auのスマホトクするプログラムを解説!返却しないとどうなる?
auのスマホトクするプログラムは、スマホ端末を2年周期で買い替えをする人がauの端末で安く購入しようとする際に利用する可能性のあるauの残価設定型のスマホ購入プログラムです。
このプログラムを活用するとiPhoneやGoogle Pixelなどの一部のAndroidスマホの実質負担額を半額以下に抑えることも可能です。
スマホの大幅値引きやキャッシュバックが減少している今、少しでも安くスマホを購入するためにスマホトクするプログラムの利用を検討している方も多いはずです。
とはいえ、割引を最大限に受けるには複雑な条件があることも事実。「実際にどれくらいお得になるの?」「スマホを返却しないとどうなるの?」という疑問もあるでしょう。
そこで、当記事ではauのスマホトクするプログラムについて、初心者の方にもわかりやすく解説をしました!
返却しない場合の料金やデメリット・注意点にも詳しく触れていますので、当記事を参考にお得にスマホを手に入れてくださいね。
スマホトクするプログラムを詳しく理解して、大幅な割引価格でスマホを手に入れましょう!
残価設定型とは
スマホトクするプログラムは残価設定型のスマホ購入プログラムですが、特典内容の解説をする前に、
残価設定型のスマホ購入プログラムとは何?
と疑問に思っている人も多いと思いますので、残価設定型について簡単に解説します。
「残価」という単語がありますが、この残価は購入した商品の数年先の価値(販売者の買取保証額)を表しています。この残価をあらかじめ設定し、残価を除いた金額を分割で支払っていく購入方法です。
自動車の購入の際に利用する場合がある残クレ(残価設定型クレジット、残価設定ローン)というものがありますが、「スマホトクするプログラム」はそのスマホ購入バージョンと考えると良いです。
残価設定型の分割払いの最終回では3つの選択肢があり、スマホトクするプログラムも似たような選択肢を設けられています。
- 新しい商品に買い替える
使っていた商品は販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になる。
(スマホトクするプログラムは買い替えは必須条件ではないので、返却して終了と同じ特典になる) - そのまま現在の商品を使い続ける
未払い(残価)分の支払いは分割払いまたは一括払いで支払う形になる。
(ただし、スマホトクするプログラムは少しプラスαの要素もある) - 使っていた商品を販売者に返却して終了する
車であれば使っていた車を販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になります。
(スマホトクするプログラムも同じような扱いになります)
スマホトクするプログラムは損?
スマホトクするプログラムは損なのか気になりますよね。結論から言うと、スマホトクするプログラムは適切に利用すると損ではありません!
損ではない理由をご紹介していきます。
利用料金が0円のため損はしない
スマホトクするプログラムは、申込みが必要ですが料金は0円なので損はしません。
スマホトクするプログラムの特典を受けるか迷っている方も、とりあえず申し込みをしておくとお得です。ただし、プログラムに申し込む場合、分割払いで契約する必要があります。
iPhoneの一括購入は割高
auでiPhoneの一括購入をすると割高になります。楽天モバイルやAppleストアで機種だけを購入するほうがお得です。
以下にiPhone15(128GB)の価格をまとめました。
- au :145,640円
- スマホトクするサポート特典利用時(25カ月目に返却):38,240円
- Apple :124,800円 ※定価ベースでは最安
- 楽天モバイル :131,800円 ※定価ベースでは4大キャリアの中で最安
auのiPhone15(128GBモデル)は通常価格で購入すると割高ですが、スマホトクするプログラムを利用することで最大107,400円お得になります。
スマホトクするプログラムの詳細を詳しく見ていきましょう。
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スマホトクするプログラムとは?返却した場合と返却しない場合の違い
auのスマホトクするプログラムは2021年9月17日受付開始の残価設定型スマホ購入プログラムですが、
前の章で残価設定型について触れましたが、スマホトクするプログラムの残価設定の扱いは、以下のような形になっています。
- 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
- 残価設定型24回の分割払いで購入する
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回 - auに端末返却するタイミングによって特典内容が変わる
※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する- 13ヶ月目~25ヶ月目にauに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
→残価分の代金支払いが免除 - そのままスマホを使い続ける
→残価を24回払いに再分割し支払いを継続
※再分割の場合でも支払い期間中にauに端末を返却することで残金の支払いを免除することも可能
- 13ヶ月目~25ヶ月目にauに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
スマホトクするプログラム利用時のauに端末を返却するタイミングによって変わる2つの選択肢についての詳しい内容はそれぞれ以下のような扱いになります。
13ヶ月目~25ヶ月目に端末返却した場合
まずは、auが一番望んでいる形だと思いますが、スマホトクするプログラムを利用してスマホを購入し、13ヶ月目~25ヶ月目(24回目の支払月)にauに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
購入した月 | 端末代金の支払い無し |
2ヶ月目から24ヶ月目 (分割払い1回目から23回目) | (本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
25ヶ月目 (分割払い最終回) | 残価分の支払いは免除 ※使っていた機種はauに返却 |
実質的な端末代金負担額は本体代金から残価を引いた金額で2年間利用できる形です。
auへ端末を返却し、残価分の支払い免除の特典を受けることは、13ヶ月目以降であれば可能ですが、この場合でも24ヶ月目までの分割払いが発生するので、13ヶ月目で返却しても、25ヶ月目で返却しても、実質的な端末代金負担額は同じになります。
返却しない!26ヶ月目以降もそのままスマホを使い続ける場合
もう一つケースとしては、スマホトクするプログラムを利用しスマホを購入したものの、25ヶ月目以降もそのまま同じスマホを使い続ける場合は、以下の2つのいずれかの方法で端末代金を支払う形になります。
残価を24回分割払いで支払う場合(申し出がない限りはこちらになります)
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
購入した月 | 端末代金の支払い無し |
2ヶ月目から24ヶ月目 (分割払い1回目から23回目) | (本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
25ヶ月目から48ヶ月目 (改めて24回の分割払いに再分割) | 残価÷24 ※残価を24回の分割払いに再分割し支払います。 |
残価を一括払いで支払う場合
購入からの経過月 | 1ヶ月あたりに支払う端末代金 |
---|---|
購入した月 | 端末代金の支払い無し |
2ヶ月目から24ヶ月目 (分割払い1回目から23回目) | (本体代金-残価)÷23 ※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。 |
25ヶ月目 (分割払い最終回) | 残価分を支払う |
残価分の支払方法に利用者側から指定が無い場合には基本的には24回の再分割で支払う形になります。
残価を24回の分割払いで支払う形にした場合で、26ヶ月目から48ヶ月目までにauにスマホトクするプログラムを利用して購入したスマホ端末をauに返却した場合は、返却月の請求分を含めた、残債の支払いが免除されます。
ただし、残価は基本的に24回払いで支払うので残債は月を経るごとに少なくなる点には注意が必要です。支払ってしまった分は免除対象ではなくなります。
端末代金の支払いを完済したあとも同じ端末を利用し続ける場合には、実質的な端末代金負担額は本体代金の定価ですが、使っている端末は手元に残ります。
既にスマホトクするプログラムに加入したものの返却をしないでそのまま端末を使い続け、端末代の分割払いをすべて完了してしまった後で、auの次の新しい機種を購入したくなった際、au利用者の場合はスマホトクするプログラム特典利用による端末代金免除は使えなくなるものの、端末が手元に残っているので引き続き利用できる下取りプログラムを利用すると少しだけお得になります。
※他のキャリアを利用している方は、中古買取店での買い取りなどを検討しましょう。
月ごとの実質負担額例
たとえば、iPhone15の128GBモデルを購入しようとした場合、auのiPhone15はメーカーであるApple StoreのiPhone15の販売価格と比べると高額です。ただし、auの価格は定価で見た場合で、比較的短い期間で買い替える場合には、スマホトクするプログラムを利用した方が実質的な負担額を抑えることが可能です。
具体的にどのタイミングで返却すると実質負担額がいくらになるかシミュレーションしてみました!
iPhone15 128GBモデルでスマホトクするプログラムを適用・オンライン購入した場合
※(ご注意)このような月別の月額負担表みたいなものがau公式サイトにはなく、あくまで試算したものです。そのため数円~数百円程度の誤差が出る可能性があります。
※2024年8月14日時点
返却月 | 実質負担額 | 実質月額 平均負担額 | 残価免除額 |
---|---|---|---|
13ヶ月目~24ヶ月目 ※早く返しても25ヶ月目とかわらない | 38,240円 | 1,662円/月 | -107,400円 |
25ヶ月目 | 38,240円 | 1,662円/月 | -107,400円 |
26ヶ月目 ※残価が24回再分割される | 42,715円 | 1,708円/月 | -102,925円 |
27ヶ月目 | 47,190円 | 1,815円/月 | -98,450円 |
28ヶ月目 | 51,665円 | 1,913円/月 | -93,975円 |
29ヶ月目 | 56,140円 | 2,005円/月 | -89,500円 |
30ヶ月目 | 60,615円 | 2,090円/月 | -85,025円 |
31ヶ月目 | 65,090円 | 2,169円/月 | -80,550円 |
32ヶ月目 | 69,565円 | 2,244円/月 | -76,075円 |
33ヶ月目 | 74,040円 | 2,313円/月 | -71,600円 |
34ヶ月目 | 78,515円 | 2,379円/月 | -67,125円 |
35ヶ月目 | 82,990円 | 2,440円/月 | -62,650円 |
36ヶ月目 | 87,465円 | 2,499円/月 | -58,175円 |
37ヶ月目 | 91,940円 | 2,553円/月 | -53,700円 |
38ヶ月目 | 96,415円 | 2,605円/月 | -49,225円 |
39ヶ月目 | 100,890円 | 2,655円/月 | -44,750円 |
40ヶ月目 | 105,365円 | 2,701円/月 | -40,275円 |
41ヶ月目 | 109,840円 | 2,746円/月 | -35,800円 |
42ヶ月目 | 114,315円 | 2,788円/月 | -31,325円 |
43ヶ月目 | 118,790円 | 2,828円/月 | -26,850円 |
44ヶ月目 | 123,265円 | 2,866円/月 | -22,375円 |
45ヶ月目 | 127,740円 | 2,903円/月 | -17,900円 |
46ヶ月目 | 132,215円 | 2,938円/月 | -13,425円 |
47ヶ月目 | 136,690円 | 2,971円/月 | -8,950円 |
48ヶ月目 | 141,165円 | 3,003円/月 | -4,475円 |
49ヶ月目 | 145,640円 | 3,034円/月 | 0円 |
Apple StoreのiPhone15 128GBの販売価格は124,800円で、定価ベースで見てしまうとauの価格の方が2万円程度高額になってしまいますが、44ヶ月目より前に返却すれば、Apple Store価格よりも安く利用することができます。
2024年8月現在のauのiPhone15 128GBは非常に残価率が高く(73.7%)、返却するベストタイミングの25ヶ月目で返却をすると、実質負担額が38,240円と非常に安価で利用することができる機種になっています。
ただ、設定されている残価率は端末により異なるため、他の容量モデルや機種では高額になるタイミングが前後してきます。(さらに、Apple Storeで購入した場合には、中古携帯買取店で下取りに出すと実質負担額が少なくなるので、auの方が高額になってしまうタイミングはもう少し早くなります。)
また、実質負担額はできるだけ早いタイミングで返却した方が安くなりますが、基本的には25ヶ月目のタイミングでauに返却(次の機種を購入する形)するのがベストです。
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対象機種
スマホトクするプログラムの対象機種は、iPhone15シリーズの新型スマホをはじめ、元々かえトクプログラムの時に対象だった機種もスマホトクするプログラムの対象機種になっています。
今後、auで発売するスマホについても、多分このスマホトクするプログラムの対象機種になると思われます。
プログラム料金
スマホトクするプログラムのプログラム利用料金は0円で料金がかかりません。
過去にauで展開していた一部のスマホ購入プログラム(アップグレードプログラムDXなど)には月額390円の別途料金がかかるものもありましたが、スマホトクするプログラムについては別途料金はかかりません。
プログラム加入条件
スマホトクするプログラムの加入条件は非常にシンプルです。
- 対象のスマホを残価設定型24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
au回線以外を使っている人もプログラム利用可能
スマホトクするプログラムはプログラムへの加入や特典の適用にau回線利用の有無については問いません。
似たような端末購入サポートを提供している、ドコモやソフトバンクについても、最近のものは回線契約については問わない傾向は共通しています。
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スマホトクするプログラムはpovoなどでも使える
auのスマホトクするプログラムは、条件にau回線の契約がないためauブランドのpovoやUQモバイルでも使えます。月額料金も端末も安く契約したい方におすすめ!
通信料金が安い格安SIMを契約し、新しい機種はスマホトクするプログラムを使ってお得に購入できます。
povoもauオンラインショップを利用できる
povoはauが展開している低料金プランのブランドであるため、auオンラインショップを利用して最新機種をお得に購入できます。
スマホトクするプログラムの契約もできるため、お支払い不要の特典も受けられます!また、povoで取り扱いの無い機種を購入できるのもメリットです。
povoでは取り扱いの無い、最新iPhone15もスマホトクするプログラムを使うことでお得に買えるのでおすすめです。iPhone15(128GB)をauで購入した場合の金額を以下にまとめました。
- auの通常価格:145,640円
- プログラム利用時:38,240円(25ヶ月目に返却)
- お得額:最大107,400円
通常145,640円するiPhone15をauで購入すると最大107,400円お得な38,240円で購入できます。
povoを利用している人で新機種が欲しくなった場合は、auのオンラインショップを確認してみましょう!
スマホトクするプログラムと併用できるキャンペーン
スマホトクするプログラムと併用できるキャンペーンを以下にまとめました。
- au Online Shop お得割:最大44,000円
- 3Gとりかえ割(スマホ):最大22,000円
- 5G機種変更おトク割:最大5,500円
au Online Shop お得割は、auオンラインショップ限定キャンペーンで対象機種の購入とお申し込みをすると最大44,000円の割引がもらえます。契約方法は、主に新規契約または他社からの乗り換え(MNP)が対象!(対象機種は少ないですが機種変更でも割引になる機種もあります)
3Gとりかえ割(スマホ)は、現在、ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルの3G回線(プリペイド含む)を利用している人が指定の機種にMNPをした場合に最大22,000円の端末代割引を受けられるキャンペーンです。
5G機種変更おトク割は、対象機種への機種変更+auが指定する条件を満たすと最大5,500円割引になるキャンペーンです。
スマホトクするプログラムと他のキャンペーンを併用するとさらにお得になります。
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スマホトクするプログラムの注意点・デメリット
スマホトクするプログラムを利用するにあたりいくつか注意しておいたほうが良いことがあります。
- ケータイ機種は対象外
- au Certified(認定中古品)は対象外
- 返却しない場合は金額的なメリットが無い
- 故障端末は最大22,000円の費用が別途かかる
- 1円購入可能などの表記に注意が必要
ケータイ機種は対象外
スマホトクするプログラムが利用できる対象機種はスマホ機種で、ケータイ機種は対象外になる点には注意しましょう。
スマホトクするプログラムの名称にある通り、スマホ機種があくまで対象。
au Certified(認定中古品)は対象外
auで販売する端末の中に回収した端末を中古で販売するau Certifiedがあります。au CertifiedはauおよびUQモバイルで購入できますが、auで購入したとしてもスマホトクするサポートの対象外となる点は留意しましょう。
返却しない場合は金額的なメリットが無い
スマホトクするプログラムを利用する特典メリットの大きいところは、返却することで今後支払う必要のある残価支払いが免除される点です。
残価分を含めて、端末代金をすべて支払ってしまうとこのメリットが消滅してしまいます。Apple Store価格よりも高額なので損します。(この場合は、端末が手元に残るので、auの下取りプログラムや中古端末買取店に売却することで、いくらか取り戻すことは可能です。)
故障端末は最大22,000円の費用が別途かかる
返却の際、auの査定が行われますが、故障端末として認定された場合、最大22,000円(不課税)の追加費用が別途かかります。
自動車の残クレの場合でも、月間走行距離の制限や事故などによる破損があると追加費用がかかる(評価額が下がる)ようなもので、スマホの場合も同様に破損している端末は評価額が下がると考えると良いです。
ただし、以下のAndroid向けの保証に入っている場合は追加費用が発生する場合でも費用は減額されます。
Android向け 「故障紛失サポート」 「故障紛失サポート with Cloud」 「故障紛失サポート ワイド with Cloud」 加入者 | 2,200円 (不課税) |
---|---|
上記サポートの加入が無い場合は | 22,000円 (不課税) |
※iOS向け「故障紛失サポート with AppleCare & iChoudストレージ」加入者の場合でも費用減額されません。
減額対象となる保証サービスに加入していれば、費用は減額されますが、保証サービス自体が有料で月額料金もそこそこかかっているので、どこまで壊さずスマホを利用し続けられるかが安く済ませる重要なポイントであったりします。
故障端末になる条件
- 画面割れ
- 画面上に割れがあるもの
- 指の腹をあて、引っ掛かりがあるキズ
- 表面
- 筐体に欠けがあるもの(基盤が見えていても対象)
- 画面下に黒いシミ(影)が出ている
- 画面上にバーコードのような不具合が出ている
- 影響が浮いており発行が外へ漏れている
- 表面ガラスや影響部分が破損して内部基盤や部品が見えてしまうような状態
- フレームが歪んでいる
- 裏面
- 背面、側面に明確な溝、割れ、欠けがあるもの
- 背面、側面に擦りキズがあるもの
- バッテリーが純正品ではない
- カメラレンズ割れ(レンズ真上のガラス線キズも含む)
- リアカバーが無いまたは欠けている
- リアカバーが純正では無い
- 端末内部・機能
- 電源が入らない(正常に作動しない)
- 充電ができない
- メーカー指定箇所の水濡れシールに水濡れ反応がある
- SIMカードトレイが紛失または破損している
回収できない条件
以下のケースに該当する場合には、auは回収できなくなるため、スマホトクするプログラムの特典利用ができなくなります。
- 暗証番号ロック解除とオールリセットされていない
- 製造番号(IMEI番号)が確認できない
- 改造などメーカーの保証外となるような場合
- 故障・破損が著しい場合 など
端末回収するにあたりかならず初期化することを忘れないようにしましょう。
(初期化しないと個人情報なども残った端末を送ることになるので、「必ず初期化!」を徹底しましょう。)
※初期化する前に、パソコンなどにバックアップデータを残しておくと安心です。
IMEIの確認方法
IMEI(製造番号)はスマホ端末の「設定」から確認することができます。
Android機種のIMEI確認方法
※異なる場合もあります
「設定」 > 「システム」 > 「端末情報」> IMEIの項目
iPhone機種のIMEI確認方法
※異なる場合もあります
「設定」>「一般」>「情報」> IMEIの項目
1円購入可能などの表記に注意が必要
1円購入可能などの表記がある場合、本体価格が実際1円ではない可能性があるので注意が必要です。
1円購入可能は家電量販店などのキャンペーンでたまに見かけますが、「スマホトクするプログラム」、「通信契約に伴う割引」「店舗独自の値引き」の3つを利用すると実現する価格です。
つまり、スマホトクするプログラムが適用しない場合は実質1円購入は不可能です。さらに、家電量販店の店鋪独自割引には、さまざまな条件があるので詳しくないと損することも…。
1円で買えるような機種は、実際多くの条件がある可能性が多いので知識が少ない初心者の方にはおすすめしません。
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スマホトクするプログラム利用で次回の機種購入のベストタイミング
auのスマホトクするプログラムに加入し、最大の免除額になるベストの次回機種購入のタイミングは25ヶ月目で使ていたスマホをauに返却し、次の機種に買い替える場合です。
26ヶ月目以降でもスマホを返却すればスマホトクするプログラムの特典は利用できますが、毎月の端末代の支払いが継続する影響で、支払い免除対象となる端末代の残債が毎月減っていくため、スマホトクするプログラムを利用するメリットが減っていく結果につながります。
つまり、スマホトクするプログラムに最も向いている人は2年に1回必ず次の機種に買い替える人と言えます。
スマホトクするプログラムは得なのか?
スマホトクするサポートの対象機種の中には、非常にお得に利用できる機種もあれば、あまりお得に利用できない機種もあります。
スマホトクするプログラムでおすすめの機種は?
目安としては以下の条件に当てはまる機種を選択すると実質的な負担額を抑えることができます。
- 最初の23回の月額料金が少ない機種(残価率の高い機種)
※特に月額958円の機種が狙い目です。
ただし、適切な25ヶ月目のタイミングで必ず返却することが前提です。本体価格自体は高額なので、返却しないで使用し続けると後半の端末代金は高額になり、一気に費用負担が重くなります。
2024年8月調査時点のオススメ機種としては以下があります。
機種名 | 定価 | 実質負担額 ※25ヶ月目で返却 |
---|---|---|
iPhone SE(第3世代)64GB | 70,935円 | 22,047円 (958円×23回) |
Google Pixel 8a | 80,000円 | 22,047円 (958円×23回) |
Google Pixel 8(128GB) | 74,000円 | 22,047円 (958円×23回) |
iPhone SE(第3世代)128GB | 82,190円 | 26,600円 (1,156円×24回) |
人気の高いiPhoneやGoogle Pixelの一部機種もお得に購入することができます。
おすすめしない機種
逆にスマホトクするプログラムを利用してもあまりお得にならない機種の特徴は以下の条件に当てはまる機種です。
- 残価率が低い機種
- 残価率が50%を切ってしまう機種は前半23回に支払う総額が、免除対象になる残価額よりも多くなってしまい、お得ではありません。
(定価が3万円を切るような格安スマホは特に注意!中には残価率20%以下の機種も…)
- 残価率が50%を切ってしまう機種は前半23回に支払う総額が、免除対象になる残価額よりも多くなってしまい、お得ではありません。
メリット
スマホトクするプログラムを利用するメリットは2年などの比較的短い周期で機種変更することで端末代金の実質的な負担を抑えることができる点です。
新しい機種を月額費用をできるだけ抑えた形で利用し続けたいといった人に向いているプログラムです。
一番メリットを受けられる人
- 25ヶ月目で新しいスマホに次の機種を購入する人
- 色々な手間を省きたい人(SIMフリー端末の確保や利用したスマホの下取り先探し など)
- 端末を壊さず利用できる人
メリットのある人
- 13ヶ月目~24ヶ月目に次の機種を購入する人
(ただし、24ヶ月分の端末代は支払う必要がある) - 26ヶ月目~48ヶ月目で機種変更
(比較的早い段階で次の機種を購入する人にメリットがあり、月が経過する(免除額(残債)が減額する)とともにメリットが少なくなっていきます。)
デメリット
auのスマホトクするプログラムのデメリットは最初の端末購入時で直接的な割引にはならない点が一つあります。
後日のauにスマホを返却することで初めて割引(残価支払免除)の恩恵を受けることができますが、もし、端末を破損させたり、査定基準を満たさなくなってしまうと、一番免除額が多くなる25ヶ月目での特典適用でも免除額が非常に少なくなってしまうリスクもあります。
このリスクはドコモのいつでもカエドキプログラムやソフトバンクの新トクするサポートも同じです。
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スマホトクするプログラムの返却方法
最後に、スマホトクするプログラムに加入し、新端末を購入して25ヶ月目になったタイミングで返却したい場合の返却方法について触れていきます。
手順としては以下の3つのステップで進めます。
- 契約中のプログラムの確認
- 特典の申請
- 旧機種の返却
STEP1:契約中のプログラムの確認
まずは、契約中のプログラム内容と加入期間を確認しましょう。
確認する方法は、auを利用しているか、auを利用していないかで異なります。
契約中のプログラム内容と加入期間の確認方法
- auを利用している人:My au(アプリ)で確認
- My au(アプリ)のアイコンから、「お客様登録・ご請求情報の確認」をクリック
- 「ご利用機種情報」をクリック
- 「分割契約の確認および一括清算」をクリック
- プログラム名と契約締結日を確認
- auを利用していない人:My au(Web)で確認
- My au(Web)にau IDでログイン
- スクロールし「スマートフォン・携帯電話などの分割支払い契約の確認・一括清算はこちら」をクリック
- プログラム名と契約締結日を確認
STEP2:特典の申請
スマホトクするプログラムの特典申請方法は以下の4つのいずれかの方法で申請できます。
特典申請方法 | 端末の返却方法 |
---|---|
au取扱店で申請 ※au Style・auショップ・量販店など | ・店頭で返却 または ・郵送で返却 |
My au(Web/アプリ)で申請 ※申請方法は後述 | 郵送で返却 |
お客さまセンターで申請 ・au携帯電話:157 ・au以外の携帯/一般電話:0077-7-111 ・受付時間:9時~20時 | 郵送で返却 |
au Online Shop または UQ mobileオンラインショップ で機種を購入と同時に手続き | 郵送で返却 |
My auからの申請手続き方法
My au(アプリ)・My au(Web)それぞれの特典申請手続き方法は以下の通りです。
My au(アプリ)からの申請手続き方法
- My au(アプリ)のアイコンから「お客様登録・ご請求情報の確認」をクリック
- 「ご利用機種情報」をクリック
- 「分割契約の確認および一括清算」をクリック
- 「端末返却のみで特典を利用したい場合はこちら」から登録
My au(Web)からの申請手続き方法
- My au(Web)にau IDでログイン
- スクロールし「スマートフォン・携帯電話などの分割支払い契約の確認・一括清算はこちら」をクリック
- 「端末返却のみで特典利用したい場合はこちら」から登録
STEP3:旧機種の返却
返却は申請方法にもよりますが、店頭または郵送で返却します。それぞれの返却方法をご紹介します。
店頭で返却する場合
店頭で返却する場合には、以下のものを持参して、店舗に来店してください。
- 返却する機種
- 来店前にデータのバックアップ・初期化をすること!
- メモリーカード・ストラップ等のアクセサリー・付属品を外しておくこと
(誤って返却してしまうと破棄され帰ってきません)
- 本人確認書類(運転免許証など)
郵送で返却する場合
郵送で返却する場合は、本人確認を撮影で行う(eKYC)か、行わないかで変わります。
後半の工程は同じですが、前半の工程が確認方法の違いによって異なります。
撮影による本人確認(eKYC)をする場合
- SMS受信後、7日以内に本人登録を行う
- 普通郵便で回収キットが届きます
- 旧機種を回収キットに入れてポストに投函する(期日:申込の翌月25日まで)
- auに機種到着後、SMSで連絡があります
- 検品後、SMSで検品結果の連絡が届きます
撮影による本人確認(eKYC)をしない場合
- 郵便局より通知書が届く(受取方法を指定する)
- 本人限定受取郵便で回収キットが届きます
- 旧機種を回収キットに入れてポストに投函する(期日:申込の翌月25日まで)
- auに機種到着後、SMSで連絡があります
- 検品後、SMSで検品結果の連絡が届きます
スマホトクするプログラムは機種によってお得感が大きく変わってくるので、お得に利用できる端末の選定とベストタイミングでの端末返却を行い、お得なスマホライフを送りましょう。
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- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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