「誰でもスマホ」プラン徹底解説。携帯ブラック審査落ちの人も大丈夫!料金や評判は?
「誰でもスマホ」というスマホサービスをご存じでしょうか?ドコモ回線を利用したMVNOの1つですが、誰でもスマホのサービスの大きな特徴としては、他社で契約しようとした際に携帯ブラックリスト判定によって審査落ちした人でもプラン契約できるといったものがあります。
どの携帯会社でも受け入れてもらえないといった人たちの最後の駆け込み寺的な立ち位置となっている誰でもスマホですが、この記事では「誰でもスマホ」の特徴や料金、評判など誰でもスマホに関する色々について詳しく解説していきます。
誰でもスマホとは?
誰でもスマホは株式会社アーラリンクが提供するスマホサービスです。ドコモ回線を利用したMVNO事業者で、元々はレンタル携帯の業態で展開していた会社でしたが、現在は携帯ブラックの人にもスマホ利用ができるようにサービス提供を行っています。
携帯ブラック絡みで、クレジットカードや銀行口座による支払いができないといった人でも、コンビニ決済が選択でき、携帯ブラックの方でもスマホ利用しやすいスマホサービスです。
ブラックでも契約できるなんて怪しくない?
「携帯ブラックの人でも契約できるなんて怪しいサービスなのでは?」と考えてしまう人もいるかもしれませんが、誰でもスマホのサービス提供元の株式会社アーラリンクは総務省にも認可を得ている届出電気通信事業者(届出番号:A-23-12048)です。
公式サイト内に「誰でもスマホが取り組むSDGs」という内容があり、その中に以下の2つの目標を意識し、携帯ブラックの人でも利用できるサービス提供を行っているようです。
- 目標1【貧困】
- あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる
- 目標8【経済成長と雇用】
- 包括的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
株式会社アーラリンクのコーポレートサイト内のSEOのメッセージにも、「解決が難しい困っている人を支援する事業」に取り組んでいると明記されています。
特徴
誰でもスマホの特徴としては大きく4つの特徴があります。
それぞれの特徴について解説します。
携帯ブラックリストでも契約できる
誰でもスマホの一番の特徴と言える内容ですが携帯ブラックリストの人でも契約することができるスマホサービスです。
携帯ブラックリストはスマホ・携帯電話の料金の支払いを現在進行形の形で滞納すると携帯ブラックリストに入ります。このブラックリストについては他の多くの携帯会社間でも情報共有され、携帯ブラックリストが解消されるまでは、契約の審査の際にチェックされた結果、審査落ちになり、契約することができなくなります。
特に滞納解消をしないで放置した結果、契約を強制解約された場合、携帯ブラックリストから解除されるまで5年ほどの長い年月が必要になります。
複数の携帯会社で審査落ちする場合には、この携帯ブラックリストが影響している可能性が高いのですが、誰でもスマホでは、携帯ブラックリストの人でも契約することができるといった特徴を持っています。
誰でもスマホでも契約できないケース
携帯ブラックリストやクレジットカードや口座を持っていなくても契約することができる誰でもスマホですが、すべての人が契約できるというわけではなく、以下のいずれかの条件に当てはまる人は契約することができません。
- 反社会勢力及びその関係者
- 誰でもスマホの利用料金を滞納して解約になっている人
※滞納分の支払いが終われば再契約できます。
月額料金が分かりやすい(国内通話かけ放題が標準)
誰でもスマホを利用する人は携帯ブラックリストの人も含まれていることもあり、利用料金の変動は支払いリスクにも繋がりやすくなります。
一般的な携帯会社の国内通話は30秒につき22円(一部10円前後のところもある)の従量課金型のプランが標準ですが、通話をすればするほど、料金が高くなり、支払う料金の上限がありません。
誰でもスマホの料金プランはすべて国内通話は24時間いつでもかけ放題が標準です。その結果、毎月支払う月額料金を固定しやすい料金体系になっています。
ただし、0570番号といった有料通話サービスへの通話の場合は、かけ放題の対象外となるため、注意が必要です。
格安SIMと比べると月額料金は高め
「携帯ブラックリストの人でも契約できる=利用料金の回収ができないリスクもある」ため、誰でもスマホはMVNOですが、他の格安SIMの料金プランと比べると月額料金は高めに設定されています。
国内通話24時間かけ放題が標準になっている点も月額料金が高めになる1つの要素です。
支払方法はコンビニ決済が選択可能
誰でもスマホは、コンビニ決済が選択できます。
誰でもスマホでは以下の支払方法から選択できます。
- 月額料金
- コンビニ決済
- 口座振替
- 初期費用
- コンビニ決済
初期費用はコンビニ決済のみです。
携帯ブラックリストの人だと、クレジットカードや口座振替が利用できないケースがありますが、誰でもスマホであればコンビニ決済が選択できるので安心です。
支払いが間に合わない場合の解約までの期間
支払い期日までに利用料金の支払いができなかった場合、約2週間滞納が続くと解約になります。
解約になるまでの期間が公式サイト内に明記されており、支払いができなかった場合には以下の段階を踏んで解約になります。
- 毎月2日:前月の利用料金の支払期日
- 毎月3日~15日:2日までに支払いができなかった場合は3日から順次回線が停止
※15日までに支払いがあれば順次回線が再開されます。(停止期間中も料金は発生します) - 毎月16日:15日までに支払いが無かった場合は解約
※滞納分の支払いが終わるまでは再契約できません。
実店舗での取り扱いもある
誰でもスマホの取り扱いはオンラインだけではなく、実店舗での取り扱いもあります。
誰でもスマホの実店舗は16都府県で合計176店舗あります。
誰でもスマホ取扱店舗一覧
※2024年10月16日調査時点
- 関東地方:計130店舗
- 東京都:49店舗
- 本店は池袋にあります
誰でもスマホ池袋本店
〒171-0014 東京都豊島区池袋2-47-3 キウレイコンビル6階
TEL:03-4330-3466
営業時間:10時~18時(平日)/12時~16時(休日)
- 本店は池袋にあります
- 神奈川県:24店舗
- 埼玉県:27店舗
- 千葉県:19店舗
- 茨城県:1店舗
- 栃木県:1店舗
- 群馬県:9店舗
- 東京都:49店舗
- 甲信越・北陸地方:計22店舗
- 新潟県:15店舗
- 山梨県:7店舗
- 東海地方:7店舗(愛知県のみ)
- 近畿地方:計11店舗
- 大阪府:7店舗
- 兵庫県:4店舗
- 中国地方:1店舗(広島県のみ)
- 九州地方:計5店舗
- 福岡県:2店舗
- 宮崎県:1店舗
- 鹿児島県:2店舗
誰でもスマホの取扱店の多くは専売店ではなく併売店での取り扱いとなっています。
誰でもスマホを利用したくなった人は!
携帯ブラックリストでも契約できる!コンビニ支払も選択可能!
料金・費用
誰でもスマホのスマホ向けプランの料金は大きく以下の3つの料金・費用がかかります。
初期費用
初期費用は契約の際に必要となる費用です。
料金 | |
---|---|
初回契約のみ | 2円 |
再契約の場合 | 3,300円 |
毎月支払う費用ではありません。
月額料金
月額料金は1GB~50GBまで7つのデータ量からプランを選ぶことができます。
プラン | 月額基本料 |
---|---|
1GB | 3,278円 |
3GB | 3,580円 |
5GB | 3,980円 |
20GB | 4,980円 |
25GB | 5,580円 |
50GB | 6,980円 |
100GB | 9,980円 |
国内通話料金 | 24時間いつでもかけ放題 ※0570番号といった有料通話サービスへの通話はかけ放題の対象外です。 |
SMS送信料 | ・国内宛:4~33円/通 ・海外宛:50~500円(非課税)/通 ※SMS受信は無料 |
上記とは別に月数円レベルですが、ユニバーサルサービス料と電話リレーサービス料がかかります。(音声通話をする人はどの携帯会社を利用しても共通してこれらの料金がかかります)
国内通話は無料ですが、電話番号宛てに送信するメール(SMS)は有料である点は注意が必要です。(SMS送信が有料なのは他の携帯会社も同様です)
オプション料金
オプションは必ずかかる料金ではありませんが、必要な人は有料オプション(一部無料)を付加することができます。
音声オプションサービス
オプションサービス名 | 月額料金 |
---|---|
割込通話 | +330円 |
留守番電話 | +440円 |
迷惑電話お断りサービス | 無料 |
転送電話(新規受付終了) | 無料 |
転送電話サービスや留守番電話サービスを使用した際の通話はかけ放題の対象外な点は注意が必要です。
その他オプションサービス
オプションサービス名 | 料金 |
---|---|
ガラスコーティング | 3,300円/回 |
データ通信容量追加サービス | +330円/1GB |
多くの人はスマホ向けプランを利用しますが、それ以外にも音声通話のみのプランと通信のみのプランも用意されています。
- ガラホサービス(通話のみ可能):月額3,278円
- ポケットWifiサービス(50GBプラン:月額3,980円
- ポケットWifiサービス(100GBプラン:月額4,980円)
誰でもスマホを利用したくなった人は!
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申込からいつ届くか?
誰でもスマホで申込後、手元に届く(利用開始)までの期間は、非常に短期間で約1日~3日で到着・利用できます。
オンラインで契約した場合でも、17時までに入金が確認できた場合は、当日発送されます。
申込から利用開始できるようになるまでの流れは、WEBか店舗かで変わります。
申込から到着までの流れ(WEB申込の場合)
WEBで申込をした場合の流れは以下の通りです。
- 誰でもスマホ公式サイトの申込フォームに必要情報を入力
- 30分~1時間後に誰でもスマホからメールが届く
- 申込フォームで選択したコンビニに行き、メールに届いた決済番号で決済
- 商品発送(本人確認書類に記載の住所宛てに送られます)
- 自宅に商品到着・利用開始
申込から到着までの流れ(店頭申込の場合)
店舗で申込をした場合の流れは以下の通りです。
- 希望の店舗に来店予約をする
- 店舗で申し込み手続きする
- 店舗手続き後、最寄りのコンビニに行き、初期費用を決済
- 店舗で商品受け取り・利用開始
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評判・口コミは?
最後に誰でもスマホに関する評判や口コミを調査してみました。
良い評判・口コミ
誰でもスマホに関する良い評判・口コミとしては主に以下のような内容がありました。
手続きが簡単で早い
誰でもスマホは、契約手続きから端末が届くまでの手続きが非常にスムーズで、端末とセット購入ならSIMが設定済の状態で配送されるので、届いてからすぐに使える点を好意的に見られています。
支払方法が柔軟
誰でもスマホは、クレジットカードや銀行口座を持っていなくても、コンビニでの支払いができるため、経済的に厳しい状況であっても利用しやすい点を好意的に見られています。
審査不要で契約できる
他の携帯会社で審査落ちした人でも利用できる点が好意的に見られています。特に携帯ブラックリストに載っている人や過去に滞納歴がある人にも対応できる点が安心感を与えています。
初期費用が安い
初めての契約の場合には初期費用は2円で済み、販売価格の安い端末も用意されているため、この料金の安さの点を好意的に見られています。
賛否両論の評判・口コミ
誰でもスマホに関して賛否両論ある評判・口コミとしては主に以下のような内容がありました。
サポート対応は賛否両論あり
電話やメールでのサポートが手厚いと評価している一方で、サポート対応が遅かったり解決に時間がかかるケースもあり、サポート体制に不満を持つ人もいます。
悪い評判・口コミ
誰でもスマホに関して悪い評判・口コミとしては主に以下のような内容がありました。
料金が高め
一部のユーザーからは、他の格安SIMと比較すると料金が高く感じてしまうようで、大手キャリアと料金に大差がないと感じる人もいるようです。
特に通話をあまりしない人にとっては基本料金内に24時間いつでも国内通話かけ放題が標準で付いている点も月額料金を高く感じてしまう要因の1つと考えられます。ある程度支払う料金を固定にできる点はメリットですが、最低ベースの基本料金は高くなるデメリットはあります。
通信速度が不安定・遅い時がある
通信速度に関する不満が見受けられました。特に昼間や夕方のピークタイムに速度が低下することがあるとの意見があり、安定した通信速度を求めるユーザーには不向きとの指摘もありました。
ドコモ回線を利用していますが、MVNOにある混雑時の通信速度低下現象は、誰でもスマホにも該当しているようです。(他のMVNOを利用した場合も同様の現象は発生しやすいです)
誰でもスマホを利用したくなった人は!
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まとめ
今回は、誰でもスマホのサービスについて色々解説しました。
他社で携帯ブラックで審査落ちする人でも契約することができる点は、大きな魅力と言えます。色々な携帯会社で審査落ちして契約できずにスマホ契約はあきらめようと思った人は、最後の駆け込み寺として誰でもスマホでの契約を検討してみてはいかがでしょうか?
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この記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
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