「いつでもカエドキプログラム+(プラス)」徹底キャンペーン解説!1年周期で乗り換える人向け
ドコモのスマホを安く利用する方法の1つに端末購入サポートのいつでもカエドキプログラムを利用するというのが定番の方法でしたが、これは2年周期で買い替えをする人に向いている内容でしたが、2023年9月から新たに「いつでもカエドキプログラム+(プラス)」が追加になりました。
いつでもカエドキプログラム+(プラス)は、2年周期ではなく1年周期でスマホを買い替える人に向いている内容になっています。
とはいえ、機種の返却が必要なことや残価設定の仕組みが複雑なため「具体的にどう使えばいいの?」「罠やデメリットはないの?」という疑問もありますよね。
そこで、当記事ではいつでもカエドキプログラム+(プラス)を初心者の方にもわかりやすく解説しました!
いつでもカエドキプログラム+は割引内容や条件を詳しく知っておくことで、後悔することなくお得にスマホを手に入れられます。当記事を参考に、不安なくドコモで最新iPhoneやAndroidを購入してください。
↓2年周期で乗り換える人に向いている「いつでもカエドキプログラム」については別記事で解説しています。
いつでもカエドキプログラム+の「残価設定型割引」とは?
いつでもカエドキプログラムの特典内容+の解説をする前に、残価設定型のスマホ購入プログラムとは何?と疑問に思っている人も多いと思いますので、残価設定型について簡単に解説します。
「残価」という単語がありますが、この残価は購入した商品の数年先の価値(販売者の買取保証額)を表しています。この残価をあらかじめ設定し、残価を除いた金額を分割で支払っていく購入方法です。
自動車の購入の際に利用する場合がある残クレ(残価設定型クレジット、残価設定ローン)というものがありますが、「いつでもカエドキプログラム+」はその携帯会社購入バージョンと考えると良いでしょう。
残価設定型の分割払いの最終回では3つの選択肢があり、いつでもカエドキプログラム+も似たような選択肢を設けられています。
- 新しい商品に買い替える
使っていた商品は販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になる。
(いつでもカエドキプログラム+は買い替えは必須条件ではないので、返却して終了と同じ特典になる) - そのまま現在の商品を使い続ける
未払い(残価)分の支払いは分割払いまたは一括払いで支払う形になる。
(ただし、いつでもカエドキプログラム+は少しプラスαの要素もある) - 使っていた商品を販売者に返却して終了する
車であれば使っていた車を販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になるが、いつでもカエドキプログラム+は少し扱いが違う(後で解説します)。
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いつでもカエドキプログラム+とは
ドコモのいつでもカエドキプログラムは2023年9月1日から受付開始をした残価設定型端末購入プログラムです。
前の章で残価設定型について触れましたが、いつでもカエドキプログラム+の残価設定の扱いは、以下のような形になっています。
- 残価 = 2年後の購入端末の価値(ドコモの買取保証額)で価格設定
- 残価設定型24回払いで購入する
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
- ドコモに端末返却するタイミングによって特典内容が変わる
- 1ヶ月目~12ヶ月目までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除 & 13回目~23回目までの分割支払金の支払い免除
※早期利用料の負担(5,500円~12,100円)が必要
- 13ヶ月目~22ヶ月目までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除 & 返却翌月以降の分割支払金の支払い免除
※早期利用料の負担(5,500円~12,100円)が必要。 - 23ヶ月目にドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除 - そのまま購入端末を使い続ける
→残価を24回払いに再分割し支払いを継続
※再分割の場合でも支払い期間中にドコモに端末を返却することで残金の支払いを免除することも可能
- 1ヶ月目~12ヶ月目までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
- プログラムの利用には「smartあんしん補償」の加入も必要
※smartあんしん補償は対象機種によって月額料金が異なります(330円~1,100円)
いつでもカエドキプログラム+利用時のドコモに端末を返却するタイミングによって変わる4つの選択肢についての詳しい内容はそれぞれ以下のような扱いになります。
1ヶ月目から12ヶ月目までに端末返却した場合
いつでもカエドキプログラム+を利用して対象端末を購入し、1年より早いタイミングの1ヶ月目から12ヶ月目までにドコモに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
端末返却の前月まで (12ヶ月目までに返却の場合) | ・(本体代金-残価)÷23 |
端末返却月 | ・(本体代金-残価)÷23 |
端末返却した翌月~12カ月目まで | ・(本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
13ヶ月目以降 | ・支払なし ※13カ月目以降の分割代金および残価分の支払いが免除されます |
いつでもカエドキプログラム+はsmartあんしん補償の加入が必要になるため、smartあんしん補償の月額料金が別途発生します(月額330円~1,100円 ※対象機種により月額料金が異なる)
12カ月目より前に返却しても12回分の端末代金の支払いは必要になるため、端末代金負担額は13カ月目に返却した場合と同じになります。
13ヶ月目から22ヶ月目までに端末返却した場合
次に、いつでもカエドキプログラム+を利用して対象端末を購入し、13ヶ月目から22ヶ月目までにドコモに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
端末返却の前月まで (22ヶ月目までに返却の場合) | ・(本体代金-残価)÷23 |
端末返却月 | ・(本体代金-残価)÷23 |
端末返却した翌月以降 | ・支払なし ※残債として残っている分割代金および残価分の支払いが免除されます |
いつでもカエドキプログラム+はsmartあんしん補償の加入が必要になるため、smartあんしん補償の月額料金が別途発生します(月額330円~1,100円 ※対象機種により月額料金が異なる)
返却をする際には早期利用料の支払いが必要になるものの、返却した翌月以降の端末代の残債の支払いはなくなります。(いつでもカエドキプログラム+を利用するメリットが多い返却期間になります)
23ヶ月目に端末返却した場合
23ヶ月目からは早期利用料が発生しなくなります。いつでもカエドキプログラム+を利用して対象端末を購入し、23ヶ月目にドコモに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
端末返却当月まで (23ヶ月目までに返却) | ・(本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
端末返却した翌月以降 | ・支払い無し ※残価分の支払いは免除 ※次の機種購入は必要なし |
いつでもカエドキプログラム+はsmartあんしん補償の加入が必要になるため、smartあんしん補償の月額料金が別途発生します(月額330円~1,100円 ※対象機種により月額料金が異なる)
いつでもカエドキプログラムを利用した場合は最適な返却タイミングはこの月ですが、いつでもカエドキプログラム+の場合はsmartあんしん補償の費用の支払いが発生するため、補償を重要視しない人にとっては余計な費用となるため最適な返却月にはなりません。
24ヶ月目以降も端末を継続利用する場合
最後のケースとしては、いつでもカエドキプログラムを利用し対象端末を購入したものの、24ヶ月目以降もそのまま同じ端末を使い続ける場合は、残価を24回に再分割して支払いを継続する形になります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
23ヶ月目まで | ・(本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
24ヶ月目以降 ※最長47ヶ月目まで | ・残価÷24 ※残価を24回の分割払いに再分割し支払います。 |
再分割した残価を支払っている期間中に端末を返却した場合は、返却した翌月以降の分割払いの残金支払は免除されます。
いつでもカエドキプログラム+はsmartあんしん補償の加入が必要になるため、smartあんしん補償の月額料金が別途発生します(月額330円~1,100円 ※対象機種により月額料金が異なる)
端末を返却しないで端末を使用し続けた場合、実質的な端末代金負担額は本体代金の定価となってしまいますが、使っていた端末は手元に残ります。
既にいつでもカエドキプログラム+に加入したものの返却をしないでそのまま端末を使い続け、端末代の分割払いをすべて完了してしまった後で、ドコモの次の新しい機種を購入したくなった際、いつでもカエドキプログラム+特典利用による端末代金免除は使えなくなるものの、端末が手元に残っているので引き続き利用できる下取りプログラムを利用すると少しだけお得になります。
ドコモ以外にも中古買取店での買取という選択肢もあります。
(ただし、ドコモ以外で下取りする場合でsmartあんしん補償に加入している場合には、下取り前までにsmartあんしん補償を解約することを忘れないようにしましょう(下取り後も課金が継続するため))
月ごとの実質負担額例
特にiPhoneの場合は、ドコモ以外でも取り扱われている端末です。
たとえば、iPhone15の128GBモデルを購入しようとした場合、ドコモのiPhone15はメーカーであるApple StoreのiPhone15の販売価格と比べると高額です。ただし、これは定価で見た場合で、比較的短い期間で買い替える場合には、いつでもカエドキプログラム+を利用した方が実質的な負担額を抑えることができます。
いつでもカエドキプログラム+はsmartあんしん補償の加入も必要でいつでもカエドキプログラムより毎月の月額料金は多くなります。
具体的にどのタイミングで返却すると実質負担額がいくらになるかシミュレーションしてみたところ以下のような感じになりました。
iPhone15 128GBモデルをいつでもカエドキプログラム+を適用した場合
※以下の表にはsmartあんしん補償月額料金(月額1,100円)は含んでいません。
※(ご注意)このような月別の負担額表みたいなものがドコモ公式にはなく、あくまで試算したもので分割払い金額が小数点が出る金額であるため、実際には数円~数百円程度の誤差が出る可能性があります。
※2023年11月9日調査時点
返却月 | 実質負担額 | 平均月額負担額 | 早期利用料 | 端末代免除額 |
---|---|---|---|---|
12カ月目まで | 51,528円 | 4,294円 | 12,100円 | -110,062円 |
13カ月目 | 54,813円 | 4,216円 | 12,100円 | -106,777円 |
14カ月目 | 58,099円 | 4,150円 | 12,100円 | -103,491円 |
15カ月目 | 61,385円 | 4,092円 | 12,100円 | -100,205円 |
16カ月目 | 64,670円 | 4,042円 | 12,100円 | -96,920円 |
17カ月目 | 67,956円 | 3,997円 | 12,100円 | -93,634円 |
18カ月目 | 71,242円 | 3,958円 | 12,100円 | -90,348円 |
19カ月目 | 74,527円 | 3,922円 | 12,100円 | -87,063円 |
20カ月目 | 77,813円 | 3,891円 | 12,100円 | -83,777円 |
21カ月目 | 81,099円 | 3,862円 | 12,100円 | -80,491円 |
22カ月目 | 84,384円 | 3,836円 | 12,100円 | -77,206円 |
23カ月目 | 75,270円 | 3,421円 | – | -73,920円 |
24カ月目 | 77,069円 | 3,211円 | – | -72,421円 |
25カ月目 | 80,218円 | 3,209円 | – | -69,273円 |
26カ月目 | 83,366円 | 3,206円 | – | -66,124円 |
27カ月目 | 86,515円 | 3,204円 | – | -62,975円 |
28カ月目 | 89,664円 | 3,202円 | – | -59,826円 |
29カ月目 | 92,813円 | 3,200円 | – | -56,678円 |
30カ月目 | 95,961円 | 3,199円 | – | -53,529円 |
31カ月目 | 99,110円 | 3,197円 | – | -50,380円 |
32カ月目 | 102,259円 | 3,196円 | – | -47,231円 |
33カ月目 | 105,408円 | 3,194円 | – | -44,083円 |
34カ月目 | 108,556円 | 3,193円 | – | -40,934円 |
35カ月目 | 111,705円 | 3,192円 | – | -37,785円 |
36カ月目 | 114,854円 | 3,190円 | – | -34,636円 |
37カ月目 | 118,003円 | 3,189円 | – | -31,488円 |
38カ月目 | 121,151円 | 3,188円 | – | -28,339円 |
39カ月目 | 124,300円 | 3,187円 | – | -25,190円 |
40カ月目 | 127,449円 | 3,186円 | – | -22,041円 |
41カ月目 | 130,598円 | 3,185円 | – | -18,893円 |
42カ月目 | 133,746円 | 3,184円 | – | -15,744円 |
43カ月目 | 136,895円 | 3,184円 | – | -12,595円 |
44カ月目 | 140,044円 | 3,183円 | – | -9,446円 |
45カ月目 | 143,193円 | 3,182円 | – | -6,298円 |
46カ月目 | 146,341円 | 3,181円 | – | -3,149円 |
47カ月目 | 149,490円 | 3,181円 | – | 0円 |
iPhone15 128GBモデルでその月に支払う端末代金は、最初の23回までは月額3,285円。再分割以降の24回分は月額3,080円です。
Apple StoreのiPhone15 128GBの販売価格は124,800円なので、40ヶ月以上iPhone14を利用し続ける場合には、ドコモの方が高くなってきます。ただ、残価率は端末により異なるため、他の機種では高額になるタイミングが前後してきます。(さらに、Apple Storeで購入した場合には、中古携帯買取店で下取りに出すと実質負担額が少なくなるので、ドコモが高額になるタイミングはもう少し早くなります。)
また、いつでもカエドキプログラム+の場合にはsmartあんしん補償への加入が必須となるため、この分の月額料金(iPhone15の場合は月額1,100円)が別途発生するので、保障サービス込みで端末価格を考える人の場合には、さらにドコモが高額になるタイミングが早まります。
実質負担額はできるだけ早いタイミングで返却した方が安くなりますが、いつでもカエドキプログラム+は基本的には1年の間隔でドコモに返却、次の機種を購入する形にするのがベストです。
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対象機種
いつでもカエドキプログラム+の対象機種は2023年10月20日時点では10機種が対象となっています。
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- Google Pixelシリーズ
- Google Pixel 8
- Google Pixel 8 Pro 256GB/512GB
- AQUOSシリーズ
- AQUOS sense8 SH-54D
- Xperiaシリーズ
- Xperia 5 V SO-53D
- Galaxyシリーズ
- Galaxy Z Flip5 SC-54D
- Galaxy Z Fold5 SC-55D 256GB/512GB
2023年10月時点では対象機種はまだ少ないです。
プログラム対象の機種はドコモで取り扱っている全機種というわけではなく、発売日が新しく、比較的高価格帯の機種に限定されている点には注意しましょう。
いつでもカエドキプログラム+の対象機種は、いつでもカエドキプログラムの対象機種よりもラインナップは少ないです。(いつでもカエドキプログラム+の対象機種でも2年周期で機種を買い替える人の場合は、いつでもカエドキプログラムを選択した方が補償サービス加入が不要な分、端末料金を抑えやすいです。)
いつでもカエドキプログラムが利用できる対象のスマホ機種は全機種ではなく、プログラム提供開始時点では比較的高価格帯のスマホ機種に限定されていて、安価のスマホの場合はプログラム対象外になっている場合がある点には注意しましょう。
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プログラム料金
いつでもカエドキプログラム+のプログラム自体の利用料金は0円で追加料金はかかりませんが、以下の料金が発生します。
- smartあんしん補償:月額330円~1,100円 ※機種により異なる
- 22カ月目までに端末返却(早期利用料):5,500円~12,100円 ※機種により異なる
プログラムの条件
いつでもカエドキプログラム+の加入条件および利用条件については以下の条件を満たした場合に加入・利用することができます。
プログラム加入条件
- 「いつでもカエドキプログラム(プラス対象機種)」および「smartあんしん補償」の両方に加入
- dポイントクラブまたはドコモビジネスメンバーズ会員であること。
- 対象のスマホを残価設定型24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回以外の分割払いは割引対象に含まれなくなる点は注意が必要
※ドコモユーザー以外の人もプログラム加入が可能です。
プログラム利用条件
- ご利用の対象機種をドコモに返却する
- dポイントクラブ(ドコモビジネスメンバーズ会員)を継続していること
- プログラム利用日が属する月から遡って2ヶ月以内の期間に「smartあんしん補償」を契約中であること
- 22カ月目までに返却する場合には早期利用料を支払うこと
ただ、いつでもカエドキプログラム+を利用するにあたりいくつか注意しておいたほうが良いことがあります。
smartあんしん補償への加入が必須
いつでもカエドキプログラム+はsmartあんしん補償への加入が必須条件となります。
smartあんしん補償は、故障・水濡れ・盗難・紛失など何かあったときの保険として有用ですが、月額料金が330円~1,100円と決して安い補償サービスではありません。
いつでもカエドキプログラム+の対象機種は比較的高額の機種が多いので、smartあんしん補償の月額料金は1,100円または880円の機種が多くを占めます。
下取りプログラムは利用できない
いつでもカエドキプログラムは、ドコモに端末を返却することで免除になるため、「下取りプログラム」を利用した割引を併用することができない点には注意しましょう。
また、スマホ購入から4年近くなるとほとんど支払いが終わってしまい、いつでもカエドキプログラムで免除される金額が少なくなっている場合には、下取りプログラム利用の割引金額の方が多くなる場合もあるので、「いつでもカエドキプログラム」と「下取りプログラム」のどちらが得になるか一度確認することをお勧めします。
47回(最初の23回と残価再分割後の24回)の分割払いを完済してしまっている場合には、「いつでもカエドキプログラム」を使う意味がないので、次回の機種変更のときには「下取りプログラム」を使いましょう。
↓下取りプログラムについて詳しい内容は
ドコモ公式:下取りプログラム
22カ月目までの返却の場合には早期利用料が必要
22カ月目までに返却をする場合には、早期利用料の支払いが必要になります。機種により料金が異なります。
早期利用料 ※22カ月目までの返却の場合に必要
smartあんしん補償 の月額料金 | 早期利用料 |
---|---|
330円/月の場合 | 5,500円 |
605円/月の場合 | 8,250円 |
880円/月の場合 | 12,100円 |
1,100円/月の場合 | 12,100円 |
故障端末は最大12100円の費用が別途必要
返却の際、ドコモの査定が行われますが、故障端末として認定された場合、最大12,100円(税込)の費用が別途かかります。
故障時利用料
smartあんしん補償 の月額料金 | 22カ月目までに 利用申込の場合 ※別途早期利用料も発生 | 23カ月目以降に 利用申込の場合 |
---|---|---|
330円/月の場合 | 5,500円 | 2,200円 |
605円/月の場合 | 8,250円 | 2,200円 |
880円/月の場合 | 12,100円 | 2,200円 |
1,100円/月の場合 | 12,100円 | 2,200円 |
(実質的には早期利用料の2倍の料金を支払う形になります)
smartあんしん補償の加入が不要ないつでもカエドキプログラムで故障端末を返却した場合には、22,000円の費用負担が発生します。(別途補償サービスに入っている場合を除く)
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いつでもカエドキプログラム+はahamoでも使える
いつでもカエドキプログラム+はドコモがサービスを提供しているオンラインプラン「ahamo」 でも使えます。利用手順やキャンペーン情報も確認しましょう。
- ahamoでもドコモオンラインショップが利用可能
- ahamoでいつでもカエドキプログラムを利用する手順
- いつでもカエドキプログラムと併用できるキャンペーン
ahamoでもドコモオンラインショップが利用可能
いつでもカエドキプログラム+は、ドコモ回線契約が必要という条件がないため、ahamoでもオンラインショップから利用可能でとてもお得です。
いつでもカエドキプログラム+を利用して機種を安く購入できたり、ahamoには無い機種を購入できたりします。
ahamoでいつでもカエドキプログラム+を利用する手順
ahamo契約者がドコモオンラインショップで機種を購入をする際、いつでもカエドキプログラム+を利用できます。利用手順は以下の通りです。
- ドコモオンラインショップにアクセス
- 申し込みをタップ
- プログラム対象機種を選択
- 「23ヶ月目以降で本機種をご返却する場合」内の「smartあんしん補償の契約有無」を「契約あり」を選択
- 分割払いで支払う
いつでもカエドキプログラム+と併用できるキャンペーン
いつでもカエドキプログラム+は併用できるキャンペーンもあります。
- 5G WELCOME割:最大22,000円
5G WELCOME割は、現在4Gまたは3Gの機種を使っている方が、ドコモで販売している5G対応端末を購入すると、機種代金が最大22,000円割引されるキャンペーンです。
併用できるキャンペーンを確認し、可能であれば併用すると端末をさらに安く購入できます。
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いつでもカエドキプログラム+には罠がある?デメリットを解説
いつでもカエドキプログラム+のデメリットをご紹介していきます。プログラムを契約する前にデメリットを知り、対策しましょう。
- 機種を返却しない場合はメリットがない
- 2年周期ならいつでもカエドキプログラムの方がお得
- iPhoneはドコモの実売価格が割高
- 分割払いには審査がある
機種を返却しない場合はメリットがない
いつでもカエドキプログラム+は機種を返却しない場合、メリットがありません。返却せずに使い方続ける場合は、通常購入と変わらない金額になります。
また、smartあんしん補償の加入が必須となるため、補償サービスが不要な人の場合には、この料金負担も重荷になります。
2年周期ならいつでもカエドキプログラムの方がお得
いつでもカエドキプログラム+は1年周期での機種変更の人におススメなプログラムですが、2年周期と少し周期が長い人の場合には、いつでもカエドキプログラムを利用した方が、補償サービスへの加入が不要な分、負担額を減らしやすいです。
iPhoneはドコモの実売価格が割高
iPhoneはドコモの実売価格が割高です。いつでもカエドキプログラム+を適用しない場合は、他社でiPhoneを購入したほうがお得になります。
iPhone15(128GB)で価格を比較してみましょう。
- ドコモ: 149,490円
- App Store: 124,800円
- 楽天モバイル:140,800円
ドコモはAppleより24,690円高い値段で販売されています。長期的に端末を継続利用する場合にはApple Store価格より割高になり損するので注意してください。
分割払いには審査がある
いつでもカエドキプログラム+を利用すると24回の分割払いで支払う必要があります。分割払いにはクレジットカードの審査があるため、審査に落ちてしまう場合もあります。
今までにクレジットカードの支払いで滞納された方などは注意が必要です。
審査に落ちるかどうかはお申し込みをしてみないと分からないので、まずはお申し込みをしてみましょう。
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いつでもカエドキプログラムとの違い
ドコモで以前からある「いつでもカエドキプログラム」と今回の「いつでもカエドキプログラム+」にはいくつか違いがあります。
各プログラムの違いをまとめると以下のような違いがあります。
●いつでもカエドキプログラム+といつでもカエドキプログラムとの違い
いつでもカエドキプログラム+ | いつでもカエドキプログラム | |
---|---|---|
プログラム開始日 | 2023年9月1日 | 2021年9月24日 |
端末返却による 最大免除支払回数 | 特殊 ※13カ月目以降の端末代支払い分 (支払い済分は除く) | 特殊 ※24ヶ月目以降の残価額 (支払済み分は除く) |
早期返却による 割引有無 | なし | 有り (早期利用特典) |
早期返却による 費用負担有無 | 有り ※13~22カ月目に返却の場合は必要 | なし |
特典対象機種 | iPhone15など 高価格帯の機種が中心 | iPhone15、iPhone14など 高価格帯の機種が中心 |
以前からある「いつでもカエドキプログラム」では2年周期で対象機種を返却するのに適したプログラムであるのに対して、新しい「いつでもカエドキプログラム+」では1年周期で対象機種を返却するのに適したプログラムになっています。
常に最新機種を使いたい人にとっては、「いつでもカエドキプログラム+」はオススメできますが、有料のsmartあんしん補償の加入が必要になるため、中長期で同じ端末を使い続ける人で、補償サービスが不要な人にとっては「いつでもカエドキプログラム+」はオススメできません。
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いつでもカエドキプログラム+に関するよくある質問
「いつでもカエドキプログラム+」に関するよくある質問をまとめました。
- いつでもカエドキプログラムの料金はいくら?
- 機種の返却方法は?
- 途中解約はできる?
いつでもカエドキプログラムの料金はいくら?
いつでもカエドキプログラム+のプログラム自体の利用料金は0円ですが、以下の内容については料金が発生します。
- smartあんしん補償:月額330円~1,100円 ※機種により異なる
- 22カ月目までに端末返却(早期利用料):5,500円~12,100円 ※機種により異なる
機種の返却方法は?
いつでもカエドキプログラム+で機種を返却する際は「店舗に持ち込み返却」または「郵送」で返却の2種類です。
途中解約はできる?
途中解約できます。
しかし、途中解約をすると残金の一括支払いが必要になるので注意しましょう。
そのためもしプログラムに加入して、途中解約すると、機種代金の一括支払いが発生し、プログラムの特典が受けられません。
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まとめ
ドコモの「いつでもカエドキプログラム+」はiPhone15シリーズなどの対象機種の購入で利用できる端末購入サポートで残価設定型24回分割購入し、ドコモにスマホ端末を返却することで支払が残っている残価設定額の支払いが免除されるプログラムです。
購入してから12ヶ月目でドコモに機種を返却するのがおススメのプログラムです。
ただ、2年以上使い続けるような人の場合には、補償サービスへの加入が不要ないつでもカエドキプログラムの方が良かったり、4年以上使い続けるような人の場合には、プログラムを利用しても端末代金の支払免除できないため利用メリットがなくなる点には注意しましょう。また、端末を壊してしまうと追加料金が発生するので、プログラム特典を利用したい人は日ごろから端末を丁寧に扱うように心がけましょう。
【参考情報】ドコモ公式:いつでもカエドキプログラム+
いかがでしたでしょうか。
また、次回もお楽しみに!
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この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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