「データMAX 4G LTE」徹底解説!プランの料金や特徴、auデータMAXプランProとの違いは?
「データMAX 4G LTE」は2021年2月28日をもって新規申込受付が終了しました。
後継となるプランは「使い放題MAX 4G」を開始しています。
使い放題MAX 4Gについてのプラン解説は別の記事で解説しています。
↓ここからは2020年5月時点の「データMAX 4G LTE」のプラン解説です。
(現在、新規申し込み受付が終了しているプラン・キャンペーンなどもあります。)
2020年6月2日から一部のauの4Gスマホ向けのプランが変わります。新たに始まるプランのひとつ「データMAX 4G LTE」。
auの4Gスマホ向け無制限プランの一つ「auデータMAXプランPro」の後継にあたるプランです。
※auデータMAXプランProは2020年6月1日で新規申込受付が終了。
今回は、2020年6月2日から始まる「データMAX 4G LTE」に焦点を当て、プランの特徴や料金、メリットをはじめ、「auデータMAXプランPro」との違いなど詳しく徹底的に解説していきます。
↓5G向けは別プランです。「データMAX 5G」の解説を見たい方はこちら。2020年5月当時、auで利用できる大容量タイプのスマホ向けプランは以下のプランです。
5G用プラン
4G LTE用プラン
- データMAX 4G LTE ※この記事のプランです。
- データMAX 4G LTE Netflixパック
データMAX 4G LTEとは
「データMAX 4G LTE」とはスマホ契約に必要な要素である、
- 基本料金
(通話にかかる料金) - ウェブ使用料
(ウェブを使用するための料金) - データ通信料
(通信にかかる料金)
がセットでコミコミになった使用したデータ量で料金が変動しない4Gスマホ向けの完全定額制プランです。(5G対応の機種を使う人は利用できないプランです!)
かなり昔の料金プランではそれぞれの要素が分離した料金の組み合わせになっていることが多いですが、「データMAX 4G LTE」では1つにまとまっています。
基本的にデータ無制限で使える
「データMAX 4G LTE」は、使えるデータ容量の上限が無く無制限で高速通信ができます。
ただし、月2GB以下のデータ利用だった場合は、その月の料金は1,480円割引されます。(ただし契約月は除く)
月2GB以下の利用だった場合に価格を下げる方法はau独自のものではなく、以前からあるソフトバンクのメリハリプランが最初で、auのデータMAX 4G LTEもこの手法を取り入れた形の料金体系になっています。
特定の条件下では通信速度が遅くなります
「データMAX 4G LTE」は基本的にデータ容量は無制限ではあるのですが、以下の特定の条件に当てはまる場合には、通信速度が遅くなる速度制限が発生します。
- 動画配信、ストリーミングサービスなどの大量のデータ通信または長時間接続を伴うサービスの利用時
- 一定期間内に大量のデータ通信の利用があった場合で混雑する時間帯
- テザリング、データシェア、世界データ定額については合計で月間30GB以上の利用
(テザリングなどは合計で30GBまでの上限が設けられています。30GB以上のデータ利用は、最大128kbpsまで減速されます。)
何から何まで高速通信が無制限で使い放題ではない点には注意しましょう。
動画については最高画質というよりはスマホ視聴に適した程度に抑えた通信速度で視聴する感じになるようです。
テザリング等には使えるデータ容量に上限が設けられているので家のネット回線の代わりみたいな使い方まではできない感じです。
auの無制限プランは2種類ありますが、こちらのデータMAX 4G LTEについては、Netflixパック(Netflixの有料動画サービスの無料利用)ができないプランです。
auの無制限プランでNetflixが無料で見られるのは、もう片方の「データMAX 4G LTE Netflixパック」になるので勘違いしないようご注意ください。
対象者・適用条件
データMAX 4G LTEの対象者・適用条件については新規契約・他社からMNP・機種変更のいずれの場合も対象となります。データMAX 4G LTEへの加入には使用する端末がスマホ(4G LTE)であることが必須。ケータイ(ガラケー)や5G機種には未対応のプランです。
プラン変更の方法
現在、auのほかのスマホ系プラン利用者がデータMAX 4G LTEにプラン変更をしたい場合は以下の方法でプラン変更することが可能です。
- My auで手続き
パソコンやスマホから手続きしたい人。 - auショップで手続き
本人確認書類などが必要なので忘れずに。 - 電話で手続き:0077-7027(通話料無料)
受付時間は9:00~20:00。
※上記番号の発信ができない人は総合案内(157 または 0077-7-111)から問い合わせ。
料金(定価)
「データMAX 4G LTE」の料金(定価)は7,650円(「2年契約N」なしの場合)です。
※ただし、月2GB以下のデータ利用の場合は1,480円引きれます。
2年間の契約期間の縛り(2年契約N)を付けて契約すると月額料金が170円下がり7,480円が定価になります。
●データMAX 4G LTEの定価(割引前)
※税抜
2年契約Nなしの場合 | 7,650円 |
---|---|
2年契約Nありの場合 | 7,480円 |
でも、auの公式ページでは「3,460円/月~」と書かれていて金額があっていません。次はそのからくりについて解説していきます。
月額3,460円のからくり
au公式サイト内のページにあるデータMAX 4G LTEの月額「3,460円~」。
一見安く見えるこの値段の秘密。つまり、安く見せるからくりが存在します。
それは、最小限の料金プランを選択し、いくつかの割引キャンペーンを適用させた結果、実現した値段になっています。
簡単に「3,460円」になる条件は以下の通りで、一部難易度が高いものもあります。
データMAX 4G LTEで月額3,460円にするための5つの条件
- 通話タイプは国内通話30秒につき20円の一番基本料金が安くなるタイプを選択
(家族間通話以外の通話やSMS送信は一切しない) - 「2年契約N」を付ける必要がある
- 家族4人以上でauを利用し、「家族割プラス」を適用する
- au指定のブロードバンド回線も契約し、「auスマートバリュー」を適用する
- 申し込み翌月から6ヶ月間(「スマホ応援割II」の適用期間中)
※月2GB以下のデータ利用だった月は、1,480円安くなり、月額1,980円になります。
条件が色々出てきましたので、一つずつ解説していきます。
通話タイプは3種類から選択
データMAX 4G LTEに加入の場合、通話タイプは標準のタイプのほかに通話オプションで月額料金にオプション料金を上乗せすることで利用することができる2つの通話オプションを合わせた、3種類からどれか1つを選ぶ形になります。
ただし、選択したタイプによりベースとなる月額の基本使用料金が変わってきます。それぞれのタイプの違いは国内通話の無料通話のカウント方法が変わります。
月額3,460円にするためには、最も月額料金の安い標準の通話タイプ(国内通話が30秒につき20円)を選択し、家族間通話以外の通話やSMS送信は行わないようにする必要があります。
(家族以外への通話やSMS送信をすると別途通話料が発生するため、その時点で3,460円より高くなってしまいます。)
●選べる3つの通話タイプ
通話タイプ | 内容 |
---|---|
(標準の通話タイプ) | 国内通話30秒につき20円の通話料が発生 ※家族割対象者への国内通話は無料 |
通話定額ライト2 ※月額プラス800円で利用できる通話オプション | 1回5分以内の国内通話し放題 ※1回5分以上の国内通話は30秒につき20円 ※家族割対象者への国内通話は無料 |
通話定額2 ※月額プラス1,800円で利用できる通話オプション | 国内通話24時間いつでも無料 |
「通話定額ライト2」や「通話定額2」の無料通話はあくまで通常の国内通話のみが対象なので、海外への通話や0570番号などの有料電話サービスへの通話は無料通話の対象外になります。
国内通話の30秒につき20円になる対象でも、2年契約あり&家族間(家族割適用者)の国内通話に関しては24時間いつでも無料のかけ放題になります。
実は通話オプションも2020年6月2日から新しい内容に変わっています。従来の通話オプションと比べ、月額料金が100円(税抜)高くなりましたが、以下のオプションが付加されています。
- 電話きほんパック(300円/月)
※以下の4つのオプションが利用できるパック。- お留守番サービスEX(300円/月)
- 待ちうた(100円/月)※楽曲情報料は別途かかります。
- 三者通話サービス(200円/月)
- 迷惑電話撃退サービス(100円/月)
- 電話きほんパック(V)(400円/月)
※以下の5つのオプションが利用できるパック。- お留守番サービスEX(300円/月)
- 割込通話(200円/月)
- 待ちうた(100円/月)※楽曲情報料は別途かかります。
- 三者通話サービス(200円/月)
- 迷惑電話撃退サービス(100円/月)
留守番電話機能を利用したい人にとっては、パック料金よりも安いので料金的に得ですが、これらのパックのオプションは利用しない人にとっては、実質月額100円高くなります。
●通話タイプ選択の目安
通話タイプ | 選択目安 |
---|---|
(標準の通話タイプ) | 利用者自身からの通話発信を行わない人に向いている ※月間の通話時間が20分未満の場合に最安になる ※通話時間が20分以上でも通話する相手が同じauで契約の家族だけという方も最安になります |
通話定額ライト2 ※月額プラス800円で利用できる通話オプション | 通話回数は多いが1回の通話時間が短い(5分以内)人に向いている ※月間の通話時間が20分以上かつ1回の通話あたりの通話時間が5分以内で抑えることができれば最安になる |
通話定額2 ※月額プラス1,800円で利用できる通話オプション | 1ヵ月あたりの通話時間が長い人、長電話をよくする人に向いている ※1回5分以上の国内通話で5分を超えてしまった長電話の合計時間(通話定額ライト2で無料通話の時間を超してしまった時間)が25分以上になる場合には最安になる |
通話はよくするけど少しでも料金を抑えたいという人は、「通話定額ライト2」を選択し、1回の通話時間を5分以内で抑えるように意識して利用するのがベストです。1回5分以内の国内通話であれば、何回電話をかけても無料になり、電話代を抑えることができます。
「2年契約N」有りの契約が前提
データMAX 4G LTEの「3,460円~」の内訳には、auでの「2年契約N」(2年縛り)有りが適用されて料金が使われています。
これは2年間という契約期間の縛りをいれる代わりに月額料金を下げるといったもので、その代償として縛りの期間ではない契約更新月以外に解約もしくは他の携帯会社にMNPで乗り換えると契約解除料(1,000円)が発生します。
3年目以降も2年契約の縛りが発生し自動更新されていきます。(以下の図を参照)
2年契約Nに加入しない場合は基本料金にプラス170円/月と少し月額料金が高くなります。
2019年9月30日までの料金プランの場合、2年定期契約を付けなかった場合の月額料金の差は1,500円差があり、更新月以外の解約等で発生する契約解除料も9,500円と非常に高額で、解約のデメリットが大きなものでした。
ただ、2019年10月の法改正の施行により、定期契約の有無による月額料金の差額(170円まで)や契約解除料(1,000円まで)に上限金額が設定されたため、以前よりは解約や乗り換えはしやすい状況にはなっています。
スマホ応援割IIを適用
データMAX 4G LTEを利用する場合には「スマホ応援割II」の割引を受けることができます。この割引は2019年11月1日から始まった割引で、プランにより割引額が異なりますがデータMAX 4G LTEの場合、申し込みの翌月から6ヶ月間の月額料金から1,000円割引されます。
※ただし1回線につき1回限り。
月額3,460円の要素のひとつにこのキャンペーンの割引額も加味されています。6ヶ月間の割引期間が終わると割引が無くなるため、月額1,000円高くなります。
最初の半年間はお試し期間と捉えておくと良いかもしれません。
料金の落とし穴
昔のプランと比べて比較的分かりやすい料金体系のデータMAX 4G LTEですが、加入前に知っておいてほしい点がいくつかあります。
条件があり、一部の人は割引が適用されないことがある内容です。
「家族割プラス」で毎月2,020円割引(家族4人以上でauを利用)
家族割プラスは「データMAX 4G LTE」や「ピタットプラン 4G LTE」といった一部のプランで利用できる家族割サービスです。
機種変更・新規契約・MNPで「データMAX 4G LTE」などの対象プランに、同一住所に住んでいる家族で加入すると適用されます。対象人数や割引金額は利用するプランによって異なりますが、データMAX 4G LTEの場合は、家族2人の場合は毎月500円引き/台、家族3人の場合は毎月1,000円引き/台、家族4人以上の場合は毎月2,020円引き/台が申し込み翌月から永年で割引適用されます。
月額3,460円に抑える場合には、auを同居する家族4人以上で利用した状態で「家族割プラス」を適用する必要があります。
●「家族割プラス」の毎月の割引金額(1台あたり・税抜)
※データMAX 4G LTEの場合
4人以上で加入 | 永年で毎月2,020円引き |
---|---|
3人で加入 | 永年で毎月1,000円引き |
2人で加入 | 永年で毎月500円引き |
1人で契約 (家族割プラス未加入) | 割引なし |
「家族割プラス」の対象は同居家族のみである点は注意
ソフトバンクの「みんな家族割+」やドコモの「みんなドコモ割」と同じように家族回線が複数回線あると月額料金の割引を受けられるという点は同じなのですが、auの「家族割プラス」については同居している家族のみが対象で、別居している家族についてはこの割引の恩恵を受けられない点には注意しましょう。
auスマートバリューを適用
データMAX 4G LTEの「3,460円~」の内訳には、「auスマートバリュー」が含まれています。
「auスマートバリュー」はスマホのほかに、自宅のブロードバンド回線(auひかりなどのネット+電話)またはauスマートポートとのセットで利用することで申し込みの翌月から割引適用になります。
auは「auスマートバリュー」適用後の料金を通常料金のように表示することが多いので、注意しましょう。
「家族割プラス」と異なり、「auスマートバリュー」の場合は同居していない家族(ただし50歳以上の家族に限る)でも割引対象になります。割引は2ヵ月目以降から永年で割引が適用されますが、au指定のネット回線を同時に利用しない場合は「auスマートバリュー」の割引がなくなるため、月額で1,000円高くなります。
●auスマートバリュー適用時の月額割引金額(税抜)
データMAX 4G LTEの場合 | 翌月から永年 毎月1,000円引き |
---|
これまでに説明した各内容をうまく組み合わせると月額3,460円を実現できるのですが、
「結局それぞれのプランや割引を適用するといくらになるの?」
と思う方が多いと思いますので、各プランごとに料金や割引がどのように変わっていくのかを解説していきます。
毎月の料金と割引の推移
データMAX 4G LTEを利用した時の毎月の利用料金と各キャンペーンの割引の推移の内訳を表にしてみました。
※機種を購入した場合の機種代、ユニバーサルサービス料は含まれていません。
データMAX 4G LTEで2ヶ月目以降、月2GB以下の利用の場合には、その月の料金が1,480円割引が入ります。
この料金シミュレーションは月2GB以上の時の内容なので、月2GB以下の場合は、1,480円割り引いて見てください。(契約した月は2GB以下の利用でも割引が入らない点は注意)
契約した初月
auを契約した最初の月は、「家族割プラス」と「auスマートバリュー」と「スマホ応援割II」の割引がまだ適用されません。
(2カ月目から適用されるため)
以下の料金を日割計算した金額とは別に契約事務手数料3,000円(税抜)が加算されます。
※2年契約Nありの場合の表なので、2年契約なしの場合は割引額を変えて計算してください。
●通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり。
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
合計 | 7,480円の日割計算 + 事務手数料 |
7,480円(税抜)~の日割計算+事務手数料。
●通話タイプは「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
通話定額ライト2 | 800円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
合計 | 8,280円の日割計算 + 事務手数料 |
8,280円(税抜)~の日割計算+事務手数料。
●通話タイプは「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
通話定額2 | 1,800円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
合計 | 9,280円の日割計算 + 事務手数料 |
9,280円(税抜)~の日割計算+事務手数料。
2ヶ月目~7ヶ月目
契約の2ヶ月目から「家族割プラス」「auスマートバリュー」「スマホ応援割II」の割引が始まります。
※auスマートバリューや2年契約なしの場合はその分の割引額が変更(もしくは無くなり)になります。
●通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
スマホ応援割II (半年間) | -1,000円 ※7カ月目以降は割引がなくなります。 | |||
家族割プラス | 割引なし | -500円 | -1,000円 | -2,020円 |
合計 (auスマートバリューなし) | 6,480円 | 5,980円 | 5,480円 | 4,460円 |
auスマートバリュー | -1,000円 | |||
合計 (auスマートバリューあり) | 5,480円 | 4,980円 | 4,480円 | 3,460円 |
家族4人以上で全割引を適用した場合は3,460円(税抜)~。
※au公式サイトにある3,460円の組み合わせパターンはこのケースです。
●通話タイプ「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
通話定額ライト2 | 800円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
スマホ応援割II (半年間) | -1,000円 ※7カ月目以降は割引がなくなります。 | |||
家族割プラス | 割引なし | -500円 | -1,000円 | -2,020円 |
合計 (auスマートバリューなし) | 7,280円 | 6,780円 | 6,280円 | 5,260円 |
auスマートバリュー | -1,000円 | |||
合計 (auスマートバリューあり) | 6,280円 | 5,780円 | 5,280円 | 4,260円 |
家族4人以上で全割引を適用した場合は4,260円(税抜)~。
●通話タイプ「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
通話定額2 | 1,800円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
スマホ応援割II (半年間) | -1,000円 ※7カ月目以降は割引がなくなります。 | |||
家族割プラス | 割引なし | -500円 | -1,000円 | -2,020円 |
合計 (auスマートバリューなし) | 8,280円 | 7,780円 | 7,280円 | 6,260円 |
auスマートバリュー | -1,000円 | |||
合計 (auスマートバリューあり) | 7,280円 | 6,780円 | 6,280円 | 5,260円 |
家族4人以上で全割引を適用した場合は5,260円(税抜)~。
8ヶ月目以降
「スマホ応援割II」の割引が終了します。
※auスマートバリューや2年契約(自動更新なし)や2年契約なしの場合はその分の割引額が変更(もしくは無くなり)になります。
●通話タイプは標準(国内通話30秒につき20円)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
家族割プラス | 割引なし | -500円 | -1,000円 | -2,020円 |
合計 (auスマートバリューなし) | 7,480円 | 6,980円 | 6,480円 | 5,460円 |
auスマートバリュー | -1,000円 | |||
合計 (auスマートバリューあり) | 6,480円 | 5,980円 | 5,480円 | 4,460円 |
家族4人以上で全割引を適用した場合は4,460円(税抜)~。
●通話タイプ「通話定額ライト2」(1回5分以内の国内通話無料)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
通話定額ライト2 | 800円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
家族割プラス | 割引なし | -500円 | -1,000円 | -2,020円 |
合計 (auスマートバリューなし) | 8,280円 | 7,780円 | 7,280円 | 6,260円 |
auスマートバリュー | -1,000円 | |||
合計 (auスマートバリューあり) | 7,280円 | 6,780円 | 6,280円 | 5,260円 |
家族4人以上で全割引を適用した場合は5,260円(税抜)~。
●通話タイプ「通話定額2」(国内通話24時間いつでもかけ放題)選択の場合
※税抜・1回線あたり
家族割プラスの適用人数 | 1人 (加入なし) | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 (割引なし) | 7,650円 | |||
通話定額2 | 1,800円 | |||
2年契約N | -170円 | |||
家族割プラス | 割引なし | -500円 | -1,000円 | -2,020円 |
合計 (auスマートバリューなし) | 9,280円 | 8,780円 | 8,280円 | 7,260円 |
auスマートバリュー | -1,000円 | |||
合計 (auスマートバリューあり) | 8,280円 | 7,780円 | 7,280円 | 6,260円 |
家族4人以上で全割引を適用した場合は6,260円(税抜)~。
「データMAX 4G LTE」は容量無制限プランということもあり、非常に高額なプランではありますが、「家族割プラス」で家族複数回線契約による割引とでauスマートバリューも適用できると幾分月額料金も安くすることは可能です。
↓auを利用したくなった人はこちら
auデータMAXプランProとの違い
データMAX 4G LTEの特徴や料金シミュレーションを解説していきましたが、次に気になるのは、いままでの「auデータMAXプランPro」と何が違うのかということだと思います。2年契約Nなしの状態の定価はどちらのプランも7,650円(税抜)ですが、違いがいくつかあります。違いを簡単にまとめると以下のような違いがあります。
●「auデータMAXプランPro」と「データMAX 4G LTE」との違い
auデータMAXプランPro ※2020年6月1日新規受付終了 | データMAX 4G LTE 2020年6月2日受付開始 | |
---|---|---|
月2GB以下の 1,480円割引 | 割引なし | 割引あり |
家族割プラスの 割引額・対象人数 | 2人の場合:500円引き/回線 3人以上の場合:1,000円引き/回線 | 2人の場合:500円引き/回線 3人の場合:1,000円引き/回線 4人以上の場合:2,020円引き/回線 |
通話オプション | 通話定額ライト:700円 通話定額:1,700円 ※電話きほんパックなどは付いていません | 通話定額ライト2:800円 通話定額2:1,800円 |
auの公式ページ上でウリとしているキャッチの価格表示は「auデータMAXプランPro」は4,480円~に対して、「データMAX 4G LTE」では3,460円~とかなりの価格差が出ていますが、この価格差の要因は、家族割プラスで4人以上で2,020円引きが利用できるのはデータMAX 4G LTEでauデータMAXプランProでは利用できないためで、この分の価格差が出ている形です。3人以下でしか家族割が組めない人は、価格面では通話オプション程度の違いに留まります。
端末購入サポートサービスについて
「データMAX 4G LTE」で利用できる端末代の割引サービスについてご紹介します。
かえトクプログラムの利用
auのかえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムで、24回の分割払いで機種を購入する形になりますが、月々の支払う端末代金はドコモやソフトバンクとは異なっています。
かえトクプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から25ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では3つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。(自動車を購入する際の残クレに近い内容です。)
auのかえトクプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…
- 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
※残価率は機種により異なり、一律ではありません。 - 支払い回数は24回の分割払い
- 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回 - 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は3つの選択肢から選べる
※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する- 新しいauの端末に買い替え(使っていたスマホはauに返却)
→残価分の代金支払いが免除 - そのままスマホを使い続ける
→残価を一括払いまたは24回払いに再分割し支払う
※再分割の場合でも支払い期間中に新しいauの端末に買い替え&使っていたスマホを返却すると残金の支払いを免除することも可能 - 使っていたスマホをauに返却するのみで買い替えをしない
→下取り時点の端末の下取り価格での買い取りに(残価での買取ではない点に注意)
- 新しいauの端末に買い替え(使っていたスマホはauに返却)
25ヶ月目にとる3つの選択肢の内容で特典内容が変わりますが、一番端末代金を抑えやすいものとしては、auで対象となるスマホ機種を購入してから25ヶ月目に購入したスマホ機種をauに返却し、次のauの機種に買い替えた場合で、残価分の支払いが免除されます。
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。
かえトクプログラムを利用した場合の残価率は機種により異なり20%台~40%台の水準で設定されています。
※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauに購入した対象スマホ機種を返却し、次のauの新しい端末を購入する必要があります。
返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります
※残価設定額が22,000円より少ないので、サポートオプションに入っていない場合で故障させてしまった場合には、引き取ってもらえない形になると思います。
また、上記の形になる「かえトクプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入した対象機種をauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。
かえトクプログラムの加入条件は非常にシンプルです。
- 対象のスマホを24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要)
※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。
機種代金が割高になっているのは法改正が影響
以前の端末代金割引と比べて、各携帯会社の機種代金の実質負担額が多いように感じている人も多いと思いますが、実際その通りで、この原因についても始めの方で触れた2019年10月の法改正が影響していて、回線と端末代は切り離した契約にする(ことを義務化してしまった)ことで、以前のような端末代金の大幅な割引ができなくなっています。
また、契約期間を縛らない形でも回線と端末セット契約による端末代の割引に関しても上限2万円まで(端末代は0円以下になってはいけない)のルールも加わっているため、販売店独自キャンペーンの割引額も大きな制限を2019年10月以降は設けられてしまい大幅な割引ができなくなってしまっています。
メリット
「データMAX 4G LTE」を使う人は以下の条件に当てはまる方にメリットがあり、向いているプランです。
- 毎月とにかくデータをいっぱい使い、速度制限を一切気にしたくない人
- 家族でauを契約し、複数回線で家族割適用できる人
まとめ
「データMAX 4G LTE」は、毎月のデータ容量無制限のプランです。容量無制限プランではあるもののすべてのアクセスではなく、テザリングなどの通信は上限30GBまでといった制約はあります。
au公式にある「3,460円~」というのはさまざまな条件をクリアした場合のみ可能な内容で、家族4人以上でauに契約したり、家のネット回線をau指定の回線にしたセット割などの適用が必要になります。
↓データMAX 4G LTEについて詳しい内容は
au公式:データMAX 4G LTE
いかがでしたでしょうか?
また、次回をお楽しみに!
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↓auのスマホ・ケータイの料金のしくみこの記事を書いた人
- INEST株式会社とINESTグループ企業のLinklet株式会社が共同運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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