「auデータMAXプランPro」徹底解説!10月開始の新プランの料金や特徴、旧プランとの違いは?

2019年10月21日料金プラン,auauスマートバリュー,auデータMAXプランPro

auデータMAXプランPro徹底解説
2020年6月1日で新規受付が終了します

auデータMAXプランProは2020年6月1日をもって新規受付が終了するプランです。
2020年6月2日から後継のプランとなる「データMAX 4G LTE」の受付が開始します。


2019年10月開始になったauの新プランのひとつ「auデータMAXプランPro」

auの「フラットプラン」シリーズはデータ通信の利用量に関係なく一律の完全定額制のプラン
ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアの最近の定額プランというと大容量プランで競うことが多いなか、「auデータMAXプランPro」はauフラットプラン系のサービスでは一番大容量のデータ無制限プランです。

元々は「auデータMAXプラン」を展開していましたが、今回の新プランは2019年10月に施行された改正電気通信事業法が影響していて、2年定期契約の有無による月額料金の差や更新月以外の解約などで発生する契約解除料の設定に問題があるとして、上限金額に制限が設けられたことが背景としてあります。

※auデータMAXプランは2019年9月30日で新規受付終了。

今回は、新たに「Pro」の文字が付いた「auデータMAXプランPro」に焦点を当て、プランの特徴や料金、メリット・デメリットをはじめ、旧「auデータMAXプラン」との違い、プラン選択の候補に出てきそう他の大容量プランとの比較など詳しく徹底的に解説していきます。

2020年3月30日更新
  • 2020年6月1日に新規受付終了になる点を追記
  • 新規受付が終了した「アップグレードプログラムNX」の内容を「かえトクプログラム」の内容に更新。
  • 競合プランになるソフトバンクの対象プランを「ウルトラギガモンスター+」から「メリハリプラン」に変更
2020年3月26日から始まる5G対応の「データMAX 5G」の解説を見たい方はこちら。
現時点のauフラットプラン系リスト

現在、auで利用できる大容量タイプのフラット系のプランは以下のプランです。

5G用プラン
※データMAX 5G ALLSTARパック は2020年6月以降にスタート予定

4G LTE用プラン
※いずれのプランも2020年6月1日をもって新規申込受付が終了。

auデータMAXプランProとは

auデータMAXプランPro
出典:au

「auデータMAXプランPro」とはスマホ契約に必要な要素である、

  • 基本料金
    (通話にかかる料金)
  • ウェブ使用料
    (ウェブを使用するための料金)
  • データ通信料
    (通信にかかる料金)

セットでコミコミになった使用したデータ量で料金が変動しない4Gスマホ向け完全定額制プランです。

先生

かなり昔の料金プランではそれぞれの要素が分離した料金の組み合わせになっていることが多いですが、「auデータMAXプランPro」では1つにまとまっています。

補足

ウェブ使用料については厳密には「LTE NET」という300円のサービスなのですが、au公式サイトの料金表ではこの分も加算した形で説明されているため、ここでの解説でもLTE NETの金額も加算した形で説明します。

スマホの契約に必要な要素・仕組みがよく分からない方はこちらの記事で解説しています

基本的にデータ無制限で使える

auデータMAXプランProはデータ容量上限なし

「auデータMAXプランPro」は、使えるデータ容量の上限が無く無制限で高速通信ができます。

特定の条件下では通信速度が遅くなります

「auデータMAXプラン Netflixパック」は基本的にデータ容量は無制限ではあるのですが、以下の特定の条件に当てはまる場合には、通信速度が遅くなる速度制限が発生します。

  • 動画配信、ストリーミングサービスなどの大量のデータ通信または長時間接続を伴うサービスの利用時
  • 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合で混雑する時間帯
  • テザリング、データシェア、世界データ定額については合計で月間20GB以上の利用(2020年2月1日からは10GB増えた月間30GB以上の利用に緩和)
    (テザリングなどは合計で20GBまでの上限が設けられています。20GB以上のデータ利用は、最大128kbpsまで減速されます。)
先生

何から何まで高速通信が無制限で使い放題ではない点には注意しましょう。
動画については最高画質というよりはスマホ視聴に適した程度に抑えた通信速度で視聴する感じになるようです。
テザリング等には使えるデータ容量に上限が設けられているので家のネット回線の代わりみたいな使い方まではできない感じです。(もうひとつの無制限プラン「auデータMAXプラン Netflixパック」では2GBの上限が設けられているプランですが「auデータMAXプランPro」と比べると、さらに使用できるデータ容量の上限が少なくなっています。(代わりに月額料金は少し安くなります。))

auデータMAXプランProではNetflixの無料視聴はできません

auの無制限プランは2種類ありますが、こちらのauデータMAXプランProについては、Netflixパック(Netflixの有料動画サービスの無料利用)ができないプランです。

auの無制限プランでNetflixが無料で見られるのは、もう片方の「auデータMAXプラン Netflixパック」になるので勘違いしないようご注意ください。

対象者・適用条件

auデータMAXプランProの対象者・適用条件については新規契約・他社からMNP・機種変更のいずれの場合も対象となります。auデータMAXプランProへの加入には使用する端末がスマホ(4G LTE)であることが必須ケータイ(ガラケー)には未対応のプランです。

プラン変更の方法

現在、auのほかのスマホ系プラン利用者がauデータMAXプランProにプラン変更をしたい場合は以下の方法でプラン変更することが可能です。

  • My auで手続き
    パソコンやスマホから手続きしたい人。
  • auショップで手続き
    本人確認書類などが必要なので忘れずに。
  • 電話で手続き:0077-7027(通話料無料)
    受付時間は9:00~20:00。
    ※上記番号の発信ができない人は総合案内(157 または 0077-7-111)から問い合わせ。
プラン変更条件で端末購入の条件が撤廃

かつては、auのピタットプラン系やフラットプラン系を利用している人がほかのプランにプラン変更しようとした場合、au端末を購入することがプラン変更の条件になっていましたが、2019年9月1日から端末購入の条件が撤廃になりました。

端末購入の条件はauの罠的要素でしたが、この条件がなくなったことでほかのプランに変えやすくなりました。

料金(定価)

「auデータMAXプランPro」の料金(定価)はデータ量の使用量の多い少ないに関わらず固定の9,150円(「2年契約N」なしの場合)で、auの5つのフラットプラン系のプランのなかで最も高額なプランです。

先生

2年間の契約期間の縛り(2年契約N)を付けて契約すると月額料金が170円下がり8,980円が定価になります。

auデータMAXプランProの定価(割引前)※税抜
2020年1月までの月額利用料

2年契約Nなしの場合9,150円
2年契約Nありの場合8,980円

2020年2月から月額料金が1,500円下がる

2020年1月17日にKDDIの公式ページで発表があり、2020年2月1日より「auデータMAXプランPro」の料金・サービス内容が一部変更になります。

2020年2月1日からの変更点

  • 月額料金が1,500円値下げ
  • テザリング、データシェア、世界データ定額の上限20GB制限が30GB制限に変更(10GB増量)

※2020年1月以前に「auデータMAXプランPro」を利用している人も2020年2月から上記の割引・データ増量が適用されます。

auデータMAXプランProの定価(割引前)※税抜
2020年2月1日以降の月額利用料

2年契約Nなしの場合7,650円
2年契約Nありの場合7,480円
先生

2020年1月までは月額料金が一番高いプランでしたが、2020年2月以降は「auデータMAXプラン Netflixパック」の月額料金より安くなります。

でも、auの公式ページでは「5,980円/月~」と書かれていて金額があっていません。次はそのからくりについて解説していきます。

月額5,980円のからくり

auデータMAXプランPro 5,980円/月~

au公式サイト内のページに書かれているauデータMAXプランProの月額「5,980円~」

一見安く見えるこの値段の秘密・・・つまり、安く見せるからくりが存在します。

それは、最小限の料金プランを選択し、いくつかの割引キャンペーンを適用させた結果、実現した値段になっています。

簡単に「5,980円」になる条件は以下の通りで、一部難易度が高いものもあります。

auデータMAXプランProで月額5,980円にするための5つの条件
  • 通話タイプ国内通話30秒につき20円の一番基本料金が安くなるタイプを選択
    (家族間通話以外の通話やSMS送信は一切しない)
  • 「2年契約」はあり ※ただし、従来より解約金が少額(1,000円)の2年契約N
  • 家族3人以上でauを利用し、「家族割プラス」を適用する
  • au指定のブロードバンド回線も契約し、「auスマートバリュー」を適用する
  • 申し込み翌月から6ヶ月間「スマホ応援割II」の適用期間中。※2019年10月31日までは「スマホ応援割プラス」を適用)

※2020年2月1日からは月額料金がさらに1,500円下がります。

条件が色々出てきましたので、一つずつ解説していきます。

通話タイプは3種類から選択

auデータMAXプランProに加入の場合、通話タイプは標準のタイプのほかに通話オプションで月額料金にオプション料金を上乗せすることで利用することができる2つの通話オプションを合わせた、3種類からどれか1つを選ぶ形になります。

ただし、選択したタイプによりベースとなる月額の基本使用料金が変わってきます。それぞれのタイプの違いは国内通話の無料通話のカウント方法が変わります。

月額5,980円にするためには、最も月額料金の安い標準の通話タイプ(国内通話が30秒につき20円)を選択し、家族間通話以外の通話やSMS送信は行わないようにする必要があります。
(家族以外への通話やSMS送信をすると別途通話料が発生するため、その時点で5,980円より高くなってしまいます。)

au3つの通話タイプ

選べる3つの通話タイプ

通話タイプ内容
(標準の通話タイプ)国内通話30秒につき20円の通話料が発生
※家族割対象者への国内通話は無料
通話定額ライト
月額プラス700円で利用できる通話オプション
1回5分以内の国内通話し放題
※1回5分以上の国内通話は30秒につき20円
※家族割対象者への国内通話は無料
通話定額
月額プラス1,700円で利用できる通話オプション
国内通話24時間いつでも無料
例外:無料通話の対象外になるもの

「通話定額ライト」や「通話定額」の無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話0570番号などの有料電話サービスへの通話無料通話の対象外になります。

例外:24時間いつでも無料になる国内通話

国内通話の30秒につき20円になる対象でも、2年契約あり&家族間(家族割適用者)の国内通話に関しては24時間いつでも無料のかけ放題になります。

通話タイプ選択の目安

通話タイプ選択目安
(標準の通話タイプ)利用者自身からの通話発信を行わない人に向いている
※月間の通話時間が17分30秒未満の場合に最安になる
※通話時間が17分30秒以上でも通話する相手が同じauで契約の家族だけという方も最安になります
通話定額ライト
月額プラス700円で利用できる通話オプション
通話回数は多いが1回の通話時間が短い(5分以内)人に向いている
※月間の通話時間が17分30秒以上かつ1回の通話あたりの通話時間が5分以内で抑えることができれば最安になる
通話定額
月額プラス1,700円で利用できる通話オプション
1ヵ月あたりの通話時間が長い人、長電話をよくする人に向いている
※1回5分以上の国内通話で5分を超えてしまった長電話の合計時間(通話定額ライトで無料通話の時間を超してしまった時間)が25分以上になる場合には最安になる
おすすめの通話タイプ

通話はよくするけど少しでも料金を抑えたいという人は、「通話定額ライト」を選択し、1回の通話時間を5分以内で抑えるように意識して利用するのがベストです。1回5分以内の国内通話であれば、何回電話をかけても無料になり、電話代を抑えることができます。

「2年契約N」有りの契約が前提

auデータMAXプランProの「5,980円~」の内訳には、auでの「2年契約N」(2年縛り)有りが適用されて料金が使われています。

これは2年間という契約期間の縛りをいれる代わりに月額料金を下げるといったもので、その代償として縛りの期間ではない契約更新月以外に解約もしくは他の携帯会社にMNPで乗り換えると契約解除料(1,000円)が発生します。

3年目以降も2年契約の縛りが発生し自動更新されていきます。(以下の図を参照)

2年契約の場合の更新月

2年契約Nに加入しない場合は基本料金にプラス170円/月と少し月額料金が高くなります。

昔の料金プランより契約解除料などが安くなっています

2019年9月30日までの料金プランの場合、2年定期契約を付けなかった場合の月額料金の差は1,500円差があり、更新月以外の解約等で発生する契約解除料も9,500円と非常に高額で、解約のデメリットが大きなものでした。

ただ、2019年10月の法改正の施行により、定期契約の有無による月額料金の差額や契約解除料に上限金額が設定されたために、auの「auデータMAXプラン(2019年9月30日で新規受付終了)」ではこのルールに合わなくなってしまったため、ルールに適合した「auデータMAXプランPro」を開始したという背景があります。

スマホ応援割IIを適用

auデータMAXプランProを利用する場合には「スマホ応援割II」の割引を受けることができます。この割引は2019年11月1日から始まった割引で、申し込みの翌月から6ヶ月間の月額料金から1,000円割引されます。
※ただし1回線につき1回限り。

月額5,980円の要素のひとつにこのキャンペーンの割引額も加味されています。6ヶ月間の割引期間が終わると割引が無くなるため、月額1,000円高くなります

先生

最初の半年間はお試し期間と捉えておくと良いかもしれません。

「スマホ応援割プラス」は2019年10月31日で新規受付終了

2019年11月1日から「スマホ応援割II」が登場しましたが、その前までは「スマホ応援割プラス」を利用する形でした。割引期間や割引金額は「スマホ応援割II」と同じです。
※「スマホ応援割II」は実質的には「スマホ応援割プラス」と「スマホ応援割20」の割引対象プランを統合したものです。

料金の落とし穴

データの使用量が多い少ないにかかわらず、料金が変動することがないauデータMAXプランProは、段階的に変動するピタット系のプランと比べると比較的分かりやすい料金体系ではありますが、加入前に知っておいてほしい点がいくつかあります。

先生

条件があり、一部の人は割引が適用されないことがある内容です。

「家族割プラス」で毎月1,000円割引(家族3人以上でauを利用)

家族割プラスは「auデータMAXプランPro」や「新auピタットプランN」といった一部の新プランで利用できる家族割サービスです。
※新プランでも「auフラットプラン20N」などについては家族割プラスの割引が使えないものもあります。

機種変更・新規契約・MNPで「auデータMAXプランPro」などの対象プランに、同一住所に住んでいる家族で加入すると適用されます。家族2人の場合は毎月500円引き/台家族3人以上の場合は毎月1,000円引き/台申し込み翌月から永年で割引適用されます。

月額5,980円に抑える場合には、auを同居する家族3人以上で利用した状態「家族割プラス」を適用する必要があります。

「家族割プラス」の毎月の割引金額(1台あたり・税抜)

3人以上で加入永年で毎月1,000円引き
2人で加入永年で毎月500円引き
1人で契約
(家族割プラス未加入)
割引なし
「家族割プラス」の対象は同居家族のみである点は注意

ソフトバンクの「みんな家族割+」やドコモの「みんなドコモ割」と同じように家族回線が複数回線あると月額料金の割引を受けられるという点は同じなのですが、auの「家族割プラス」については同居している家族のみが対象で、別居している家族についてはこの割引の恩恵を受けられない点には注意しましょう。

auスマートバリューを適用

auデータMAXプランProの「5,980円~」の内訳には、「auスマートバリュー」が含まれています。

「auスマートバリュー」はスマホのほかに、自宅のブロードバンド回線(auひかりなどのネット+電話)またはauスマートポートとのセットで利用することで申し込みの翌月から割引適用になります。

auスマートバリュー
出展:au
先生

auは「auスマートバリュー」適用後の料金を通常料金のように表示することが多いので、注意しましょう。

「家族割プラス」と異なり、「auスマートバリュー」の場合は同居していない家族(ただし50歳以上の家族に限る)でも割引対象になります。割引は2ヵ月目以降から永年で割引が適用されますが、au指定のネット回線を同時に利用しない場合は「auスマートバリュー」の割引がなくなるため、月額で1,000円高くなります。

auスマートバリュー適用時の月額割引金額

auデータMAXプランProの場合翌月から永年
毎月1,000円引き

これまでに説明した各内容をうまく組み合わせると月額5,980円を実現できるのですが、

結局それぞれのプランや割引を適用するといくらになるの?

と思う方が多いと思いますので、各プランごとに料金や割引がどのように変わっていくのかを解説していきます。

毎月の料金と割引の推移

auデータMAXプランProを利用した時の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移の内訳を表にしてみました。
※機種を購入した場合の機種代、ユニバーサルサービス料は含まれていません。

2020年1月までの月額料金の推移です

ここで解説している料金と割引の推移は、2020年1月までの内容です。
2020年2月1日以降は基本料金が1,500円値下げされるようになります。

契約した初月

auを契約した最初の月は、「家族割プラス」と「auスマートバリュー」と「スマホ応援割II」の割引がまだ適用されません
(2カ月目から適用されるため)

以下の料金を日割計算した金額とは別に契約事務手数料3,000円(税抜)が加算されます。
※2年契約Nありの場合の表なので、2年契約なしの場合は割引額を変えて計算してください。

通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
2年契約N-170円
合計8,980円の日割計算
+
事務手数料

8,980円(税抜)~の日割計算+事務手数料

通話タイプ「通話定額ライト」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
通話定額ライト700円
通話定額ライトスタートキャンペーン
(1年間)
-200円
2年契約N-170円
合計9,480円の日割計算
+
事務手数料

9,480円(税抜)~の日割計算+事務手数料
※通話定額ライトを選択している場合は、最初の1年間のみ「通話定額ライトスタートキャンペーン」で200円割引(の日割計算)されます。

通話タイプは「通話定額」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割プラスの適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
通話定額1,700円
2年契約N-170円
合計10,680円の日割計算
+
事務手数料

10,680円(税抜)~の日割計算+事務手数料

2ヶ月目~7ヶ月目

契約の2ヶ月目から「家族割プラス」「auスマートバリュー」「スマホ応援割II」の割引が始まります
※auスマートバリューや2年契約なしの場合はその分の割引額が変更(もしくは無くなり)になります。

通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割の適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
2年契約N-170円
スマホ応援割II
(半年間)
 -1,000円
※7カ月目以降は割引がなくなります。
家族割プラス割引なし-500円-1,000円 
合計
(auスマートバリューなし)
7,980円7,480円6,980円
auスマートバリュー-1,000円
合計
(auスマートバリューあり)
 6,980円6,480円5,980円

家族3人以上で全割引を適用した場合は5,980円(税抜)
※au公式サイトにある5,980円の組み合わせパターンはこのケースです。

通話タイプ「通話定額ライト」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割の適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
通話定額ライト700円
通話定額ライトスタートキャンペーン
(1年間)
-200円
※13ヶ月目以降は割引がなくなります
2年契約N-170円
スマホ応援割II
(半年間)
 -1,000円
※7カ月目以降は割引がなくなります。
家族割プラス割引なし-500円-1,000円 
合計
(auスマートバリューなし)
8,480円7,980円7,480円
auスマートバリュー-1,000円
合計
(auスマートバリューあり)
 7,480円6,980円6,480円

家族3人以上で全割引を適用した場合は6,480円(税抜)
※通話定額ライトを選択している場合は、最初の1年間のみ「通話定額ライトスタートキャンペーン」で200円割引されます。

通話タイプ「通話定額」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割の適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
通話定額1,700円
2年契約N-170円
スマホ応援割II
(半年間)
 -1,000円
※7カ月目以降は割引がなくなります。
家族割プラス割引なし-500円-1,000円 
合計
(auスマートバリューなし)
9,680円9,180円8,680円
auスマートバリュー-1,000円
合計
(auスマートバリューあり)
 8,680円8,180円7,680円

家族3人以上で全割引を適用した場合は7,680円(税抜)

8ヶ月目以降

「スマホ応援割II」の割引が終了します
※auスマートバリューや2年契約(自動更新なし)や2年契約なしの場合はその分の割引額が変更(もしくは無くなり)になります。

通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割の適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
2年契約N-170円
家族割プラス割引なし-500円-1,000円 
合計
(auスマートバリューなし)
8,980円8,480円7,980円
auスマートバリュー-1,000円
合計
(auスマートバリューあり)
 7,980円7,480円6,980円

家族3人以上で全割引を適用した場合は6,980円(税抜)

通話タイプ「通話定額ライト」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割の適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
通話定額ライト700円
通話定額ライトスタートキャンペーン
(1年間)
-200円
※13ヶ月目以降は割引がなくなります
2年契約N-170円
家族割プラス割引なし-500円-1,000円 
合計
<12ヶ月目まで>
(auスマートバリューなし)
9,480円8,980円8,480円
合計
<13ヶ月目以降>
(auスマートバリューなし)
9,680円9,180円8,680円
auスマートバリュー-1,000円
合計
<12ヶ月目まで>
(auスマートバリューあり)
8,480円7,980円7,480円
合計
<13ヶ月目以降>
(auスマートバリューあり)
8,680円8,180円7,680円

家族3人以上で全割引を適用した場合は7,480円(税抜)
※通話定額ライトを選択している場合は、最初の1年間のみ「通話定額ライトスタートキャンペーン」で200円割引されます。

通話タイプ「通話定額」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり

家族割の適用人数1人
(加入なし)
2人3人以上
基本料金
(割引なし)
9,150円
通話定額1,700円
2年契約N-170円
家族割プラス割引なし-500円-1,000円 
合計
(auスマートバリューなし)
10,680円10,180円9,680円
auスマートバリュー-1,000円
合計
(auスマートバリューあり)
 9,680円9,180円8,680円

家族3人以上で全割引を適用した場合は8,680円(税抜)

「auデータMAXプランPro」は容量無制限プランということもあり、非常に高額なプランではありますが、「家族割プラス」で家族複数回線契約による割引とでauスマートバリューも適用できると幾分月額料金も安くすることは可能です。

auを利用したくなった人はこちら

auオンラインショップ

ほかのプランとの違い・比較

auデータMAXプランProの特徴や料金シミュレーションを解説していきましたが、次に気になるのはほかのプランとの比較だと思います。そこでauをはじめ、ドコモやソフトバンクのほかのプランとの比較・違いについて解説していきます。

「auデータMAXプラン Netflixパック」との違い・比較

auの容量無制限のプランには、もう一つ「auデータMAXプラン Netflixパック」もあります。このプランはテザリング利用などは2GBまでの高速通信と上限が引き下げられているものの月額料金が「auデータMAXプランPro」よりも安くNetflixの利用料も含まれているというプランになっています。

「auデータMAXプラン Netflixパック」と「auデータMAXプランPro」の違いを簡単にまとめてみました。

「auデータMAXプラン Netflixパック」と「auデータMAXプランPro」の違い
※料金箇所は税抜

 auデータMAXプラン
Netflixパック
auデータMAXプランPro
基本料金
(2年契約Nなしの場合)
8,050円2020年1月まで
9,150円

2020年2月以降
7,650円
基本料金
(2年契約Nありの場合)
7,880円
2020年1月まで
8,980円

2020年2月以降
7,480円
「Netflix(ベーシックプラン)」
の利用可否
利用可能利用不可
家族割プラスの割引額1回線:割引なし
2回線以上:-1,000円
1回線:割引なし
2回線:-500円
3回線以上:-1,000円
 テザリング・データシェア・世界データ定額で高速通信可能上限容量合計2GBまで/月2020年1月まで
合計20GBまで/月

2020年2月以降
合計30GBまで/月

2年契約Nありの基本料金が「auデータMAXプランPro」の方が2020年1月までは1,100円高く、2020年2月以降は400円安い料金になります。

この二つのプランから選択する場合のポイントとしてはテザリングなどでアクセスする必要のあるスマホ以外の端末からのデータ通信量が毎月2GB以上使うか使わないかになります。

2GB以上データを毎月使う人の場合には、「auデータMAXプランPro」が良く、逆に常に少ない場合は「auデータMAXプラン Netflixパック」を選択した方が月額料金は抑えやすい結果になっています。

auデータMAXプラン Netflixパックについてもっと詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

「auデータMAXプラン」との違い・比較

auデータMAXプラン

2019年9月30日で新規申込受付が終了した「auデータMAXプラン」と2019年10月開始の「auデータMAXプランPro」との違いは、あまり多くはなく以下のような違いがある程度です。

「auデータMAXプラン」と「auデータMAXプランPro」との違い

 auデータMAXプラン
※2019年9月30日新規受付終了
auデータMAXプランPro
2019年10月1日受付開始
2年契約有無による
月額料金の価格差
1,500円170円
2年契約無しの場合の
月額料金
10,480円2020年1月まで
9,150円

2020年2月以降
7,650円
更新月以外の解約等による
契約解除料
9,500円1,000円
先生

毎月の利用料金は2020年1月までは「auデータMAXプラン」の2年契約がある状態の価格帯を維持しつつ、ペナルティ要素である、2年契約なしの場合の月額料金や契約解除料を法改正の制限の価格にまで抑えた形の違いがあるだけで、そのほかは大きな変更点は特にありませんが、2020年2月以降はauデータMAXプランProの基本料金が1,500円値下げされる分、auデータMAXプランProの方の料金が安くなります。

毎月50GB程度で収まる人は

「auデータMAXプランPro」は無制限プランということもあり、データ消費を気にせず利用することができる(テザリングなどの分は除きますが・・・)のはメリットですが月額料金が非常に高い点はデメリットです。

容量無制限ではない上限が設けられている大容量プランの方が月額料金が抑えられるので、毎月50GB程度で収まる場合にはほかの携帯会社のフラットタイプの大容量プランも検討してみることをおすすめします

候補となるドコモ、ソフトバンクの大容量型のフラットタイプのプランはそれぞれ1プランあり、ドコモは「ギガホ」。ソフトバンクは「メリハリプラン」が競合プランになります。

※かつてはソフトバンクは「ウルトラギガモンスター+」が競合となるプランでしたが2020年3月11日で新規申込受付が終了し、2020年3月現在は「メリハリプラン」が競合となるプランです。

簡単に各プランの違いをまとめると以下のようになります。

「auデータMAXプランPro」と「ギガホ」と「メリハリプラン」の割引・サービスの違い

 auデータMAXプランPro
(au)
ギガホ
(ドコモ)
メリハリプラン
(ソフトバンク)
1ヵ月に高速通信可能
データ容量
無制限
(一部20GBまで。2020年2月からは一部30GBまでに増量)
2019年12月まで
30GBまで

2020年1月以降
60GBまで
50GBまで
速度制限時の
最大通信速度
(最大128Kbps)最大1Mbps最大128Kbps
期間限定割引スマホ応援割II
(-1000円×6ヶ月間)
ギガホ割
(-1000円×最大6ヶ月間)
半年おトク割
(-1000円×6ヶ月間)
家族割引の利用
できる
(家族割プラス)
できる
(みんなドコモ割)
できる
(みんな家族割+)
テザリング料金無料無料有料
(500円)
2年定期契約の
契約解除料
1,000円1,000円0円
※2年契約自体がありません
そのほか・一部のSNSやアプリが「SNS動画放題」でカウントフリーでデータ消費しない。
・月に利用したデータ量が2GB以下の場合には月額料金が1,500円安くなる。

さらに13ヶ月目以降の各プランの料金シミュレーションもしてみました。比較結果としては以下のような感じになります。

「国内通話30秒につき20円」の通話タイプを選択の場合
※税抜・1回線あたり。
※auスマートバリューなどの家のネット回線とのセット割関連の割引額はどのプランも同じなので入れていません。
※「auデータMAXプランPro」と「ギガホ」は2年定期契約ありの場合の料金です。「メリハリプラン」は2年定期契約自体がありません。

 auデータMAXプランPro
(au)
ギガホ
(ドコモ)
メリハリプラン
(ソフトバンク)
基本料金8,980円
(2020年1月まで)

7,480円
(2020年2月以降)
6,980円
980円
(基本プラン(音声))
データ通信料6,500円
(データプランメリハリ)
通話オプションなしなし なし
家族割引家族割プラス
1回線:割引なし
2回線:-500円

3回線以上:-1,000円
みんなドコモ割
1回線:割引なし

2回線:-500円
3回線以上:-1,000円
みんな家族割+
1回線:割引なし

2回線:-500円
3回線以上:-1,500円
4回線以上:-2,000円
合計
(13ヶ月目以降)
2020年1月まで
1回線:8,980円
2回線:8,480円

3回線以上:7,980円

2020年2月以降
1回線:7,480円
2回線:6,980円
3回線以上:6,480円
1回線:6,980円
2回線:6,480円
3回線以上:5,980円
1回線:7,480円
2回線:6,980円
3回線:5,980円
4回線以上:5,480円

※「auデータMAXプランPro」の場合、2ヶ月目~7ヶ月目までは「スマホ応援割II」で毎月1,000円引き。
※「ギガホ」の場合、1ヶ月目~6ヶ月目までは「ギガホ割」で毎月1,000円引き(ただし、初月は日割計算)。
※「メリハリプラン」の場合、2ヶ月目~7ヶ月目までは「半年おトク割」で毎月1,000円引き。

「1回5分以内の国内通話無料」の通話タイプを選択の場合
※税抜・1回線あたり。
※auスマートバリューなどの家のネット回線とのセット割関連の割引額はどのプランも同じなので入れていません。
※「auデータMAXプランPro」と「ギガホ」は2年定期契約ありの場合の料金です。「メリハリプラン」は2年定期契約自体がありません。

 auデータMAXプランPro
(au)
ギガホ
(ドコモ)
メリハリプラン
(ソフトバンク)
基本料金8,980円
(2020年1月まで)

7,480円
(2020年2月以降)
6,980円
980円
(基本プラン(音声))
データ通信料6,500円
(データプランメリハリ)
通話オプション700円
(通話定額ライト)
700円
(5分通話無料オプション)
800円
(準定額オプション+)
家族割引家族割プラス
1回線:割引なし
2回線:-500円

3回線以上:-1,000円
みんなドコモ割
1回線:割引なし

2回線:-500円
3回線以上:-1,000円
みんな家族割+
1回線:割引なし

2回線:-500円
3回線以上:-1,500円
4回線以上:-2,000円
合計
(13ヶ月目以降)
2020年1月まで
1回線:9,680円
2回線:9,180円

3回線以上:8,680円

2020年2月以降
1回線:8,180円
2回線:7,680円
3回線以上:7,180円
1回線:7,680円
2回線:7,180円
3回線以上:6,680円
1回線:8,280円
2回線:7,780円
3回線:6,780円
4回線以上:6,280円

※「auデータMAXプランPro」の場合、2ヶ月目~7ヶ月目までは「スマホ応援割II」で毎月1,000円引き。かつ最初の1年間は「通話定額ライトスタートキャンペーン」(初月は日割計算)で毎月200円引き。
※「ギガホ」の場合、1ヶ月目~6ヶ月目までは「ギガホ割」で毎月1,000円引き(ただし、初月は日割計算)。
※「メリハリプラン」の場合、2ヶ月目~7ヶ月目までは「半年おトク割」で毎月1,000円引き。

「国内通話24時間いつでもかけ放題」の通話タイプを選択の場合
※税抜・1回線あたり。
※auスマートバリューなどの家のネット回線とのセット割関連の割引額はどのプランも同じなので入れていません。
※「auデータMAXプランPro」と「ギガホ」は2年定期契約ありの場合の料金です。「メリハリプラン」は2年定期契約自体がありません。

 auデータMAXプランPro
(au)
ギガホ
(ドコモ)
メリハリプラン
(ソフトバンク)
基本料金8,980円
(2020年1月まで)

7,480円
(2020年2月以降)
6,980円
980円
(基本プラン(音声))
データ通信料6,500円
(データプランメリハリ)
通話オプション1,700円
(通話定額)
1,700円
(かけ放題オプション)
1,800円
(定額オプション+)
家族割引家族割プラス
1回線:割引なし
2回線:-500円

3回線以上:-1,000円
みんなドコモ割
1回線:割引なし

2回線:-500円
3回線以上:-1,000円
みんな家族割+
1回線:割引なし

2回線:-500円
3回線以上:-1,500円
4回線以上:-2,000円
合計
(13ヶ月目以降)
2020年1月まで
1回線:10,680円
2回線:10,180円

3回線以上:9,680円

2020年2月以降
1回線:9,180円
2回線:8,680円
3回線以上:8,180円
1回線:8,680円
2回線:8,180円
3回線以上:7,680円
1回線:9,280円
2回線:8,780円
3回線:7,780円
4回線以上:7,280円

※「auデータMAXプランPro」の場合、2ヶ月目~7ヶ月目までは「スマホ応援割II」で毎月1,000円引き。
※「ギガホ」の場合、1ヶ月目~6ヶ月目までは「ギガホ割」で毎月1,000円引き(ただし、初月は日割計算)。
※「メリハリプラン」の場合、2ヶ月目~7ヶ月目までは「半年おトク割」で毎月1,000円引き。

↓ドコモのギガホについて知りたい人はこちらの記事をご覧ください。↓ソフトバンクのメリハリプランについて知りたい人はこちらの記事をご覧ください。
先生

auの場合、無制限プラン以外で一番大容量なプランは「auフラットプラン25 NetflixパックN」で25GB上限で、ドコモやソフトバンクと比べ容量が少ないプランがあります。
※Netflixパックがないプランを考えている場合は「auフラットプラン20N」の20GB上限のさらに少ないプランが上限があるプランで一番多い容量のプランです。

端末購入サポートサービスについて

「auデータMAXプランPro」で利用できる端末代の割引サービスについてご紹介します。

かえトクプログラムの利用

auのかえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムで、24回の分割払いで機種を購入する形になりますが、月々の支払う端末代金はドコモやソフトバンクとは異なっています。

かえトクプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から25ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では3つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。(自動車を購入する際の残クレに近い内容です。)

auのかえトクプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…

  • 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
    ※残価率は機種により異なり、一律ではありません。
  • 支払い回数は24回の分割払い
  • 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
    端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回
  • 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は3つの選択肢から選べる
    ※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する
    • 新しいauの端末に買い替え(使っていたスマホはauに返却)
      →残価分の代金支払いが免除
    • そのままスマホを使い続ける
      →残価を一括払いまたは24回払いに再分割し支払う
      ※再分割の場合でも支払い期間中に新しいauの端末に買い替え&使っていたスマホを返却すると残金の支払いを免除することも可能
    • 使っていたスマホをauに返却するのみで買い替えをしない
      →下取り時点の端末の下取り価格での買い取りに(残価での買取ではない点に注意)

25ヶ月目にとる3つの選択肢の内容で特典内容が変わりますが、一番端末代金を抑えやすいものとしては、auで対象となるスマホ機種を購入してから25ヶ月目に購入したスマホ機種をauに返却し、次のauの機種に買い替えた場合で、残価分の支払いが免除されます。
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。

かえトクプログラムを利用した場合の残価率は機種により異なり20%台~40%台の水準で設定されています。
※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauに購入した対象スマホ機種を返却し、次のauの新しい端末を購入する必要があります。

auに返却の際、故障端末の場合は別途費用が必要になります

返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります

※残価設定額が22,000円より少ないので、サポートオプションに入っていない場合で故障させてしまった場合には、引き取ってもらえない形になると思います。

また、上記の形になる「かえトクプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入した対象機種をauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。

かえトクプログラムの加入条件は非常にシンプルです。

  • 対象のスマホ24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
先生

au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。

↓端末返却&次の機種購入以外のケースも含めたかえトクプログラムに関する記事を見たい方はこちら

そのほかのアップグレードプログラムは新規受付終了

「アップグレードプログラム●●とかがあった気が・・・」と思った人もいるかもしれませんが、2020年3月時点ではかえトクプログラム以外の各種アップグレードプログラムは現在は新規受付が終了しているため新たに加入することができません。

現在新規受付終了したアップグレードプログラム

プログラム名新規受付終了日
2020年2月20日
アップグレードプログラムDX2019年10月31日
アップグレードプログラムEX2019年9月30日
アップグレードプログラムEX(a)2019年9月30日
アップグレードプログラム(a) 2019年9月30日 
アップグレードプログラム(ジュニア)2019年9月30日
アップグレードプログラム(タブレット)2019年9月30日

機種代金が割高になっているのは法改正が影響

以前の端末代金割引と比べて、各携帯会社の機種代金の実質負担額が多いように感じている人も多いと思いますが、実際その通りで、この原因についても始めの方で触れた2019年10月の法改正が影響していて、回線と端末代は切り離した契約にする(ことを義務化してしまった)ことで、以前のような端末代金の大幅な割引ができなくなっています

また、契約期間を縛らない形でも回線と端末セット契約による端末代の割引に関しても上限2万円まで(端末代は0円以下になってはいけない)のルールも加わっているため、販売店独自キャンペーンの割引額も大きな制限を2019年10月以降は設けられてしまい大幅な割引ができなくなってしまっています。

メリット

「auデータMAXプランPro」を使う人は以下の条件に当てはまる方にメリットがあり、向いているプランです。

  • 毎月とにかくデータをいっぱい使い、速度制限を一切気にしたくない(基本的にスマホが中心だが、テザリングなども2GB~20GB(30GB)くらいの範囲で使用したい人)
  • 家族でauを契約し、複数回線で家族割適用できる

au利用者がプラン変更した場合に割引特典は継続できるか?

auのほかのプランを利用している人が「auデータMAXプランPro」にプラン変更した場合、以前利用していたプランのキャンペーンなどの割引特典は継続するか、終了するのか気になる方もいるのではないでしょうか?

auデータMAXプランProでは、前半で紹介した割引は継承できますが、それ以外の割引特典は継承できません。一応、それぞれ該当するキャンペーン・割引をまとめると以下のようになります。

割引特典が継続できるもの

以下のキャンペーン・割引は「auデータMAXプランPro」に変更しても特典継続することができます。

  • 家族割プラス
  • auスマートバリュー
  • 電話きほんパック無料特典
  • 通話定額ライト スタートキャンペーン
  • スマホ応援割プラス
  • iPhoneギガトクキャンペーン
先生

前半で紹介した「auデータMAXプランPro」で適用できる割引は継承できますがそれ以外のキャンペーン特典の大半は継承できません。

割引特典が終了してしまうもの

以下のキャンペーン・割引は「auデータMAXプランPro」に変更してしまうと特典が終了してしまいます。

  • auスマートバリューmine
  • auデータMAXプラン スタートキャンペーン
  • スマホ応援割
  • ケータイ→auスマホ割プラス
  • ケータイ→auスマホ割
  • ケータイ→auスマホ割(s)
  • 新カケホ割60
  • カケホ割60
  • 毎月割
  • 学割
  • スマホはじめる割
  • auスマホはじめるプログラム
  • auスマホデビュープログラム
先生

前半で紹介した割引特典以外の多くの特典は「auデータMAXプランPro」にプラン変更してしまうと特典が終了してしまうので、該当のキャンペーンを利用している場合は、プラン変更のタイミングには注意しましょう。

まとめ

「auデータMAXプランPro」は、毎月のデータ容量無制限のプランで、総務省提言の2年契約の契約解除料上限1,000円などの条件も対応したプランです。容量無制限プランではあるものの、テザリングなどの通信は上限20GBまで(2020年2月以降は30GBまで)といった制約がはあり、ドコモやソフトバンクの大容量プランと比べるとどうしても高額になってしまいます。

au公式にある「5,980円~」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容で、家族3人以上でauに契約したり、家のネット回線をau指定の回線にしたセット割などの適用が必要になります。

いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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