光コラボレーションのおすすめは数社だけ!実質料金で比較すれば簡単に選べる

提供エリアが広く、多くの事業者が取り扱っていることで人気の光コラボレーション。自宅や事務所が光コラボレーションの提供エリアと知って導入を検討している方も多いのではないでしょうか?
しかし、提供事業者が多すぎて「結局どこがいいの?」「何で比較すればいいの?」と悩まれる方も少なくありません。
そこで、当記事では数ある光コラボレーションで重要な料金や速度を比較し、おすすめの事業者をご紹介しました!
光コラボレーションの選び方はとっても簡単です。状況別におすすめ事業者を紹介しているので、この記事を読めば初心者の方でも「どの光コラボレーションを使えばいいのか?」がわかりますよ!

たくさん事業者があるので迷いがちですが、結局おすすめできるのは数社だけです!
今回紹介している記事のプロバイダには下り最大1Gbps以上の通信速度のプランを提供しているところもありますが、ここでご紹介している料金等は最大1Gbpsタイプの内容で解説しています。
光コラボレーションとは?
本題の前に「光コラボレーションとはいったい何か?」という点を簡単に理解しておきましょう。
光コラボレーションとは、NTTのフレッツ光回線を各事業者が再販した光回線のこと。様々な事業者が提供していますが、その中身は全て「NTTのフレッツ光」と同じ回線です。
そのため、NTTのフレッツ光が使えるエリア・建物なら全ての光コラボレーション回線が使えますよ。

元回線が同じなため、プロバイダごとによる品質差もそれほど大きくありません!
3ステップで簡単に選べる!おすすめ光コラボレーションの選び方
続いて、光コラボレーションの選び方をお伝えします。
前述の通り、光コラボレーションは全てNTT回線のため品質差はそれほど大きくありません。つまり、細かい品質差よりも料金や契約条件で選ぶことが重要です。
料金で最も気をつけたい点は、割引額が大きいスマホとのセット割があるかどうか。セット割が無ければ「契約期間中に支払う総額料金」で選ぶと最もお得に使えますよ!

3ステップに分けてお得な選び方を解説します!
STEP1.利用中のスマホとセット割があるかどうか確認
まず最初に、利用中のスマホとセット割が適用になる光回線があるかどうかを確認しましょう。
スマホと光回線をセット契約することで、特に割引額が大きい事業者を表にしました。
スマホ事業者 | 対応する光回線 | 割引額 (スマホ1回線あたり) |
---|---|---|
ドコモ | ドコモ光 | 最大1,100円 ※ドコモ光セット割 |
au | ビッグローブ光 So-net光 @nifty光 など | 最大1,100円 ※auスマートバリュー |
ソフトバンク | ソフトバンク光 | 最大1,100円 ※おうち割光セット |
UQモバイル | ビッグローブ光 So-net光 @nifty光 など | 最大858円 ※自宅セット割 |
ワイモバイル | ソフトバンク光 | 最大1,188円 ※おうち割光セット(A) |
楽天モバイル | 楽天ひかり | 楽天ひかり1年無料 ※スマホ料金からの割引はなし |
※割引額は現在新規申込受付をしているプランの中で最大割引額を記載しています。
(月額料金の高い古いプランの中には上記の割引金額より割引金額が多いものもあります)
大手キャリアの回線は割引額が大きく、スマホ1回線あたり1,100円も割引を受けられます。そのため、ドコモ・au・ソフトバンクを利用している方は対応している光回線を選びましょう。
また、サブブランドであるUQモバイルやワイモバイルもセット割の恩恵が大きいです。
一方、他の格安SIMでも「OCNモバイルONE×OCN光(1回線あたり220円割引)」「IIJmio×IIJmio光(合計660円割引)」といった割引が存在します。
とは言え格安SIMのセット割は大手キャリアほど大きくないため、格安SIM契約者はセット割を気にする必要はありませんよ。

上記の表以外でスマホを契約している方は、STEP2に進みましょう。
STEP2.契約期間中の実質月額料金を比較!
大手3キャリアやサブブランド以外でスマホを契約している場合、契約期間中の実質月額料金で各社の料金を比較しましょう。
- 月額料金 × 契約月数 + 事務手数料 – 特典金額 を契約期間の月数で割った金額
- キャンペーンや手数料などを全て加味した実質支払い額で比較できる
光回線の選び方が複雑な理由は、各社でキャンペーン内容や契約期間・月額料金が大きく異なるからです。しかし、重要な点は「最終的に財布からいくら出ていくのか?」というトータルの支払い金額。
高額なキャッシュバックや割引に騙されてはいけません。いくらキャンペーンがお得でも、その分契約年数が長かったり月額料金が高くて支払いが増えるなら意味が無いと思われませんか?
その点、特典や料金を全て加味した実質月額料金で比較をすれば「どの事業者が一番お得なのか?」が明確になりますよ。
事業者名 | 実質月額料金 (戸建て) | 実質月額料金 (マンション) | キャンペーン(参考) |
---|---|---|---|
OCN光 | 4,207円 ※2年実質 | 2,970円 ※2年実質 | 開通後6ヶ月無料 |
ビッグローブ光 | 4,458円 ※3年実質 | 3,358円 ※3年実質 | 40,000円キャッシュバック |
So-net光 | 4,563円 ※3年実質 | 3,353円 ※3年実質 | 63,000円キャッシュバック |
ドコモ光 | 5,024円 ※2年実質 | 3,704円 ※2年実質 | 20,000dポイント進呈 |
ソフトバンク光 | 5,220円 ※2年実質 | 3,890円 ※2年実質 | 10,000円キャッシュバック |
GMO光アクセス (解約金なし) | 4,818円 | 3,773円 | 解約金無料 |
@nifty光 | 4,447円 ※3年実質 | 3,189円 ※3年実質 | 30,000円キャッシュバック |
※実質月額料金なので、定価の月額基本料ではありません。
上記の表は、主要な光コラボレーション7社の実質月額料金を比較した表です。
戸建て・マンションともに「OCN光」が最も安く、お得であることがわかります。
60,000円キャッシュバックを実施している「So-net光」や40,000円キャッシュバックの「ビッグローブ光」も魅力的ですが、トータルの支払い額で最もお得な事業者を選びたいなら「OCN光」がおすすめです!

OCN光はキャッシュバックはありませんが、開通後6ヶ月無料でコスパが高いです!
STEP3.工事費や解約金など、リスクの低い事業者を選ぼう
光コラボレーションを選ぶ時には料金が最も重要ですが、契約期間や解約金も確認しておくとリスクが少なくベターです。
契約期間が短ければプラン見直しのサイクルを早められますし、解約金が少なければ急な引っ越しやサービス変更時のリスクが抑えられますよ。
事業者名 | 契約期間 | 解約金 | 工事費 |
---|---|---|---|
OCN光 | 2年 | 11,000円 | 完全無料 |
ビッグローブ光 | 3年 | 11,900円 | 実質無料 19,800円を36回分割 |
So-net光 | 3年 | 20,000円 | 実質無料 26,400円を36回分割 |
ドコモ光 | 2年 | 14,300円 | 完全無料 |
ソフトバンク光 | 2年 | 10,450円 | 実質無料 26,400円を24回分割 |
GMO光アクセス (解約金なし) | なし | 0円 | 実質無料 19,800円を60回分割 |
@nifty光 | 3年 | 10,450円 | 実質無料 19,800円を24回分割 |
契約期間や解約金以外に注意したい点は工事費の扱いです。光回線の工事費はほとんどの事業者で無料ですが、実際には「完全無料」と「実質無料」の2種類が存在します。
完全無料ならいつ解約をしても工事費用は無料ですが、実質無料の場合は要注意。「実質無料」とは工事費を分割支払いとし、分割支払い中に工事費と同額を割引することで無料にする仕組みです。
工事費が実質無料の場合、分割期間中に解約をすると残った工事費が解約金に上乗せして請求されます。
長期契約前提なら気にする必要はありませんが、短期解約のリスクを減らしたいなら工事費は「完全無料」の事業者を選びましょう。

OCN光は契約期間が2年と短く、工事費も完全無料で契約リスクが低いです!
光コラボレーションのおすすめ事業者を紹介
光コラボレーションの選び方を理解したところで、具体的なおすすめ事業者をご紹介します。
スマホとのセット割があれば、対応する光コラボレーションを選ぶことが鉄則。
高額なスマホセット割がない場合、実質月額料金が安くて工事費完全無料の「OCN光」がおすすめです!
- ドコモユーザー:ドコモ光
- au・UQユーザー:ビッグローブ光
- ソフトバンク・ワイモバイルユーザー:ソフトバンク光
- その他格安SIM・キャリア格安プランユーザー:OCN光
ドコモユーザーは光コラボレーションがおすすめ

項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
月額料金 ※1ギガ タイプAの場合 | 5,720円 | 4,400円 |
実質月額料金 (契約期間中) | 5,024円 | 3,704円 |
契約期間・解約金 | 2年/14,300円 | 2年/8,800円 |
工事費 | 完全無料 | 完全無料 |
キャンペーン | 20,000dポイント進呈 | 20,000dポイント進呈 |
ドコモのスマホを利用しているなら、光コラボレーションに限らず全ての光回線の中でドコモ光が最もおすすめです。
ドコモスマホ1回線あたりスマホ料金が最大1,100円割引になる「ドコモ光セット割」は恩恵が大きく、スマホを含めたトータルの通信料金がお得になりますよ。
ドコモ光は契約期間2年&工事費完全無料のため解約時のリスクも少なく、おすすめの光コラボレーションです!

dカードGOLDやdポイントとの親和性も高いので、ドコモユーザーならドコモ光一択です!
↓ドコモ光を利用したくなった人はこちら
↓ドコモ光の契約はGMOとくとくBBもおすすめします
au・UQモバイルユーザーはビッグローブ光がおすすめ

項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
月額料金 | 5,478円 | 4,378円 |
実質月額料金 (契約期間中) | 4,458円 | 3,358円 |
契約期間・解約金 | 3年/11,900円 | 3年/11,900円 |
工事費 | 19,800円 実質無料 | 16,500円 実質無料 |
キャンペーン | 40,000円キャッシュバック | 40,000円キャッシュバック |
au・UQモバイルユーザーならビッグローブ光がおすすめ。auスマホ1回線あたり最大1,100円割引の「auスマートバリュー」やUQモバイル1回線あたり最大858円割引になる「UQ自宅セット割」の恩恵が大きいからです。
auスマートバリューや自宅セット割は「So-net光プラス」や「@nifty光」も対応していますが、契約期間中の実質月額料金で見た場合にはビッグローブ光が最もお得。
au/UQユーザーはビッグローブ光を選びましょう!

ビッグローブ光は40,000円キャッシュバックが魅力的です!
auスマートバリューや自宅セット割は光回線単体ではセット割適用になりません。「ネット+電話」、「ネット+テレビ」、「テレビ+電話」を同一の自宅のインターネットサービスで加入することが条件になっています。

↓BIGLOBE光を利用したくなった人はこちら
ソフトバンク・Yモバイルユーザーはソフトバンク光がおすすめ

項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
月額料金 | 5,720円 | 4,180円 |
実質月額料金 (契約期間中) | 5,220円 | 3,820円 |
契約期間・解約金 | 2年/10,450円 | 2年/10,450円 |
工事費 | 26,400円 実質無料 | 26,400円 実質無料 |
キャンペーン | 10,000円キャッシュバック | 10,000円キャッシュバック |
ソフトバンク・ワイモバイルユーザーはソフトバンク光を選びましょう。ソフトバンクスマホ1回線あたり最大1,100円割引の「おうち割光セット」、ワイモバイルは1,188円割引となる「おうち割光セット(A)」が適用になります。

おうち割光セットとおうち割光セット(A)ではセット割となる対象プロバイダの種類が異なりますが、どちらの割引もソフトバンク光は対象プロバイダになっています。
ただし、ソフトバンク光は実質月額料金がやや高額で工事費も実質無料(分割中に解約すると割引が終了する)とやや契約条件が厳しめです。
ソフトバンクスマホの「おうち割光セット」はキャンペーンがお得で月額料金が安いNURO 光でも対象になりますので、NURO 光がエリア外だった場合のみソフトバンク光を選ぶと良いでしょう。

NURO 光は料金も安くて速度が速いおすすめ回線です!
おうち割光セットやおうち割光セット(A)のセット割適用の条件にソフトバンク光の(NURO光も)指定の固定電話オプションの加入が必要になり、光回線のみでは割引対象にならない点は注意しましょう。
(ソフトバンク光の場合、月額550円~1,650円別途料金がかかります)
↓ソフトバンク光を利用したくなった人はこちら
ソフトバンク光の契約は代理店経由もおすすめです。(変なオプション加入を求めない代理店がおススメです)
●「SoftBank光」を取り扱う代理店
代理店 | 広告バナー (キャッシュバック金額表記付き) |
---|---|
株式会社NEXT | ![]() ![]() |
株式会社アウンカンパニー | ![]() ![]() |
株式会社エヌズカンパニー | ![]() ![]() |
その他格安SIMユーザーはOCN光がおすすめ


項目 | 戸建て | マンション |
---|---|---|
月額料金 | 5,610円 | 3,960円 |
実質月額料金 (契約期間中) | 4,207円 | 2,970円 |
契約期間・解約金 | 2年/11,000円 | 2年/11,000円 |
工事費 | 完全無料 | 完全無料 |
キャンペーン | 開通後6ヶ月無料 事務手数料無料 | 開通後6ヶ月無料 事務手数料無料 |
大手3キャリア以外の格安SIMを利用している場合、OCN光が最もおすすめです。
OCN光は契約期間の2年で見た場合、全ての光コラボレーションで最安値クラスの実質月額料金。単純にお得に使える上に契約期間が短く工事費が完全無料というメリットもあります。
契約内容がシンプルなので、光回線でよくある「解約時に思いもよらない料金がかかる」というトラブルがなく初心者の方でも安心して使えますよ!


IPv6+対応で速度の評判も上々です。迷ったらOCN光を選べば間違いありません!
ahamo・povo2.0・LINEMOユーザーもOCN光がおすすめ
スマホ大手3キャリアの格安プラン「ahamo / povo2.0 / LINEMO」を利用している場合も、OCN光を選びましょう。
上記の3サービスはドコモ・au・ソフトバンク提供ですが光回線とのセット割がありません。
そのため、格安SIMを利用しているケースと同様に実質月額料金が安くて工事費完全無料のOCN光が最もお得に使えますよ。
↓OCN光を利用したくなった人はこちら
まとめ:光コラボレーションはスマホとセット利用が基本!セット割が無ければOCN光がおすすめ
当記事では、光コラボレーションのおすすめ事業者について詳しくご紹介をしました。
光コラボレーション事業者は小規模な運営会社も含めると500社を超えるため複雑に思えますが、選び方はとってもシンプルです。
難しく考えると「何を選べばいいの?」とわからなくなってしまうので、実質月額料金に着目しつつスマホとのセット割をうまく活用できる事業者を選びましょう!


提供元がたくさんあっても本当におすすめできる事業者は数社だけです。シンプルに選んでくださいね!
- ドコモユーザー:ドコモ光
- au・UQユーザー:ビッグローブ光
- ソフトバンク・ワイモバイルユーザー:ソフトバンク光
- その他格安SIM・キャリア格安プランユーザー:OCN光