iPhone13値段比較(2023年7月版)。SIMフリー版、キャリア版、中古端末の価格・割引は?

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iPhone13

iPhone13は2021年9月24日に発売した機種です。iPhone13シリーズは前回のiPhone12シリーズと同じく4つのモデルがあり、iPhone13は2020年に発売のiPhone12の後継機としての立ち位置の新型iPhoneで4機種の中では価格が2番目に安く大きさは中間のサイズになっています。

iPhone13は5Gに対応したiPhone機種で、iPhone13を取り扱うキャリアはドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルがあります。

今回は、iPhone13の端末価格のみに焦点を当てた形でApple Store版とドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルとの値段比較行ってみました。購入額をより安価に抑えるため、中古での購入も検討している方もいると思いますので、調査した段階で確認できた中古端末販売店での最安価格も参考価格として合わせてご紹介します。

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機種の主な特徴

iPhone13
出典:Apple(https://www.apple.com/jp/shop/buy-iphone/iphone-13)

色々なサイトでiPhone13が紹介されているので詳細に説明は行いませんが、主だったことを簡単にご紹介します。

容量は3タイプ。本体の色は6種類

iPhone13128GB・256GB・512GB3タイプがあり、端末のカラーはピンク・ブルー・ミッドナイト・スターライト・(PRODUCT)RED・グリーン6種類用意されています。

先生

iPhone12の発売当初は5色展開(現在は6色展開)で、ブルー、(PRODUCT)REDはiPhone12でも展開している色ですが、iPhone12とiPhone13とで若干色味が変わっています。
また、iPhone13も2022年3月18日に新色「グリーン」が増え6色展開になっています。

ディスプレイのサイズ6.1インチでiPhone12の後継機の立ち位置にある影響かiPhone13とiPhone12は同じディスプレイサイズになっています。縦横サイズは同じですが、若干厚さと重量が増えています。他にも、いくつかの点で違いがあります。

その他の特徴

iPhone13は、前年モデルのiPhone12と比べると以下の点が違っています。

iPhone12との違い(主なもの)
  • チップA15 Bionicチップで一世代後の新型のチップを搭載し、さらに処理能力が向上しました
    (iPhone12はA14 Bionicチップです)
  • 本体サイズ:ディスプレイサイズ、縦横幅は同じでも厚みが少し増加(146.7mm×71.5mm×7.65mm)
    (iPhone12は146.7mm×71.5mm×7.4mm)
  • 重量173グラム11グラム増加しました。
    (iPhone12は162g)
  • 容量128GB、256GB、512GBモデルと全体的に容量が増えました。
    (iPhone12は64GB、128GB、256GBモデル)
  • カラー6色ですが色のラインナップが変わっています
  • ディスプレイ(最大輝度)最大輝度は800ニトと明るくなりました
    (iPhone12は最大輝度625ニト)
  • 電池の持ち最大19時間のビデオ再生、最大15時間のビデオストリーミング再生、最大75時間のオーディオ再生など電池の持ちが良くなりました。
    (iPhone12は最大17時間のビデオ再生、最大11時間のビデオストリーミング再生、最大75時間のオーディオ再生が可能)
  • カメラ性能シネマティックモードやセンサーシフト光学式手ぶれ補正をはじめとしたカメラ機能の強化がされています
先生

キャリア販売モデルに限った話ですが、ドコモ・au・ソフトバンクで販売するiPhone13についてもSIMロックがかかっていないSIMフリー端末になっています。
※楽天モバイル(楽天アンリミット)はiPhone13に限らず、SIMロックをかけていません。

ただし国内版はミリ波には未対応

iPhone13などのiPhone13シリーズは5G回線を利用できるもののミリ波には対応していない機種です。
5Gには4Gの技術を利用できる「サブ6」と超高速な「ミリ波」の2つがあり、国内版では「サブ6」の帯域のみ利用できます。アメリカ版のみ「サブ6」「ミリ波」の両方が利用できる仕様になっていて、本当の意味での超高速・超低遅延などを満たす5Gを利用できるというわけではない点には注意しましょう。

値段比較

端末価格(128GB/256GB/512GB)

iPhone13の本体の値段は以下の通りになっています。各携帯会社の販売価格は割引を適用していない定価の場合の値段です。

※価格調査日:2023年7月19日

128GBモデル・新品価格

iPhone13の128GBモデル本体の新品価格(定価)は以下のとおりです。

メーカー・キャリア本体値段(税込)Appleとの価格差
Apple Store107,800円
楽天モバイル123,800円+16,000円
au127,495円+19,695円
ソフトバンク138,240円+30,440円
ドコモ138,380円+30,580円

128GBモデル・中古価格

iPhone13の128GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。

中古販売店本体値段(税込)補足
イオシス87,800円・送料が別途640円必要
※Bランク価格
にこスマ86,000円※Cランク価格
ハピネスネット95,800円※Bランク価格

256GBモデル・新品価格

iPhone13の256GBモデル本体の新品価格(定価)は以下のとおりです。

メーカー・キャリア本体値段(税込)Appleとの価格差
Apple Store122,800円
ソフトバンク139,680円+16,880円
楽天モバイル139,800円+17,000円
au144,870円+22,070円
ドコモ158,180円+35,380円

256GBモデル・中古価格

iPhone13の256GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。

中古販売店本体値段(税込)補足
イオシス92,800円・送料が別途640円必要
※Cランク価格
にこスマ100,500円※Cランク価格
ハピネスネット103,800円※Aランク価格

512GBモデル・新品価格

iPhone13の512GBモデル本体の新品価格(定価)は以下のとおりです。

メーカー・キャリア本体値段(税込)Appleとの価格差
Apple Store152,800円
ソフトバンク163,440円+10,640円
楽天モバイル171,800円+19,000円
au179,700円+26,900円
ドコモ199,430円+46,630円

512GBモデル・中古価格

iPhone13の512GBモデル本体の中古価格(定価)は以下のとおりです。
※SIMロックがかかっている端末価格、ネットワーク利用制限のある端末価格は除外しています。

中古販売店本体値段(税込)補足
イオシス102,800円・送料が別途640円必要
※Cランク価格
にこスマ124,500円※Bランク価格
ハピネスネット在庫なし

価格考察

iPhone13の新品価格は各携帯会社の割引価格やキャンペーンを活用しない形だとApple Storeが最も安く、続いて楽天モバイル、au、ソフトバンク、ドコモの順となっています。
※256GBモデルと512GBモデルは端末代を値下げしたソフトバンクが楽天モバイルよりも安くなっています。

iPhone13の中古価格は大容量モデルでは新品価格と比べかなり安くなっていますが、Cグレードと経年劣化が進んでいる端末でもあるため、バッテリー残量や見た目の新しさなどを気にする人は、それでも良いか注意が必要です。また、3大キャリア公式のdocomo Certified等はまだiPhone13は販売対応していない状況です。

新品端末を購入する際の一括支払以外の割賦での支払い方法について、Apple Storeでの購入の場合も24回分割払いで金利0%といった形で携帯キャリアみたいな分割での購入もできます。

今回のiPhone13はキャリアで購入した場合でもSIMロックがかかっていないSIMフリーの機種となっています。iPhone13の定価は高額ですが、各携帯会社の端末購入サポートを利用することで端末代金をある程度抑えることは可能です。次章以降では各携帯会社で機種代を安くする方法をご紹介します。

ドコモで機種代を安くする方法

自分はドコモがいい

ドコモには、かつては月々サポートやdocomo withや端末購入サポートといった端末代金の負担を軽減する割引サービスがありました。ただ、2019年6月から始まった分離プラン「ギガホ」「ギガライト」のプラン登場に伴い、これらの割引サービスは使えなくなりました。

代わりに最近までは「スマホおかえしプログラム」が登場しましたが、今回のiPhone13の発売に伴い、新たに「いつでもカエドキプログラム」が登場し、iPhone13はこの「いつでもカエドキプログラム」を利用する形になります。

いつでもカエドキプログラムの利用

従来のスマホおかえしプログラムでは36回の分割払いで支払っていく形で、2年目で返却することで12回分の端末代支払いが免除される(定価の3分の2の負担で済む)プログラムでした。

今回のいつでもカエドキプログラムは、対象商品に対して2年後の価値を残価として設定されていて、販売価格から残価を引いた金額を23回の分割払い(2ヶ月目~24ヶ月目)で支払っていきます

1ヶ月目から23ヶ月目までに返却する場合、24ヶ月目に返却する場合、25ヶ月目以降も利用する場合で特典内容が変わるプログラムになっています。(自動車を購入する際の残クレに近い内容です。)

ドコモのいつでもカエドキプログラムを簡単にまとめると以下のような特徴があります。

  • 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(ドコモの買取保証額)で価格設定
    ※残価率は機種により異なり、一律ではありません。
  • 残価設定型24回払いで購入する
  • 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
    端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回
  • ドコモに端末返却するタイミングによって特典内容が変わる
    • 24ヶ月目(23回目の支払い)までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
      →残価分の代金支払いが免除
    • 1ヶ月目~23ヶ月目(22回目の支払い)までにドコモに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
      →残価分の代金支払いが免除+さらに早期利用特典(返却翌月から23回目までの分割代金が減額)も適用される
    • そのままスマホを使い続ける
      →残価を24回払いに再分割し支払いを継続
      ※再分割の場合でも支払い期間中にドコモに端末を返却することで残金の支払いを免除することも可能

ドコモのiPhone13でいつでもカエドキプログラムを利用した場合の残価率はかなり高くほぼ50%で、最初の23回の分割払いの代金もかなり抑えることができます。(かつてのスマホおかえしプログラムの水準(33.33…%)と比べると2年周期で機種変更する人にとってはお得です。)

ただし、4年以上利用する場合には、特典の恩恵は全くなく、定価での端末購入した形になってしまいます。
※あくまで端末を返却することで残価分が免除されるため、3年半以上iPhone13を利用し続けたい人にとってはApple Store版の本体価格より高額になってしまう点は注意。

24ヶ月目に端末返却した場合のiPhone13の実質的な機種代金(税込)
※2023年7月14日時点。ドコモに端末返却しいつでもカエドキプログラムの特典を受けた場合

 24ヶ月目返却時の
特典適用による
実質負担額
分割支払金
2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
※特典適用で免除可能
128GBモデル
残価率:65.50%
定価:138,380円
47,740円2,075円/月90,640円
256GBモデル
残価率:47.57%
定価:158,180円
82,940円3,606円/月75,240円
512GBモデル
残価率:48.32%
定価:199,430円
103,070円4,481円/月96,360円
先生

128GBモデルは最近になり残価率が40%台から60%台に変更になっています。(端末代金の定価そのものは変わっていません)
残価率が高くなることで、1回~23回の支払い金額が軽くなり、24回目以降の支払金額が重くなるため、128GBモデルについては24ヶ月目でiPhone13を返却をして、新しい機種に変えることをお勧めします。

24ヶ月目(23回目支払い)より前に端末返却した場合の早期利用特典の割引金額

24ヶ月目(23回目支払い)より前にドコモに端末を返却することで適用される早期利用特典の割引額は以下の通りです。

  • 128GBモデル:700円引き/月
  • 256GBモデル:800円引き/月
  • 512GBモデル:1,200円引き/月

早く端末を返却しても残価以外の23回分の分割払いは続きます。(完全相殺ではなくあくまで分割払い代金の減額になります)

また、上記の形になる「いつでもカエドキプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入したiPhone13をドコモに返却し、端末は回収されてしまうため、ドコモで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。

いつでもカエドキプログラムの利用条件は以下の通りです。

  • dポイントクラブもしくはドコモビジネスメンバーズ会員であること
  • 対象のスマホ分割払残価設定型24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払い等はプログラム加入対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
  • スマホをドコモに返却する
    ※次の機種に機種変更する条件は付いていない
  • 返却時のドコモの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(税込)追加費用が必要
    ※ケータイ補償サービスに加入していれば2,200円(税込)に追加費用が下がります
  • 以下の返却条件を満たしていること
    • ドコモ指定の正規店で購入し、購入における不備や不正がないこと。改造していないこと。
    • 端末や回線利用料の未払い等がないこと
    • 対象機種に記録されているメモリ/データを消去すること
    • プログラム加入者が対象機種の所有権を有していること

※ほかにも細かい査定条件もあります。(査定条件に満たさない場合、受取不可になる場合もあります)

先生

ドコモ以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。

いつでもカエドキプログラムに関する記事を見たい方はこちら

他社から5GへのMNPで「5G WELCOME割」が利用可能

iPhone13については、以下の条件を満たす場合、「5G WELCOME割」が利用できます。

  • 他社からのMNP

この「5G WELCOME割」による割引も対象機種が一部の機種で、割引額や適用条件も対象機種により異なりますが、2023年7月19日時点(ドコモオンラインショップは2023年7月14日時点)では、iPhone13の場合は以下の特典を受けることができます。

iPhone13の5G WELCOME割の特典内容
※2023年6月16日時点(ドコモオンラインショップは2023年6月15日時点)

 ドコモオンラインショップの場合店頭で購入の場合
128GBモデル特典対象外本体価格から22,000円の値引き
256GBモデル本体価格から22,000円の値引き本体価格から22,000円の値引き
512GBモデル本体価格から22,000円の値引き本体価格から22,000円の値引き

「5G WELCOME割」と「いつでもカエドキプログラム」を合わせて利用することも可能です。5G WELCOME割を適用した場合でも、残価設定額は変わらない為、残価以外の本体代金が割引になり、店頭で割引を受けた場合は23回目までの分割払いの代金が安くなります。

1回目~23回目までのiPhone13の分割払い代金
※税込。2023年7月19日時点(ドコモオンラインショップは2023年7月14日時点)

 いつでもカエドキプログラムのみいつでもカエドキプログラム

5G WELCOM割併用の場合
128GBモデル2,075円/月1,119円/月
※店頭購入の場合のみ割引適用
256GBモデル3,606円/月2,649円/月
512GBモデル4,481円/月3,524円/月
先生

他の機種の場合、適用条件に22歳以下またはeximo(エクシモ)加入といった条件が付けられていたり、ドコモオンラインショップでの購入の場合に、ポイントでの還元にすることが多いですが、2023年7月時点のiPhone13についてはシンプルに他社からのMNPで22,000円の割引といったシンプルな条件・内容になっています。

5G WELCOME割を適用すると携帯ショップ独自のキャッシュバックはもらいにくい

「5G WELCOME割」を適用した場合、携帯ショップ独自のキャッシュバックはかなりもらいづらくなります。これは2019年10月の法改正でキャッシュバックや端末代金割引が上限2万円ルールが設けられた影響で、端末購入割引で一部還元を受けていることもあり、端末購入割引とショップ側の還元額を合わせて上限2万円までに制限されることになるため、ショップ側では別に特典が付けにくい形になります。

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auで機種代を安くする方法

自分はauがいい

auでは「スマホトクするプログラム」を利用します。

スマホトクするプログラムの利用

旧かえトクプログラムは業界初の残価設定型と呼ばれるスマホ購入プログラムでしたが、今回のスマホトクするプログラムは基本はかえトクプログラムを継承していますが、特典の利用条件などが少し変更になっています。

スマホトクするプログラムでは、auが2年後の残価をあらかじめ設定をしておき、残価以外の代金を23回の分割払い(2ヶ月目から24ヶ月目)で支払いますが、24回目(25ヶ月目)の最終回では2つの選択肢から選ぶことができるプログラムになっています。

auのスマホトクするプログラムを簡単にまとめるとこんな感じ…

  • 残価 = 2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
    ※残価率は機種により異なり、一律ではありません。
  • 残価設定型24回払いで購入する
  • 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
    端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回
  • 25ヶ月目の分割払いの最終回(24回目の支払い)は2つの選択肢から選べる
    ※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する
    • 使っていたスマホをauに返却(返却のみでもOK)
      →残価分の代金支払いが免除
    • そのままスマホを使い続ける
      →残価を24回払いに再分割し支払う(残価を一括払いにすることも可能)
      ※再分割の場合でも支払い期間中に使っていたスマホをauに返却すると残金の支払いを免除することも可能
  • au PAY カードで支払うとスマホトクするボーナスで最大で支払総額の5%相当のPontaポイント還元を受けられる

25ヶ月目にとる2つの選択肢の内容で特典内容が変わりますが、端末代金を抑えやすいものとしては、auでiPhone13を購入してから25ヶ月目に購入したiPhone13を返却する形にすると残価分の支払いが免除され、お得です
※auを引き続き利用する人は返却のタイミングで次の機種を購入する感じになります。

auのiPhone13でスマホトクするプログラムを利用した場合の残価率は安価のAndroid機種と比べるとかなり高く40%を超え、最初の23回の分割払いの代金もかなり抑えることができます。(特典利用時の残価率としてはソフトバンクやドコモよりは若干残価率は劣っていますが、au PAY カードでの支払いにすることでPontaポイントでの還元分が加わり実質的な割引率は互角レベルになります。)
※あくまで残価の支払い免除は、13ヶ月目から25ヶ月目にauにiPhone13を返却する必要があります。

25ヶ月目までに端末返却した場合のiPhone13の実質的な機種代金(税込)
※2023年7月19日時点。スマホトクするプログラムの特典(auに端末返却の場合)を受けた場合

 特典適用による
最小の実質負担額
分割支払金
2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
(最終回支払い)
※特典適用で免除可能
※返却しないで継続利用の場合は24回払いに再分割される
128GBモデル
残価率:67.40%
定価:127,495円
41,562円1,807円/月85,933円
256GBモデル
残価率:49.04%
定価:144,870円
73,830円3,210円/月71,040円
512GBモデル
残価率:48.55%
定価:179,700円
92,460円4,020円/月87,240円
先生

128GBモデルは最近になり残価率が50%台から60%台に変更になっています。(端末代金の定価そのものは変わっていません)
残価率が高くなることで、1回~23回の支払い金額が軽くなり、24回目以降の支払金額が重くなるため、特に128GBモデルについては25ヶ月目でiPhone13を返却をして、新しい機種に変えることをお勧めします。

auに返却の際、故障端末の場合は別途費用が必要になります

返却時のauの査定で故障端末と判定された場合には最大で22,000円(不課税)追加費用が必要
※au指定の故障紛失サポート系のオプション加入している場合は2,200円~(不課税)に追加費用が下がります

また、上記の形になる「スマホトクするプログラム」を特典利用をした場合は、残価の支払い免除を受けるためには購入したiPhone13をauに返却し、端末は回収されてしまうため、auで機種変更をする際に使う「下取りプログラム」との併用はできない点は考慮しておく必要があります。

スマホトクするプログラムの加入条件は非常にシンプルです。

  • 対象のスマホ24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや36回、48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。
先生

au以外の携帯会社を利用している人も端末購入、プログラム加入が可能です。

スマホトクするプログラムに関する記事を見たい方はこちら

3G回線利用者のMNPについては「3Gとりかえ割(スマホ)」による割引あり

現在、ドコモ・ソフトバンク・ワイモバイルの3G回線(プリペイド含む)を利用している人がiPhone13にMNPをした場合には「3Gとりかえ割(スマホ)」による端末代割引を受けることが可能です。

この割引の対象機種は一部の機種に限られ、割引額も対象機種により異なりますが、iPhone13の場合は以下の端末代割引を受けることができます。

iPhone13の3Gとりかえ割(スマホ)の特典内容
※2023年7月19日時点

 割引額
128GBモデル22,000円割引
256GBモデル22,000円割引
512GBモデル22,000円割引

iPhone13の実質的な機種代金
※2023年7月19日時点。
※3Gとりかえ割(スマホ)の特典のみ受けた場合

 実質的な機種代(税込)
128GBモデル105,495円
256GBモデル122,870円
512GBモデル157,700円

5G機種変更おトク割の利用

5G機種変更おトク割
出典:au(https://www.au.com/mobile/campaign/5g-otoku/)

auで機種変更する人で、以下の条件を満たしてiPhone13を購入した場合には、「5G機種変更おトク割」による割引を受けることが可能です。

  • 対象の機種を購入
  • 直近の購入機種を12カ月目以上利用していること
  • 対象の料金プランに新たに加入、または加入済であること
    • 使い放題MAX 5G ALL STARパック2
    • 使い放題MAX 5G テレビパック
    • 使い放題MAX 5G Netflixパック(P)
    • 使い放題MAX 5G Netflixパック
    • 使い放題MAX 5G DAZNパック
    • 使い放題MAX 5G with Amazonプライム
    • 使い放題MAX 5G
    • 使い放題MAX 5G ALL STARパック<新規受付終了>
    • データMAX 5G ALL STARパック<新規受付終了>
    • データMAX 5G テレビパック<新規受付終了>
    • データMAX 5G Netflixパック(P)<新規受付終了>
    • データMAX 5G Netflixパック<新規受付終了>
    • データMAX 5G with Amazonプライム<新規受付終了>
    • データMAX 5G<新規受付終了>
  • 対象の「故障紛失サポート」に新たに加入、または継続して加入すること
    • 故障紛失サポート with AppleCare Services & iCloud+
    • 故障紛失サポート
    • 故障紛失サポート with Cloud

「5G機種変更おトク割」についても一部の機種が対象ですが、iPhone13の場合、5,500円の割引を「5G機種変更おトク割」で受けることができます。

iPhone13の5G機種変更おトク割の特典内容
※2023年7月1日時点。

 店頭での購入の場合au Online Shop
で購入の場合
128GBモデル5,500円割引
256GBモデル
512GBモデル

↓5G機種変更おトク割について詳しい内容は
au公式:5G機種変更おトク割

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auオンラインショップ

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ソフトバンクで機種代を安くする方法

自分はソフトバンクがいい

ソフトバンクは、新トクするサポートのプログラムを利用します。

新トクするサポートの利用

新トクするサポートは現在ソフトバンクで発売の機種で利用できる端末購入サポートプログラムで、48回の割賦契約(48回の分割払い)で機種を購入し、13ヶ月目から25ヶ月目までにソフトバンクに購入した端末を返却すると分割払いが残っている端末代の支払い(最大24回分まで)が免除されるというものです。

つまり25ヶ月目に購入したiPhone13を返却した場合、iPhone13の端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25ヶ月目以降になっても返却せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。

最近の新トクするサポートは前半24回と後半24回で支払金額が変わる仕様に転換している

新トクするサポートが始まった初期の頃は均等に48回払いをしていく端末価格の設定になっていましたが、最近の新トクするサポートの分割払いは、ドコモ「いつでもカエドキプログラム」やau「スマホトクするプログラム」の残価設定型の支払い方法に変わっています。

iPhone13を新トクするサポートを活用し、48回払いした際の毎月の端末代支払い金額
※2023年7月19日時点

 1~24回目25~48回目
※ソフトバンクに返却すると残債支払いを免除
128GBモデル1,780円/月額3,980円/月額
256GBモデル917円/月額4,903円/月額
512GBモデル917円/月額5,893円/月額

また、新トクするサポートの特典を利用するにあたり、購入したiPhone13は返却により回収されてしまうため、下取りプログラム(機種変更)は利用できない点は考慮しておく必要があります。

新トクするサポートはソフトバンク回線契約の有無は問わない

新トクするサポートはソフトバンクでの対象機種購入が条件になっていて、ソフトバンク回線利用については関知しません。

13カ月目~25ヶ月目にiPhone13を返却した場合のiPhone13の実質的な機種代金
※2023年7月19日時点。税込。

 実質的な機種代(税込)
128GBモデル42,720
256GBモデル22,008
512GBモデル22,008円
先生

特に256GBモデルと512GBモデルについては残価率が非常に高い設定になっています。
残価率が高くなることで、1回~24回の支払い金額が軽くなり、25回目以降の支払金額が重くなるため、25ヶ月目でiPhone13を返却をして、新しい機種に変えることをお勧めします。

新トクするサポートの適用条件には以下の条件を満たす必要があります。

  • 割賦契約48回で購入と同時に新トクするサポートに申し込み(途中からの加入はできません)
    ※一括払いや24回払いで購入した場合も加入できません。
  • 13ヶ月目以降にソフトバンクに購入した端末を返却すること
    ※13ヶ月目~24ヶ月目に特典を適用した場合でも、免除される端末代は24回分までです。26ヶ月目以降に特典を適用した場合は免除される金額は残債分で支払済の端末代は戻ってきません。
    ※返却した端末が故障していたりすると22,000円(不課税)別途追加費用が必要になります。あんしん保証パックなどに加入している場合は減額あり)
  • 旧機種を回収する際、暗証番号ロック解除、オールリセットが行われて、IMEIが確認できること
先生

当初は割引率は50%で分かりやすかったですが、最近はドコモやauと同様、プログラムの最大の割引率は機種により変動する形に変化しています。

新トクするサポートに関する記事を見たい方はこちら

ソフトバンクオンラインショップ限定で「【オンライン限定】web割」の割引がある

【オンライン限定】web割
出典:ソフトバンク(https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/web-wari/)

ソフトバンクオンラインショップ限定ですが、他社からのMNP/番号移行での乗り換えメリハリ無制限に加入した場合でiPhone13を含む対象機種を購入した場合には、「【オンライン限定】web割」により端末代金から21,984円(税込)の割引(一部割引金額の少ない機種もあり)を受けることができます。

「【オンライン限定】web割」と「新トクするサポート」を合わせて利用すると以下のような感じになります。

割引適用時のiPhone13の実質的な機種代金
※2023年7月19日時点。税込。
※新トクするサポート併用は25ヶ月目までに端末返却した場合

 【オンライン限定】web割
のみ適用の場合
【オンライン限定】web割

新トクするサポート

を併用した場合
128GBモデル
(定価:138,240円)
116,25620,736
※(1,780円-916円)×24回支払う形。
256GBモデル
(定価:139,680円)
117,696円24円
※(917円-916円)×24回支払う形。
512GBモデル
(定価:163,440円)
141,456円24円
※(917円-916円)×24回支払う形。
先生

月額916円の割引×24ヶ月分で21,984円分の割引になります。

↓【オンライン限定】web割について詳しい内容は
ソフトバンク公式:【オンライン限定】web割

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楽天モバイルで機種代を安くする方法

自分は楽天モバイルがいい

楽天モバイルで機種代を安くする方法としては3つの方法があります。

iPhone対象機種キャンペーンで特別価格で購入可能

楽天モバイルでは、現在取り扱っているiPhone機種については「iPhone対象機種特価キャンペーン」で特別価格での販売を行っています。

※2023年7月19日時点

128GBモデル108,900円
256GBモデル123,900円
512GBモデル153,910円

楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの利用

他にも楽天モバイルではiPhoneアップグレードプログラムを利用することができます。

iPhoneアップグレードプログラムは現在楽天モバイルで発売のiPhone機種で利用できる端末購入サポートプログラムで、48回の割賦契約(48回の分割払い)で機種を購入し、25ヶ月目以降に楽天モバイルに購入したiPhone端末を返却すると分割払いが残っている端末代の支払い(最大24回分まで)が免除されるというものです。

つまり25ヶ月目に購入したiPhone13を返却した場合、iPhone13の端末代金は48回中24回分の支払いのみで済む形になります。

ただし、25ヶ月目以降になっても返却せず、そのまま継続利用してしまった場合には、通常通り割賦代金を支払い続ける形になり、免除される金額も月を経るにつれ減額されていきます。

また、返却の際に事務手数料が3,300円かかる点と支払方法が楽天カードの場合に限る(48回払いは楽天カードのみ可能)点には注意が必要です。ほかの携帯会社のプログラムでも同じですが、返却する端末が故障や破損していたりすると故障費用が発生する点も同じです。

先生

事務手数料3,300円かかる点を考えるとプログラム料が発生したかつてのソフトバンクのトクするサポートなどに近いプログラムといえます。

楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの特典を利用するにあたり、購入したiPhone13は返却により回収されてしまうため、スマホ下取りサービスは利用できない点は考慮しておく必要があります。

新規契約や他社から乗り換え(MNP)で最大24000ポイント還元特典あり

楽天モバイルではいくつか開催しているキャンペーンがあり、その一つにRakuten最強プランに新規契約や他社から乗り換え(MNP)で最大24,000ポイントを還元するキャンペーンを実施しています。

この割引は以下の4つのキャンペーンが組み合わさっています。

  • 【Rakuten最強プランお申し込み特典】だれでも3,000ポイントプレゼント
  • iPhone対象端末ポイントバックキャンペーン
  • iPhoneアップグレードプログラム利用で10,000ポイント還元キャンペーン
  • iPhoneアップグレードプログラム利用で購入&iPhone下取りで5,000ポイント還元!キャンペーン

これらのキャンペーンは1回線目の初めての契約であれば還元を受けることができます。

特典の適用には「Rakuten最強プラン」のプラン利用開始と、「Rakuten Link」の利用(Rakuten Linkから10秒以上の通話)も必要になります。

楽天モバイルを利用したくなった人はこちら
楽天モバイルでは最大12,000ポイント還元のキャンペーン開催中!

楽天モバイル公式サイト

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まとめ

iPhone13の新規価格と中古価格を比較しました。中古端末は大容量タイプではかなり安価になってきており、新規端末の場合は各携帯会社については各携帯会社の割引を上手く活用すれば、安く端末を購入することができるので、購入を検討されている方は求める回線速度やサポート体制なども考慮しつつ、ベストな会社で購入・契約してください。

中古端末価格を参考にした販売店はこちら

イオシス公式サイト

ハピネスネット

にこスマ

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この記事を書いた人

Ken
Kenスマホの先生2代目運営者
Linklet株式会社が運営しているスマホの先生の二代目管理者。
MNPで何回か携帯会社を変更した経験を持ち(現在はワイモバイル利用者)、各携帯会社の料金プランや携帯・スマホ料金を少しでも抑えつつも快適なデータ通信ができるようにするための情報収集や情報発信をしています。
※旧管理者の記事のリライトなども手掛けています
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