楽天モバイルに即解約ペナルティはある？使ってみて遅い・繋がらない場合の解約方法

この記事では、楽天モバイルで即解約できるのかと、即解約するとペナルティがあるのかを詳しく解説します。

楽天モバイルはSNS等で「遅すぎる」「全然繋がらない」という声もあり、乗り換え前に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

結論、楽天モバイルに最低利用期間はなく、契約してみて電波が繋がらない・遅すぎると感じたら、即解約しても違約金や今後の再契約への悪影響など、ペナルティを受けるリスクはほとんどありません。

具体的には、下記のような状況の人なら、仮に利用開始した当日中に解約したとしても、ペナルティが発生する可能性は少ないと判断して差し支えありません。

つまり、楽天モバイルを使いたくて契約したのに、開通させたら安心して使えない状況なら、すぐ解約・他社に乗り換えたとしてもペナルティを受ける可能性は低いということですね。

これから楽天モバイル契約を検討している人は、まずはお試し感覚で気軽に乗り換えてください！

ただし、乗り換えの機種代割引やポイント還元など、特典目当ての即解約は規約に抵触するため絶対にやめましょう。

なお、楽天モバイルの速度やエリアに不安を感じて乗り換えるなら、下記の3社がおすすめです。

※当記事は即解約を推奨している訳ではありません。

楽天モバイルを即解約してもペナルティを受けないのはどんなとき？

楽天モバイルは契約後に普通に使えない状況なら、即解約してもペナルティを受ける可能性は低いと考えられます。

「エリア内のはずなのに電波が弱すぎる。」
「自宅や会社で使ってみたら全然速度が出ない。」

具体的には上記のような状況なら、解約したとしてもペナルティのリスクは低いです。

▶︎楽天モバイルの解約手順はこちら

ただし、一部ペナルティが発生する可能性があるので、下記のポイントは押さえておいてください。

即解約かつ利用実態がない場合は1,078円の違約金がかかる

楽天モバイルの料金プラン「Rakuten最強プラン」に、最低利用期間はありません。

そのため、即解約だとしても通常は違約金なしで解約可能です。

ただし、不正契約対策として利用実態がない即解約に違約金が発生するように変更されました。

契約解除料（利用実態がない回線※1）
プラン料金の月額最低利用金額の1カ月分※2
※1 お申し込み後1年以内に本契約を解約し、かつ本サービスの利用実態がない回線のことを指します。
※2 割引を適用している場合は、その割引額を差し引いた金額となります。詳しくは料金表をご確認ください。

出典：各種手数料｜楽天モバイル

つまり、スマホ機種代の割引やポイント還元目当てに楽天モバイルを契約して、全く使わずに解約する不正利用を防ぐための違約金ということですね。

楽天モバイルを普通に使って速度が出ない・電波が悪い場合は、この違約金がかかる心配はありません。

即解約するとキャンペーンのポイントがもらえない可能性あり

先述の通り、楽天モバイルは正常に使用できない状況なら即解約のペナルティリスクは低くなりますが、乗り換え時に利用したキャンペーンによっては、即解約するとポイント受け取りできない場合があります。

三木谷キャンペーンなど一部のキャンペーンは、楽天会員IDが残っていれば楽天モバイル解約後もポイント還元されます。

しかし、他社から乗り換えでポイントプレゼント特典など、RakutenLinkで受け取りメッセージが届くキャンペーンでは、楽天モバイル解約後はポイントが受け取れません。

「これから楽天モバイルに乗り換えるけど速度や電波が不安」という人は、三木谷キャンペーンを使って乗り換えた方がいいでしょう。

即解約・短期解約の繰り返しはブラックリストに載る可能性あり

繰り返しますが、楽天モバイルは普通に使ってみて速度や電波などの問題がある場合は、即解約してもペナルティが発生するリスクは低いと言えます。

しかし、何度も契約して即解約・短期解約を繰り返すとペナルティ発生やブラックリスト入りする可能性があるので注意しましょう。

上記のような即解約をすると、楽天モバイルに転売ヤーなど不正契約者と疑われる可能性があります。

楽天モバイルは1度ブラックリストに入ると喪明けなしの可能性が高く、今後ずっと契約できなくなると考えた方がいいでしょう。

ちなみに、最近はどのキャリアも端末転売やポイントの不正受け取り目的と疑われると、割とサクッとブラックリスト入りします。

スマホを最安値運用するなら、その都度使い方に合ったプランや新しいプランに乗り換えが必要なことが多いので、ブラックリストに載るような即解約は全力で避けましょう！

楽天モバイルを即解約する場合の注意点

ここからは、楽天モバイルを即解約する場合に注意したいポイントを解説します。

即解約が致し方ない状況の人も、下記のポイントを把握していないと無駄な出費につながることも。

即解約して損しないように、一通り把握した上で解約手続きを進めてください。

解約月の料金は日割りなし！使ったデータ量に応じた料金がかかる

楽天モバイルは、解約した月の月額料金は満額請求されます。

仮に開通直後に解約する場合でも、使ったデータ量が3GB未満なら月額1,078円が発生しますね。

3〜20GB使っていると2,178円、20GB以上使っていると3,278円と、日割りなしの請求になることは覚えておきましょう。

スマホを分割払いしている場合の機種代は解約後も請求される

楽天モバイル契約時にスマホを分割払いで購入している場合、即解約しても機種代の分割払いは毎月請求されます。

機種代の分割払いは通信契約とは関係ない契約なので、解約しても支払い完了まで続きます。

機種代の支払いをうっかり忘れると、今後分割払いの審査に通りにくくなります。

クレジットカードやローン審査も通りにくくなるので、楽天モバイル解約後も機種代はしっかり支払いましょう。

開通当日は即解約・即乗り換えできない場合あり

楽天モバイルを開通した直後に速度や電波状況に不満を感じたとしても、開通当日は即乗り換えできない場合があります。

MNP予約番号が発行できない、またはMNPワンストップ方式でも途中でエラーになることが多いようです。

開通日に乗り換えできなくても翌日には乗り換えられるようになるので、開通当日に即乗り換えがエラーになったら、1日待ってみましょう。

ちなみに、楽天モバイルで速度や電波状況が悪い場合、おすすめ乗り換え先は下記の通りです。

スマホの端末保証オプションは別途解約が必要

楽天モバイルから他社に乗り換える場合、端末保証オプションは自動解約されません。

2025年2月現在、解約手続きなら一緒に解約するかの選択肢が表示されるようになりました！

楽天モバイルから他社に乗り換えしてスマホ本体は継続利用する場合は、端末保証が自動継続されることで安心です。

その反面、端末保証が不要な人は忘れずに解約手続きをしないと、ずっと月額月額料金を支払い続けることに。

楽天モバイルの解約時に端末保証オプションを外し忘れた人は、忘れずオプション解約手続きをしましょう。

※楽天モバイルから乗り換える場合は、端末保証オプションは別途解約しましょう。
＞端末保証オプションの解約方法はこちら

最強家族プログラムの代表回線を解約すると家族全員の110円割引がなくなる

楽天モバイルを家族まとめて申し込み、一部回線だけ即解約する場合は、「最強家族プログラムのグループ代表回線」になっていないことをチェックしましょう。

最強家族プログラムは、代表者が作成したグループに家族を追加することで、最大20回線までがずっと110円割引されます。

しかし、代表回線を解約すると自動的にグループ解散となり、家族の割引が消失します。

見落として月額料金が高いまま使っている人も結構多いので、最強家族プログラムを設定後に解約する際は十分注意してください。

楽天モバイルを解約する手順

ここからは、楽天モバイルを解約する手順を見ていきましょう。

楽天モバイルは純粋な解約も他社への乗り換えも、サクッとオンライン手続きできます。

下記の方法を参考にスムーズに解約しましょう。

純粋な解約はmy 楽天モバイルから

他社に乗り換えはせず、楽天モバイルを純粋に解約するなら下記の手順で手続きしましょう。

書き出すと手順が少し多いように見えますが、時間にすると3〜5分で解約できます。

電話番号そのまま他社に乗り換えたい場合は、絶対この手順を実行しないでください。
下記手順を完了すると電話番号が消失します。
▶︎ 他社に乗り換えの場合の手順はこちら

以上で解約手続き完了です。

他社乗り換えは乗り換え先に申し込めばOK

楽天モバイルを即解約ではなく、即他社に乗り換えたい場合は、下記の手順で手続きしましょう。

楽天モバイルも主要キャリア・格安SIMは「MNPワンストップ方式」に対応しているため、MNP予約番号の発行不要で簡単に乗り換えられます。

細かな手順は乗り換え先によって異なりますが、おおまかな手順は上記の通りです。

なお、楽天モバイル開通当日は、手順5のmy 楽天モバイルでの乗り換え申請でエラーになる可能性があります。

開通当日にエラーになるようなら、1日待ってから手続きしてみてくださいね。

端末保証オプションは別途解約

楽天モバイル解約時に端末保証オプション継続を選んだ場合、または他社乗り換えで端末保証オプションが自動継続された場合は、下記の手順で別途解約しましょう。

以上で端末保証オプションの解約は完了です。

以降は、故障等があると高額な修理費用になるため、端末を使い続ける場合は今まで以上に故障に注意しましょう。

楽天モバイルを即解約する際におすすめの乗り換え先

最後に、楽天モバイルで速度が出ない・電波が入らない場合に、特におすすめの乗り換え先を3社紹介します。

ワイモバイル｜家族まとめて利用なら30GBが月額1,078円〜

ワイモバイルは他社から乗り換えで一括1円スマホがあり、さらにiPhone14など乗り換え実質24円スマホが人気です。

加えて、家族まとめての利用やソフトバンク光など対象ネット回線とのセット利用で、30GB使えるシンプル2 Mが月額2,178円で使えます。

さらに5〜18歳の子供がいるなら、ワイモバ親子割で家族全員が12ヶ月間は月額1,078円に。

楽天モバイルと比べても安く使えて、さらに電波状況や速度も出やすい回線です。

楽天モバイルから即解約・乗り換えるなら、ぜひワイモバイルを検討してください。

ahamo｜30GB+5分かけ放題が月額2,970円でコスパ良好

ahamoはドコモのオンライン専用プランで、月額2,970円で30GBと5分かけ放題が使えます。

ドコモ回線なのでエリアも速度もばっちりで、楽天モバイルから乗り換えれば多くの人は満足するでしょう。

また、今ならSIMのみ乗り換えで、20,000ポイント還元キャンペーン開催中です。

データ通信だけでなく通話頻度が多いなら、ぜひahamoへの乗り換えも検討してくださいね！

LINEMO｜3GBが月額990円〜でLINEのデータ消費なし！

LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランで、3GBが月額990円〜のベストプランと、30GB使えるベストプランVの2プランがあります。

毎月3GB未満に抑えられるなら、他2社よりお得に使えますね。

また、30GBのベストプランVは、月額2,970円で5分かけ放題もセットになっています。

どちらもLINEのデータ消費なしで使えるので、LINE通話が多いならLINEMOに乗り換えるといいでしょう。

まとめ｜楽天モバイルは実際に使ってダメなら即乗り換えしてもペナルティのリスク低

今回は、楽天モバイルで即解約できるのかと、即解約するとペナルティがあるのかを詳しく解説しました。

結論、楽天モバイルに最低利用期間はなく、契約してみて電波が繋がらない・遅すぎると感じたら、即解約しても違約金発生や今後の契約に悪影響を及ぼす可能性は低いと言えます。

ただ、キャンペーンを使って機種代割引やポイント還元目当ての即解約を繰り返すと、不正契約・転売ヤーと判断されてブラックリスト入りする可能性が高いと考えていいでしょう。

即解約したとしても、ペナルティのリスクが低いパターンをまとめると下記の通りです。

これから楽天モバイル契約する人は、開通後に電波や速度に不満を感じ、使いたくても使えない状況になったら解約してもペナルティを受ける可能性は低いので、安心して楽天モバイルを試してみましょう。

なお、楽天モバイルを解約して他回線に乗り換えるなら、下記の3社がおすすめです。

楽天モバイル契約済みで遅くてイライラした人も、契約前に速度・エリアに不安がある人も、今回の解説を参考にしてくださいね。

特に乗り換え前の人は、まず「ちゃんと使えるか試してみよう」といった感覚で楽天モバイルに申し込んでみてください！