スマートフォンの端末を安く買う8つの方法をご紹介
スマートフォンの端末は、以前よりもずいぶん高くなりました。「自分の収入で欲しい端末を買うにはどうしたらよいか」とお悩みの方も、多いのではないでしょうか?そのような方でも希望する端末を使ってもらうため、安く買える方法が用意されています。
この記事では、端末を安く買う8つの方法と6つのポイントを解説します。希望する端末の入手にお役立てください。
高くなったスマートフォン端末の価格
スマートフォン端末は、高額なものも少なくありません。例えばiPhone 13 Proをアップルストアで購入すると、15万円前後の出費となります。またAndroidにも、10万円を超える端末があります。「もう端末を気軽に買えない」と嘆いている方も、多いことでしょう。
スマートフォン端末は工夫次第で安く買える
一方で、どの端末も高いわけではありません。工夫を凝らすことにより、数千円で手に入るケースもあります。安売り競争は激烈であり、しばしば国が1円販売を問題視して調査しているほどです。
安く買う方法は、いろいろあります。次の章で、詳しく確認していきましょう。
スマートフォン端末を安く買う8つの方法
ここからは、スマートフォン端末を安く買う8つの方法を紹介していきます。
安価な機種を購入する
「高いスペックは求めない」「とにかく使えれば良い」という方は、安価な機種を選ぶとよいでしょう。エントリーモデルの「AQUOS wish」や「arrows We」を選べば、機種変更でも2万円台で購入できます。アプリの利用やインターネットの閲覧、電話といった使い方が主体の方は、安価な機種の選択がおすすめです。
MNPや新規で契約する
MNPや新規で購入するなら、契約したい携帯電話会社で手続きすると安く買えます。携帯電話会社では、MNPや新規用の割引料金を用意しています。MNPでの転入と同時に購入する場合は、最大で22,000円の割引が受けられます。
携帯電話会社のなかには値引きの代わりに、ポイントを付与する場合もあります。特典内容をよく確認しておきましょう。
キャリアのアップグレードプログラムを使う
キャリアが提供するアップグレードプログラムに申込むことで、高価な端末でも月々数千円の負担で使えます。2年間使い続ければ、端末の返却と引き換えに月々の分割支払金を免除される仕組みです。支払総額が一括購入の半額以下となるケースもあることは見逃せません。
3大キャリアの主なアップグレードプログラムの解説記事があります。
端末を下取りする
アップグレードプログラムを使えない場合でも、お持ちの端末を下取りして購入額を下げる方法があります。例えばアップルストアの場合、iPhoneの下取りで最大74,000円の割引を受けられます。また各キャリアやサブブランドでも、下取りの特典を用意しています。
キャリア | サービス名 | サービス内容 |
---|---|---|
NTTドコモ | 下取りプログラム | 端末代金の値引きやdポイントの付与 |
au | 下取りプログラム | auで販売した機種はPontaポイントで還元 他社で販売した機種は端末の値引きで対応 |
UQ mobile | 下取りサービス | 端末の値引きに充当。 2021年9月2日以降にUQ mobileを契約した方が機種変更した場合は、Pontaポイントの還元も可能 |
ソフトバンク Y!mobile | 下取りプログラム | PayPayポイントの付与が基本。 店頭で新しい機種を購入した場合は、値引きにも充当可能 |
楽天モバイル | スマホ下取りサービス | 電子マネー「楽天キャッシュ」を付与 |
学生や若者向け割引サービスを使う
あなたが10代や20代ならば、学生や若者向けプランの利用に加えて、端末の割引やポイント還元を受けることも可能です。ソフトバンクでは新規またはMNPでの契約をオンラインで結んだ5歳~30歳の方に対して、機種代金を最大21,600円割り引く「U30 web割」を提供しています。
auでは22歳以下の方が新規に契約した場合、最大10,000円相当をau PAYの残高に還元するサービスを提供しています。ソフトバンクと異なり、MNP等では利用できません。またオンラインでの契約と、au IDおよびau PAYアプリの取得が前提です。
型落ちの機種を選ぶ
以前に発売開始された型落ちの機種を選ぶことも、安く買う有効な方法です。携帯電話会社のオンラインショップを中心に、格安で販売されているケースも少なくありません。一方で在庫限りの場合も多いため、早めの購入がおすすめです。
リユース品を購入する
iPhoneを購入したい場合は、キャリアやサブブランドが提供するリユース品を選ぶ方法もあります。これらは故障などで携帯電話会社に戻され、修理が済んだスマートフォン端末であり、新品よりも安価なことが魅力です。
リユース品は、新品と同じ保証を受けられないことに注意が必要です。保証内容も事前に確認しておきましょう。
中古品を選ぶ
スマートフォン端末は、中古品を購入することも可能です。購入後、好きな携帯電話会社を選んで契約すればよいわけです。中古端末の購入方法は以下の方法があります。
- リサイクルショップ(店頭、ネット通販)
- スマホ中古販売店(店頭、ネット通販)
- フリマアプリ
店舗では状態を直接チェックできること、ネット通販では忙しい方や近くに店舗が無い方でも購入できることがメリットに挙げられます。
端末を安く買う上で知っておきたい6つのポイント
せっかくスマートフォン端末を買うなら、できるだけ安く買いたいもの。一方でせっかく安く買えても、使えないのでは意味がありません。ここからは、お得な購入につながる6つのポイントを確認していきましょう。
キャリアを変えられる場合はMNPの選択がお得
2022年8月現在、携帯電話会社で端末を最も安く買える方法はMNPを使った転入です。以前は新規契約がお得な時代もありましたが、現在ではMNPよりも高くなっています。携帯電話会社によっては、新規契約と機種変更が同額の場合もあります。
もしキャリアの変更に抵抗がない場合は、MNPを選ぶとお得な価格で端末を入手できます。
価格は販売箇所や時期によって変わる
スマートフォン端末は以下のとおり、さまざまな箇所で購入できます。
- 携帯電話会社の実店舗
- 携帯電話会社の公式通販サイト(オンラインショップ)
- 家電量販店
- 併売店
- 端末メーカーの店舗(アップルストア等)やWebショップ
店舗によって、価格は異なります。またセール等が開催される場合もあり、価格が頻繁に変わる場合もあります。こまめに価格をチェックするとよいでしょう。
購入方法によっては、契約事務手数料が無料になる場合もある
端末を購入した場合、契約事務手数料はしばしば悩みの種となります。多くのケースで3,300円かかる出費を、なんとかしたい方も多いのではないでしょうか。
大手キャリア直営のオンラインショップで購入および契約した場合は、契約事務手数料が無料となる場合があります。少しでも安く買いたい方にとって、嬉しい情報といえるでしょう。
割引の適用条件は必ずチェックする
多くの割引サービスには、適用条件があります。複数の条件がある場合は、1つでも条件を満たさないと適用されず、高く購入しなければならなくなります。割引の適用条件をしっかり調べてから購入する姿勢は、端末を安く買ううえで欠かせません。
2年程度利用する前提で、トータルコストを踏まえた購入を
スマートフォン端末はWi-Fiのみでの活用を前提としない限り、どこかの携帯電話会社と通信契約を結ばなければなりません。もし短期間で解約やMNPなどを行うとブラックリストに入り、以後の契約や端末の購入で不利益をこうむるおそれがあります。
このため端末の価格だけを見ず、月々の利用料金や付与するオプションも加えたトータルコストでの比較をおすすめします。期間は2年がひとつの目安となるでしょう。
中古品の場合は「赤ロム」に要注意
中古品を購入する場合は、「赤ロム」に注意が必要です。「赤ロム」とは分割支払金の滞納や紛失、盗難といった理由により、キャリアからネットワーク利用制限をかけられた端末です。SIMロック解除済みの端末ならば利用制限がかかったキャリア以外で使えるものの、不便であることには変わりありません。
端末のIMEI番号があれば簡単にチェックできますが、購入前に開示されるとは限りません。中古品の端末を購入する場合は、「赤ロム永久保証」または保証期間の長い店舗で購入するとよいでしょう。
どの方法で購入できるか、しっかり下調べしよう
スマートフォン端末は、何も考えずに買うと高くなりがちです。一方で、しっかり下調べすることでお得に手に入れられます。まずはご自身が使える方法をリストアップしておきましょう。そのうえで最も安く手に入れられる方法を選ぶことがおすすめです。
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の運用チームです。スマホやスマホプランやキャンペーンなどについて記事を執筆しています。