スマホトクするプログラム徹底キャンペーン解説。スマホトクするボーナスでお得になるの?

スマホトクするプログラム徹底キャンペーン解説

auのスマホ端末購入サポートといえば「かえトクプログラム」でしたが、iPhone13シリーズの発売に伴い、2021年9月17日から新しいスマホ端末購入サポート「スマホトクするプログラム」の提供を開始しました。

今回のスマホトクするプログラムは、いままでのかえトクプログラムの時と同じように残価設定型のプログラムになっています。

スマホトクするプログラムの対象となる機種は新機種のiPhone13シリーズをはじめ、もともとかえトクプログラムの対象機種も対象となっています。(スマホトクするプログラム開始に伴い、かえトクプログラムの新規申込受付は終了しています)

また、今回のスマホトクするプログラムの特典の注目点の1つとしてスマホトクするボーナスという、ドコモやソフトバンクには無い特典もあります。

今回はこの「スマホトクするプログラム」について徹底解説していきたいと思います。スマホトクするプログラムの特典内容・適用条件をはじめ、いままでのかえトクプログラムとの違い、メリット・デメリットや一番有効活用できる機種変更のタイミングなど、できるだけ詳しくご紹介します。

残価設定型とは

スマホトクするプログラムの特典内容の解説をする前に、

残価設定型のスマホ購入プログラムとは何?

と疑問に思っている人も多いと思いますので、残価設定型について簡単に解説します。

「残価」という単語がありますが、この残価は購入した商品の数年先の価値(販売者の買取保証額)を表しています。この残価をあらかじめ設定し、残価を除いた金額を分割で支払っていく購入方法です。

先生

自動車の購入の際に利用する場合がある残クレ(残価設定型クレジット、残価設定ローン)というものがありますが、「スマホトクするプログラム」はそのスマホ購入バージョンと考えると良いです。

残価設定型の分割払いの最終回では3つの選択肢があり、スマホトクするプログラムも似たような選択肢を設けられています。

  • 新しい商品に買い替える
    使っていた商品は販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になる。
    (スマホトクするプログラムは買い替えは必須条件ではないので、返却して終了と同じ特典になる)
  • そのまま現在の商品を使い続ける
    未払い(残価)分の支払いは分割払いまたは一括払いで支払う形になる。
    (ただし、スマホトクするプログラムは少しプラスαの要素もある
  • 使っていた商品を販売者に返却して終了する
    車であれば使っていた車を販売者が残価で買い取る形(残債の支払い免除)になります。
    (スマホトクするプログラムも同じような扱いになります)

スマホトクするプログラムとは

auのスマホトクするプログラムは2021年9月17日受付開始残価設定型スマホ購入プログラムですが、

前の章で残価設定型について触れましたが、スマホトクするプログラムの残価設定の扱いは、以下のような形になっています。

  • 残価2年後のスマホ端末の価値(auの買取保証額)で価格設定
  • 残価設定型24回の分割払いで購入する
  • 本体価格から残価を除いた端末代金を23回の分割払いで支払う
    端末代金の支払いは購入した翌月から開始するので2ヶ月目~24ヶ月目の23回
  • auに端末返却するタイミングによって特典内容が変わる
    ※買い替えや返却は13ヶ月目から可能だが、23回の分割払いは発生する
    • 13ヶ月目~25ヶ月目にauに端末を返却(機種変更を伴わない返却のみもOK)
      →残価分の代金支払いが免除
    • そのままスマホを使い続ける
      →残価を24回払いに再分割し支払いを継続
      ※再分割の場合でも支払い期間中にauに端末を返却することで残金の支払いを免除することも可能
  • 端末代金の支払いをau PAY カードにするとスマホトクするボーナスが適用され、分割支払金総額の最大5%をPontaポイントで還元される

スマホトクするプログラム利用時のauに端末を返却するタイミングによって変わる2つの選択肢についての詳しい内容はそれぞれ以下のような扱いになります。

13ヶ月目~25ヶ月目に端末返却した場合

対象のスマホをau取扱店でご購入後、25ヶ月目に本プログラムの特典を利用した場合の分割支払金お支払いイメージ
出典:au(https://www.au.com/mobile/tokusuru-program/)
(機種代金が96,600円で残価が38,640円で設定されている機種の場合の図)
※機種代金が96,600円の機種は残価が必ず38,640円になるわけではない点に注意

まずは、auが一番望んでいる形だと思いますが、スマホトクするプログラムを利用してスマホを購入し、13ヶ月目~25ヶ月目(24回目の支払月)にauに端末を返却して特典利用した場合は、以下のような端末代金の支払いになります。

購入からの経過月1ヶ月あたりに支払う端末代金
購入した月端末代金の支払い無し
2ヶ月目から24ヶ月目
(分割払い1回目から23回目)
(本体代金-残価)÷23
※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。
25ヶ月目
(分割払い最終回)
残価分の支払いは免除
※使っていた機種はauに返却

実質的な端末代金負担額は本体代金から残価を引いた金額で2年間利用できる形です。

auへの端末返却は13ヶ月目から可能だが

auへ端末を返却し、残価分の支払い免除の特典を受けることは、13ヶ月目以降であれば可能ですが、この場合でも24ヶ月目までの分割払いが発生するので、13ヶ月目で返却しても、25ヶ月目で返却しても、実質的な端末代金負担額は同じになります。

26ヶ月目以降もそのままスマホを使い続ける場合

対象のスマホをau取扱店でご購入後、25ヶ月目に最終回支払分を再度24回に分割した場合のお支払いイメージ
出典:au(https://www.au.com/mobile/tokusuru-program/)
(機種代金が96,600円で残価が38,640円で設定されている機種の場合の図)
※機種代金が96,600円の機種は残価が必ず38,640円になるわけではない点に注意

もう一つケースとしては、スマホトクするプログラムを利用しスマホを購入したものの、25ヶ月目以降もそのまま同じスマホを使い続ける場合は、以下の2つのいずれかの方法で端末代金を支払う形になります。

残価を24回分割払いで支払う場合

購入からの経過月1ヶ月あたりに支払う端末代金
購入した月端末代金の支払い無し
2ヶ月目から24ヶ月目
(分割払い1回目から23回目)
(本体代金-残価)÷23
※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。
25ヶ月目から48ヶ月目
(改めて24回の分割払いに再分割)
残価÷24
※残価を24回の分割払いに再分割し支払います。

残価を一括払いで支払う場合

購入からの経過月1ヶ月あたりに支払う端末代金
購入した月端末代金の支払い無し
2ヶ月目から24ヶ月目
(分割払い1回目から23回目)
(本体代金-残価)÷23
※本体代金から残価を引いた代金を23回に分割し支払います。
25ヶ月目
(分割払い最終回)
残価分を支払う
先生

残価分の支払方法に利用者側から指定が無い場合には基本的には24回の再分割で支払う形になります。

26ヶ月目から48ヶ月目までにスマホを端末を返却した場合

残価を24回の分割払いで支払う形にした場合で、26ヶ月目から48ヶ月目までにauにスマホトクするプログラムを利用して購入したスマホ端末をauに返却した場合は、返却月の請求分を含めた、残債の支払いが免除されます。

ただし、残価は24回払いで支払うので残債は月を経るごとに少なくなる点には注意が必要です。

端末代金の支払いを完済したあとも同じ端末を利用し続ける場合には、実質的な端末代金負担額は本体代金の定価ですが、使っている端末は手元に残ります。

特典を利用しないで既に端末代を完済してしまった方(au利用者のみ)は…

既にスマホトクするプログラムに加入したものの返却をしないでそのまま端末を使い続け、端末代の分割払いをすべて完了してしまった後で、auの次の新しい機種を購入したくなった際、au利用者の場合はスマホトクするプログラム特典利用による端末代金免除は使えなくなるものの、端末が手元に残っているので引き続き利用できる下取りプログラムを利用すると少しだけお得になります。

※他のキャリアを利用している方は、中古買取店での買い取りなどを検討しましょう。

月ごとの実質負担額例

特にiPhoneの場合は、au以外でも取り扱われている端末です。

たとえば、iPhone13の128GBモデルを購入しようとした場合、auのiPhone13はメーカーであるApple StoreのiPhone13の販売価格と比べると高額です。ただし、これは定価で見た場合で、比較的短い期間で買い替える場合には、スマホトクするプログラムを利用した方が実質的な負担額を抑えることができます。

具体的にどのタイミングで返却すると実質負担額がいくらになるかシミュレーションしてみたところ以下のような感じになりました。

iPhone13 128GBモデルでスマホトクするプログラムを適用した場合
※(ご注意)このような月別の月額負担表みたいなものがau公式サイトにはなく、あくまで試算したものです。そのため数円~数百円程度の誤差が出る可能性があります。
※2021年10月4日時点

返却月実質負担額実質月額
平均負担額
残価免除額
13ヶ月目~24ヶ月目
※早く返しても25ヶ月目とかわらない
62,100円2,700円/月-52,920円
25ヶ月目
62,100円2,700円/月-52,920円
26ヶ月目
※残価が24回再分割される
64,305円2,572円/月-50,715円
27ヶ月目66,510円2,558円/月-48,510円
28ヶ月目68,715円2,545円/月-46,305円
29ヶ月目70,920円2,532円/月-44,100円
30ヶ月目73,125円2,521円/月-41,895円
31ヶ月目75,330円2,511円/月-39,690円
32ヶ月目77,535円2,501円/月-37,485円
33ヶ月目79,740円2,491円/月-35,280円
34ヶ月目81,945円2,483円/月-33,075円
35ヶ月目84,150円2,475円/月-30,870円
36ヶ月目86,355円2,467円/月-28,665円
37ヶ月目88,560円2,460円/月-26,460円
38ヶ月目90,765円2,453円/月-24,255円
39ヶ月目92,970円2,446円/月-22,050円
40ヶ月目95,175円2,440円/月-19,845円
41ヶ月目97,380円2,434円/月-17,640円
42ヶ月目99,585円2,428円/月-15,435円
43ヶ月目101,790円2,423円/月-13,230円
44ヶ月目103,995円2,418円/月-11,025円
45ヶ月目106,200円2,413円/月-8,820円
46ヶ月目108,405円2,409円/月-6,615円
47ヶ月目110,610円2,404円/月-4,410円
48ヶ月目112,815円2,400円/月-2,205円
49ヶ月目115,020円2,396円/月0円

Apple StoreのiPhone13 128GBの販売価格は98,800円なので、43ヶ月以上iPhone13を利用し続ける場合には、auの方が高くなってきます。ただ、設定されている残価率は端末により異なるため、他の容量モデルや機種では高額になるタイミングが前後してきます。(さらに、Apple Storeで購入した場合には、中古携帯買取店で下取りに出すと実質負担額が少なくなるので、auの方が高額になってしまうタイミングはもう少し早くなります。)

また、実質負担額はできるだけ早いタイミングで返却した方が安くなりますが、基本的には25ヶ月目のタイミングでauに返却(次の機種を購入する形)するのがベストです。

支払方法をau PAY カードにするとスマホトクするボーナスも付く

また、スマホトクするプログラムで端末を購入する際、支払方法をau PAY カードにした場合は、スマホトクするボーナスとして、端末代総額の最大5%をPontaポイントで還元されます。

Pontaポイント還元は購入の4ヶ月後から23ヶ月間にわたり、23分割でポイント還元が行われます。

先生

たとえば、本体代金が96,600円の場合、5%は4,830ポイントになりますが、23分割した210ポイントずつ還元される形になります。

スマホトクするボーナスの対象外になる条件

以下の4つの条件のいずれかに当てはまる場合には、スマホトクするボーナスの対象外になるので、注意しましょう。(一括払いと未成年者は特に注意)

  • 法人契約の場合
  • ポイント還元時点で対象の「au ID」が削除または無効の場合
  • スマホトクするプログラムの分割支払金の残額を一括でお支払いした場合
  • au回線をお持ちでない未成年者の場合

対象機種

スマホトクするプログラムの対象機種は、iPhone13シリーズの新型スマホをはじめ、元々かえトクプログラムの時に対象だった機種もスマホトクするプログラムの対象機種になっています。

先生

今後、auで発売するスマホについても、多分このスマホトクするプログラムの対象機種になると思われます。

プログラム料金

スマホトクするプログラムのプログラム利用料金は0円で料金がかかりません。

先生

過去にauで展開していた一部のスマホ購入プログラム(アップグレードプログラムDXなど)には月額390円の別途料金がかかるものもありましたが、スマホトクするプログラムについては別途料金はかかりません。

プログラム加入条件

スマホトクするプログラムの加入条件は非常にシンプルです。

  • 対象のスマホ残価設定型24回分割払いで購入する(購入時にプログラムへの申し込みが必要
    ※対象となるスマホが限定されていて、一括払いや48回払いは割引対象に含まれなくなる点は注意
    ※加入は申し込み時だけで、後から加入することはできません。

au回線以外を使っている人もプログラム利用可能

スマホトクするプログラムはプログラムへの加入や特典の適用にau回線利用の有無については問いません

先生

似たような端末購入サポートを提供している、ドコモやソフトバンクについても、最近のものは回線契約については問わない傾向は共通しています。

au回線契約がない人はauオンラインショップで端末購入できない

ただ、au回線契約がない人が端末を購入しようとした場合は、au取扱店の店頭でのみ購入することができ、auオンラインショップでは購入できない点には注意しましょう。

回線契約なしの端末購入の場合は支払い方法をクレジットカード払いにすればSIMロック解除を即日で外すことも可能

auで販売している一部の端末についてはauのSIMロックがかかっています

先生

2021年9月発売のiPhone13シリーズのように、最初からSIMロックがかかっていない機種もあります。

ドコモ・ソフトバンク系の回線を利用している人の場合、SIMロックを解除しないと購入したスマホを利用することができない(SIMロック解除も購入してから101日以降でないとできない)という罠があったのですが、国からこの点を指摘されたこともあり現在はSIMロック解除の条件が緩和しています。

auの回線契約がない人(他社の携帯会社の回線での利用を前提としている人)の場合については以下のいずれかの条件を満たすことでauで端末を購入してから100日以内でもauショップでSIMロックを即日解除することができるようになりました。

  • 端末購入における残債がない場合(一括での購入・一括で残債清算)
    ※購入と同時でSIMロック解除を要望した場合のみ、店頭にて無料で解除した状態で販売。(ただし、分割購入になっていない条件のため、今回のスマホトクするプログラムのケースには当てはまらない)
  • au携帯電話の割賦代金の支払いをクレジットカードに設定した場合
    ※店頭で無料で解除可能。(今回のスマホトクするプログラムを利用する場合はこちらになる)

※auの回線契約がある人は上記とは違う条件になります。

先生

MVNOを利用している人についてはMVNOでは端末代が割引になりづらいですが、auのスマホトクするプログラムを使い、auから継続的に端末を購入することで安く端末を購入できるといったこともできるようになりメリットが出てきます。

UQモバイルで取り扱っていない機種やpovoを利用している人もキャリアから端末を購入したい場合には、このプログラムを利用しても良いかもしれません。

ただ、auで購入した機種がMVNOの回線でも利用できるかは機種により異なるので、対応している機種かは事前に確認しておきましょう。

プログラムの注意点

ただし、スマホトクするプログラムを利用するにあたりいくつか注意しておいたほうが良いことがあります。

ケータイ機種は対象外

スマホトクするプログラムが利用できる対象機種はスマホ機種で、ケータイ機種は対象外になる点には注意しましょう。

先生

スマホトクするプログラムの名称にある通り、スマホ機種があくまで対象。

端末代金を完済してしまうとメリットがほとんどなくなる

スマホトクするプログラムを利用する特典メリットの大きいところは、返却することで今後支払う必要のある残価支払いが免除される点です。

残価分を含めて、端末代金をすべて支払ってしまうとこのメリットが消滅してしまいます。(この場合は、端末が手元に残るので、auの下取りプログラムや中古端末買取店に売却することで、いくらか取り戻すことは可能です。)

ただ、お支払い方法をau PAY カードにした場合に適用されるスマホトクするボーナスは適用されるので、スマホトクするプログラムを利用するメリットが完全になくなるというわけでもありません。

故障端末は最大22,000円の費用が別途かかる

返却の際、auの査定が行われますが、故障端末として認定された場合、最大22,000円(不課税)の追加費用が別途かかります

先生

自動車の残クレの場合でも、月間走行距離の制限や事故などによる破損があると追加費用がかかる(評価額が下がる)ようなもので、スマホの場合も同様に破損している端末は評価額が下がると考えると良いです。

ただし、以下のAndroid向けの保証に入っている場合は追加費用が発生する場合でも費用は減額されます。

Android向け
「故障紛失サポート」
加入者
2,200円
(不課税)
上記サポートの加入が無い場合は22,000円
(不課税)

※iOS向け「故障紛失サポート with AppleCare & iChoudストレージ」加入者の場合でも費用減額されません。

先生

減額対象となる保証サービスに加入していれば、費用は減額されますが、保証サービス自体が有料で月額料金もそこそこかかっているので、どこまで壊さずスマホを利用し続けられるかが安く済ませる重要なポイントであったりします。

故障端末になる条件

  • 電源が入らない
  • 電話機本体や液晶に破損や割れがある
  • 充電ができない
  • 水ぬれシールに水ぬれ反応がある
    (メーカー指定箇所)

回収できない条件

以下のケースに該当する場合には、auは回収できなくなるため、スマホトクするプログラムの特典利用ができなくなります。

  • 暗証番号ロック解除とオールリセットされていない
  • 製造番号(IMEI番号)が確認できない
  • 改造などメーカーの保証外となるような場合
  • 故障・破損が著しい場合 など
先生

端末回収するにあたりかならず初期化することを忘れないようにしましょう。
(初期化しないと個人情報なども残った端末を送ることになるので、「必ず初期化!」を徹底しましょう。)

※初期化する前に、パソコンなどにバックアップデータを残しておくと安心です。

IMEIの確認方法

IMEI(製造番号)はスマホ端末の「設定」から確認することができます。

Android機種のIMEI確認方法
※異なる場合もあります

「設定」 > 「システム」 > 「端末情報」> IMEIの項目

iPhone機種のIMEI確認方法
※異なる場合もあります

「設定」>「一般」>「情報」> IMEIの項目

スマホトクするプログラム利用で次回の機種購入のベストタイミング

auのスマホトクするプログラムに加入し、最大の免除額になるベストの次回機種購入のタイミングは25ヶ月目で使ていたスマホをauに返却し、次の機種に買い替える場合です。

26ヶ月目以降でもスマホを返却すればスマホトクするプログラムの特典は利用できますが、毎月の端末代の支払いが継続する影響で、支払い免除対象となる端末代の残債が毎月減っていくため、スマホトクするプログラムを利用するメリットが減っていく結果につながります。

つまり、スマホトクするプログラムに最も向いている人は2年に1回必ず次の機種に買い替える人と言えます。

かえトクプログラムとの違い

いままでのauのスマホ購入プログラムは2020年2月から受付が始まったかえトクプログラムですが、新しく始まったスマホトクするプログラムと何が違うのでしょうか?

スマホトクするプログラムは基本的にはかえトクプログラムの内容を踏襲していますが、条件の緩和や追加特典を付ける形で改良されたプログラムになっています。

スマホトクするプログラムとかえトクプログラムの主な違いをかんたんにまとめると以下の点が違います。

スマホトクするプログラムとかえトクプログラムの主な違い比較表

 スマホトクするプログラム
※2021年9月17日新規受付開始
かえトクプログラム
※2021年9月16日で新規受付終了
次のau機種購入
が必要か
不要
※返却で適用
必要なものもある
※回線契約は問わない
※残価免除の特典を受ける場合は必要
スマホトクするボーナス
の適用有無
適用される適用されない
先生

残価設定額は以前から取り扱いのあるiPhoneの価格を見た形では、特に変化はなく、純粋にスマホトクするボーナスが増えた分、スマホトクするプログラムの方がお得な条件になっています。

メリット

スマホトクするプログラムを利用するメリットは2年などの比較的短い周期で機種変更することで端末代金の実質的な負担を抑えることができる点です。

新しい機種を月額費用をできるだけ抑えた形で利用し続けたいといった人に向いているプログラムです。

一番メリットを受けられる人
  • 25ヶ月目で新しいスマホに次の機種を購入する人
  • 端末代金はau PAY カード&分割払いで支払う
  • 色々な手間を省きたい人(SIMフリー端末の確保や利用したスマホの下取り先探し など)
  • 端末を壊さず利用できる
メリットのある人
  • 13ヶ月目~24ヶ月目に次の機種を購入する人
    (ただし、24ヶ月分の端末代は支払う必要がある)
  • 26ヶ月目~48ヶ月目で機種変更
    比較的早い段階で次の機種を購入する人にメリットがあり、月が経過する(免除額(残債)が減額する)とともにメリットが少なくなっていきます。)

デメリット

auのスマホトクするプログラムのデメリットはスマホトクするボーナスによるポイント還元はあるものの最初の端末購入時で直接的な割引にはならない点が一つあります。後日のauにスマホを返却することで初めて割引(残価支払免除)の恩恵を受けることができますが、もし、端末を破損させたり、査定基準を満たさなくなってしまうと、一番免除額が多くなる25ヶ月目での特典適用でも免除額が非常に少なくなってしまうリスクもあります。

先生

このリスクはドコモのいつでもカエドキプログラムやソフトバンクのトクするサポート+も同じです。

スマホトクするプログラムは得なのか?

最後に、結論としてスマホトクするプログラムを利用した場合に負担する端末代金が実質的に得なのかどうかについてですが、今回のプログラムは残価設定型ということもあり、購入する機種によって、本体価格に対する残価の設定率が違うため、いままでのプログラムと比べ得になるものもあれば、そうでないものもあります。

残価の設定率が高い機種の場合(40%超)

2年後の残価の設定率が高い機種は、さまざまな携帯会社でも利用でき、その端末を多くの人が利用したくなる機種が対象となります。対象となる端末は新しいiPhone・Google Pixel・国内メーカーで比較的高額な機種などで、25ヶ月目に次のauの機種に買い替える人の場合には、非常にお得なプログラムになります。

  • 2ヶ月目から24ヶ月目までに支払う分割代金が比較的安くなる
    ※本体代金から残価を引いた料金を23回払いする形になるため
  • 25ヶ月目の返却&買い替えで残価が免除されるので実質的に負担する端末代金は安くなる

※ただし、25ヶ月目以降も継続利用する場合で、残価を24回払いに再分割した場合の分割代金は割高に(それでも24ヶ月目までに支払う分割代金よりは安くなります)。

残価の設定率が高い(40%超)「スマホトクするプログラム」が利用できる対象機種例
※税込。2021年10月4日時点。返却する端末は損傷が無く追加費用が発生しない場合。
13ヶ月目から25ヶ月目までに端末をauに返却した場合
残価設定額(最終回支払い分)は13ヶ月目~25ヶ月目までにauに返却すると支払い免除になり、以下の表の最小の実質負担額になります。同じ端末を25ヶ月目以降も継続利用する場合は最終回分の残価設定額を24回の分割払いに再分割し支払うこともできます)

対象機種名本体代金
分割支払金
(特典適用による最小の実質負担額)
2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
(最終回支払い)
※特典適用で免除可能
iPhone13 128GBモデル
※残価率:46.01%
115,020円
(62,100円)
2,700円/月52,920円
iPhone13 256GBモデル
※残価率:45.96% 
128,970円
(69,690円)
3,030円/月59,280円
iPhone13 512GBモデル
※残価率:46.01%
156,995円
(84,755円)
3,685円/月72,240円
Google Pixel 5
※残価率:43.00%
65,575円
(37,375円)
1,625円/月28,200円
AQUOS zero6 SHG04
※残価率:44.26%
71,585円
(39,905円)
1,735円/月31,680円
Xperia 1 III SOG03
※残価率:44.70%
178,000円
(98,440円)
4,280円/月79,560円

残価の設定率が中間の機種の場合(30%台)

海外系のAndroid機種(比較的高額な機種)は2年後の残価の設定率が30%台で設定される傾向があります。実質的な端末代の負担レベルはかつてのアップグレードプログラムNXの時と同じくらいの価格水準になります。

残価の設定率が中間(30%台)「スマホトクするプログラム」が利用できる対象機種例
※税込。2021年10月4日時点。返却する端末は損傷が無く追加費用が発生しない場合。
13ヶ月目から25ヶ月目までに端末を返却した場合
残価設定額(最終回支払い分)は13ヶ月目~25ヶ月目までに返却すると支払い免除になり、以下の表の最小の実質負担額になります。同じ端末を25ヶ月目以降も継続利用する場合は最終回分の残価設定額を24回の分割払いに再分割し支払うこともできます)

対象機種名本体代金分割支払金
(特典適用による最小の実質負担額)2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
(最終回支払い)
※特典適用で免除可能
Galaxy Z Flip3 5G SCG12
※残価率:33.36%
148,925円
(99,245円)
4,315円/月49,680円
Galaxy Z Fold3 5G SCG11
※残価率:33.44%
237,565円
(158,125円)
6,875円/月79,440円
AQUOS sense 5G SHG03
※残価率:33.69%
39,890円
(26,450円)
1,150円/月13,440円

残価の設定率が低い機種の場合(20%台以下)

低価格帯の機種は2年後の残価の設定率が20%台以下で設定される傾向があります。実質的な端末代の負担レベルは他の端末購入サポート系プログラムと比べると高くなってしまい、少しお得感が少ない印象を感じます。

  • 2ヶ月目から24ヶ月目までに支払う分割代金が比較的高くなる
    ※本体代金から残価を引いた料金を23回払いする形になるため
  • 25ヶ月目の返却&買い替えで残価が免除されるが実質的に負担する端末代金はあまり安くならない

※ただし、25ヶ月目以降も継続利用する場合、少額になった残価を24回払いに再分割した場合の分割代金は非常に安くなります)。

残価の設定率が低い(20%台以下)「スマホトクするプログラム」が利用できる対象機種例
※税込。2021年10月4日時点。返却する端末は損傷が無く追加費用が発生しない場合。
13ヶ月目から25ヶ月目までに端末をauに返却した場合
残価設定額(最終回支払い分)は13ヶ月目~25ヶ月目までにauに返却すると支払い免除になり、以下の表の最小の実質負担額になります。同じ端末を25ヶ月目以降も継続利用する場合は最終回分の残価設定額を24回の分割払いに再分割し支払うこともできます)

対象機種名本体代金分割支払金
(特典適用による最小の実質負担額)2~24ヶ月目
(1回~23回目支払い)
残価設定額
(最終回支払い)
※特典適用で免除可能
Redmi Note 10 JE XIG02
※残価率:20.44%
28,765円
(22,885円)
995円/月5,880円
OPPO A54 5G OPG02
※残価率:20.44%
28,765円
(22,885円)
995円/月5,880円
iPhone8 64GBモデル
※残価率:29.80%
58,320円
(40,940円)
1,780円/月17,380円
残価設定型は残価率にばらつきがある

スマホトクするプログラムなどの残価設定型タイプのプログラムは端末ごとに設定されている残価額や残価率が変わってくるため、機種により残価額が多かったり、少なかったり、どの機種も一定の割合の支払いが免除されるプログラムと比べると実質負担額がいくらになるか理解しづらい点があります。

ここでいくつかの機種の事例や傾向を挙げていますが、海外製Androidスマホでも残価率が高い機種や安価でも残価率が高めの機種があったりなど、非常に残価率の予測が難しいです。気になる機種があった場合には、一度、設定されている残価額、残価率も加味して購入を検討することをお勧めします。

【参考情報】
au公式:スマホトクするプログラム(https://www.au.com/mobile/tokusuru-program/)
au公式:スマホトクするボーナス(https://www.au.com/mobile/tokusuru-bonus/)

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