詳しく解説していきます。

特徴

まずは、ドコモの「キッズケータイプラン3」の特徴について解説します。

新プランのキッズケータイプラン3とは

ドコモの「キッズケータイプラン3」は、2023年2月24日からサービスが開始されました。主なサービス内容は以下の通りです。

プラン名キッズケータイプラン3
月額料金550円
申し込み条件12歳以下
通信料22円/30秒(同一ファミリーは通話料が無料!)
利用可能データ量無制限
SMS送信国内の送受信無料
対象機種KY-41C
SH-03M※1
※1 2023年の5月中旬以降に対応予定

キッズケータイプラン2との違いはデータ量とSMS

キッズケータイプラン3とキッズケータイプラン2との大きな違いは利用可能データ量とSMS送受信料です。

キッズケータイ3からはデータ量が無制限になり、いつでも安心してお子さんと連絡が取れるようになりました。また、キッズケータイ2では国内のSMS送受信料で送信に3円かかっていましたが、キッズケータイプラン3では国内のSMS送受信ともに無料となりました!

データ無制限対象は「+メッセージ」のみが対象である点は注意

キッズケータイプラン3はデータ無制限になっているものの、対象が限定されており「+メッセージ」での、テキストメッセージ・スタンプ・写真・動画の送受信にかかるデータ量があくまで無制限になるもので、スマホでよく利用するブラウザ閲覧などは利用できない点には注意しましょう。

対象機種

キッズケータイの種類は以下の通りです。

  • キッズケータイプラン3
    • 対象機種
      • KY-41C(2023年2月24日発売)

キッズケータイのKY-41Cは2023年2月に発売された最新ケータイで、ドコモでは約3年ぶりにキッズケータイが誕生しました!

先生

2023年5月中旬以降に「キッズケータイ SH-03M」も対応予定となっているため、対象機種は今後2種類になる予定です!

参考:3G音声とVoLTEの性能比較(キッズケータイで影響しそうなところを抜粋)

要素3G音声
(CSフォールバック)
VoLTE
高音質
(音声周波数帯域)
300~3,400Hz50~7,000Hz
※高音域がよりクリア
すぐつながる通話
(接続時間)
約6~8秒約2~3秒
※VoLTE発VoLTE着の場合

色々な制限がある

ドコモのキッズケータイプランに限らず、各社のキッズケータイのプランは誰もが利用できるプランではなく、機能面でも不必要に余計なことをさせないために色々な制限が設けられています。

  • 申込み時の利用者の年齢12歳以下の場合のみ利用可能
    ※申込み後に12歳を超えた場合でも継続利用はできます。
  • 12歳以下のお子様1人につき1回線のみ契約可能
    ※同じお子様で2回線以上の契約はできません。
  • データ通信は付いていない
    ※SMSは利用可能です。

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色々な制限があるものの代わりに利用料金は非常に安価になっています。次は気になる料金を見てみましょう。

料金

ドコモのキッズケータイプラン3の料金月額550円で利用することができます。

また、2019年10月以降に契約したキッズケータイプランについては契約期間の縛りもなく、いつ解約しても契約解除料が0円で、必要とする期間で非常に安価で利用することができます。

 料金(税込)
月額料金550円
国内通話料家族間通話
無料
※同じファミリー割引への通話
家族以外への通話30秒につき22円
SMS送信料国内送受信無料
国際SMS1回50円~
※受信は無料

※端末代金、ユニバーサルサービス料(月額数円程度)は含まれていません。

2年契約の縛りや契約解除料はないものの新規で契約の際には事務手数料3,300円が別途必要です。
(初月の利用料にまとめて請求されます)

契約時の事務手数料はドコモオンラインショップでの手続きの場合は無料

ドコモショップなどの店頭での契約の場合には事務手数料は有料ですが、ドコモオンラインショップでの手続きの場合には契約の事務手数料がかからずオススメです。
※ただし、XiタイプのSH-03M購入の場合は購入後にプラン変更の手続きをする必要があるようです。

端末代金

ドコモのキッズケータイプランの月額料金550円には端末代金は含まれていないので、端末購入する場合には別途端末代が必要になります。

2023年4月現在、ドコモで購入できるキッズケータイ向け端末は2機種です。

キッズケータイプラン対応のキッズケータイ機種代金

機種名端末本体代金(税込)

KY-41C
(2023年2月24日発売)

22,000円
SH-03M
(2020年1月17日発売)
14,256円
スマホおかえしプログラムは利用できない点には注意

端末代金を抑える手段としてドコモの場合は「スマホおかえしプログラム」を利用するというものがありますが、対象機種が一部のスマホ機種に限定されていて、キッズケータイの端末は対象に含まれていないため、このプログラムは利用することができません。

オプションでイマドコサーチを付けられる

イマドコサーチ

ドコモのキッズケータイプランの標準の月額料金には含まれていない有料のオプションサービスに「イマドコサーチ」があります。このサービスはキッズケータイやスマホなどのGPS機能を使って子どもの居場所を探せて、見守ることができるサービスです。

このオプションサービスを利用することで子供の迷子や寄り道など、学校や塾、習い事の行き帰りに居場所を確認することができます。

イマドコサーチの利用料金

 料金(税込)
月額利用料220円
検索料1回あたり5円

↓イマドコサーチについての詳しい内容は
ドコモ公式:イマドコサーチ

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キッズケータイプラン2とは

最後に少しおまけ的なものですが、ドコモの「キッズケータイプラン」はMy docomoや請求書などでの表記上は「キッズケータイプラン3」と書かれます。

これは、2019年10月に改正電気通信事業法が施行したことに伴い、「キッズケータイプラン」の適用条件や解約金などが2019年10月で変わったことが影響しています。

 My docomoや請求書などでの表記
2019年10月1日以降に契約した
キッズケータイプラン
キッズケータイプラン2
2023年2月24日以降に契約した
キッズケータイプラン
キッズケータイプラン3
先生

これからキッズケータイプランを契約する人は請求書などでキッズケータイプラン3と表記されても同じものなので慌てないようにしましょう。

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まとめ

今回のドコモのキッズケータイプランについて解説しました。ドコモのキッズケータイプランは申込時点で12歳以下の人が利用できるプランで、通話とメール(SMS)と+メッセージのみで機能面は必要最低限のものですが、月額550円から利用でき、2年定期契約や契約解除料がかからない非常に安価で利用できるプランです。

いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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