「いつでもカエドキプログラム」をわかりやすく解説!罠やデメリットは?
いつでもカエドキプログラムは、上手に活用すれば最新のiPhoneやAndroidスマホを半額程度で購入できる非常にお得な割引サービスです。
とはいえ、機種の返却が必要なことや残価設定の仕組みが複雑なため「具体的にどう使えばいいの?」「罠やデメリットはないの?」という疑問もありますよね。
そこで、当記事ではいつでもカエドキプログラムを初心者の方にもわかりやすく解説しました!
いつでもカエドキプログラムは割引内容や条件を詳しく知っておくことで、後悔することなくお得にスマホを手に入れられます。当記事を参考に、不安なくドコモで最新iPhoneやAndroidを購入してくださいね。
いつでもカエドキプログラムは最新機種が半額程度で購入できる破格の割引です!
↓1年周期で機種変更をしたい人は「いつでもカエドキプログラム+」がオススメ。解説記事はこちら。
いつでもカエドキプログラムの「残価設定型割引」とは?
いつでもカエドキプログラムの特典内容の解説をする前に、残価設定型のスマホ購入プログラムとは何?と疑問に思っている人も多いと思いますので、残価設定型について簡単に解説します。
「残価」という単語がありますが、この残価は購入した商品の数年先の価値(販売者の買取保証額)を表しています。この残価をあらかじめ設定し、残価を除いた金額を分割で支払っていく購入方法です。
自動車の購入の際に利用する場合がある残クレ(残価設定型クレジット、残価設定ローン)というものがありますが、「いつでもカエドキプログラム」はその携帯会社購入バージョンと考えると良いでしょう。
残価設定型の分割払いの最終回では3つの選択肢があり、いつでもカエドキプログラムも似たような選択肢を設けられています。
- 新しい商品に買い替える
使っていた商品は販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になる。
(いつでもカエドキプログラムは買い替えは必須条件ではないので、返却して終了と同じ特典になる) - そのまま現在の商品を使い続ける
未払い(残価)分の支払いは分割払いまたは一括払いで支払う形になる。
(ただし、いつでもカエドキプログラムは少しプラスαの要素もある) - 使っていた商品を販売者に返却して終了する
車であれば使っていた車を販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になるが、いつでもカエドキプログラムは少し扱いが違う(後で解説します)。
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いつでもカエドキプログラムとは
ドコモのいつでもカエドキプログラムは2021年9月24日受付開始の残価設定型端末購入プログラムです。
前の章で残価設定型について触れましたが、いつでもカエドキプログラムの残価設定の扱いは、以下のような形になっています。
- 残価 = 2年後の購入端末の価値(ドコモの買取保証額)で価格設定
- 残価設定型24回払いで購入する
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回 - ドコモに端末返却するタイミングによって特典内容が変わる
- 24ヶ月目(23回目の支払月)にドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除 - 1ヶ月目~23ヶ月目(22回目の支払月)までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除+さらに早期利用特典(返却翌月から23回目までの分割代金が減額)も適用される - そのまま購入端末を使い続ける
→残価を24回払いに再分割し支払いを継続
※再分割の場合でも支払い期間中にドコモに端末を返却することで残金の支払いを免除することも可能
- 24ヶ月目(23回目の支払月)にドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
いつでもカエドキプログラム利用時のドコモに端末を返却するタイミングによって変わる3つの選択肢についての詳しい内容はそれぞれ以下のような扱いになります。
24ヶ月目(23回目の支払月)に端末返却した場合
まずは、ドコモが一番望んでいる形だと思いますが、いつでもカエドキプログラムを利用して対象端末を購入し、24ヶ月目(23回目の支払月)にドコモに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
購入した月 | 端末代金の支払い無し |
2ヶ月目から24ヶ月目 (分割払い1回目から23回目) | (本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
25ヶ月目 (分割払い最終回) | 残価分の支払いは免除 ※次の機種購入は必要なし |
実質的な端末代金負担額は本体代金から残価を引いた金額で2年間利用できる形です。
1ヶ月目から23ヶ月目(22回目の支払月)までに端末返却した場合
次に、いつでもカエドキプログラムを利用して対象端末を購入し、2年より早いタイミングの1ヶ月目から23ヶ月目(22回目の支払月)までにドコモに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
購入した月 | 端末代金の支払い無し |
2ヶ月目から端末返却月 (23ヶ月目までに返却の場合) | (本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
端末返却月 | ・本体代金ー(残価+支払済代金)を一括払いする または ・(本体代金-残価)÷23の金額を24ヶ月目(23回目の支払月)まで分割払いを継続 |
端末返却月翌月 | 残価分の支払いは免除 ※次の機種購入は必要なし |
返却した翌月から24ヶ月目 | 端末に設定されている割引額が適用 (早期利用特典) |
実質的な端末代金負担額は早く返却することで早期利用特典による割引が適用されるため少なくなりますが、割引額は23回の分割払いの金額よりは少ないため、1か月あたりの実質負担額は24ヶ月目(23回目の支払月)に特典利用した時よりは高くなります。
早く返却する場合は、一括払いで残金以外の清算をするか、引き続き分割払いで支払いを継続するか選択ができます。返却の翌月からは早期利用特典で割引されますが、分割払いで支払う端末代が完全相殺できない点は注意しましょう。
25ヶ月目以降も端末を継続利用する場合
最後のケースとしては、いつでもカエドキプログラムを利用し対象端末を購入したものの、25ヶ月目以降もそのまま同じ端末を使い続ける場合は、残価を24回に再分割して支払いを継続する形になります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
購入した月 | 端末代金の支払い無し |
2ヶ月目から24ヶ月目 (分割払い1回目から23回目) | (本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
25ヶ月目から48ヶ月目 (改めて24回の分割払いに再分割) | 残価÷24 ※残価を24回の分割払いに再分割し支払います。 |
再分割した残価を支払っている期間中に端末を返却した場合は、返却した翌月以降の分割払いの残金支払は免除されます。
端末を返却しないで端末を使用し続けた場合、実質的な端末代金負担額は本体代金の定価となってしまいますが、使っていた端末は手元に残ります。
既にいつでもカエドキプログラムに加入したものの返却をしないでそのまま端末を使い続け、端末代の分割払いをすべて完了してしまった後で、ドコモの次の新しい機種を購入したくなった際、いつでもカエドキプログラム特典利用による端末代金免除は使えなくなるものの、端末が手元に残っているので引き続き利用できる下取りプログラムを利用すると少しだけお得になります。
ドコモ以外にも中古買取店での買取という選択肢もあります。
月ごとの実質負担額例
特にiPhoneの場合は、ドコモ以外でも取り扱われている端末です。
たとえば、iPhone14の128GBモデルを購入しようとした場合、ドコモのiPhone14はメーカーであるApple StoreのiPhone14の販売価格と比べると高額です。ただし、これは定価で見た場合で、比較的短い期間で買い替える場合には、いつでもカエドキプログラムを利用した方が実質的な負担額を抑えることができます。
具体的にどのタイミングで返却すると実質負担額がいくらになるかシミュレーションしてみたところ以下のような感じになりました。
●iPhone15 128GBモデルをいつでもカエドキプログラムを適用した場合
※(ご注意)このような月別の負担額表みたいなものがドコモ公式にはなく、あくまで試算したもので分割払い金額が小数点が出る金額であるため、実際には数円~数百円程度の誤差が出る可能性があります。
※2023年11月9日時点
返却月 (支払回数) | 実質負担額 | 平均月額負担額 | 残価免除額 |
---|---|---|---|
24ヶ月目 (23回目) | 75,570円 | 3,286円 | -73,920円 |
25ヶ月目 (24回目) ※残価が24回再分割される | 77,069円 | 3,211円 | -72,421円 |
26ヶ月目 (25回目) | 80,218円 | 3,209円 | -69,273円 |
27ヶ月目 (26回目) | 83,366円 | 3,206円 | -66,124円 |
28ヶ月目 (27回目) | 86,515円 | 3,204円 | -62,975円 |
29ヶ月目 (28回目) | 89,664円 | 3,202円 | -59,826円 |
30ヶ月目 (29回目) | 92,813円 | 3,200円 | -56,678円 |
31ヶ月目 (30回目) | 95,961円 | 3,199円 | -53,529円 |
32ヶ月目 (31回目) | 99,110円 | 3,197円 | -50,380円 |
33ヶ月目 (32回目) | 102,259円 | 3,196円 | -47,231円 |
34ヶ月目 (33回目) | 105,408円 | 3,194円 | -44,083円 |
35ヶ月目 (34回目) | 108,556円 | 3,193円 | -40,934円 |
36ヶ月目 (35回目) | 111,705円 | 3,192円 | -37,785円 |
37ヶ月目 (36回目) | 114,854円 | 3,190円 | -34,636円 |
38ヶ月目 (37回目) | 118,003円 | 3,189円 | -31,488円 |
39ヶ月目 (38回目) | 121,151円 | 3,188円 | -28,339円 |
40ヶ月目 (39回目) | 124,300円 | 3,187円 | -25,190円 |
41ヶ月目 (40回目) | 127,449円 | 3,186円 | -22,041円 |
42ヶ月目 (41回目) | 130,598円 | 3,185円 | -18,893円 |
43ヶ月目 (42回目) | 133,746円 | 3,184円 | -15,744円 |
44ヶ月目 (43回目) | 136,895円 | 3,184円 | -12,595円 |
45ヶ月目 (44回目) | 140,044円 | 3,183円 | -9,446円 |
46ヶ月目 (45回目) | 143,193円 | 3,182円 | -6,298円 |
47ヶ月目 (46回目) | 146,341円 | 3,181円 | -3,149円 |
48ヶ月目 (47回目) | 149,490円 | 3,180円 | 0円 |
iPhone15 128GBモデルでその月に支払う端末代金は、最初の23回までは月額3,285円。再分割以降の24回分は月額3,080円です。
Apple StoreのiPhone15 128GBの販売価格は124,800円なので、41ヶ月以上iPhone15を利用し続ける場合には、ドコモの方が高くなってきます。ただ、残価率は端末により異なるため、他の機種では高額になるタイミングが前後してきます。(さらに、Apple Storeで購入した場合には、中古携帯買取店で下取りに出すと実質負担額が少なくなるので、ドコモが高額になるタイミングはもう少し早くなります。)
また、実質負担額はできるだけ早いタイミングで返却した方が安くなりますが、基本的には2年の間隔でドコモに返却、次の機種を購入する形にするのがベストです。
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対象機種
いつでもカエドキプログラムの対象機種は2023年10月20日時点では以下の機種が対象となっています。
※iPhone、Android機種についてご紹介します。
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 15 Pro Max
- iPhone 15 Pro
- iPhone 15
- iPhone 15 Plus
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 14 Pro Max
- iPhone 14 Pro
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13
- iPhone 13 mini
- その他
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- Google Pixelシリーズ
- Google Pixel 8
- Google Pixel 8 Pro
- Google Pixel Fold
- Google Pixel 7a
- AQUOSシリーズ
- AQUOS sense8 SH-54D
- AQUOS sense7 SH-53C
- AQUOS sense6 SH-54B
- AQUOS wish3 SH-53D
- AQUOS R8 SH-53D
- AQUOS R8 pro SH-51D
- AQUOS R7 SH-52C
- Xperiaシリーズ
- Xperia 1 V SO-51D
- Xperia 1 IV SO-51C
- Xperia 5 V SO-53D
- Xperia 5 IV SO-54C
- Xperia 5 III SO-53B
- Xperia 10 V SO-52D
- Xperia 10 IV SO-52C
- Xperia Ace III SO-53C
- Galaxyシリーズ
- Galaxy S23 Ultra SC-52D
- Galaxy S22 Ultra SC-52C
- Galaxy S23 SC-51D
- Galaxy S22 SC-51C
- Galaxy A54 5G SC-53D
- Galaxy A53 5G SC-53C
- Galaxy A23 5G SC-56C
- Galaxy Z Fold5 SC-55D
- Galaxy Z Fold4 SC-55C
- Galaxy Z Fold3 5G SC-55B
- Galaxy Z Flip5 SC-54D
- Galaxy Z Flip4 SC-54C
- Galaxy Z Flip3 5G SC-54B
- その他
- arrows N F-51C
スマホ以外にもそれぞれ一部の機種ですがiPadやタブレットや5G対応パソコンもいつでもカエドキプログラムの対象機種になっています。
プログラム対象の機種はドコモで取り扱っている全機種というわけではなく、発売日が新しく、比較的高価格帯の機種に限定されている点には注意しましょう。
旧スマホおかえしプログラムの対象機種は引き続き、スマホおかえしプログラムを利用する形になる点も注意しましょう。
いつでもカエドキプログラムが利用できる対象のスマホ機種は全機種ではなく、プログラム提供開始時点では比較的高価格帯のスマホ機種に限定されていて、安価のスマホの場合はプログラム対象外になっている場合がある点には注意しましょう。
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プログラム料金
いつでもカエドキプログラムのプログラム利用料金は0円で追加料金はかかりません。
プログラムの条件
いつでもカエドキプログラムの加入条件および利用条件については以下の条件を満たした場合に加入・利用することができます。
プログラム加入条件
- dポイントクラブまたはドコモビジネスメンバーズ会員であること。
- 対象のスマホを残価設定型24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回以外の分割払いは割引対象に含まれなくなる点は注意が必要
※ドコモユーザー以外の人もプログラム加入が可能です。
プログラム利用条件
- ご利用の対象機種をドコモに返却する
- dポイントクラブ(ドコモビジネスメンバーズ会員)を継続していること
ただ、いつでもカエドキプログラムを利用するにあたりいくつか注意しておいたほうが良いことがあります。
下取りプログラムは利用できない
いつでもカエドキプログラムは、ドコモに端末を返却することで免除になるため、「下取りプログラム」を利用した割引を併用することができない点には注意しましょう。
また、スマホ購入から4年近くなるとほとんど支払いが終わってしまい、いつでもカエドキプログラムで免除される金額が少なくなっている場合には、下取りプログラム利用の割引金額の方が多くなる場合もあるので、「いつでもカエドキプログラム」と「下取りプログラム」のどちらが得になるか一度確認することをお勧めします。
47回(最初の23回と残価再分割後の24回)の分割払いを完済してしまっている場合には、「いつでもカエドキプログラム」を使う意味がないので、次回の機種変更のときには「下取りプログラム」を使いましょう。
↓下取りプログラムについて詳しい内容は
ドコモ公式:下取りプログラム
故障端末は最大22000円の費用が別途かかる
返却の際、ドコモの査定が行われますが、故障端末として認定された場合、最大22,000円(税込)の費用が別途かかります。
(ケータイ補償サービスに加入の場合は2,200円(税込)で済む)
au、ソフトバンクの同様のプログラムと故障端末に関する費用負担は同じで変わりません。端末は故障させないよう、注意しましょう。。。
返却に関する詳細条件(ドコモ公式より)
<返却条件>
以下に定める条件をすべて満たすこと。
・対象機種が当社の指定する正規店で購入されたものであり、ご購入における不備・不正がないこと。
・ご返却時における対象機種分割支払金の未払い、回線契約にかかる料金そのほかの当社に対する債務(当社がその債権を第三者に譲渡した債務を含みます。)の弁済を現に怠り、または怠るおそれがないこと。
・対象機種に記録されているメモリ/データが消去できること(一切のデータは加入者ご自身の責任で消去していただきます)。
・対象機種を改造していないこと。
・加入者が対象機種の所有権を有していること。
・以下の査定条件を満たし、査定が完了すること。
・(郵送でのご返却の場合) 利用申込みの翌月末(以下「郵送期限」といいます。)までに、本プログラムの利用申込み後に送付されるキットを用いて対象機種を指定センターへ郵送し到着させること。利用申込み日の翌月末日消印有効です。郵送期限までにドコモにて対象機種の到着が確認できなかった場合は、本プログラムの利用によってお支払いを不要とする分割支払金と同額(23か月目以降に加入者が本プログラムの利用を申し込んだ場合、利用申込みを受け当社が承諾をした翌月以降の分割支払金残額。22か月目までに加入者が本プログラムの利用を申し込んだ場合、24回目(残価)の分割支払金および利用申込みの翌月~23回目までの各回の分割支払金のうち早期利用特典による割引と同額の合計)を違約金としてお支払いいただく必要があります。<査定条件>
ドコモ公式:いつでもカエドキプログラム(https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/kaedoki_program/)より
・対象機種に故障、水濡れ、著しい外観破損および画面割れがないこと、そのほか当社指定の査定基準を満たしていること(店頭で確認をさせていただきますので、電池パックを装着した状態でお持ちください)。
※当社指定の査定基準を満たしていない場合に、なお加入者が本プログラムのご利用を希望し、これを当社が承諾するためには、20,000円(税抜)(ケータイ補償サービスにご加入の場合は2,000円(税抜))の故障時利用料をお支払いいただく必要があります。
利用申込時の注意事項
ドコモ公式:いつでもカエドキプログラム(https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/kaedoki_program/)より
・利用申込み後は、キャンセルのお申し出はお受けできません。特にドコモオンライン手続きでお申込みされる場合、お申込み時点で対象機種の査定が実施できないため、対象機種の状態によっては故障時利用料が発生する場合がありますのでご注意ください。
・対象機種の所有権は、当社対象機種を返却された時点で当社に移転するものとします。対象機種のご返却の受付後は加入者都合による対象機種、記録媒体およびストラップなどのアクセサリー等のご返却キャンセルのお申出はお受けできません。なお、当社にご返却いただいた対象機種が遺失物または盗品のおそれがあると判断した場合は、当社は警察等に必要な届出を行います。
・対象機種にドコモUIMカードもしくは記録媒体などが挿入されている場合、またはアクセサリー類などが付着している場合は加入者の責任により取り外してください。万が一、これらが挿入または付着しており、当社がこれを処分しても当社および受付店舗は責任を負いません。
・ご返却にあたり、対象機種内に記録された一切のデータの消去、移行および各種ロックの解除などを加入者ご自身の責任において実施していただきます。対象機種内のデータが削除できない場合は、ご返却を受付できませんのでご注意ください。なお、対象機種内のデータ消去に関連してトラブルが発生した場合、当社は一切責任を負いません。
・おサイフケータイ対応サービスをご利用の場合、ご利用のサービスによってはICカード内のデータの再発行サービスなどをご利用になるためにご返却前にお手続きが必要となる場合があります。
・当社は、ご返却いただいた対象機種を当社にて処分し、または内部データをリセット等したうえで再利用します。
・当社は、加入者から、当社が対象機種以外の物品などを引き渡された場合、加入者が当該物品などにかかる所有権そのほか一切の権利を放棄したものとみなし、当該物品などを当社が適当と判断する方法により廃棄、処分等することができるものとします。また、当社は、加入者に対し、当該物品等および当該物品等に含まれる情報などの取扱いならびに返送について責任を負いません。
・当社は、加入者が、本提供条件書の各規定に違反したことによって当社に損害が生じた場合、当該損害の賠償を請求させていただく場合がございます。
下取りされたスマホ端末は、ドコモで処分するのではなく、中古端末として第三者に販売されるようです。
また、ドコモではない中古販売業者から購入した端末は当然ながら引き取ってもらえません。
購入する店舗によっては残金11000円以下にならないと返却できない
「受付窓口」の項目の注意書きの中にこのような記述があります。
※ドコモ取扱店舗では、本プログラムの利用は端末のご購入と同時に限ります。
ドコモ公式:いつでもカエドキプログラム(https://www.nttdocomo.co.jp/campaign_event/kaedoki_program/)より
※一部の家電量販店などにおいては、対象機種のご返却時点における分割支払金残額が11,000円(税込)以上の場合はお取扱いすることができません。
この原文どおりだとすると購入する店舗によっては支払いの残金が11,000円以下の端末でないと利用できない(つまり、免除額が11,000円以下になる)ことになるので、購入する際には一度この点は確認しておいた方が良いかもしれません。
「一部の家電量販店など」とあるので、このケースに当てはまりそうな店舗のタイプとしては、家電量販店、併売店あたりが該当してくるかもしれません。
返却はドコモショップに持ち込むのが無難そうです。ドコモ取扱店の場合はプログラムを利用する場合は端末の購入と同時に限る点にも注意。
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いつでもカエドキプログラムはahamoでも使える
いつでもカエドキプログラムはドコモがサービスを提供しているオンラインプラン「ahamo」 でも使えます。利用手順やキャンペーン情報も確認しましょう。
- ahamoでもドコモオンラインショップが利用可能
- ahamoでいつでもカエドキプログラムを利用する手順
- いつでもカエドキプログラムと併用できるキャンペーン
ahamoでもドコモオンラインショップが利用可能
いつでもカエドキプログラムは、ドコモ回線契約が必要という条件がないため、ahamoでもオンラインショップから利用可能でとてもお得です。
いつでもカエドキプログラムを利用して機種を安く購入できたり、ahamoには無い機種を購入できたりします。
ahamoでいつでもカエドキプログラムを利用する手順
ahamo契約者がドコモオンラインショップで機種を購入をする際、いつでもカエドキプログラムを利用できます。利用手順は以下の通りです。
- ドコモオンラインショップにアクセス
- 申し込みをタップ
- プログラム対象機種を選択
- 支払い方法でいつでもカエドキプログラムを選択
- 分割払いで支払う
いつでもカエドキプログラムと併用できるキャンペーン
いつでもカエドキプログラムは併用できるキャンペーンもあります。
- 5G WELCOME割:最大22,000円
5G WELCOME割は、現在4Gまたは3Gの機種を使っている方が、ドコモで販売している5G対応端末を購入すると、機種代金が最大22,000円割引されるキャンペーンです。
併用できるキャンペーンを確認し、可能であれば併用すると端末をさらに安く購入できます。
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いつでもカエドキプログラムには罠がある?デメリットを解説
いつでもカエドキプログラムのデメリットをご紹介していきます。プログラムを契約する前にデメリットを知り、対策しましょう。
- 機種を返却しない場合はメリットがない
- iPhoneはドコモの実売価格が割高
- 分割払いには審査がある
- 1円購入可能などの表記には注意が必要
機種を返却しない場合はメリットがない
いつでもカエドキプログラムは機種を返却しない場合、メリットがありません。23ヶ月目までに機種を返却すればお得に機種を購入できますが、返却せずに使い方続ける場合は、通常購入と変わらない金額になります。
iPhoneはドコモの実売価格が割高
iPhoneはドコモの実売価格が割高です。いつでもカエドキプログラムを適用しない場合は、他社でiPhoneを購入したほうがお得になります。
iPhone15(128GB)で価格を比較してみましょう。
- ドコモ: 149,490円
- プログラム適用時:75,570円~
- App Store: 124,800円
- 楽天モバイル:140,800円
ドコモはAppleより24,690円も他社より高い値段で販売されています。iPhone15の場合は、いつでもカエドキプログラムを利用して40ヵ月目までに返却しないとAppleより割高になり損するので注意してください。
分割払いには審査がある
いつでもカエドキプログラムを利用すると24回の分割払いで支払う必要があります。分割払いにはクレジットカードの審査があるため、審査に落ちてしまう場合もあります。
今までにクレジットカードの支払いで滞納された方などは注意が必要です。
審査に落ちるかどうかはお申し込みをしてみないと分からないので、まずはお申し込みをしてみましょう。
1円購入可能などの表記には注意が必要
家電量販店の1円購入可能などの表記には注意しましょう。
家電量販店で見かける機種「1円」は以下の割引等をすべて利用した場合の金額になります。
- いつでもカエドキプログラム
- 最大22,000円の乗り換え割引(MNP)
- 家電量販店独自の割引
1円はあくまでいつでもカエドキプログラムを利用して端末を返却した場合だけに適用される価格です。いつでもカエドキプログラムを利用したい方で、機種を返却すると決めている方はお得でしょう。
とはいえ、家電量販店の独自割引キャンペーンは、他のサービスの加入が条件であったり、勧誘されるケースもあるため結果的に余分なものにも加入してしまい損することも…。
話に流されやすい方はオンラインショップ購入が安心です。
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旧スマホおかえしプログラムとの違い
ドコモで以前からある「スマホおかえしプログラム」と今回の「いつでもカエドキプログラム」にはいくつか違いがあります。
各プログラムの違いをまとめると以下のような違いがあります。
●いつでもカエドキプログラムとスマホおかえしプログラムとの違い
いつでもカエドキプログラム | スマホおかえしプログラム | |
---|---|---|
プログラム開始日 | 2021年9月24日 | 2019年6月1日 |
支払回数 | 残価型24回 | 36回 |
端末返却による 最大免除支払回数 | 特殊 ※残価設定型のプログラムのため機種により免除される割合が異なる | 12回 ※免除額は最大で3分の1で固定 |
早期返却による 割引有無 | 有り (早期利用特典) | なし |
特典対象機種 | iPhone14、iPhone13など 高価格帯の機種が中心 | iPhone12など 高価格帯のスマホ機種が中心 |
スマホおかえしプログラムでは対象機種を返却することで免除できる金額が最大で3分の1と固定されているのに対して、今回のいつでもカエドキプログラムでは対象機種を返却することで免除できる金額が現時点では40%台と還元率(残価率)は高くなっています。これはメリットではあるのですが、機種によって設定されている残価率が変わるため、残価率の低い機種の場合でも、残価率の高い機種のイメージと混同する可能性もあるため、デメリットともいえます。
残価率の設定は2023年5月時点ではiPhone系の機種は40%後半の高い残価率。そのほかの高額端末は約40%の残価率で設定されています。
残価設定型の割引としてはauのスマホトクするプログラムなどと同じような残価率を設定するのであれば中古でも人気のあるiPhone機種(高額のもの)については高い残価率、Androidなどの機種や元々安価な対象機種については低めの残価率が設定される傾向になると予測されます。
また、スマホおかえしプログラムは2年よりも速く返却しても追加の特典はありませんでしたが、いつでもカエドキプログラムでは早期利用特典があり、この点が「いつでもカエドキ」という名称にもつながっていると思われます。
1年周期で機種変更したい人は「いつでもカエドキプログラム+」もある
いつでもカエドキプログラムは2年周期での機種変更をする人にあったプログラムですが、もっと期間の短い1年周期で機種変更をしたいという人には、2023年9月から始まった「いつでもカエドキプログラム+」を利用するといった選択肢もあります。
smartあんしん補償の加入が必要ですが、残債支払の免除になる期間が長いため、短いスパンでの機種変更をしたい人はこちらのプログラムもチェックしましょう!
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いつでもカエドキプログラムに関するよくある質問
「いつでもカエドキプログラム」に関するよくある質問をまとめました。
- いつでもカエドキプログラムの料金はいくら?
- 機種の返却方法は?
- 途中解約はできる?
いつでもカエドキプログラムの料金はいくら?
いつでもカエドキプログラムの利用に料金は発生しません。
お申し込みの契約選択で、いつでもカエドキプログラムを選択すると利用できます。また分割払いの機種代金の支払いは発生します。
機種の返却方法は?
いつでもカエドキプログラムで機種を返却する際は「店舗に持ち込み返却」または「郵送」で返却の2種類です。
途中解約はできる?
途中解約できます。
しかし、途中解約をすると残金の一括支払いが必要になるので注意しましょう。いつでもカエドキプログラムの場合、12ヵ月目まで分割支払金を支払うことが条件となっています。
そのためもしプログラムに加入して、途中解約すると、機種代金の一括支払いが発生し、プログラムの特典が受けられません。
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まとめ
ドコモの「いつでもカエドキプログラム」はiPhone15シリーズなどの対象機種の購入で利用できる端末購入サポートで残価設定型24回分割購入し、ドコモにスマホ端末を返却することで支払が残っている残価設定額の支払いが免除されるプログラムです。
購入してから24ヶ月目(23回目の支払い月)でドコモに機種を返却するのがおススメですが、これより早くても遅くても特典があるプログラムです。
ただ、4年以上使い続けるような人の場合には、いつでもカエドキプログラムを利用しても端末代金の支払免除できないため利用メリットがなくなる点には注意しましょう。また、端末を壊してしまうと追加料金が発生するので、プログラム特典を利用したい人は日ごろから端末を丁寧に扱うように心がけましょう。
【参考情報】ドコモ公式:いつでもカエドキプログラム
いかがでしたでしょうか。
また、次回もお楽しみに!
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この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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